小野田和子のレビュー一覧

  • 第五の季節

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    この卷で世界の仕組みと状況は、ある程度は分かります…。が、この世界が抱える問題は全く解決しません。そして、暗いです。(※ですが、面白いです。色々謎のピースがはまったとき、また、この巻のラストは、えーっ!と声が出てしまいました。)
    続きの翻訳も出るようなので楽しみにしています。

    また、多くの方が書かれているように、初めの3分の
    1くらいまではかなり読みすすめるのが大変です。
    サイアナイトという女性が出てくるあたりからかなり世界の状況が分かるようになります。前半は読み流すような感じで読むのがオススメです。

    また、LGBTQ+に対してかなり配慮された(というか、この世界ではそうした人たちが自然に

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    2021年02月21日
  • 第五の季節

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    ヒューゴー賞受賞のSF長編。出だしはとにかく読みづらい、というか、とっつきにくすぎる。が、1/3くらい読むと、俄然面白くなってきて、半分過ぎると止まらなくなる。その世界はダークで突拍子もないくイカれていて、あらすじや世界観についてちょこっとでも語ることは不可能レベル。とりあえず最初だけ我慢して読んで損なし。

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    2021年01月08日
  • 第五の季節

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    ネタバレ

    出会ったかもしれない。
    N・K・ジェミシン、覚えよう。
    近所のセレクションセンスがいい本屋さんで発見。
    「前人未到の三年連続ヒューゴー賞受賞」が気になり手に取った。
    「では、世界の終わりの話からはじめようか。」
    というダサいコピーは無視して(が、しかしこれは物語の一行目だ)ヒューゴー賞のセンスを信じ(今のところ割と信頼できる)。
    こういう本との出会いはネットショップではできない。

    なかなかの長編だけれど、一気に読んだ。
    所要時間1.2日くらいかな。
    こんな没入は久しぶり。

    世界観がしっかりしており、エンターテイメント性もあり、最後に読者を驚かせるポイントもあり、つまりそのための構成の計算も

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    2020年09月22日
  • 第五の季節

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    エッスンの話、サイアナイトの話、ダマヤの話、三人の話かと思いつつ読む。あれ?世界の様相が違うかも、雰囲気に齟齬があるかも。三人が二人になり、一人になる。ああ、そういうこと。周りにいる人たちの性格も雲をつかむような感じ。こんなひとなのか?あんな人なのか?茫洋とした世界はいつか安定して感じられる世界に確定できるのか、それとも……

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    2020年07月03日
  • 第五の季節

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    女性作家によるエキゾチック系(解説では「文化人類学的SFファンタジー」)のワン・オブ・ゼム、だけど、確かに抜きんでて出来は良い。

    ラストの台詞は、ここでそれを言っちゃうんだ、と、逆に意表を突かれた。

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    2020年06月19日
  • 2001:キューブリック、クラーク

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    名作「2001年宇宙の旅」の製作過程が克明に記された文章は翻訳の具合で読みづらさは散見するも数々の資料に基づいた当時の雰囲気を垣間見れるので楽しくなる。ああ、あのシーンにはこんな苦労があったのか、キューブリック監督とスタッフやキャストの間に軋轢や親交が交錯する歳月が綴られる。もう一度観たい、もちろん大きなスクリーンで。

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    2020年01月31日
  • 2001:キューブリック、クラーク

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    「人生が無意味であるからこそ、人はみずからの意味を創りださずにはいられない。」スタンリー・キューブリック / 「ひょっとしたら、この惑星におけるわれわれの役割は、神を崇めることでなく、神を創りだすことかもしれない。」「ふたつの可能性が存在する - 宇宙にいるのはわれわれだけか、それともそうではないのか。どちらもおなじくらい恐ろしい。」アーサー・C・クラーク / 「十分に進歩したテクノロジーは魔法と見分けがつかない。」クラークの第三法則

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    2019年10月10日
  • アルテミス 上

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    ネタバレ

    今世紀末ごろ?月面に半径500mアルミニウム・ドームに酸素を満たしてつなげたほぼ自給自足の居住施設ができて、観光収入を主な収入源としている。創業者にして“統治官”のフィデリス・グギの偉業。人口は約8000人、出産は地球でないとできない、以前12歳、現在16歳以上でないと移住できない。主人公ジャスミン(ジャズ)はイスラム教徒にして(非ギルド)溶接工の父と、信仰を継がないことと全財産をふっとばしたことで仲違いして家出、今はケチな宅配業をしている。膨大な報酬でデッカイ破壊工作を依頼され/電子マネー社会が目新しい

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    2020年03月14日
  • あまたの星、宝冠のごとく

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    J•ティプトリーの宇宙人は相変わらず可愛らしく魅力的で、お話は少しブラック。
    いや、自殺する少し前の作品らしいからブラック度はだいぶ増している。
    それにしても各短篇のテーマは同じ人が書いたと思えないほどバラエティに富んでいて、宮部みゆきさんを思い出す

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    2017年12月28日
  • あまたの星、宝冠のごとく

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    2年ぶりのティプトリー作品は、装丁がこれまた印象的な「あまたの星、宝冠のごとく」。この作品、初訳にしてなんと2016年刊行。早川書房の創立70周年を記念する文庫企画「ハヤカワ文庫補完計画」の一環として発表されたようですが、没後30年を経過してなお読書を魅了し続けるティプトリーになんだか感動してしまったり。

