【感想・ネタバレ】火星の人〔新版〕 下のレビュー

あらすじ

火星に一人取り残されたマーク・ワトニーは、すぐさま生きのびる手立てを考え始めた。居住施設や探査車は無事だが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能だ。彼は不毛の地で食物を栽培すべく対策を編みだしていく。一方、マークの生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動させた。様々な試行錯誤の末、NASAが編み出した方策とは? 宇宙開発新時代の傑作サバイバルSF。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初から最後まで全部面白い!!ワトニーに降りかかる災難も突拍子もない事じゃなく、もし私が地球から見てたら、あーそんなことで!って言いたくなるような、でもそれが火星だと命に関わる事で、そのリアルさがこの物語を真に面白くしていると思う。
あと、ワトニーの性格がサイコーにクールで良かった:-P

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2025年10月13日

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面白かった〜

日常で、予定外のネガティブイベントが発生するとすぐに気分が落ち込んでしまうのだけど、なんだかこれからはうまく気持ちを切り替えられる気がする!
あくまで気がするだけで、実際どうかはわからないけど…
でも気がするだけでも気は楽

私はじゃがいもが好きで、でも以前30kgの米袋いっぱいのじゃがいもをもらった時は、さすがに全部食べきれなかった上にその後5年くらい食べたくなかったことを思い出した
(今はまた好きだしちょいちょい食べる)
マークがどの程度じゃがいも好きだったかはわからないけど、しばらくもしくは一生食べたくないだろうなあ

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2025年09月29日

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火星にひとりぼっちで取り残された気持ちって想像するだけで恐ろしいけれどこれほど絶望的な孤独の中で生き延びようとする心の強さに脱帽。しみじみ火星って遠いよな〜と思う。作者の植物学の専門的知識も極めて深い。食料と空気、水の調達が命綱。へーっと感心するのみ。自分だったら1日も生き残れないと思う。

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2025年09月27日

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ネタバレ

上巻ラスト、マークに物資を送るために打ち上げられたアイリスは粉々!ガックリ意気消沈して下巻に来てみたら、なんと思わぬ所から思わぬ案が。
ここからは、火星を出発していたアレス3のクルー達も加わって、マーク救出に向かって一直線。
話はどんどん盛り上がっていくし、マークのキャラクターも相変わらず魅力的でグイグイ読めてしまいました。
胸アツです〜

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2025年09月17日

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ネタバレ

ワトニーから学ぶことは多そうだが軽口が苦手で友達になれそうにないなぁと思いながら読んでいた
アクシデントに次ぐアクシデントも、超絶機転ではなく堅実さで克服していく
ここが良い、この小説の良さ
流石に最後はバクチの連続だったが、最後くらいちょっとカタルシス演出しても良いやんね
何やかんや最後は軽く感動してしまったので、面白かった
最後の独白を読むためにあるような小説

めっちゃクールだろ?

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2025年09月15日

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面白かった! 本当に一般人じゃ想像も付かないような展開で、特にハブを離れて3000kmの旅に出た時はとてもハラハラした。主人公ワトニーのポジティブさと問題解決能力には感心させられます。
ラストスパートも本当にあと少し!頑張れ!ってめちゃくちゃ没入して読んでました。
ジャガイモ作ってたの前半で結構終わっちゃって残念だったけど。あと協力してくれた中国航天局の人の本音が共感出来て辛かった、、ワトニーが最後色んな人達に感謝してるのウルッと来ちゃった。

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2025年09月12日

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ネタバレ

主人公に困難が訪れすぎだろ、、って思った。車横転するしね
そもそも上巻の最後でサプライの打ち上げ失敗しててどうなるん??って続き気になって仕方がなかった。それの解決策が中国が極秘に開発されてたロケットってのはなるほどなぁって思ったけど伏線少し欲しかったなとも思った。
また、通信機の故障はさすがに絶望的だった。こんなひょんな事で全部台無しになるってのはよくあることではあると思うが、さすがに致命的すぎる。
でも主人公が常にユーモアを忘れずに生きててすごいなと思った。深刻な状況なはずなのにとても楽しく読めた。また、口語調なので主人公の視点に移入して読むことが出来た。読みやすかった。

