内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2020/1/22
大好きな内藤了。早く読みたいけど読み終わりたくない。
でも心配で怖くて焦って読み進めちゃうんだよね。
仙龍や春菜に会えるのはうれしいんだけど、会える時はいつも危ない目に逢ってるんだな。
すでに友達のような気持ちになってるのでいたたまれない。
しかも今回はもうパグ男が憎たらしくて、魂穢れるけどもひどい目に遭えと思わずにはいられない。
でも春菜は偉いんだ。土壇場でもパグ男を見捨てない。
私なんてもうほっとけと思うのに。
だから救えるんだね。
春菜の心の声の仙龍好きがいつの間にかこんなにストレートに。
最後遂に仙龍のデレが見られてにやけるどころか瞬時に泣いた。
諦めるな、頑張れ春 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET」が狙っているのは、センターにかくまわれている天才的プロファイラー・中島保の技術。それ以外にも、彼らの求めるものがセンターに揃っている状況が発生していることに気付く猟奇犯罪捜査班。スヴェートのトップ・ミシェルの情報を探るなか、比奈子は培養された都夜の脳とあらためて対峙するためにセンターを訪れ…。
ストーリー展開的にはテンポよくポンポンと読むことができたし、展開的にも比奈子が拐われたり、保が活躍したり、忍が壊れたり、と王道的な展開で良かった。
ただ、思うところは、マッドサイエンティストの最終的な理想が永遠の命、というところにひねりを加えて欲しか -
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ネタバレ比奈子の故郷・長野と東京都内で発見された複数の幼児の部分遺体は、神話等になぞらえて遺棄されていた。被虐待児童のカウンセリングを行う団体を探るなか深手を負った比奈子は、そのまま行方不明に。残された猟奇犯罪捜査班の面々は各地で起きた事件をつなぐ鍵を必死に捜す。そして比奈子への復讐心を燃やしている連続殺人鬼・都夜が自由の身となり向かった先は…。
連れ去られた比奈子を探すべくみんなが協力する展開に。下手な展開だけど、こういうシリーズであったとしても好きな展開。死神女史に猟奇犯罪捜査班のみんな、そして保。みんながみんな比奈子を思う気持ちが伝わって良かった。
最後に、心が未発達なままの子供が犯人であ -
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ネタバレ新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」。複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の死骸とともに遺棄されていることが分かる。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとにある手紙が届いていた。比奈子への復讐心を燃やす彼女は、怖ろしい行動に出て…。
佐藤都夜に触発された人物が猟奇的な殺人犯に。そして、都夜がサイコパスすぎる。脱獄するために看護師を殺害し、金を得るために老人。そして、着替えるために女性と。やりすぎでしょ、とおもってしまう。また、まさかの前後編の構成もなかなか良かった。 -
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よろず建物因縁帳シリーズ 第3弾。
いつものメンツが活躍するんだけれど
今回ばかりは、多少なりとも死霊に同情してしまった。
悲惨な最後を遂げた事に対して寄り添う形での
仙龍の解決策に感動しました。
さすがに命がけの儀式になるんだけど、
幻想的ですらあって、恐ろしい緊張感があって、
まるで見てるみたいでした。
さすがに仙龍もヤバい!と思ったけど、
今度は春菜が頑張った。
イザという時に体張れる春菜は素晴らしい。
ムードメーカーのコーイチのおかげで、
いいメリハリが出来てます。
読みだすと絵が見えるからすごく楽で、面白い。
やっぱりスゴイなこの人
早く続きが読みたいぃ~ -
購入済み
シリーズで一番怖かった
なんなんでしょう、序章の不穏な空気で始まり、わたし的にシリーズで一番ホラー描写が怖かった。
夜中2時ごろに読むんじゃなかった。
この巻だけで解決してほんとによかった。 -
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「猟奇犯罪捜査班」シリーズの死神女史こと石上妙子検視官のスピンオフ
前に読んだ「ZERO」に登場したサー・ジョージとの関係が気になって読んでみた
大学院生の石上妙子が遭遇した連続少女殺人事件
解決のために力を借りることになったのが英国から訪日していた法医昆虫学者・ジョージ
事件の解決のあとに直面した衝撃の事件とは…
ううっ!ラストでうるっときた~
妙子さん~!!
そして厚田巌夫さん~!
チョコレートの半分は優しさでできてるよ~
少女の殺人事件はあんまり印象に残ってなくて
妙子さんの事件の方があまりにもインパクトがありすぎて~
この小説好きだ~! -
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『COPY』を読んだら次はそのまま大団円の『BURN』へ突入したくなるところをグッと我慢。刊行順に行こうとスピンオフの本作へ。
このシリーズは、スピンオフが本編をも凌ぐほどの傑作揃い。死神女史の「女は赤ん坊を産めるように創られているって言ったけど……あれは私の傲慢だった」って、泣いてまうがな。こんな体験をした女史とガンさんの、人としての器が大きくないはずがない。先輩刑事の照内さんや西嶋さんも本当にあったかい。
スピンオフを後回しにしようかとお悩みの方、ぜひ刊行順にどうぞ。私がガンさんの嫁になりたいわ。あ、お呼びでないですか。すんません。 -
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ネタバレ〇藤堂比奈子シリーズスピンオフ第二弾。今度はガンさんが主人公、ガンさんのつぶやきが冴える、死神女史とのなれそめのはなし。
法医学者の卵・石上妙子(こと、のちの死神女史)にプロポーズをした厚田巌夫(こと、ガンさん)は、自分の子供ではない子を孕んだ石上を案じながらも、新たな事件の通報を受ける。
警察官一家惨殺事件は、警察官夫婦と二人の子供が殺されたばかりでなく、惨殺と言っていいほどに、心臓がえぐられ、その血を輪状に垂らされた「魔法円殺人事件」とも言われていた。
電話線すら切られていたというその狂気性から、犯人の特定を急ぐが、なかなか犯人があぶりだせない。そんなとき西嶋と一緒に動く厚田は、手掛かりを -
購入済み
ハマりました
この1冊を読了して、すっかりこのシリーズにハマりました。
お盆に隠れ鬼をしてはいけない、という掟を破るところから始まる恐ろしい呪い。旧家に残る悲しい過去の話。
じわりとまとわりつく恐怖がなんとも言えず好みのタイプのお話でした。
何より仙龍がかっこよくて‼‼今後の展開も気になります。 -
購入済み
兎に角面白かった
シリーズ最終章になりますが私の怒涛の盛り上がり一気読みでした。
終わり方もきれいに終われているので理想的ではないでしょうか。
また比奈ちゃんどこかで帰ってきてほしいなぁ。 -
購入済み
これは呼読んでおかないと
発行順はCOPY→サークル→BURNですが、
事件の時系列はサークル→COPY→BURNです。
スピンオフみたいなものだけどこれを読んでおくと
最終巻のBURNでの二人がすごく深く感じられます。