小野田和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公に困難が訪れすぎだろ、、って思った。車横転するしね
そもそも上巻の最後でサプライの打ち上げ失敗しててどうなるん??って続き気になって仕方がなかった。それの解決策が中国が極秘に開発されてたロケットってのはなるほどなぁって思ったけど伏線少し欲しかったなとも思った。
また、通信機の故障はさすがに絶望的だった。こんなひょんな事で全部台無しになるってのはよくあることではあると思うが、さすがに致命的すぎる。
でも主人公が常にユーモアを忘れずに生きててすごいなと思った。深刻な状況なはずなのにとても楽しく読めた。また、口語調なので主人公の視点に移入して読むことが出来た。読みやすかった。 -
Posted by ブクログ
火星にたった一人で生き延びるという設定が、SFやサバイバルとしてわかりやすくて面白い。火星での行動が日誌形式で綴られるが、比喩やジョークのアメリカ独特の言い回しに惹かれた。孤独に苛まれそうな日々でも、ワトニーは持てる力を総動員して生き延びる術を模索していく。ハブやEVA、ローバーなどの宇宙機器や装置の詳しい記述が現実味や臨場感を与えてくれる。また、植物学者とエンジニアとしての知識をもってジャガイモを栽培するパートがとても興味深かった。ヒドラジンを用いた水の生成やバクテリア入りの土壌作りなど、試行錯誤し適切なリスクを取り、科学の可能性を最大限に広げる試みに夢中になった。
地球のNASAの人々が、