内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこういう作品って、どこまでが科学的考証に沿い、どこまでを想像力にまかせてふくらませるかというバランスが難しそうとは思います。シリーズ後半で、夢を直接映像化するという話になっていきますが、脳波から得られるデータは、脳の活動をとらえるには、相当に間接的なものでしかないはずなので、そこから、夢の情報をそこまで再現するのはきっと難しいはずだよなあと、どうしても思っちゃうところはありました。
かといって最先端のMRIによる脳の映像化装置となると、とてもおんぼろプレハブ小屋で、予算のない弱小研究室ができるようなものではなくなるはずです。そういう意味で脳波でがんばるというのは、ある意味リアルなのかもとは思い -
Posted by ブクログ
ネタバレ極意さんの甘いテノールの意味、広目さんの通勤路、広目さんのお屋敷がある島の洞窟に祀られていた安田くんのご両親…警視庁異能処理班ミカヅチ以外にもたくさんのミカヅチがあって(?)希望者がいて、常に敵に狙われていることも、たくさんたくさんわかりました。
とうとう「そのとき」が近づいてきているようで、ソワソワしてしまいます。
「甘いテノール」と言われてきた極意さんの声が重要な要素だったなんて…!
「だから、穢そうとねらわれた」となると…妹のことも考えるだろうな。死なせてしまった慈堅さんのことも罪悪感と責任を感じて、面倒見の良い赤バッジさんが突飛な手段に出ませんように……。
怜くんをお寺に預けたとす -
Posted by ブクログ
ネタバレホラー文庫って当たり外れが大きいなって常々思ってて、久々に当たり✨
ホラーミステリを謳ってるけどサイコスリラーっぽくて、だけどキャラクターのパーソナリティも描写も清潔感あって文章も巧みなので一晩で読んじゃった。清潔感って表現が難しいんだけどユベール・コルバンとか読んでるだけで気分が鬱々としてくるんだけどそんなんとは違う感じ。映画だとどこにカメラのフォーカスを当てるか、みたいな。それもミスリード招きそうだな、難しいな。とにかくホラー大賞の読者賞とったそうなのでそれも納得。
タイトルにヒロインの名前は入ってるのと完全記憶の能力持ちなので千里眼シリーズみたいなの意識してた感じする -
Posted by ブクログ
新シリーズ!
タイトル見ると鬼滅に便乗みたいに思うけど、中身は全然違う!
舞台は、長野。
内藤了さん、長野出身なんで、それに絡んだ話が結構ある。
あの刑事さんのシリーズでは、長野の七味出て来たし。出身も長野。
いわゆる、見える人ですな。
自身を依代にもできる。
元々、そういう素質のある人か…そういう一族というか…
火之神とか長野県でいうと、戸隠神社とかあるな。それか分からんけど。
主人公は、女子高生、今回は目覚めの時かもしれんから、今後どうなるかやな。
今後、悪霊、荒神などを退治していくのかな。
一応、主要メンバーは、揃った感じ。
人間側が、
神社の次男坊、酒屋の若旦那。
人ちゃう