鴻上尚史のレビュー一覧

  • コミュニケイションのレッスン

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    情報と感情の両方を伝える

    社会話を始めよう

    集団が議論を続けるのは、一つにまとまるためではありません。メンバー一人一人が具体的にどう違うことを思っているのかを明確にするためです。

    相手が求めているものを気軽に聞けて提供できるのがホスピタリティー

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    2017年11月14日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    NHKワールドプレミアムで放映中の『cool japan〜発掘!かっこいいニッポン〜』で司会を務める鴻上さんが語ります。外国人が「これはクールだ」と思った日本の数々のもの。洗浄器付き便座、ママチャリ、アイスコーヒー。「大阪人の気質」というのもランクインしていて笑えます。外国人が「コノインロウガメニハイラヌカ」と片言の日本語で通りすがりの日本人に声をかけたら、「ははあ〜」と言いながらひれ伏す真似をした人、東京ではゼロ、大阪では20分で20人だったそうです。そんな大阪人が、私は大好き(笑)。

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    2017年04月26日
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

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    自分を繕うのをやめてもっとバカになろう。「これでいいのだ!」と言えるように。これが出来そうで出来ません!!

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    2017年02月23日
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

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    赤塚先生生誕80年記念「バカ田大学」講義録。
    泉麻人氏の「シェー論」を皮切りに赤塚ワールドにどっぷり浸ろうかと思ったのだがなにか雲行きが怪しい…みうらじゅん氏は孤高のマニアックネタ全開で畳み掛けて来るし坂田明氏に至ってはミジンコを壮大に語り出す始末!そう、この講義のお題は作品論ではなく赤塚イズムの根源にある「バカについて」だったのだ。
    で気を取り直して各氏の講義に耳を傾ければやはりみなさん一芸に秀でたバカばかりで読めば納得の充実感。
    このスピリッツを受け継いで行かねばこの国は亡びるぞ、灰色のシャム猫は言った「悪バカは良バカを駆逐する」と…これでいいのだ

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    2016年10月13日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    自分の知ってる、あるいは知らない「クール・ジャパン」と、クールじゃないかもしれないけど、とにかく世界と違うニッポンが紹介されている。そしてさすが鴻上さん、硬軟織り交ぜて独特の表現で読みやすくクール・ジャパンを教えてくれます。

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    2015年11月24日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    ネタバレ

    相手を知り、自分の国のことを具体的に知ることは、やがて自分自身を知ることにつながるんじゃないかと思います 企業の謝罪会見を見た西洋の人たちは、「泣いている時間があったら、何をするのか早く言うべきだ」と思うそうです 日本人は
    ストレスを忘れようとする 人間が儀式を求める時は、その存在を精神に強く刻みつけたい時です

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    2015年11月25日
  • この世界はあなたが思うよりはるかに広い ドン・キホーテのピアス17

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    ひきつづき数年間のコラムをまとめた本書。構成がすこし変わって年次と主要なニュースがインデックスとして挟み込まれたのが親切でわかりやすい。
    だからこそリアルに振り返ることができたのだが、改めてしんどい世の中になったものだと思う。
    すぐに二元論化し、レッテルを貼り、悪者を作る。そして同調圧力がますます強くなる。そんな背景が容易に読み取れた。

    毎回頭の中でモヤっとしていた事柄をしっかり言葉として具現化してくれる。誠に爽快なのは変わらず。
    さすがである。

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    2015年11月10日
  • 幸福のレッスン

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    自分は、何を幸福だと決めているんだろう。自分は、誰になんと言われようと、自分の人生の中で幸福をどう考え、どう納得しているんだろうと考えたのです。(p.4)

    「そんなこと、できません」と泣いている俳優志望の若者は、何を守るのでしょうか。
    じつは、出社拒否している新入社員も、投稿拒否している新任の先生も、特別に守るものはないと僕は思っています。守るものがないのに守ろうとすると、人はイメージだけを守ろうとします。つまり、具体的に守るものが何もないからこそ、人は全部を守ろうとして、ものすごく保守的になるのです。(p.41)

    中途半端なプロデューサーは、自分の体面とプライドを気にします。「自分から話

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    2020年07月15日
  • コミュニケイションのレッスン

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    ・欧米ではすべてが「社会」であるのに対して、日本には「社会」と「世間」がある。

    ・「世間」には、年功序列、共通の時間意識、贈与互酬の関係、差別的で排他的、神秘性という5つの特性があり、濃密な関係である。

    ・反対に、「社会」は関係がないので、日本人はよく「社会」の人に挨拶しなかったり、電車で席を譲らなかったり、ドアを押してあげなかったり、ベビーカーを無視したりする。

    ・日本には、壊れかけた「世間」が多数存在しているため、コミュニケイションのトラブルが起きやすい。

    他にも、相手の話を聞くとき、話すとき、交渉するときの有効なアドバイスが書かれていて、とても面白かったです。
    緊張したときは体重

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    2015年08月21日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    クール=カッコいい、優れている、素敵だ。1位洗浄機付便座、2位お花見、3位100円ショップ、4位花火、5位食品サンプル、6位おにぎり、7位カプセルホテル、8位盆踊り、9位紅葉狩り、10位新幹線、11位居酒屋、12位富士登山、13位大阪人気質、14位スーパー銭湯、15位自動販売機、16位立体駐車場、17位ICカード乗車券、18位ニッカボッカ、19位神前挙式、20位マンガ喫茶

