あらすじ
「何を話すか」だけでなく「どう話すか」に注意を払えば、あなたの思いは伝わります。美しい声で淀みなく話すことが目的ではありません。「声」「体」「表情」を駆使して、相手を退屈させず、魅力的に伝える方法を教えます。人気演出家だからできた、面白くて実践的な表現入門。早稲田大学の人気講義が書籍化。
キャリア30年の演出家が教える魅力演出術。予想を裏切り、期待に応える。それが表現の極意です。ロングセラー『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』実践編
※本書は2005年10月、小社より単行本として刊行されました。なお、文庫化にあたり、『表現力のレッスン』から改題しました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
切り口こそ違うものの、小池龍之介さんの考え方と似た印象を受けました。
氏、独特の言い回しで読みやすい。
声に関する表現の部分は参考になった。
早く喋っているときに、ゆっくり喋ろうと思っても喋れない場合
どうしたらいいかを教えてくれました。
ほかのもぜひとも試してみたいけど、一人だと試せるのが少ないのがなぁ〜。
残念。
Posted by ブクログ
本のタイトルとおり、表現力をアップするための本。
著者が演出家ということもあって、かなり実践的だ。
体を動かす、その一言に尽きる。
その体の動かし方も面白い。自分自身を表現するために色々な手法をとる。
早稲田大学の授業でやっていたことをテキストにしたものだと思われるので、複数人でやることを前提にしている。ただ、読むだけでも面白い。
あぁ、こういうことやって、表現を活かすんだと。
日常的というよりは舞台などの特訓に近いのかも。
「声」、「感覚」、「歩き方」と様々な角度から表現力の特訓に活かす本。
前作である「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」という著書を読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
自分は演劇人である。もちろん鴻上尚史さんのことは存じ上げている。がしかし、今回は演劇とは切り離して一般生活もしくは仕事上で役立つかな?とか思い、純粋に一般人のつもりで本書を購入し読んでみた。
・・・んー、演劇ワークショップの本ですね。一般の人が実際に実践するかといえば正直難しそうだし、とはいえ、演劇人の基礎訓練もしくは演劇に興味のある人向けのワークショップには使えそうなネタがいっぱい。少なくとも純粋に一般人のつもりで読もうとした私の気持ちはリセットされ、今後の演劇活動の参考にしたいな、という思いで読む方向に変更。
感情を表に出すのがヘタな人には有用かも。しかし、そーゆーひとが自らこの本と手に取るとは考えにくい。。。表現下手な方は、ひとまずどこかの劇団に入ってみてはいかがでしょうか?