鴻上尚史のレビュー一覧
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「空気」を読んでも従わないを読んで、その大人版とも言われる本書を読んでみることにした。
改めて基本となる「世間」の考え方を理解。「世間」には5つのルールがあり、その中の何かが崩れたものが「空気」と呼ばれるものになる。
「世間」の方がより強固なものであり自分の力ではなかなか崩せないものではあるが、より正体がわからない、不安定という意味では「空気」の方が厄介なものという感じもした。
また、「空気」を読んでも…の中では、あまり触れられなかった話題として「宗教」という視点での考察がされていた。これが非常に興味深いものであった。
日本人にとっては、基本「世間」が絶対的なもの、唯一信じられるものであるのに -
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イギリスの教育は良い日本はダメばかり。
これだけ日本の教育批判してしまうと、共感したモンペが重箱つつきで教師を追い詰め、教師は全てルール化しないと身動き取れないようになるだけだと思う。
教育を良くしたいなら、まずは家庭での教育について議論されてはどうか。
現にそれだけ素敵な教育を受けれるイギリスが、ホームレス増加低所得者の現状、差別など随分日本より世知辛いのは何故か。
教師の肩を持つ気はないが、一生懸命な教師もたくさんいるだろうし、日本の教育の良い部分もたくさんと思う。
批判は簡単。
一つやり玉を作れば総攻撃してそのせいにしてれば簡単。 -
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「僕はイエローで」の著者の対談本。
この方の本を読むと教育の大切さが身に染みる。
海外賛美をするわけでないが、イギリスの教育を知ると、日本はこのままで大丈夫なのかと絶望的な気持ちになる。
同調圧力、村社会というのはもちろんメリットもあるが、現代社会においてはデメリットの方が際立ってしまう。
自民党系の保守おじさん達が権力を握っている以上、あと数十年は変わらないのだと思う。
校則には全く意味がないというのは、私も子供の頃から感じていた。
スカートの丈が短いと目くじらを立てる教師たちは、もっと他に教えることがあるのではないかと。
あと、新卒一括採用の就活。
みんな横並びで同じことをするこの価 -
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友人と連絡を取ることも減り、寂しいと感じることが増えました。
一人に耐えられるにはどんな心持ちで生きていけばいいんだろうと思い、読みました。
人は本来孤独な生き物で、
1人は寂しいとか、1人はみじめ、というのは思い込みであり、
本当の孤独は自分を成長させる。
本当の孤独は、自分を深く理解する手助けをしてくれるものであり、1人でも大丈夫と思える人は、ずっと強くなれる。
でも結局、他者との関わり合いは大切であり、
他者とどう付き合っていくかが自分を成長させると言っており、
やっぱり人間は1人じゃ生きていけないのか?と
途中から疑問に思う内容がしばしばありました。
自分の寂しさを埋めるために他 -
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著者2人の対談によるもの。新型コロナウイルスの蔓延による騒動を踏まえて話したものが、昨年夏に出版されているわけだからだいぶ短い期間でつくられたんだろう。だから対談なんだろうし、たとえば文字の起こし方とか随所に突貫的なところが感じられる。言い換えれば、著者2人にとってはそのくらいコロナを受けた学校の休校とか、緊急事態宣言とからめた自粛要請、自粛要請と絡めた自粛警察の対応といった一連の国内社会……もとい世間の動きが気になったということだろう。
話の筋としては2カ月ほど前に読んだ佐藤氏の『加害者家族バッシング―世間学から考える―』と同じなだけに、そのお説にお目にかかるのが二度目だからか特に佐藤氏のお -
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鴻上さんの人生相談二冊目です。
一冊目と変わるところはなく、違う種類・内容の相談に鴻上さんが答える形式です。
前回のものと基本的に同じ感想で、様々な相談に対して親身にアドバイスしていて、しかも応用できるようなところが少しずつあり、読んでいても楽しい(というと語弊がありますが)ところも良い感じです。
が。
一問だけ、少し気になってしまった部分があったので、それについて書こうと思います。
【相談5】
「これまで容姿に対する男性の態度・言動に、ひどく傷つけられてきました」というもの
回答の内容をざっくりまとめると:
・ネガティブな人には誰も近づいてこないから、無理せず頑張って笑うこと。無理を