小野田和子のレビュー一覧
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ネタバレ最強に引き込まれる内容。初の洋書SF。しかし何より読みやすい。一言が長すぎず、しっかり意味を捉えられる。主人公が開幕記憶喪失であるのも、読み手側と一緒に過去を拾っていくようでとてもとてもワクワクするものだった。最初は不気味なだけで、大して気にもしていなかったミイラ死体が徐々に主人公に孤独感と悲しみを与えていくのは普通に悲しく感じる。本来3人で行うはずだった作業。コントロール・ルームでの作業も船外作業も、なんならロッキーとの出会いも。2人がいたらきっと、、という主人公が考えたくなくても、想像してしまうのはとても心が痛かった。主人公はそもそもが中学校の教師であり、宇宙飛行士でもなければ軍人でもない
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急遽の帰還ミッション中に事故に遭って火星に取り残された男の話
映画「オデッセイ」の原作
だけど私は映画を未視聴
火星の有人探査ミッションで到着後3日で砂嵐に見舞われ、帰還を余儀なくされたクルー達
帰還船への乗船の際に、折れた通信アンテナがEVAスーツを貫通して原に刺さり、風で飛ばされしまったマーク・ワトニー
他クルーはスーツの気圧や生体反応のモニタリングの結果、ワトニーを残して地球への帰還船に乗る
しかし、ワトニーは生きていた
次に火星にやってくる有人探査は4年後
通信手段もなく、食料も持って1年分
かろうじて生き残ったワトニーは、植物学者とメカニカルエンジニアとしての知識を駆使し、今の -
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既読の本であるが映画見る前にもう一度読んでおきたく再読。
SF作品の中でもトップクラスに面白い。何がいいってストーリがちゃんと面白い事!これは案外SF作品では珍しい。なぜなら(私個人の主観では)SF作品で重要とされるのが、①革新的なアイディア・思想・社会実験 ②本物である事(嘘っぽくない事)であり、面白い事は二の次であるから。なのでSFを読んで「スゴイ!」と思う事はあっても、「面白い!」と思う事は案外少ない。(そのモデルケースがSF映画の金字塔2001年宇宙の旅だと思う。)
この本の立ち向かうべき敵は直径10μm程度の知能を持たないアストロファージという藻のような生物で、その生物が繁殖活動 -
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月での生活が超未来ではなく現実の少し先くらいで表現されていておもしろい!
なんかちょっとノリが違うというか下品というか、あれだけど。
ジャズ、割と好きな感じのキャラなんだけど、あんまりジャズがんばれー!!って感じにならんかったな、なんでだろ。どっちかっていうとやめとけ!みたいな感じだったかも。
月での人の生活はこんな感じなのかと想像できるところは興味深くて、話も殺人事件や陰謀や人間関係やエンタメ要素も強くてけっこう軽めの読み心地だった。
月の空気や重力問題は怖くはあるけど、行けるなら観光旅行に行ってみたいなー。
住むのはあまり魅力に思えないけど、それでも月での生活を選んだ人たちそれぞれそれなり -
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まだ宇宙科学的なものが何となくわかる感覚が残っていることと、分かりやすいミッションからの絶体絶命大ピンチであっという間に読めた。
たった独りぼっちの異星サバイバルなんでどう考えても詰んでいるのに、諦めないタフさ、常にユーモアのある大らかさが苦しく辛く寂しいだけじゃなく、絶えずキュリオシティを持ちオポチュニティをつかんだ結果だなー!というのがよかった。
食糧問題とか、うっかりミスとか、大気に気圧に温度というどうしようもない環境での生活、絶対に起こりうることが起こるだけでなのに、めちゃくちゃ命がけスリリングで、ほんとハラハラしながら何とか無事であってくれと祈るしかできない。
結末はわかっていたけど -
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ネタバレここ2週間、この本を読む時間が毎日楽しみだった。毎日わくわくした!
苦手な科学や物理は何となくの理解+ときどきChatGPTに頼りながら夢中で読みました。
【名乗りを上げたヒーローが人類を救うための宇宙ミッション(ただし片道切符)】 かと思っていたら、ちょっと違うし、なんか遭遇してるし…
グレースがなぜこの任務についているのかが明らかになったときは そんなこと許されるのかって怒りが湧いたけれど、我々人類の歴史を学びこの先の混沌を予見できるがゆえにあらゆる強行手段を使ったストラットにも人間味を感じてしまう。
上巻ではルクレール博士が、ずっと世界を救う一助になると信じて愛し守ってきたものを今は世 -
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ネタバレ火星に1人、通信手段もなく取り残される絶望的な状況から始まる話だけれど、賢くてユーモアのある主人公の軽妙な語り口のおかげで終始ワクワクしながら読めて楽しかった。
地球でテディがマークの孤独に思いを巡らせている時に当の本人はアメコミのヒーローに文句を言っていたり、NASAの面々がマークがキャンバス地で作業場を作っていて賢いと話している時に実際作っていたのはのびのび過ごすためのベッドルームだったりと、意思の疎通ができない間のズレが面白くて笑ってしまった。
でも実際車で何千キロの旅となったらそりゃ広々したスペース欲しいよな…外部から見たら彼は生き残りのミッションの最中だけど、本人としてはミッション -
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面白かった!
プロジェクトヘイルメアリーが2025年を最高にし、私にSFというものを教え(物理学の勉強さえした)、アンディウィアーを全作読むべきと思わせた。正解です。
マーク・ワトニーのユーモアセンスが大好きで、読みながら何度もくすくすと笑ってしまう!
宇宙のことも工学のことも詳しくない私にギリわかるのは、食料がスキャパレリまで持つかどうかというくらいで、うっかりジャガイモを食べ切ってしまわないかどうかはらはらしたなぁ。
全てがジャストになんとか収まって、頭が良くて行動力のある天才たち大好き!
SFってほんと面白い、知らない知識を文章で叩き込まれるの最高!
2026の1冊目に大成功でした。映画 -
Posted by ブクログ
面白かった!SFは苦手で避けていたが、これはもっと前に読んでおけば良かったー!SFが苦手な人でも楽しめると思う。妙な宇宙人が出てきたりしてバトルにならないのがいい。ユーモアと知識で困難をクリアしていくサバイバル小説。
化学や物理の知識があればもっと楽しめたと思うが、そこらへんは全くダメな私でも、すっ飛ばしながら読んで全然OKだった。
火星にひとりぼっちで取り残されるとか、絶望的なほどの孤独と死への恐怖しかないと思うのだが・・とにかく、主人公ワトニーが、思わず声に出して笑っちゃうくらい明るい。そして前向き。これでもかというほどのいろんなハプニングが起きるが、その困難に対して悪態をつきまくった