内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
予約本とともに借りた成瀬シリーズ3作目。
今回は人狼や狼信仰についてだったけれど
虐待の話が結構出てきて、それが主人公の家庭と
比較されることで、とても読んでいて苦しかった。
人は生まれる場所を決めてから生まれることが
できない不平等さというか…
「人間が1番偉くて幸せですか。」という台詞が
出てくるほど、人間も結局は獣で、完璧な存在ではない。人は狼を恐れているけれど、狼だって
人間という生き物を恐れているのではと思った。
秩父山域の狼信仰。とっても読んでいて興味深かった!この作者の民俗学的な知識にはいつも
自分の知らなかったことが知れるから読んでいて
ワクワクします。
今回の癒しシー -
Posted by ブクログ
第5弾!
人が忽然と消える!
『案山子に山の神が依る』があるもう無くなってるソメ村ってとこで。
もうすぐ、工場が建つんで、それを知った人からの村への想いのメールも…
調べてみたら、いっぱい女の人おらんようになってて、更に未解決…
民俗学調査という名目で、工場建設予定地(ソネ村)に行くけど…
何か、人おらんのに案山子ばっかりおって怖い〜!
こんなとこ、キャンピングカーで寝泊りするにしても嫌や!
更に失踪の真実が…
あれ?あの案山子の服…
えぇ━(*´・д・)━!!!
(叫°Д° )キャァァァッ
コワ----(´;ω;`人´;ω;`)----イ!!!!
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Posted by ブクログ
ネタバレ好奇心と少しの後ろめたさを持って、拷問器具やエピソードに惹かれていくという自分の黒い心をまじまじと見せつけられた感じがしました。
それらが人間の弱さだとしても、隙を見せると魔に引きずり込まれてしまう結末を迎える。
ミカヅチの面々、特に広目さんと土門さんが揺れているのに驚きました。いつも冷静沈着とばかり…でも、それほど切羽詰まっているこの世と極意さん。
ミカヅチ班が、協力して事にあたっていく。
変わりましたね、としみじみしている土門さんがよかぅた。
自分の運命を呪い神を棄てた人を、魔は仲間にいれていく。終盤ちらっと、今後重要になってくるかも?な天心の笑顔で凄まじい悪意の幼女がでました。
中ボ -
Posted by ブクログ
内藤了『DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』角川ホラー文庫。
シリーズ第5弾。久々におぞましい事件が描かれる。まるでエド・ゲインのような猟奇殺人犯がその姿を見せる終盤の展開には身震いした。
警察庁特捜地域潜入にもたらされた複数の失踪事件の調査依頼。いずれも案山子にまつわる伝承のある中部地方の廃村『ソメ村』で起きた事件で、昭和27年に21歳の女性の失踪を皮切りに昭和30年には5歳の女児が神隠しに遭い、昭和36年には32歳の主婦が失踪、昭和56年には姑と折り合いの悪かった若妻が失踪、昭和63年には小学生の女児が水難事故に遭い、平成5年にも若い女性が失踪していた。
全ての事件が未解決の -
Posted by ブクログ
内藤了『アポピスの復活 微生物研究室特任教授・坂口信』角川ホラー文庫。
シリーズ第2弾。今度は、人間が溶解するという奇怪な事件に巻き込まれる帝国防衛大学微生物研究室特任教授の坂口信。
我々は数年前から新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど目に見えない脅威にさらされており、こうした奇怪な事件も非現実的なものとは思えない。
都内でホテルの屋上に佇む男性が身体をドロドロに溶かした状態で路上に落下し、液化した身体の残骸を撒き散らすという奇怪な事案が起きる。亡くなった男性は坂口信の友人の古屋教授であった。
現場からは人体の細胞を食い荒らして増殖する新種のアメーバが見付かり、アメーバによ