小野田和子のレビュー一覧

  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    面白すぎる!!映像化するの凄い。事前に面白いというレビューを沢山見てハードル上がってたけど、それでも期待を裏切らない。面白いって感想で終わらせるのがもったいない完成度の高さ。謎の部屋でひとり目覚めた主人公。自分は何者で何故ここにいるのか。徐々に状況が明らかになる構成でページを捲る手が止まらないし、科学的なロジックとエンタメのバランスも絶妙。ラストもとってもよかった。前情報なしで読めてよかった。今作を傑作たらしめているのは、間違いなくこの誠実で心救われるラストシーンでは。読み終えてからずっと余韻に浸ってる。

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    2026年08月01日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    上巻に引き続き、宇宙の中で異星人とバディを組みながら新しく見える希望、トラブル、その中で生まれる友情に、激しい感情のジェットコースターに乗せられ、オチの美しさにはとてもスッキリと読書を終えることができた。SFらしく実験のプロセスや発生したトラブルをロジカルに分析して丁寧に描いていくことに非常に読み応えを感じる。地球サイドの得意分野と異星サイドの得意分野をしっかりかけ合わせて問題を解決していく様が気持ちいい。コミュニケーションに慣れてきて、ジョークを言い始める頃には、関係性の進歩に感極まってしまう。その上ラストには…。ぶっちぎりで楽しい読書でしたれ

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    2026年08月01日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    本も読み、アマプラで映画も観た。

    どちらも良かった。

    万人向けは映画の方だと思う。
    良くも悪くも原作では丁寧に書かれていた科学的な説明は全部カットでストーリーに重きを置いている。

    ストーリーは原作通りなのが良かったし、想像より、とあるキャラの見た目が安心できるものだった。なんならちょっと可愛かった。

    あとは、原作ではグレースが見ることのできなかったある空間について、映画では描かれているのがよかった。

    吹き替え版で観たけど、声はどうしても炭治郎。

    唯一、惜しい点があるとすれば、
    下巻の主人公の決断のところ。
    原作を読むと、本当に、命を懸けた決断ということが分かる。映画も分かるには分か

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    2026年07月30日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    本屋さんの一面にずらっと並べられていて、3月末には映画も始まり、ずっと気になっていた。
    結局映画館では見逃してしまったが、今度はアマプラで配信開始。これはさすがに観たい。
    とはいえ、本と映画なら先に本から読みたい派。というわけで、ようやく読んだ。

    SF小説は三体以来だが、これもおもしろい。
    科学にも力が入っていて、リアルさがある。
    本作を読んで科学に興味を持つ人もいるのではないか。

    そして、上巻終わりには予想外のサプライズがあった。

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    2026年07月30日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    はじめ火星に置いてかれた主人公は、一人で全てを考えて実行して生き抜かなければならなかった。その間アレス3の他のクルーたちは主人公が生きている事さえ知らされず、生存を知った後も何もできずにいた。
    それが最後、いざマークが火星から出る時、マークができる事は何も無く全ての調整を他のクルーたちが行ってマークを救った。
    この対比性がとても美しいな、と感じた。

    あまりにもおもしろかったので数日で一気に読み進めてしまった。そのためあっという間に物語が進んだ感覚だったが、最後のログエントリーはデイ687
    (ソル549)で終わっている。
    主人公は約2年におよぶ時間一人で火星に取り残されていたのだなと思うと、そ

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    2026年07月20日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ネタバレ

    「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がとてもおもしろく普段SF小説はあまり読まないのだが、作者のデビュー作ということもあり購入。
    本当におもしろい!これがデビュー作?すごすぎる!!
    火星で1人孤独に極限サバイバル、といった内容で希望と絶望が交互に襲ってくる。
    極限ではあるものの楽しく読み進められるのは、主人公の性格のおかげなのだと思う。

    「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がたった一人で地球を救う話だとしたら、本作はたった一人を救うために地球全体で協力する話だなと感じた。
    まだまだ上巻なので、これからどのような結末に向かっていくのかとても楽しみ。

