小野田和子のレビュー一覧

  • アルテミス 上

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    上巻では月面都市アルテミスの生活風景(何で成り立ってるとか、貧富の差)がいままでのアンディー・ウィアー節で軽快に描写される。相変わらずの科学的説得力と軽口で楽しくのめり込めました。上巻終盤でよいよ話が盛り上がっていく!

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    2022年08月25日
  • アルテミス 下

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    面白かった。解説をそのままパクると、スチームパンクのノリの月面版ミッションインポッシブル。でももちろん科学的な色々はちゃんとしてる(と、思える)しっかりしたSF。読み口が軽くて、これはたぶん役者の方がとてもグッジョブなんだと思いました。アニメ的に脳内再生されてたけど、実際映画化もされるとのことなので映像化が待たれますね。

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    2022年07月30日
  • アルテミス 下

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    映画化が決まってるそうで、クライマックスのジャズの大立ち回りは映像で映えるだろうなと。
    同じアルテミスを舞台にしたルーディ主役の続編構想、是非実現してほしいな

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    2022年07月27日
  • アルテミス 上

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    終盤に一気に物語が動き下巻に続く。
    火星の人もヘイル・メアリーも主人公がとにかく明るく前向きなヒーローだったので、読む前に思ってたのと良くも悪くもイメージが違った。
    ジャズも前向きは前向きなんだけど。

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    2022年07月17日
  • アルテミス 下

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    月の居住施設の大騒ぎSF作品。
    次々に降りかかる難題をテンポ良く解決していくのが楽しいです。
    やっぱり一人称で読者に話しかけてる構成がスレイヤーズっぽい気がする。

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    2022年06月27日
  • アルテミス 下

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    ひとつ前に読んだ北欧ミステリー700ページに比べて、なんて“ライト”!

    一冊270ページの上下2刊に分割されて本持つ手も疲れないし、老眼対策の行き届いた大き目の文字で、かつ、行間のゆとりもバッチリ。

    多少とばして読んでもストーリーに影響ないし、ページもサクサクと進むから適度に眼球も運動していてドライアイにもならない(泣かせるって訳じゃないよ)。

    主人公ジャズ風にいえば
    ピューと進めて、ドバっとやって、ウワッとして、フゥーってなって、ウン読んだって感じ……わかった???

    わざわざ舞台を「月」にしなくても、未来のマンハッタンやロンドンのダウンタウン、あるいは未来都市ドバイでもって思ったけど

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    2022年04月22日
  • アルテミス 下

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    前半の読みにくさは続きますが、主人公の女性を中心に仲間達が集まってきて大きなミッションをこなすのは映画的なストーリーでした。火星の人に続いて本作も映画化されるようですね。楽しみです。

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    2025年12月21日
  • アルテミス 下

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    ミステリ要素も大詰めを迎え、物語の舞台も派手なものに変わってくる。まぁ、なんというか、「えぇ、そこまでやっちゃうの?」感はあるものの、そこは未来が部隊な小説、この時代にはそうなんだろう、と、割り切って読めばそこまで気にならない。
    物語として大きな感動があるほどではなかったが、上巻同様、豊富な科学描写を満喫し、一貫して楽しめた。
    私が生きている内に、月への植民は進むのかなぁ。。このレベルの植民は無理だろうが、アルテミスの建設計画や人が常駐しての初期調査ぐらいいければいいな。

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    2022年04月14日
  • アルテミス 上

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    火星の人→プロジェクト・ヘイル・メアリーを読んでからのアルテミス。全2作をとても楽しめた身としては、つまらないわけではないのだけど、やや軽めの話にも感じた。とはいえ、いつもながらの豊富な科学知識で、「月に暮らすってこんな感じになるのかぁ」と想像しながら楽しめました。月の砂、怖い。

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    2022年04月14日
  • アルテミス 上

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    翻訳家さんの腕もあり軽妙な台詞回しが楽しい。
    イメージはSF版のスレイヤーズな感覚で読めますね。
    後編がどうなるかワクワクする。

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    2022年03月12日
  • オベリスクの門

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    この世界のメンバーの姿がより詳しく掘り下げられているけど、それぞれの勢力の中でも目的が異なる人(?)々が居て、全貌が把握しきれない。各勢力の相関図とか誰か作ってくれてないかな。
    今年出る予定の3巻は何月なのかな

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    2022年02月05日
  • オベリスクの門

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    地球のようで地球ではない所。能力が異なる人の住む所。
    大き過ぎる能力が差別を生み排斥を行う。それぞれの生きる場所を求めて身体も心も彷徨う。戦いの終わりは来るのだろうか、この星は安全に安心して暮らせるところになるのだろうか

