あらすじ
人類初の月面都市アルテミスで暮らす女性ジャズは、謎の仕事のオファーを受ける。それは月の運命を左右する陰謀へと繋がっていく……!
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Posted by ブクログ
今回は、火星でもなく金星、太陽でもない月面で暮らす人々のお話です。
最初のうちは月の特質がよく解らず入り込むのに時間が掛かりましたが、途中からエンジンが温まってきてスムーズに読み進める事ができました。
中盤からプロジェクトヘイルメアリーのような書き方になったり、火星の人のような下があったり、後半からは一気に月特有の力を使いこなしてアクションが繰り広げられたりと読むのが止められなくなりました。それでは下巻へ行ってきます✈︎
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序盤の設定がとにかく面白い。想像力を掻き立てられるし、嘘っぽさがとにかく少ない。月面に居住地ができるのであればまさにこんな感じだろうと思わされる。
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途中でやめれなくて、金曜の夜に上巻、土曜の夜に下巻を読んで、寝不足と飲み過ぎ。
巻末の謝辞にもあったが、特に女性のセリフが良かった。翻訳者繋がりで、別の作家の本を読んでみたい。
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「火星の人」アンディ・ウィアーの長編第二作。今度の舞台は月面都市。女性主人公の軽妙な語り口が読みやすい(あまり共感はできないが)。精密に設定された都市の描写にリアリティがあって面白く、サスペンスミステリーのような展開に説得力をもたせている。科学知識を駆使したり、機転を利かしてピンチを切り抜けていくスリリングさは前作ゆずり。先が気になって一気に読める。
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最高に刺さったSFだった火星の人の作者による、長編小説。
今回は、人類が月に作ったコロニーに住む、貧困から這いあがろうとする少女の話。科学の知識が豊富で、周りからはとても利口と評価されるも、思春期に色々拗らせてしまい、奔放かつ法に触れるようなヤバめの仕事で成り上がろうとする。上巻では、人生を賭けたヤバい仕事で窮地に立たされて終わる。巻き返しできるのか!?
やや過去に巻き戻る形で所々挿入される、文通相手の男子とのやり取りが現実とどう結びつくかも気になります。
以降、下巻に進む。
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月に2000人の街。
溶接職人のお話し。
私の仕事でも身近な溶接。
月でそれが重宝されているなんてウキウキします。
地球人ケルヴィンとの掛け合いもウキウキします。
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月面都市で運び屋として働く主人公が陰謀に巻き込まれる。
作者は『火星の人』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のアンディ・ウィアー。
その2作ほどの突き抜けた面白さは無いけれど、作者お得意の科学的思考で問題を解決する展開は健在で、今回はそれを犯罪に活かすのが面白い。
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『火星の人』や『プロジェクトヘイルメアリー』と比べるとテイストの違いから劣るように見えてしまうが、設定は面白いし後半戦が今から楽しみ。
人類vs人類?
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月にある都市「アルテミス」でのストーリー。理系の人にはより理論的に楽しめるところもあるのだろうが、私にはそのあたりは難しい。それでも、いつか未来では月に人が移り住んで、こんな生活を送るのではないか、と想像力を掻き立てられる。同じようなストーリーでも、現代の地球で起きている設定だとしたらひょかが全然違うと思う。楽しむポイントがそこじゃない、という感じかもしれない。そして、その点でも「プロジェクト・ヘイル・メアリー」のほうがおすすめ、かもしれない。
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やっぱアンディ・ウィアー最高。改めてレビューなど見てると会話というか独特なノリのテンションが合わないという方がけっこう多いみたいで、まぁわからなくもないけれど、むしろそこがいいんじゃない、となんだか苦味やえぐみがあって好き嫌いのわかれる香草かのような感想になります。私パクチー嫌いなんですけど好きな人はこんな感じの気持ちなんですかね。さて物語はまだ半分ですが、とりあえず孤独な戦いだった『火星の人』と違って人がいっぱいいるので、なおさら会話とノリが楽しいですな。
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設定がわかりやすくて、『火星の人』に出てくるような科学知識の話もないし、スムーズに読めるエンタメ小説。
ミステリー風な筋立てで、先が気になるから、どんどん読み進められる。
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人類が月での生活をしている世界のお話。月面でのアクションシーンが満載で楽しめる。科学的考証もしっかりしているので、気になるところは今のところない。
続きは下巻だ。
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アンディ・ウィアーは器用である。『火星の人』に続いて読んだのだが、こんどはちょっとしたサスペンス仕立てで主人公は女性ときた。すいすい読めて楽しい。
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続きは楽しみではあるが、火星の人やヘイルメアリー的なやつの方が俺はすきだなー!
ちょっと全体的にわかりづらいのか、イマイチイメージが頭で定まりきらんような感じがあるなあ。
下巻に期待!
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面白い。が、少々惜しい点もある。主にリーダビリティの点か。原文からか、訳のためなのか、文章の順序に違和感を覚えることがちょくちょくある。あとは女の子のキャラクター設定。ヘイルメアリーでは、おじさんおばさんの心理描写があれだけ重厚だったのに、この作の女の子は、なんか空回りしている感じ。
とはいえ、氏の作品らしく、次々起きる問題を打開してゆくさまは心地よい。下巻も楽しみ。
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上巻では月面都市アルテミスの生活風景(何で成り立ってるとか、貧富の差)がいままでのアンディー・ウィアー節で軽快に描写される。相変わらずの科学的説得力と軽口で楽しくのめり込めました。上巻終盤でよいよ話が盛り上がっていく!