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    2026年07月18日
  • アルテミス 下

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    月面都市を舞台に繰り広げるスリル抜群のストーリーと、登場人物たちの軽快な会話やジャズの跳ねっ返り娘感が絶妙。解説を読んで納得しました。
    何気にハートネルズのビリーと常連客たちの雰囲気が好きです。
    アルテミスを舞台にした続編の構想もあるみたいなので楽しみです

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    2026年07月17日
  • アルテミス 下

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    三八万四000キロ。過去にも何かの本で、なぜこのような書き方をしてるのか気になったのだけど。数字だけを並べて書くより確かに読みやすさはある。内容も想像を振り絞らなきゃならないけど、表現に助けられて理解できてるのが楽しい。プロジェクトヘイルメアリでは、もっと狭苦しい船内と巨大なロッキーを想像していたわけだけど。
    前半と比べて、大勢の仲間のおかげでわくわくが多めの展開。本当に月に行ったのかも。面白かった。

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    2026年07月13日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    読み終わってみると、人間の善性が煌めくお話だったとつくづく感じる。かの国もめっちゃいい役回りじゃないか。

    下巻も試練の連続だが、NASAを頼れない一人きりの状況になるとワトニーが生き生きし出す気がして(勿論仕方がなくなのだが)、可笑しかった。

    てっきり地球に帰還してからのエピソードなどもあるのかと思っていたら、手に汗握るピックアップ作戦の完了とともに、そのまま物語も幕を閉じて驚いた。
    同僚との再会に感極まるワトニーをみてこちらも気付いたら号泣していたし、きっと皆んなで地球の土を踏めたと思うので、これ以上の描写は野暮なのかも。

    ここまで2作とも半端ない面白さなので、『アルテミス』も絶対面白

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    2026年07月06日
  • アルテミス 上

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    色んな事情で生活苦から、よろしくない方向に手を染めていく彼女。そんな姿をおいおいと思いながら読み続けてたら、犯罪者になってる上に上手く逃げることもできない上に、雇い主ええええーー
    あれ、これSFというよりミステリー?上の終わりも、超ピンチ?に陥った瞬間で終わってるしで。下が気になってしょうがない。プロジェクトヘイルメアリも同じ文調で、交互に来るエピソードで彼女の置かれてる状態が詳しくわかる仕組みになってる。

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    2026年07月06日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ネタバレ

    『プロジェクト・ヘイル・メアリー』がべらぼうに面白かったので、映画原作であるこちらも拝読。

    因みに映画は未視聴だが、結末だけはネタバレされて知っている状態で挑んだ。だが、そんなことで面白さは1ミリも損なわれなかった。こんな難題や運次第の局面ばかりで、よくぞあの結末に辿り着いたね⁉︎と驚愕するぐらい、次から次へとトラブルが起きて先の展開が全く読めない。舞台が異星だからこそ、専門家でもない限り行動一つ取っても、何が起こるか予測できない緊張感があって、最高にサバイバルしてる。

    また、主人公がいつでもユーモアと相手への思いやりを忘れない人物なので、事態が最悪でも、深刻になりすぎずに読んでいける。彼

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    2026年07月05日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    海外版の宇宙兄弟的作品。様々なトラブルにも負けずそれらを乗り越えていく姿が面白い。「人間はだれでも互いに助け合うのが基本であり、本能だからだと思う。」を体現した物語だと思う。映像にすると面白さがまた違うのではないかな。

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    2026年07月04日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ワトニーのポジティブさが楽しい。
    爆発があったり、トライアンドエラーでなんとかサバイバルしていく様子は生きる強さが感じられた。
    地球とも交信できて希望がみえたかと思いきや、ここで上巻終わるのはひどいよ!止まらない!、