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2025年08月26日

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下巻になるとログエントリーでの些細な想いや気持ちがひしひし伝わって来てこちらまで気が狂いそうになる時がありました。そんな中でもプラス思考を忘れずに立ち向かう所は見習いたいです。ちょっとした事ですぐ落ち込むので₍ᐢ⑅• ̫•⑅ᐢ₎

読む前は映画の印象が強かったのですが、原作を読んでみると別物?というくらいお互いに個性があって良いと思いました。映画では心情をここまで細く表現するのが難しいのでしょうが、映像ならではのインパクトは映画の方が軍配が上がります。
それにしてもこれが処女作というのも驚きです。

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2025年08月14日

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上の終わり方が絶妙 下読まないと、日常生活をきたす。度重なるラッキーが多すぎる気がするけど、生きて帰って欲しい気持ちでいっぱいになる。

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2025年12月02日

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ネタバレ

プロジェクトヘイルメアリーが最高だったので、もっとこういうのください!!って読んだのですが、案の定最高。人間賛歌が染みる

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2025年07月13日

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SFの世界観で、窮地✖️ユーモアが面白い。

科学的な説明は前半楽しく読んでいたが、後半、疲れてきたのか中々イメージするのも難しくなってきて大変ではあった。

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2025年07月07日

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ワトニーの知性とユーモア、諦めない姿勢の虜になった。どんなに厳しい状況下でも物は捉えようであり、ワトニーのような人物に憧れる。また、電力や探査機器、生命維持装置などの専門的な部分が実践的で、ギリギリ想像を及ばせながら時間をかけて読んだため、とても満足感があった。この本を読んでから、苦手な大学の物理がいつか役に立つかもと、意欲的に勉強できている。
この先もワトニーの火星での奮闘と人間性を忘れないでいようと思う。

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2025年06月24日

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下巻もめちゃめちゃ面白かった…!!

アレス4への旅が始まったところからは、ページをめく手が止まらなくて、本当に一瞬だった。結末はわかっているのに、最後は感動して少し泣いた。

この本はなんと言っても主人公のワトニーの人格が魅力的すぎる!苦しい時や愚痴を吐きたいときこそ、ユーモアを忘れず、読者をくすっと笑わせてくれる。すごくチャーミングで可愛らしい性格だと思う。

私は大きいことでも小さいことでも、何か問題に直面すると、すぐにカッとなって周りが見えなくなり、解決策を探そうとする前に、不安な気持ちだけが大きくなって問題を先延ばしにする傾向にある。

この本の主人公のワトニーは、大きな問題に直面しても、何もせずに絶望するのではなく、ポジティブ
に前を向くように努め、ひとつずつ自分が出来ることを重ねて、目標を見失わない。
そのひとつひとつは地味でささいな努力かもしれないが、地味な努力も重ねることで、問題を解決する大きな力になる。

すごく見習いたいと思った。心の持ちようを少し変えるだけで、人生はずっと豊かになると思う。
あと、私も愚痴を言う時は、なるべく棘がなく人を傷つけないチャーミングな感じの愚痴を言えるように気をつけようと思った。

この本に終始出てきた色んな部材の構造や仕組みは全く理解も想像も追いつかなかったので、理解促進のために映画も見たいと思った。そしてまた小説に戻ってこよう。

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2024年12月17日

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ネタバレ

プロジェクトヘイルメアリーから読んでしまったもんなんだけの、こっちはこっちでまあ面白い!
主人公は似たもんでなんでもかいけつしちゃう!さらに一人語りもジョーク混じりでまあ面白い!
火星パートと地球パートで全然違う面白さ。個人的には地球パートのほうが好きかも、理科できないのでワトニーがどんなことしてるか詳しくわかんなかった...まあそれでも楽しめるくらいの傑作です!

