内藤了のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2018/6/22
なぜこんなにもツボなのか。
この作者が書くもの書くものツボなんだけど。
まずとっつきにくそうな女の子が出てきて、でも読み進めてるうちにいい子やんってなってくる頃にはもうハマってる。
男性キャラは俺様でもオタクでも学者でも先輩でもほぼ全部いける。
まんまと術中に…
面白いように…
今回は高山啓治刑事が出てきたよー
にんまりした。
あと緑タイツのあかねちゃんとフロイトの笑った笑ってないやりとりもにんまりした。
ヲタ森とのやりとりもにんまりするしにんまりさせられるとガードが下がると言うか、物語に入って行きやすい。
そこがツボなのかなぁ。 -
Posted by ブクログ
今いちばん楽しみにしているシリーズ。1作目はまぁまぁでした。2作目で魂を射貫かれ、この3作目もむせび泣き。
広告代理店勤務の春菜が今回担当するのは、博物館として公開されているかつての豪商の屋敷における展示。これまで閉鎖していた蔵も利用して展示場を広げるらしい。ところが作業中の職人が相次いで変死。さぁ、イケメン曳き屋・仙龍の出番です。
たいして怖くないと思っていたけれど、夜読むとちょっとビビる。アウトドアだった2作目に対し、この3作目は怨念のこもる屋敷の中の話だからか。しかしこのシリーズは不必要に意味深なオチなどはないので、安心して読めます。
おどろおどろしいのに明るいキャラの登場人物が多 -
Posted by ブクログ
ネタバレ御寮というのは建物のことではなくて、裕福な家庭の妻や子女を指す古い言葉でした。寮が舞台だとばかり思ってた勘違い!
シリーズ三作目でしたが、面白かったです。じっとりとした不穏な湿り気を帯びながらも、艶やかで美しいイメージが終始散りばめられていました。紅葉に彩られた庭園の風景、秋の月夜、絢爛豪華な着物、婚礼のしつらえ、などなど。描写に艶があり、リアルなので、読んでいて目にも愉しい感じです。
民俗的な事柄を作中にふんだんに取り入れているのも、興味深かった。奉公人の暮らしぶりや、憑き物筋のあたりなど、特に。
主人公と仙龍の関係が少女漫画の王道パターンを彷彿とさせ、若干気恥ずかしくなったりします。 -
Posted by ブクログ
警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第6弾
上野恩賜公園で全身61箇所に穴が空いた変死体が!
その後も鉄の処女(アイアンメイデン)、ファラリスの雄牛、
濡れ衣の針など、中世ヨーロッパの拷問器具・処刑具を
使った惨たらしい殺人事件が連続して発生する。
拷問器具から、まさかのエリザベート・バートリーの話が
出てくるとはおもわなかったぁ~
上野恩賜公園周りの美術館や博物館はよく行ったので
色々思い出せて楽しい。
そして、小埜さんが登場。
更に、赤バッチの妹:真理明が、呪術コレクターの
アルバート・ダーセニーの存在に気づいたことが
大いなるヒントになった。
っていうか、これぞまさに天使VS悪魔 -
Posted by ブクログ
ネタバレ“よろず建物因縁帳”や“藤堂比奈子”シリーズほどではないけれど、かなり楽しみにしているシリーズです。内藤了の継続中のシリーズでは“ミカヅチ”よりもこっちが好き。とはいうものの、たまにどちらの事件だったっけと錯覚を起こします(笑)。こっちは怪異かと一瞬思われてもそうじゃないところにいつも納得。
遺体を見つける経験なんて普通はないはずなのに、見つけても通報せず、だけど故人の所持品は平気で盗むなんてことがあるのは悲しいこと。せめて故人の尊厳は守りたい。本作では人間不信に陥っていたであろう故人ゆえ、あの世でもきっと悲しみでいっぱい。それを癒やそうとするこのチームを応援します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第7巻は、これまでとちょっと毛色が違う“潜入”でした。
死刑囚の人生への潜入。地方への遠出は無し。
死刑囚の心など被害者の心に比べたら…となる気持ちもあるけれど、「人間の心を持って刑に臨んでもらいたい」という教誨師の想いに応えるのはグッときます。
オカルトもしっかりありました。
オカルト的には今のところ唯一の本物の怪異と思う!!害する系ではないので安心とはいえ。
潜入対象の西口弟、激昂するトリガー引かれたときでも確実に殺せるタイミングと方法で殺すので危険人物。ご近所さんから「賢い」と言われてたのも頷けます。
防衛で父親を排除してしまったり元彼に騙されたりと、力がなく優しいゆえに愚か -
Posted by ブクログ
ネタバレいよいよクライマックスなんだな、と思わされる第8巻でした。今回も面白かったです。
持国天の慈堅さんどころか、多聞天の闘雲和尚と増長天の菅原館長まであの世に行ってしまったのか。新たなお二人も良いキャラだったようなので寂しい。
現世にいるのはもう広目天の広目さんのみ。そのうち、県内の寺に広目天と多聞天観に行こ…
菅原館長の語る「祟りや呪いは自身の中にある」は妙に納得できました。人を追い落としたり妬んだり恨んだり、その疚しい気持ちが報復を怖れてエンドレスで生じ続ける、と。
ミカヅチ班が存在する意味と、怜くんが「鍵」なのはどういう意味なのかも薄っすら描かれていました。
しかしもう、極意さん無しで