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    2026年07月03日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    火星に1人取り残されるという絶望的な状況のなかで、自分の置かれている状況や次々に起きる事態を客観視して自己憐憫に陥ることなく、何ができるかを考えられる主人公がすごすぎるけど、何より素晴らしいのはずっとユーモアのセンスを忘れないこと。
    この作品を手に取るきっかけとなった同じ著者の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の主人公も同じようにユーモアのセンスをもって困難な状況に向き合ってたから、この著者の作品の傾向なのかな?そうだったら他の作品もぜひ読みたい。
    そして、この作品を読んでいて気持ちよかった理由のひとつは、登場人物たちに悪い意図を持った人が出てこないこと。意地悪とか嫉妬とか相手を陥れるとか人間

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    2026年06月28日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ドキドキハラハラ、そして笑いあり。
    なのに無茶な設定が無く、限りなくリアル。
    こんなに読みやすいSFは久しぶりだった。
    ユーモアって大事なんだな。

    今更ながらこれを機に映画も観てみたくなった。

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    2026年06月24日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    プロジェクト・ヘイル・メアリーがとても面白かったので、こちらのデビュー作を読んでみた。

    この人はすでにデビュー作で引き込む技を持っているんだと感心した。

    こんなにエンタメ要素の強いSFはなかなか無い。
    ハラハラドキドキが、ジェットコースターのように繰り返される。

    上巻の終わり方も完璧。

    下巻が楽しみだ。

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    2026年06月20日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    あまりにも面白かった!
    徹頭徹尾、火星でのサバイバル。
    それ以外の政治的要素など、ほぼナシ。あっても、マーク・ワトニーを救うためのやりとり、のみ!
    ロマンス、ほとんど、ナシ!添え物くらいだけど、人間味のスパイスで、楽しい!
    突き詰め方がすごくて、これが処女作なのかあ…。

    『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んで、ものすごく面白かったのでこちらも読んだんだけど、ワトニーの前向きさというかユーモアセンス凄まじくて、ずっと笑ってしまってた。同じように科学の力で一つ一つ解決してゆく希望の物語なんだけど、笑い事じゃない極限状態を、あまりにも笑い飛ばしていくので、ちょっと…大丈夫?ってくらい笑
    ワトニ

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    2026年06月14日
  • 火星転移 下

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    ネタバレ

    p.387 "人類の全情報を質量とエネルギーの上位メモリにいれられる日がくる。そうなったら、空間をだまして、それが物質やエネルギーだと信じこませることができる。"
     アークナイツに通じるものを感じる。

    p.409 "マジュムダーは、マザー・シストのこと、そして二十年のあいだにマザーがじつにさまざまな仔を生んでくれたことを熱心に語った。そのうちのクルマムシヒツジやツツムシ、チリイヌなどは実際に外の庭園で育ち、重々しく動いていた。"
     オリジムシを思わせる。


    活性ナノが機能している時はイースト菌が発酵するような匂いがするという。ナノマシンDTが合成して

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    2026年06月09日
  • 火星転移 上

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    ネタバレ

    p.124 ”「それも大地が語ってくれるさ」”

    ファンタジーに耽溺した日々、『無限コンチェルト』と『蛇の魔術師』はバイブルのひとつだった。グレッグ・ベア作品はそれらを再読するばかりだった。
    2011年に『天空の劫火』を読んだが、残念ながら合わないと感じられた。

    上巻ではなにを語る物語なのか、まだ充分に明かされていない。構造上の弱点が幾つか見えるが、説明語りではなくちゃんと物語っており、下巻も期待できる。

    数あるグレッグ・ベア作品の中からピックアップした理由はタイトル。そのイメージからナデシコと関連があるのかもしれないと思いこんでいた。原著の出版年は先、日本語訳の出版年はナデシコ放映年より

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    2026年06月07日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    ラストは、意外な余韻を味わえた。

    絶体絶命の状況でもふざけていたワトニーが、最後にめちゃくちゃいいことを言っていて泣かされた。

    あ、ジャガイモは美味しく食べられたみたいだね。

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    2026年05月31日