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    2015年08月14日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    一気に読みました^ ^ え〜そこ?^^; といいたくなる視点、たくさんあるんですね〜(・_・; ただ単に、日本は素晴らしい!ではなく、ものの考え方、そのものを見直すいい機会になりました(^ ^)

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    2015年07月05日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    鴻上さんはいつ読んでも面白いなあ。語り口が飄々としてて一見軽いんだけど、とっても洞察が深くて感心し、ためになります。dating period のとこがすごくスッキリしました!そうだろうなとは思ってたけど、ここまでハッキリ書いてるものは初めて読みました。

    あと日本人は世間話はするけど、社会話はしないってとこもすごい納得。さらに社会話の例として犬散歩してる人同士が挨拶するってあって、これも激しく同意!!自分も初めて犬飼って思ったのは、「あれ、日本人って犬連れてる人にはこんなに気軽に話しかけてくるんだ!」というものでした。全然知らない人でも犬連れ同士だと必ず挨拶するし、犬同士を会わせるときは「大

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    2015年06月28日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    日本のこと、海外のこと、その差異などが細かく書かれていて最後まで面白く読めた。
    筆者の語り口が軽妙。

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    2015年05月06日
  • あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント

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    【本の内容】
    「顔」や「髪型」「服装」と同じように、どうして、自分の「声」や「体」「感情」「言葉」に気を遣わないんだろう?

    普段あまり関心をもたなかったモノを見詰め直せば、魅力的なひとになれる。

    20年以上、演出家として役者たちを間近で育ててきた著者が、自己プロデュース術を大公開。

    「新しい自分」を発見できる一冊。

    [ 目次 ]
    1 感情のヒント(感情は伝わる;感情は変わる ほか)
    2 声のヒント(声の要素;声の大きさ ほか)
    3 体のヒント(体の二つの方向;「体の外側へ」を意識する ほか)
    4 言葉のヒント(三つの輪;三つの輪の言葉 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    2014年08月24日
  • 八月の犬は二度吠える

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    家族に仕事、老い、そして死と、様々な問題を抱える中年期にあって、心の支えとなるのは、馬鹿馬鹿しくとも輝かしい、青春時代の思い出なのですね

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    2014年07月22日
  • 不安を楽しめ!~ドン・キホーテのピアス16~

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    ネタバレ

    劇作家、演出家鴻上尚史さんのエッセー。

    福島の原発について書いてあるものについては何の感想も持たなかった。原発はいいものではないと思うから。でも代替になるものが考えられてないからなんの感想ももてなかった。

    コミュニケーションの不健全さについて書いてあるところは秀逸だった。普段の生活で息苦しさ、寂しさを感じる要因にまでなっている。

    コンビニや携帯ショップで、何をしていても客がでていったら全ての店員が「ありがとうございましたー。」という。そのとき接客を受けていた方の客は、自分をおとしめられた気分がして、また客全般にそういう扱いをしている店だと知って寂しくなる。
    店の人はマニュアルに従っている

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    2013年12月29日
  • 不安を楽しめ!~ドン・キホーテのピアス16~

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    ドンキホーテのピアスも連載19年なのだそうで、最初の話が民主党が与党となったときのことで、その時書かれた期待感をみて複雑な気持ちになってしまった。しかし、あとがきに敢えて収録した理由が述べられていて、納得。もやもやしているものをすっきりと説明してくれる分かりやすい文章。夏目漱石の次に好きな文章です。

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    2013年10月22日
  • コミュニケイションのレッスン

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    偉い人に会う時や重要な会議の前はゆっくりと深呼吸する。
    一呼吸ごとに、空気が身体の下、ヘソの下(おへそから指四本分下の丹田)あたりに入っていくイメージを持つ
    空気が入る場所が下になるイメージをもてば、身体の重心も自然と下になる←緊張してると上に上にいっちゃう






    コミュニケイションが苦手だと思っている人は、自分からは「社会」に住む人達には話しかけません。けれど、話しかけられれば一応話します。



    *・*・*・
    世間と社会という考え方がわかりやすい。わたしたちは、壊れた世間に住んでいる。
    むかしの世間世間した空間にいたかったなー。
    感情を冷静に伝える、っていうのがおもしろいと思った。

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    2013年11月21日
  • コミュニケイションのレッスン

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    鴻上さんの著書は、実ははじめて。今まで興味はあったのですが。
    本書はタイトルで惹かれました。コミュニケーション論は好きなので。
    よくわからんけど、「コミュニケイション」という言葉も、どこかいい。
    鴻上さんの考えている「世間」と「社会」という言葉を軸に、コミュニケーションの技がまとめられている。よくもここまで体系的にまとめられたものだろうと、驚きました。
    演劇をやっている分、コミュニケーションを身体性という観点から考えているのは、馴染みやすかった。
    『「空気」と「世間」』、ぜひ読みたい。

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    2013年08月22日
  • コミュニケイションのレッスン

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    前半が好き!
    特に、世間と社会の話や、聞く、話すのところは「そういう考え方もあるんだ!!!」って思うことが多くて、早速色々心掛けてみたいなあって思わせてくれた。
    作者だからこそいえること。
    作者だから、っていう要素がなんていうんだろう、言葉にそんなに特徴があるわけでもないのにすごくあって、格好いい。

    毎日、ちょっとずつの積み重ね。
    交渉じゃないけど、心は熱く、手は冷たく。冷静に客観的に、でも心は素直にできる能力身につけたい。
    というわけで!
    重心を低く持って、レビュー書いてます(笑)

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    2013年07月18日