小野田和子のレビュー一覧
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この卷で世界の仕組みと状況は、ある程度は分かります…。が、この世界が抱える問題は全く解決しません。そして、暗いです。(※ですが、面白いです。色々謎のピースがはまったとき、また、この巻のラストは、えーっ!と声が出てしまいました。)
続きの翻訳も出るようなので楽しみにしています。
また、多くの方が書かれているように、初めの3分の
1くらいまではかなり読みすすめるのが大変です。
サイアナイトという女性が出てくるあたりからかなり世界の状況が分かるようになります。前半は読み流すような感じで読むのがオススメです。
また、LGBTQ+に対してかなり配慮された(というか、この世界ではそうした人たちが自然に -
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ネタバレ出会ったかもしれない。
N・K・ジェミシン、覚えよう。
近所のセレクションセンスがいい本屋さんで発見。
「前人未到の三年連続ヒューゴー賞受賞」が気になり手に取った。
「では、世界の終わりの話からはじめようか。」
というダサいコピーは無視して(が、しかしこれは物語の一行目だ)ヒューゴー賞のセンスを信じ(今のところ割と信頼できる)。
こういう本との出会いはネットショップではできない。
なかなかの長編だけれど、一気に読んだ。
所要時間1.2日くらいかな。
こんな没入は久しぶり。
世界観がしっかりしており、エンターテイメント性もあり、最後に読者を驚かせるポイントもあり、つまりそのための構成の計算も -
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2年ぶりのティプトリー作品は、装丁がこれまた印象的な「あまたの星、宝冠のごとく」。この作品、初訳にしてなんと2016年刊行。早川書房の創立70周年を記念する文庫企画「ハヤカワ文庫補完計画」の一環として発表されたようですが、没後30年を経過してなお読書を魅了し続けるティプトリーになんだか感動してしまったり。
本書は中期から晩年にかけての10篇を収録。2年前に読んだ「故郷から10000光年」に比べると、やはりどれも読みやすい作品ばかり。あのついていくのが大変な作風にちょっぴりの懐かしさを覚えつつも、とりわけ以下4作品が印象に残りました。
「ヤンキー・ドゥードゥル」
薬漬けの帰還兵を描いた作品で -
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「ブラッド・ミュージック」で名高いグレッグ・ベアのネビュラ賞受賞の本書は、人類が火星移民を始めて100年後の22世紀後半が舞台。いまだ地球への依存が強い火星で沸き起こる独立の声。そんな情勢のなか、主人公キャシーア・マジュムダーは、ひょんなことから、火星統一を目指すドーブル知事への反対デモに参加する。キャシーアからすれば、デモは散々な結果に終わるが、彼女はそこでチャールズという好青年に出会う。デモへの参加、そしてチャールズとの出会いが彼女の人生に大きな影響を及ぼし、その数年後、彼女は火星統一を目指す立場として、この赤の惑星を背負って地球と対峙することになる…
あらすじのとおり、本書は地球に対す -
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ベアの「ナノテク」世界は面白いんだか面白くないんだか非常に微妙な感想を持っているのですが、こいつはちょっと違う。火星に植民し、地球の圧力に屈せず戦う人々の物語だ。解説でも指摘されている通り、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を髣髴とさせる設定。しかしたどる道は大きく違います。
月にしろ火星にしろ、生身のままでは生きていけない苛酷な環境です。その過酷さと(過去に生物がいたという設定の下の)神秘さについての描写はエンディングの一つの大きな感動の元になります。そんな環境で、できるだけ「生の」人間として生きようとしている火星人。一方で地球人は「セラピー」の影響下で冷静な判断力を身に着けている。主 -
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ネタバレ★3か4で迷う。
面白かった。
前作『アルテミス』は正直微妙だったけれど、今回は面白かった。物語を作るための強引さはやはりあるかな、という印象だけれど、許容範囲。
ロッキーの言葉の表現は翻訳の影響もあるので判断が難しい。
映画を先に観てしまったのだが、それは正解だったと思う。原作とはいろいろと違うところがあり(誇張されている。まあ映画だ)、原作を先に読んでいたら、リアルを求める私としては多分少し苛立ちを覚えただろうから。
映画を見た後口について出た「Amaze Amaze Amaze」は原作では目立たず。
現在の地球の科学でここまでのことができるのか果たして疑問だが、なかなか夢がある物語 -
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ネタバレ火星の人上巻読みました。
火星に1人取り残された宇宙飛行士が火星で生き延びるための奮闘話!PHM作者の処女作で王道SF。
火星生活のログを喋り口調で書かれてて、その時の主人公の心情の言い回しが面白い笑。でも途中からメカすぎる文章が頭に入ってこなくて、話も単調で飽きてきてしまった。
地球と通信成功したし、ここからどうなるのかと思ったら、まさかの最後ハブ爆発してジャガイモ畑死亡!からの食料載せたロケット打上失敗!この危機をどうする!?と盛り上がったところで上巻終了。
面白くなってきてたからすぐ下巻読み始めた!
さてはてどうなることやら!楽しみ!