【感想・ネタバレ】火星の人〔新版〕 下のレビュー

あらすじ

火星に一人取り残されたマーク・ワトニーは、すぐさま生きのびる手立てを考え始めた。居住施設や探査車は無事だが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能だ。彼は不毛の地で食物を栽培すべく対策を編みだしていく。一方、マークの生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動させた。様々な試行錯誤の末、NASAが編み出した方策とは? 宇宙開発新時代の傑作サバイバルSF。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻ラスト、マークに物資を送るために打ち上げられたアイリスは粉々!ガックリ意気消沈して下巻に来てみたら、なんと思わぬ所から思わぬ案が。
ここからは、火星を出発していたアレス3のクルー達も加わって、マーク救出に向かって一直線。
話はどんどん盛り上がっていくし、マークのキャラクターも相変わらず魅力的でグイグイ読めてしまいました。
胸アツです〜

0
2025年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ワトニーから学ぶことは多そうだが軽口が苦手で友達になれそうにないなぁと思いながら読んでいた
アクシデントに次ぐアクシデントも、超絶機転ではなく堅実さで克服していく
ここが良い、この小説の良さ
流石に最後はバクチの連続だったが、最後くらいちょっとカタルシス演出しても良いやんね
何やかんや最後は軽く感動してしまったので、面白かった
最後の独白を読むためにあるような小説

めっちゃクールだろ?

0
2025年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公に困難が訪れすぎだろ、、って思った。車横転するしね
そもそも上巻の最後でサプライの打ち上げ失敗しててどうなるん??って続き気になって仕方がなかった。それの解決策が中国が極秘に開発されてたロケットってのはなるほどなぁって思ったけど伏線少し欲しかったなとも思った。
また、通信機の故障はさすがに絶望的だった。こんなひょんな事で全部台無しになるってのはよくあることではあると思うが、さすがに致命的すぎる。
でも主人公が常にユーモアを忘れずに生きててすごいなと思った。深刻な状況なはずなのにとても楽しく読めた。また、口語調なので主人公の視点に移入して読むことが出来た。読みやすかった。

0
2025年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プロジェクトヘイルメアリーが最高だったので、もっとこういうのください!!って読んだのですが、案の定最高。人間賛歌が染みる

0
2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プロジェクトヘイルメアリーから読んでしまったもんなんだけの、こっちはこっちでまあ面白い!
主人公は似たもんでなんでもかいけつしちゃう!さらに一人語りもジョーク混じりでまあ面白い!
火星パートと地球パートで全然違う面白さ。個人的には地球パートのほうが好きかも、理科できないのでワトニーがどんなことしてるか詳しくわかんなかった...まあそれでも楽しめるくらいの傑作です!

0
2024年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。最後までドキドキハラハラしながら楽しく読むことが出来た。
過酷な環境でありながら、工夫し生き延びた。
最後再び会えてよかった。

0
2025年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不運な事故で火星に独り取り残されてしまった男のサバイバル譚。あとは、この設定から想像される通りです。

本作の設定上、生存と脱出がストーリーの軸でありゴールとなることが明確なので、そういう意味では裏切りも無いストレートな物語です。
読者としては安心して(?)、主人公の科学的知識と知恵を総動員してサバイバルする姿を楽しめます。
ただストレートなだけに、後半はちょっとダレちゃった感があるかな。

物語の構造的にもより複雑で最後まで何が起きるのか分からなかった、同著者の後の作「プロジェクト・ヘイルメアリー」と比べて物足りない感じがしちゃったのは、読む順番が悪いですね。

0
2025年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり面白い!ワトニーを助けるために自国の燃料タンクを提供してくれた中国の開発者が「こんな立派な探査機を作ったのに…もうこの規模の発射は中国ではできないだろう…」と言ってるのに対して「でもさ、ワトニー助けられるじゃん!」で済ませてたのが笑った。軽すぎるって

0
2025年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

怒涛の脱出劇を描く後半戦
唐突すぎて有り得ないイベントや謎の展開は存在せず、そりゃ気付かんだろうという原因やヒューマンエラーで窮地に追い込まれる…
それでもなお、最後の最後までユーモアセンスを持ち続ける最強のポジティブ主人公
クルーたちとの連携も、彼のアイデア性がうつったのかもともとそうだったのか分からないが、なるほど素敵なチームだなと思った。

SFは科学の面白さと奥深さを見せてくれる最高の物語だと思う。これからも広げていきたい

0
2025年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が同じ状況なら間違いなくパニックを起こして生きられないだろう。何度も降りかかる災難にハラハラ落ち着かない。最後に戻ってこれてよかった。

0
2025年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マークの食糧が不足することが明らかになったので、ヘルメスが地球でスイングバイして火星までマークを迎えに行き、ピックアップすることになった。ヘルメスの食糧も潤沢にあるわけではないので、地球でスイングバイする際に中国から打ち上げられた食糧をピックアップする。
マークの方はヘルメスにピックアップしてもらうためには火星周回軌道上まで飛び上がらなければならい。そこで次の火星探査予定地(アレス4)にあるMAV(火星から飛び立つ用のマシン)まではるばる移動しなければならない。当然スムーズにはいかず、移動手段を考案するのと移動している間にちゃんとトラブル(通信装置のダウン、砂嵐、坂道での転倒など)が発生し、ちゃんとトラブルを乗り越える。
そんなこんなで無事にヘルメスに回収される。

ストーリーに伏線も脇道もなくひたすら一直線というのがやはり退屈かな。。。
飽きさせないための工夫が軽口やジョークというのもね。。。
これは映画でさらっと2時間ぐらいで観るのが正解の作品かな。その方が工作やEVAの様子も分かりやすいですしね。

0
2024年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中国からロケットを提供され、火星に着陸させる機能が時間的につけられないから地表に激突しても食料が粉々にならない方法を考えるという計画にわくわくしたが、直後に出てきたヘルメスをフライバイして火星に戻らせる計画が採用され、作者の作風的に何だかんだありつつ救出成功してクルー全員で帰還する結末が予想できてしまい、予想どおりの結末にがっかりした。仲間達との感動ストーリーより、アレス4到着までのサバイバルが読みたかった。

酸素供給器や空気調整器に何かあるかと思えば何事もなく、ジャガイモとビタミン剤の食事でダメージを負うかと思えばケガも病気もせず、スキャパレリへの旅もヘルメスとの合流も上巻のハブ爆発やロケット墜落以上の絶望感がなく、万事がスムーズすぎて物足りない。MAVに空いた穴からワトニーが火星を見る画と、クルーが機転を利かせて軌道調整を行う場面は良い。

「あらすじ覚え書き」※ネタバレあり
火星へ食料を運ぶ予定のロケットが墜落してしまった。NASAの職員により、ヘルメスを地球に帰還させず、物資を積んだサプライ機をピックアップさせて火星に戻らせる計画が提案される。NASA長官により却下されたものの、計画の存在を知ったアレス3のクルー達が強硬手段をとったことで実行するよりなくなる。

アレス4のMAV(火星上昇機)に向かうため、ローバーの改造をしていたワトニーはささいなミスによりNASAとの通信手段を失ってしまう。サプライ機をピックアップしたヘルメスは火星に引き返し、ローバーに生命維持に必要な荷物を積んだワトニーはMAVがあるスキャパレリに向けて旅立つ。砂塵嵐などに見舞われたものの、無事にスキャパレリに到着したワトニーは改造したMAVに乗って火星を離れる。

0
2025年04月08日

「SF・ファンタジー」ランキング