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    2021年10月13日
  • オベリスクの門

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    店頭に並んでいる時は気づかず、新刊案内を読んで第五の季節の続きだったか!と慌てて本屋に行きました。久々に早く読み終えたいけど、読み終えてしまうのが勿体ない…と言う贅沢な感覚を味わいました。続巻も楽しみ~

    それにしても娘は母親に対するあたりが厳しいもんだなぁと思いました。父親に対しては…なんだろう、諦め?みたいなものがあるのかな。同じことをしても父親なら責めないのに母親がしたら一生恨む、みたいな強い感情を母娘には感じます。これは父息子でも同じなんだろうか?それでも作中でナッスンが「彼等を受け入れてくれる人を父親にして生んでくれたら良かった」と言うような心境を語るので、やはり母とのつながりの方が

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    2021年10月08日
  • 火星転移 下

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    「火星」「転移」ってなんのことかと思ったら・・・!

    主人公キャシーアが大学時代から副大統領(最後は大統領)として火星の危機を乗り越えるまでを懐古するかたちで物語られる作品。
    キャシーアが、もともと火星の有力な名門家系の出身で自身も才能があるということはあるが、反国家主権主義者であるリーダーに憧れたり、天才物理学者の卵と恋に落ちたり、政治の世界へ足を踏み込み入れて初めて訪れた地球で失敗したり(正確には巻き込まれただけ)という体験をして、自分で道を選び、迷って、悩みながら成長していく姿が、なんというか女性の生き様としても共感できるし好感も持てる。

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    2021年09月29日
  • 第五の季節

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    三つの物語が並行して進んでいく。
    最初は少し読みにくいが、統合されてくると主人公がわかる。
    不思議な能力があるのに、差別をされている人たちがいる。その差別に疑問を持たせないために集めて教育するが、その中でも疑問を持つ人たちが現れる。差別や拘束から逃れようとしても、なかなか逃げ切れない。
    第二部が楽しみ。

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    2021年08月01日
  • アルテミス 下

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    経済・社会小説としても読める。ハラハラドキドキ、ハッピィエンドもの。
    月面基地としての設定は完璧。父娘の葛藤の描き方が少し寂しいか。
    故郷とは何か、ということを考えさせられる。

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    2021年07月09日
  • アルテミス 上

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    月面基地に住んでいることがリアルに感じられる。そうなんだ!の連続。
    ただなんだがとっても息苦しい。地球以外で生きるって体が受け付けない感じ。
    ストーリーはこれからどうなるのか。

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    2021年07月08日
  • 第五の季節

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    この卷で世界の仕組みと状況は、ある程度は分かります…。が、この世界が抱える問題は全く解決しません。そして、暗いです。(※ですが、面白いです。色々謎のピースがはまったとき、また、この巻のラストは、えーっ!と声が出てしまいました。)
    続きの翻訳も出るようなので楽しみにしています。

    また、多くの方が書かれているように、初めの3分の
    1くらいまではかなり読みすすめるのが大変です。
    サイアナイトという女性が出てくるあたりからかなり世界の状況が分かるようになります。前半は読み流すような感じで読むのがオススメです。

    また、LGBTQ+に対してかなり配慮された(というか、この世界ではそうした人たちが自然に

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    2021年02月21日
  • 第五の季節

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    ヒューゴー賞受賞のSF長編。出だしはとにかく読みづらい、というか、とっつきにくすぎる。が、1/3くらい読むと、俄然面白くなってきて、半分過ぎると止まらなくなる。その世界はダークで突拍子もないくイカれていて、あらすじや世界観についてちょこっとでも語ることは不可能レベル。とりあえず最初だけ我慢して読んで損なし。

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    2021年01月08日
  • 第五の季節

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    ネタバレ

    出会ったかもしれない。
    N・K・ジェミシン、覚えよう。
    近所のセレクションセンスがいい本屋さんで発見。
    「前人未到の三年連続ヒューゴー賞受賞」が気になり手に取った。
    「では、世界の終わりの話からはじめようか。」
    というダサいコピーは無視して(が、しかしこれは物語の一行目だ)ヒューゴー賞のセンスを信じ(今のところ割と信頼できる)。
    こういう本との出会いはネットショップではできない。

    なかなかの長編だけれど、一気に読んだ。
    所要時間1.2日くらいかな。
    こんな没入は久しぶり。

    世界観がしっかりしており、エンターテイメント性もあり、最後に読者を驚かせるポイントもあり、つまりそのための構成の計算も

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    2020年09月22日