柴田勝家のレビュー一覧

  • 伊藤計劃トリビュート

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    私的には話がすごく粒揃いだった。
    未明の晩餐はぜひ長篇でもやって欲しい。もっとよみたくなる、話だった。

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    2015年11月24日
  • カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚

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    自分はめっちゃ楽しかったよ
    いろいろ、不可思議感あるけど、ミステリとして面白く感じてワクワクしました

    3343冊
    今年242冊目

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    2026年09月27日
  • 走馬灯のセトリは考えておいて

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    すごく面白かった!

    お気に入りは表題作の『走馬灯のセトリは考えておいて』と『戦極姫』。
    柴田先生の本を読んだのは初めてだったけれど、わりと読みやすかったのでまたほかの話も読んでみたい。

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    2026年06月13日
  • アメリカン・ブッダ

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    (備忘)同僚のおすすめで貸してもらった一冊。中々インパクトのあるタイトルである。表紙をめくって一作目「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」これまたすごい切り口のタイトルだ。。決して名前負けすることなく作り込まれた世界観に驚きそして中身も面白い。そのほかの短編も全部独特な世界観でとても楽しめた一冊でした。柴田勝家先生(これまたすごいペンネーム)の別の作品もいつか読みたいと思います。

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    2026年02月20日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    曰くのない人形(曰くを語る人が居なくなる人形)
    ペア・リペア(大切なものの半分に纏わるお庭)
    不見神事(瑞野信士みずのしんじの話)
    ファン・鏑木八平太の場合(露伴先生のストーカーファンとの闘い)
    うーん、むずいなぁ…ネタバレ回避…
    どの話も強烈に面白いから早く読んで下さいー

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    2026年02月09日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    岸辺露伴の短編小説の4巻目。
    まさに奇譚というか、この世の理を超えた話。
    露伴先生もよく頭が回る…。何度も何度も危ない目に遭っているのに、いろいろ首を突っ込むのは、漫画への飽くなき探究心なんだろうな。
    今巻では、「曰くのない人形」が一番好きでした。

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    2026年02月08日
  • ニルヤの島

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     熊楠が主人公の『ヒト夜の永い夢』で柴田勝家さんを知った(さんづけするのをこれほどためらう作家がいるだろうか。でもつけるけど)。角川ホラー文庫から出た『カタリゴト』と読み継いで、デビュー作の本書を手に取った。ギャグが一切ないので、あらあコンテスト応募の段階では結構真面目だったのね、と思ってしまった。死と生。時間。宗教。人工知能。著者の作品が発表された順番と無関係に読んでしまっているのを申し訳ないと思いつつ、ああ、これらのテーマをコンテスト応募作の段階から追求していたんだ、と感じいった。

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    2026年01月19日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    面白かったです。
    どの人も、筋少の曲に対する想いが溢れていた。もっと他にも、あの曲やあの曲もあるやろ!と思ったら、そう言った曲の歌詞もちゃんと話の中に登場していた。
    また是非いろいろな曲を小説化してもらいたいなぁ。

    辻村深月さん
    中二病の神ドロシー
    ある意味一番それっぽい小説化だった。

    滝本竜彦さん
    レティクル座行超特急。

    自分は、暦15年ぐらいのにわかファンだけど、レティクル座妄想のアルバムは車の運転中に相当な回数きいている。
    そのアルバムの一曲目なので、容易に脳内再生できた。
    それにしてもNHKにようこそ

    柴田勝家さん
    サンフランシスコ10イヤーズアフター

    サンフランシスコは大好きなんだけど、あえて10イヤーズアフターの方を持ってくることにまず驚き、そして読んでみて、ああ、10イヤーズアフターだ、と納得。実に筋少っぽい。


    空木春宵さんのディオネア・フューチャー

    ディオネアって、ハエトリグサのことだったのか。なんとなく格好いい響きだと思ってたので意外。
    歌詞を改めて見ると、確かになんとなく、「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」の世界観と似たものが感じられる。
    脳Wi-Fi!
    この話特に面白かった。


    そして人間椅子の人の書いた、福耳の子供の小説。

    想像してたより、優しい話だった。
    俺だったらもっと怖い話にしちゃうかも。
    思いながら読んでました。


    最後はオーケンの「香奈、頭をよくしてあげよう」
    これは、小説、なのか?変化球なエッセイじゃないのか?
    どちらにしてもテンポが良い40年の話だった。



