内藤了のレビュー一覧
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ネタバレ御寮というのは建物のことではなくて、裕福な家庭の妻や子女を指す古い言葉でした。寮が舞台だとばかり思ってた勘違い!
シリーズ三作目でしたが、面白かったです。じっとりとした不穏な湿り気を帯びながらも、艶やかで美しいイメージが終始散りばめられていました。紅葉に彩られた庭園の風景、秋の月夜、絢爛豪華な着物、婚礼のしつらえ、などなど。描写に艶があり、リアルなので、読んでいて目にも愉しい感じです。
民俗的な事柄を作中にふんだんに取り入れているのも、興味深かった。奉公人の暮らしぶりや、憑き物筋のあたりなど、特に。
主人公と仙龍の関係が少女漫画の王道パターンを彷彿とさせ、若干気恥ずかしくなったりします。 -
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ネタバレ「そのとき」が来る、都内では次々と怪現象が予兆として出始める。ミカヅチ班の面々は「そのとき」が来る前に自身のできることを考え、それぞれの最善を尽くす。
前作の凶変で扉は開いちゃダメでなく、開けなくちゃダメだと判明。
今回は鍵はあるよ、さあどうやって開ける?開けた後はどうする?と考えては動き、また考えては動く。被害が出るのは確定しているがその被害がバッド・ベター・ベストどれになるかはミカヅチ班にかかっている。
怜は鍵、もう1人は赤バッジ。悪魔になった赤バッジに先に開けられたらバッドエンド。タイムリミットは迫る中、小さな希望を1つずつ、1つずつ集めていくミカヅチ班。総括は警視正、土門が指揮、怜と広 -
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ケッペーちゃん第二弾!
はい、本作の主人公ケッペーちゃんは警察官の卵なんですが、これはケッペーちゃんが今研修中の身ということでね
そう呼ばれているわけです
前巻では地域課(交番勤務ね)で、今回は刑事課の鑑識で研修中なわけなんですが、鑑識と言えばあの人だよな〜なんて思ってたら、しっかりチラ得ありましたーーー!
うん、こういうの嬉しいよね
あ、チラ得って「チラっと登場、得した気分」の略ね
そして当然、研修中のケッペーちゃんの周りは、指導役の先輩警察官ばっかりなんだが、これがもうみんなすげーかっちょいいのよ
もう言動が責任感に溢れまくってるし、アドバイスやお説教がいちいち胸に染みるのよ
もうわ -
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この本、ずーっと探していたのですが、どこにも売ってなくて( ̄▽ ̄;)
やっと手に入りました〜٩(ˊᗜˋ*)و
内藤了先生の藤堂比奈子ちゃんシリーズ、法医学教授死神女史こと石上妙子先生のスピンオフです。死神女史の若かりし頃ですね。初々しいガンさんも登場します♡
携帯電話がなくて、公衆電話をテレカではなくてコインでかけていたり、ポケベルが登場したり、アッシー、メッシー、ミツグなど、これはバブルの時代のお話ですね(*´艸`*)
自殺とされた少女の遺書が見つかった場所に違和感を持った石上は、新聞・週刊誌から10代の少女連続失踪事件を知る。
その頃、英国から法医昆虫学者のジョージ・クリストファー -
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内藤了『開扉 警視庁異能処理班ミカヅチ』講談社タイガ。
シリーズ第9弾。ついに次巻の第10弾で完結するようだ。いよいよ警視庁異能処理班の職場に鎮座する扉が開けられる。
これまでの勿体ぶったストーリー展開が嘘のような思い切った展開が続き、悪魔と化した赤バッチが広目天により闇の世界へと葬られる。赤バッチの死はある程度覚悟していたものの、まさかまさかの悲劇が続き、悲しくなってしまった。
大晦日、日本の様々な場所で怪異が起きる。富士山を仰ぐ神社の参道で血の泉が湧き出し、除夜の鐘の準備を進めていた渋谷区の寺では参拝の扉から無数の手が飛び出して来た。
一方、異能処理班のメンバーは、純白の小忌衣を -
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ネタバレ冒頭で主人公が大きく転落するというのは、最近の物語づくりの一つのパターンなのかもしれない。婚約破棄>爵位剥奪/領地追放からはじまる悪役令嬢ものみたいに、つらい場面を最初に持ってきて、読者が主人公に共感しやすくして、そこからの回復を描くという。シンデレラからのパターンといえばそうだけど。
だけれど、それらのよくある物語と違うのは、主人公の年齢設定。家庭を犠牲にして仕事に打ち込んできた、女性刑事が、仕事で大きな失敗をしたタイミングで、夫からも離婚を言い渡される。
日本のドラマやアニメなどの多くが、10代や20代を主人公とする中で、まだ若いといえ30代の子持ちバツイチを主人公を主人公とするのは、 -
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警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第6弾
上野恩賜公園で全身61箇所に穴が空いた変死体が!
その後も鉄の処女(アイアンメイデン)、ファラリスの雄牛、
濡れ衣の針など、中世ヨーロッパの拷問器具・処刑具を
使った惨たらしい殺人事件が連続して発生する。
拷問器具から、まさかのエリザベート・バートリーの話が
出てくるとはおもわなかったぁ~
上野恩賜公園周りの美術館や博物館はよく行ったので
色々思い出せて楽しい。
そして、小埜さんが登場。
更に、赤バッチの妹:真理明が、呪術コレクターの
アルバート・ダーセニーの存在に気づいたことが
大いなるヒントになった。
っていうか、これぞまさに天使VS悪魔 -
Posted by ブクログ
ネタバレ“よろず建物因縁帳”や“藤堂比奈子”シリーズほどではないけれど、かなり楽しみにしているシリーズです。内藤了の継続中のシリーズでは“ミカヅチ”よりもこっちが好き。とはいうものの、たまにどちらの事件だったっけと錯覚を起こします(笑)。こっちは怪異かと一瞬思われてもそうじゃないところにいつも納得。
遺体を見つける経験なんて普通はないはずなのに、見つけても通報せず、だけど故人の所持品は平気で盗むなんてことがあるのは悲しいこと。せめて故人の尊厳は守りたい。本作では人間不信に陥っていたであろう故人ゆえ、あの世でもきっと悲しみでいっぱい。それを癒やそうとするこのチームを応援します。