内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第2弾
タイトルからして、「首洗い滝」やしな。
もう、ホカホカとか、キラキラとか、キャピキャピとか話ではないのはお分かりかと。
あまり、知られていない滝。
リゾート地に好都合と思って視察。
取り憑かれたように、登って、落ちる時に、顔削れて、一丁あがり!
因縁がらみの物件であるとき、陰の曳き屋師と呼ばれる隠温羅流に、仕事は流れてくるという。鐘鋳建設はその道で有名な因縁切り業者。
まぁ、因縁切るのも大変で…(−_−;)
今回は、観音菩薩像に怨念が…
地縛霊とかやなくて、歩く。
えっ!遠出出来るってこと!ギャー!
そんな恐ろしい事象にも悲しい過去があって、それが尾を引いて、こんな現象になる -
Posted by ブクログ
疫病と闘う人々を鮮やかに描き出した、スピード感のある一冊
前作のメデューサの首に続き、防衛大の特任教授がまた新たな微生物に立ち向かいます。
前作はウイルスでしたが、今作は原生生物。ちょっと大きくなった。
防衛大の人々も坂口教授の家族も再登場し、病原菌の恐ろしさにハラハラし、人々の奮闘にエールを送る。
生物学の専門的な話がちょこちょこ挟まれますが、話のテンポが良いのでスルーでもページを捲りたくなるのではないかと思います。生物学を齧ったことのある人ならより楽しく読めるはず。
読み終わったあと奮闘した人々に拍手をして、何故か手を洗いたくなるような一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレお米のとぎ方分かったみたいで安心しました(笑)。
今回のシリーズは、微生物関係。アウトブレイクが好きな私としては、興味のある題材でした。1巻目はウイルス。今回はアメーバと、次の微生物は何をもってくるのか気になるところです!
取り上げる題材の範囲が広くて、毎回読んでいてわくわくします。そして、前回のウイルスが解決に繋がっているというのが面白かったです。数えきれないほどの人間に影響を及ぼすことも、一人から始まるということが、恐怖でもあり、希望でもあるというのが凄いなと思います。
2巻目にして教授解雇されちゃったけど、新しい職場は何処になるんでしょう。警察関係か? -