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2024年12月14日

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火星に1人取り残されたワトニー救出を全世界が注目する。
最終章、彼を救うための宇宙空間での命懸けのプランの進行はハラハラドキドキ胸が苦しくなるような緊張感。
文字を読んでこれほど緊張したのは初めてだ。

まだ作家「志望」だった著者がウェブサイトで公開したのが始まりという現代ならではの驚きの作品デビュー。
聞き慣れない言葉があまり説明も無しに飛び交う文章はつっかえつっかえ読み進む事になったがそれでも先を読みたい願望が途切れなかった。
そして最終章、大団円というに相応しい事の成り行きは途中で投げ出さず読み終えた喜びを与えてくれました。

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2024年12月05日

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火星の人。本格的なSFは初めてかもしれない。銀河英雄伝説はスペースオペラだよね?
スペースオペラってなんや?
ともかく、読んでよかった広く浅く本読んでると思ってたけど以外と抜けが多い。私が何時も心がけている問題は分割して解決せよを高度にこなすHowto本。

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2024年10月23日

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実際こんな奇跡起こるのかと思いつつ、すご!と思いながら感激するお話。ヘイルメアリーとは違った感動。ハラハラすぎて映画は見られなそうー。

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2025年09月17日

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火星のロビンソン・クルーソー!
不測の事態で火星に一人残されたマーク
技術と知恵とユーモアで生き残りをかける

困難な状況の連続で読んでるこっちが諦めそうになるのに、バイタリティ溢れるマークに励まされる
火星でジャガイモ農園作るのすごくない?

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2025年09月12日

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とにかくユーモアのある主人公が諦めずに行き続けることに全力を注ぐ姿が良かった。
どんな場面で何が起きても希望をもって取り組むという、当たり前だけど難しいことをやり続ける原動力はユーモアなんだと思える。

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2025年08月17日

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伊予原新さんの『宙わたる教室』を読んだ際、本作についての紹介があったので気になって買ってみました。

小学生くらいのとき、父が買ってくれた望遠鏡で火星を見たことがあります。
赤く輝く惑星は、地球よりも太陽から遠い場所にあるため気温がずっと低く、酸素もほとんどない環境のようです。
本作は、不運にも火星に取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーが、生き残り&地球への帰還を果たすべく孤軍奮闘する様子が記録されています。

火星の一日は"ソル"という単位で表され、ワトニーの日々の記録が
[ログエントリー:ソル◯]
という記述とともに綴られています。
宇宙関連の機材や装置等の描写については、うまく想像できない部分も多くて「どういう状態?」と混乱することもありましたが、大筋の展開はよく分かりましたし、まさに山あり谷ありの連続でドキドキさせられました。

本を読み終わったら映画版『オデッセイ』を観ようと思っていたので、これから観るのが楽しみです♪

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2025年05月25日

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ネタバレ

面白かった。最後までドキドキハラハラしながら楽しく読むことが出来た。
過酷な環境でありながら、工夫し生き延びた。
最後再び会えてよかった。

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2025年05月05日

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ネタバレ

不運な事故で火星に独り取り残されてしまった男のサバイバル譚。あとは、この設定から想像される通りです。

本作の設定上、生存と脱出がストーリーの軸でありゴールとなることが明確なので、そういう意味では裏切りも無いストレートな物語です。
読者としては安心して(?)、主人公の科学的知識と知恵を総動員してサバイバルする姿を楽しめます。
ただストレートなだけに、後半はちょっとダレちゃった感があるかな。

物語の構造的にもより複雑で最後まで何が起きるのか分からなかった、同著者の後の作「プロジェクト・ヘイルメアリー」と比べて物足りない感じがしちゃったのは、読む順番が悪いですね。

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2025年05月09日

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どんなに心が参ってしまう状況や環境下でも主人公は逞しく前向きでユーモアがあり、それが小説のよさであり、現実にも好影響を与えるためのものである。未踏の地への進出、すなわちチャレンジをすることにおいて、怪我やトラブルなど困難なことが多いなか、それを達成することが、短い人生を色濃くし、自身を成長させることになる。

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2025年04月21日

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ネタバレ

やっぱり面白い!ワトニーを助けるために自国の燃料タンクを提供してくれた中国の開発者が「こんな立派な探査機を作ったのに…もうこの規模の発射は中国ではできないだろう…」と言ってるのに対して「でもさ、ワトニー助けられるじゃん!」で済ませてたのが笑った。軽すぎるって

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2025年04月15日

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面白い!