    本書は中期から晩年にかけての10篇を収録。2年前に読んだ「故郷から10000光年」に比べると、やはりどれも読みやすい作品ばかり。あのついていくのが大変な作風にちょっぴりの懐かしさを覚えつつも、とりわけ以下4作品が印象に残りました。

    「ヤンキー・ドゥードゥル」
    薬漬けの帰還兵を描いた作品で

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    2017年11月27日
  • 火星転移 上

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    「ブラッド・ミュージック」で名高いグレッグ・ベアのネビュラ賞受賞の本書は、人類が火星移民を始めて100年後の22世紀後半が舞台。いまだ地球への依存が強い火星で沸き起こる独立の声。そんな情勢のなか、主人公キャシーア・マジュムダーは、ひょんなことから、火星統一を目指すドーブル知事への反対デモに参加する。キャシーアからすれば、デモは散々な結果に終わるが、彼女はそこでチャールズという好青年に出会う。デモへの参加、そしてチャールズとの出会いが彼女の人生に大きな影響を及ぼし、その数年後、彼女は火星統一を目指す立場として、この赤の惑星を背負って地球と対峙することになる…

    あらすじのとおり、本書は地球に対す

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    2017年05月20日
  • 火星転移 下

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    前同
    表紙   5点小阪 淳
    展開   6点1993年著作
    文章   6点
    内容 725点
    合計 742点

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    2017年03月15日
  • 火星転移 上

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    スケールは壮大だが解決策が安易すぎ
    表紙   5点小阪 淳
    展開   6点1993年著作
    文章   6点
    内容 725点
    合計 742点

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    2017年03月15日
  • 火星転移 上

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    ベアの「ナノテク」世界は面白いんだか面白くないんだか非常に微妙な感想を持っているのですが、こいつはちょっと違う。火星に植民し、地球の圧力に屈せず戦う人々の物語だ。解説でも指摘されている通り、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を髣髴とさせる設定。しかしたどる道は大きく違います。

    月にしろ火星にしろ、生身のままでは生きていけない苛酷な環境です。その過酷さと(過去に生物がいたという設定の下の)神秘さについての描写はエンディングの一つの大きな感動の元になります。そんな環境で、できるだけ「生の」人間として生きようとしている火星人。一方で地球人は「セラピー」の影響下で冷静な判断力を身に着けている。主

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    2009年10月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    ★3か4で迷う。

    面白かった。
    前作『アルテミス』は正直微妙だったけれど、今回は面白かった。物語を作るための強引さはやはりあるかな、という印象だけれど、許容範囲。
    ロッキーの言葉の表現は翻訳の影響もあるので判断が難しい。

    映画を先に観てしまったのだが、それは正解だったと思う。原作とはいろいろと違うところがあり(誇張されている。まあ映画だ)、原作を先に読んでいたら、リアルを求める私としては多分少し苛立ちを覚えただろうから。
    映画を見た後口について出た「Amaze Amaze Amaze」は原作では目立たず。

    現在の地球の科学でここまでのことができるのか果たして疑問だが、なかなか夢がある物語

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    2026年04月12日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    理系分野には疎いので科学的な説明はほとんどスキップして読み飛ばしたけども、それでも十分楽しめた!

    前向きで皮肉屋なグレースのキャラクターと、未知の存在との間に芽生える純粋な信頼関係こそが、一番の見どころでした。

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    2026年04月12日
  • アルテミス 下

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    おもしろかった…けど、もう少し理性的な主人公だともっとよかったかも。
    月の重力下、環境下だからこそ起きる(起こせる)前提やアクション、陰謀。
    経済は育ち、やがては朽ち果てるものだという直球の論説にはぐうの音も出ない。科学に対する絶対の信頼と、それが共通言語として世界を貫いているところがアンディ・ウィアー節。そしてこの人は根本的にというか、ヒトを信用しているのだな、と思う。性善説。

    アルテミス2が月をフライバイする旅の最中に読んだので、臨場感がすごかった。

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    2026年04月08日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    うん!アホなので難しかった!
    でもロッキーと主人公との友情、そして、地球に帰らずに異星で暮らす主人公の選択、そしておそらく地球を救えたこと、感動的だった。

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    2026年04月03日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ネタバレ

    火星の人上巻読みました。
    火星に1人取り残された宇宙飛行士が火星で生き延びるための奮闘話!PHM作者の処女作で王道SF。
    火星生活のログを喋り口調で書かれてて、その時の主人公の心情の言い回しが面白い笑。でも途中からメカすぎる文章が頭に入ってこなくて、話も単調で飽きてきてしまった。
    地球と通信成功したし、ここからどうなるのかと思ったら、まさかの最後ハブ爆発してジャガイモ畑死亡!からの食料載せたロケット打上失敗!この危機をどうする!?と盛り上がったところで上巻終了。
    面白くなってきてたからすぐ下巻読み始めた!
    さてはてどうなることやら!楽しみ!

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    2026年03月13日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ド文系が読んでも普通に面白い
    聞き慣れない用語と宇宙・NASAの馴染みのない世界感などが難しくて心折れそうだったけど、なんとか理解できてからは一気に読めた
    置かれた状況は絶望的だけど主人公のチャレンジ精神やガッツでどんどん好転してくのが気持ちよかった
    てか地球と火星ってそんな遠いの知らなかった
    最後不穏!!!下巻もたのちみーー

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    2026年02月23日