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終盤に一気に物語が動き下巻に続く。
火星の人もヘイル・メアリーも主人公がとにかく明るく前向きなヒーローだったので、読む前に思ってたのと良くも悪くもイメージが違った。
ジャズも前向きは前向きなんだけど。
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火星の人→プロジェクト・ヘイル・メアリーを読んでからのアルテミス。全2作をとても楽しめた身としては、つまらないわけではないのだけど、やや軽めの話にも感じた。とはいえ、いつもながらの豊富な科学知識で、「月に暮らすってこんな感じになるのかぁ」と想像しながら楽しめました。月の砂、怖い。
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月面基地に住んでいることがリアルに感じられる。そうなんだ!の連続。
ただなんだがとっても息苦しい。地球以外で生きるって体が受け付けない感じ。
ストーリーはこれからどうなるのか。
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「火星の人」アンディ・ウィアー氏2作目。相変わらず軽薄な語り口(だがそれがいい?)月面都市アルテミスでポーターをしている少女ジャズ。EVAマスターになってお金を稼ぐ事を目標に日々生活している。お金持ちのトロンドからの依頼により事件に巻き込まれてしまうが・・・。月面都市の描写はさすがオタクのウィアー氏。ストーリー的には軽すぎる気もするがとりあえず下巻へ。地球のおともだちケルヴィンくんがどう絡んでくるのかお楽しみ。
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今世紀末ごろ?月面に半径500mアルミニウム・ドームに酸素を満たしてつなげたほぼ自給自足の居住施設ができて、観光収入を主な収入源としている。創業者にして“統治官”のフィデリス・グギの偉業。人口は約8000人、出産は地球でないとできない、以前12歳、現在16歳以上でないと移住できない。主人公ジャスミン(ジャズ)はイスラム教徒にして(非ギルド)溶接工の父と、信仰を継がないことと全財産をふっとばしたことで仲違いして家出、今はケチな宅配業をしている。膨大な報酬でデッカイ破壊工作を依頼され/電子マネー社会が目新しい
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著者は「火星の人」(映画「オデッセイ」の原作と言った方がいいか)を書いた人で、その長編第2弾ということで期待が高かった。
今回は月面都市が舞台で、そこでポーター(荷物を運ぶ職業)をしている女性が主人公。非合法な仕事もしている。
舞い込んだ裏の大仕事に失敗し、さらに殺人事件で上巻終了。さて、謎が深まってどうなることやら。
火星の人より、エンタメ性が膨らんだ内容だが、最初の期待はそこではなく、科学に裏打ちされてありそうでなさそうな物語性だと思う。
さて、下巻はどうなるかに期待しよう。
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アンディ・ウィアーのアルテミスを読みました。
月面に建設された宇宙都市アルテミスで生活している少女ジャズことジャスミン・バシャラがヒロインの物語でした。
火星の人のマークと同じように、いろいろな障害にぶつかりながらもポジティブでへこたれない主人公が活躍します。
人類初の月面都市の成り立ちや経済自立の方法などが語られていて、それも面白く読みました。
Posted by ブクログ
火星の人やプロジェクトヘイルメアリーのような賢い人だけが出て来て難題に挑むSFではないものの、これはこれで人間味ある人たちが出てくるのであり。
いろんな人が指摘している通り、洋物ドラマのような翻訳は気になるものの、言い回しは読みやすい。
アンディ・ウィアー作品で気になっていたものの悪い評価も多くしばらく積読していたが、読んで損はなかった。
Posted by ブクログ
プロジェクト・ヘイル・メアリーが面白かっただけに期待をこめて読み始めたが、、、
真空中では発生した熱を取り除くのが意外に大変で、機械のメンテンスに独特の困難がある話とか、インターネットも時間的なラグが大きいとか、ところどころ披瀝される小ネタは面白いが今ひとつ主人公に感情移入できなかった。
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月世界での企業間の陰謀に巻き込まれていく主人公。
巻き込まれると言うか、積極的に噛んでいくんだがな。
技術とかSF的な設定も相変わらず地に足がついた感じで、うわつかずいい感じ。
キャラクターも、重くなり過ぎず、みんな逞しい。
少々話が見えないまま次巻に。
Posted by ブクログ
何がというわけではないが、期待を裏切らない面白さだった。
月で、遠い未来で、どんなに技術発展していても、ある意味今と変わらない、どうしようもないような社会構造とそれに翻弄される人の営みがあるというのもリアリティ(?)があってよかった。
Posted by ブクログ
読書備忘録642号(上巻)。
★★★☆。
映画オデッセイの原作、「火星の人」の作者。最新作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がめっちゃ面白そうなので、その前に作者の代表作を読んでおこうと手に取った。
今世紀の半ばから後半くらいの時代設定でしょうか。
月に建設された都市アルテミスを舞台にしたサスペンス小説。地球重力の1/6の環境下で繰り広げられるミッションインポッシブルとでも言いましょうか。
主人公の女性ジャズが一人称でひたすら読者に話しかけながら進む文体。う~ん。微妙。訳が悪いのか?原作が悪いのか・・・。
全然感情移入できない。笑
下巻で一気にアゲアゲになるかも知れませんので、ひとまず★3.5で置いときましょう。