次々に襲いかかるピンチを知識と根性で切り抜ける主人公の姿に熱くなり、地球では火星に残された主人公を助けるだのミッションにハラハラする。

主人公の明るい性格が絶望的な状況の中でもユーモアがあり、常に楽しく読める。

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

怒涛の脱出劇を描く後半戦
唐突すぎて有り得ないイベントや謎の展開は存在せず、そりゃ気付かんだろうという原因やヒューマンエラーで窮地に追い込まれる…
それでもなお、最後の最後までユーモアセンスを持ち続ける最強のポジティブ主人公
クルーたちとの連携も、彼のアイデア性がうつったのかもともとそうだったのか分からないが、なるほど素敵なチームだなと思った。

SFは科学の面白さと奥深さを見せてくれる最高の物語だと思う。これからも広げていきたい

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2025年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が同じ状況なら間違いなくパニックを起こして生きられないだろう。何度も降りかかる災難にハラハラ落ち着かない。最後に戻ってこれてよかった。

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2025年04月29日

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プロジェクトヘイルメアリーが面白かったのと、宙わたる教室で背中押され。

面白かったけど、私理系でないからか具体的なサバイバル手段で脳内落ちてしまって没入しきれず。これきっとちゃんとわかる人には面白いんだろうなあ。

ヘイルメアリーん時も同じ感覚。私には素養がない

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2024年12月31日

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ネタバレ

マークの食糧が不足することが明らかになったので、ヘルメスが地球でスイングバイして火星までマークを迎えに行き、ピックアップすることになった。ヘルメスの食糧も潤沢にあるわけではないので、地球でスイングバイする際に中国から打ち上げられた食糧をピックアップする。
マークの方はヘルメスにピックアップしてもらうためには火星周回軌道上まで飛び上がらなければならい。そこで次の火星探査予定地(アレス4)にあるMAV(火星から飛び立つ用のマシン)まではるばる移動しなければならない。当然スムーズにはいかず、移動手段を考案するのと移動している間にちゃんとトラブル(通信装置のダウン、砂嵐、坂道での転倒など)が発生し、ちゃんとトラブルを乗り越える。
そんなこんなで無事にヘルメスに回収される。

ストーリーに伏線も脇道もなくひたすら一直線というのがやはり退屈かな。。。
飽きさせないための工夫が軽口やジョークというのもね。。。
これは映画でさらっと2時間ぐらいで観るのが正解の作品かな。その方が工作やEVAの様子も分かりやすいですしね。

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2024年12月08日

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ネタバレ

中国からロケットを提供され、火星に着陸させる機能が時間的につけられないから地表に激突しても食料が粉々にならない方法を考えるという計画にわくわくしたが、直後に出てきたヘルメスをフライバイして火星に戻らせる計画が採用され、作者の作風的に何だかんだありつつ救出成功してクルー全員で帰還する結末が予想できてしまい、予想どおりの結末にがっかりした。仲間達との感動ストーリーより、アレス4到着までのサバイバルが読みたかった。

酸素供給器や空気調整器に何かあるかと思えば何事もなく、ジャガイモとビタミン剤の食事でダメージを負うかと思えばケガも病気もせず、スキャパレリへの旅もヘルメスとの合流も上巻のハブ爆発やロケット墜落以上の絶望感がなく、万事がスムーズすぎて物足りない。MAVに空いた穴からワトニーが火星を見る画と、クルーが機転を利かせて軌道調整を行う場面は良い。

「あらすじ覚え書き」※ネタバレあり
火星へ食料を運ぶ予定のロケットが墜落してしまった。NASAの職員により、ヘルメスを地球に帰還させず、物資を積んだサプライ機をピックアップさせて火星に戻らせる計画が提案される。NASA長官により却下されたものの、計画の存在を知ったアレス3のクルー達が強硬手段をとったことで実行するよりなくなる。

アレス4のMAV(火星上昇機)に向かうため、ローバーの改造をしていたワトニーはささいなミスによりNASAとの通信手段を失ってしまう。サプライ機をピックアップしたヘルメスは火星に引き返し、ローバーに生命維持に必要な荷物を積んだワトニーはMAVがあるスキャパレリに向けて旅立つ。砂塵嵐などに見舞われたものの、無事にスキャパレリに到着したワトニーは改造したMAVに乗って火星を離れる。

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2025年04月08日

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