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    2025年11月28日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯は前に聞いていた時期があるし、辻村深月が読みたかったので手に取った。

    辻村深月が別格。
    それは仕方ない。
    同じような仕掛けをストーリーに仕込んでも、感じ方がまるで違う。
    他の人のがカクカクのポリゴンだとしたら、辻村深月は実写みたいななめらか3D。

    意外と、和嶋慎治の文体が好きだった。
    もしかしたら人間椅子が好きだから、フィルターかかってるのかもしれない。

    オーケンの作品も好き。
    東京の街は知らないけど、不思議と懐かしい。

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    2025年09月29日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    ネタバレ

    「曰くのない人形」「ペア・リペア」「不見神事」「ファン・鏑木八平太の場合」4編が収録
    露伴がふと足を踏み入れた美しい庭園に潜む怪異の内容と原因の因果関係で一番好きだったのは「ペア・リペア」だった。
    「ファン・鏑木八平太の場合」は鏑木八平太のキャラクターが恐ろしく、彼に〈ヘブンズ・ドアー〉が効かない理由は意外だったが、彼と彼の友人である増馬純との関係に関して該当の部分を読む前に察する事が出来てしまったのが残念。

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    2025年09月17日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    これも一ヶ月前くらいに纏めて読破していた作品です。
    岸辺露伴シリーズは読んでると楽しいんですけど、夜中とかに読んでるとたまに本当に怖い話とかもあってなかなかに読みごたえがある作品が多かった印象。

    この本にもタイプの違う4つの話が収録されています。
    一番好きだったのは最初の「曰くのない人形」かなぁ。
    世の中には「曰くのある人形」は沢山ありますが、本当に怖いのはこういうタイプの人形かもしれないなと思います。
    だって曰くがなかったらどれだけ理不尽な災難が起こったとしても調べられないし助かりようがないですもんね。
    「私は曰くがあります!」と堂々と主張してくれている人形達の方がまだ優しくて親切なのかもしれません……やってることはとんでもないんだけど。

    そしてこの収録作の中にある「不見神事」を読んでてあぁ私やっぱり限界集落とか因習村とか系の話苦手だなぁと再認識しました。
    そんなにページ数ないのにまぁ読んでも読んでも話が進まないこと。
    どうしてもこう、逃げ道がなくて周りの人間みんな敵!みたいなスリラー系が苦手みたいです。
    タイプは違うけどゴールデンスランバーとかも全然読み進められなくて苦労したのを思い出しました。

    さて、これで岸辺露伴は○○しないシリーズは今のところ読破、と言っていいのかな?
    結構好きな系統のお話が多かったんで、また新たな話を集めて出版して頂けると嬉しいんだけど。

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    2025年08月09日
  • 秘曲金色姫

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    失われた能の秘曲のナゾにまつわる不思議な物語。
    民俗学+SF+オカルト+ミステリーがグチャグチャっと混ざっていくのが柴田先生らしい。
    現代と過去をいったりきたりして様々な登場人物たちがつながって、だんだんジグゾーパズルのピースがハマっていくような楽しさがありました。

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    2025年08月03日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    いわゆるジャケ買いでした「筋肉少女帯小説家計画」。
    表紙は漫画家の藤田和日郎さん。彼をはじめとして、多くの創作に関わる人々にファンが多いのは知っていたけど、本家である筋肉少女帯の歌を聞いたことはあんまりないです。アニメ「うしおととら」のOPぐらいか。

    興味はあれど、聞く機会を求めてこなかったので、聞くきっかけになるかな、と思って購入しました。

    10代というか思春期が感じる違和感、疎外感、万能感、危機感、無敵感、嫌悪や潔癖、夢想に妄想、強圧や抑制、純真に偽悪、憧憬に共感、拒絶と承認。そういったもののごった煮の中から、その時の、初めて聞いた時の自分が一番欲しがっていたもの、共感できるものを見出すことができる素材だったのだろうな、と思います。

