内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第5弾!
いきなり血ドバドバ!
大量無差別殺人、更に耳切り取って咥えてる…
軟骨やし美味しい?そんな訳であるか!w
更に、警察署内でも、射殺事件〜!
今回、たっぷり血ドバドバ〜!(^_^)v
呪物(じゅぶつ)
呪術的な宗教形態で、超自然的な呪力をもち、人間に禍福をもたらすと信ぜられて、神聖視される物。
ここでは、タイトルの黒仏。
でも、仏でも何でもなくって、人に祟る。
作り方が、エグい…
耳を集めて、それも生きた人の!キャー!
作り方とあるように、そんなもん作るのは人間なんで、やはり怖いのは、呪物でもなんでもなく、私達自身。
これ使って、悪どいことしてた歴史もあるみたいで、逆に被 -
Posted by ブクログ
内藤了『メデューサの首 微生物研究室特任教授・坂口信』角川ホラー文庫。
またしてもヤラれた。今年になって既読作の再刊を購入してしまうのは2度目だ。本作の場合はタイトルを変えられていないので、完全に自分のミスではある。
2019年に幻冬舎文庫から刊行された同名作品を大幅加筆・修正だと。角川ホラー文庫から今月は2作同時刊行とは珍しいと思ったら、その裏にはこんなことがあろうとは。しかも、5年前の幻冬舎文庫版は650円だったのに、この角川ホラー文庫版は780円と130円も値上りしているではないか。
と、文句はここまでにして、再読してみよう。
65歳になる微生物学特任教授の坂口信を主人公にしたバ -
Posted by ブクログ
そろそろ梅雨入りという時期に雪女の話とは。このシリーズのことなので、最終的には非科学的ではない正体に落ち着きます。
健気な桃ちゃんの今後が気になるところ。いずれ大人になって、内藤さんのどのシリーズかに刑事として登場するのではと密かに期待してしまいます。内藤さんには今後そこに辿り着くまでの年月を生きて書き続けていただきたい。
余談ですが、父の出身が秋田県大仙市、もとの仙北郡刈和野です。その地名を聞くだけで「悲しい」と言う父。だけどよく聞くと、父の「悲しい」は「切ない」の意で。父にこの本を読ませたいような、でも「切ない」じゃなくて悲しくなっちゃうかなとも思う。 -
Posted by ブクログ
ううーん、今回は深い話だった。自殺企図ドナー、私も考えたことがあるけど、「自殺企図ドナーとなることが、せめて家族への贖罪と捉えるほど追い詰められていた」「その死が誰かを救うとするならば、家族に面目が立つと言いますか、死んでヒーローになる感覚とでもいいますか」は違うと思ったなあ。私が自殺した後に自分の臓器を必要としている人に提供できたらいいのにと思ったのには、それこそよく言われる「この世で生きたくても生きられない人もいるんだよ」っていう綺麗事に対抗する、死にたい人は死んで、生きたい人も生かすことができるんじゃないかなって思ったから、特に家族に面目を立てたいとかヒーローになりたいとかそういう感情は