    青春の一時期、何者でもないけど何者にもなれる。そういう文言だけを頼りに、うまくいかない日常をやり過ごすだけの日々を送り、文言を知ることで望んでいた何かになることができた、と勘違いをしていた自分には、現実を突きつけてくるなかなか厳しめの小説集。
    踏み出す勇気を持ち得なかった自分には、サブカルクソヤロウの若かりしオーケンの独白が、羨望から生まれた尊敬と憧憬と嫉妬と冷笑となります。
    自分の弱さをさらけ出し、恥をかきながら、正道や王道でなくても自分の選んだ道を歩むことをやめない強さを与えてくれたかもしれない。
    その人が持っている、決意と覚悟の発露の煌めきがたまらなく好きで尊敬するのだけども、その行為の結果が好きなだけで、そこに至るまでの葛藤や逡巡には目を逸らしてきた傾向が自分にはあります。
    泥の中からこそ綺麗な花は咲く、というのに。

    自伝の趣がある大槻ケンヂの「香奈、頭を良くしてあげよう」で、19歳も59歳もオーケンはオーケンであるように、人間は幾つになってもその本質というものは変わらないのだとは思う。だからこそ、その本質に何らかの変化を与えるような存在と出会った喜びが、とてつもない成功体験となって肉体や精神、魂の記憶に刻まれるのだと思う。
    収録されている6作品全てにおいて、それぞれの登場人物、いや作者の体験を描いたのだと思います。羨ましい。
    「香奈、頭を良くしてあげよう」中の言葉を借りれば、『自分も金星人には遭っていない』年齢なので、まだ何かのきっかけがあるかもしれないなぁ。
    この言葉が、ダイエット用品になりませんように。

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    2025年07月20日
  • アメリカン・ブッダ

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    SF、ホラー、民俗学、どれか一つでも好きなら読んで損はないだろう本でした!
    表題作のアメリカン・ブッダはなんせ広がりが大きいお話。生きていると、うまく行きすぎているもしくはあまりにもうまく行かない、と感じる時がありますね。あれはやっぱり誰かの手でもたらされていると思ってしまうのって、作家さんも感じてるんだなぁと。笑
    いゃーおもしろかったー!壁の話よかったなー!

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    2025年07月06日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯のコンサートに行ったっけ…懐かしいです。一緒に行った人たちにこの本の存在を教えたい!知らない曲もあったけど、世界観は筋少。選ぶならやはり福耳の子供かなー。大槻ケンヂさんのは筋少の演奏まで頭の中で蘇りましたよ。そうそう、オーケンって呼んでたわ。藤田和日郎さんの装画も効いてる。

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    2025年06月30日
  • アメリカン・ブッダ

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     仏経を信じ続けたインディアンが語る救済やVR世界で一生を過ごす少数民族、『未来の私』を名乗る人間との交流など6つの短編が収録されていて、どれも民俗学×SFという他に類を見ない独自の世界観で難解な部分がありつつも読み応えがあった。

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    2025年06月24日
  • 本格王2021

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    ミステリが読みたーい!でも最近の作家さん知らなーい!となってる方におすすめなシリーズ。本格ミステリ作家クラブが選んだ、その年の本格ミステリ短編が収録されています。澤村伊智さんの「笛を吹く家」と方丈貴恵さんの「アミュレット・ホテル」が好みでした!

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    2025年06月22日
  • ゴーストケース 心霊科学捜査官

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    自殺した人たちの共通点はアイドル奏歌のCDを聴いた人!?
    主人公が携わるのは幽霊や祟りといった普通の人には目に見えない存在。陰陽師の主人公と、準エリート刑事、音名井がその捜査に挑む。
    主人公が若くないのもこの作品の魅力の一つ。そして、方言男子。
    そんな人が地下アイドルの少女と関わり合いながら事件の真実に迫っていく。中盤から後半にかけては一気読み。
    長いこと積読していたが、次巻も読みたい!と思える作品

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    2025年06月13日
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集

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    岸辺露伴は動かないスピンオフ第4弾。初読みの著者。面白かった。つい実写化可能かを考えながら読んでしまう。今巻では、「不見神事(みずのしんじ)」が実写化に近い話かなと思った。
    相変わらず露伴先生は自分から面倒ごとに足を突っ込んでいくスタイル。

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    2025年06月05日
  • カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚

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    おもしろい。大正の帝都東京を舞台とした怪奇事件簿。

    ゾンビとして蘇える新潟の庄屋、怪しいムカデ伯爵、消えたバスガール、宙を舞う幽霊、消えた黄金、巌窟王の伝説、これらの真相はいかに。

    美しい年少浪曲師が語るリズミカルな創作話、大正の華やかな空気感が作り出す独特な世界観、幻想怪奇な雰囲気が楽しい。

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    2025年05月06日