小野田和子のレビュー一覧
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ネタバレ上巻に引き続き、宇宙の中で異星人とバディを組みながら新しく見える希望、トラブル、その中で生まれる友情に、激しい感情のジェットコースターに乗せられ、オチの美しさにはとてもスッキリと読書を終えることができた。SFらしく実験のプロセスや発生したトラブルをロジカルに分析して丁寧に描いていくことに非常に読み応えを感じる。地球サイドの得意分野と異星サイドの得意分野をしっかりかけ合わせて問題を解決していく様が気持ちいい。コミュニケーションに慣れてきて、ジョークを言い始める頃には、関係性の進歩に感極まってしまう。その上ラストには…。ぶっちぎりで楽しい読書でしたれ
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Posted by ブクログ
本も読み、アマプラで映画も観た。
どちらも良かった。
万人向けは映画の方だと思う。
良くも悪くも原作では丁寧に書かれていた科学的な説明は全部カットでストーリーに重きを置いている。
ストーリーは原作通りなのが良かったし、想像より、とあるキャラの見た目が安心できるものだった。なんならちょっと可愛かった。
あとは、原作ではグレースが見ることのできなかったある空間について、映画では描かれているのがよかった。
吹き替え版で観たけど、声はどうしても炭治郎。
唯一、惜しい点があるとすれば、
下巻の主人公の決断のところ。
原作を読むと、本当に、命を懸けた決断ということが分かる。映画も分かるには分か -
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ネタバレはじめ火星に置いてかれた主人公は、一人で全てを考えて実行して生き抜かなければならなかった。その間アレス3の他のクルーたちは主人公が生きている事さえ知らされず、生存を知った後も何もできずにいた。
それが最後、いざマークが火星から出る時、マークができる事は何も無く全ての調整を他のクルーたちが行ってマークを救った。
この対比性がとても美しいな、と感じた。
あまりにもおもしろかったので数日で一気に読み進めてしまった。そのためあっという間に物語が進んだ感覚だったが、最後のログエントリーはデイ687
(ソル549)で終わっている。
主人公は約2年におよぶ時間一人で火星に取り残されていたのだなと思うと、そ -
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ネタバレ「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がとてもおもしろく普段SF小説はあまり読まないのだが、作者のデビュー作ということもあり購入。
本当におもしろい!これがデビュー作?すごすぎる!!
火星で1人孤独に極限サバイバル、といった内容で希望と絶望が交互に襲ってくる。
極限ではあるものの楽しく読み進められるのは、主人公の性格のおかげなのだと思う。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がたった一人で地球を救う話だとしたら、本作はたった一人を救うために地球全体で協力する話だなと感じた。
まだまだ上巻なので、これからどのような結末に向かっていくのかとても楽しみ。 -
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ネタバレ読み終わってみると、人間の善性が煌めくお話だったとつくづく感じる。かの国もめっちゃいい役回りじゃないか。
下巻も試練の連続だが、NASAを頼れない一人きりの状況になるとワトニーが生き生きし出す気がして(勿論仕方がなくなのだが)、可笑しかった。
てっきり地球に帰還してからのエピソードなどもあるのかと思っていたら、手に汗握るピックアップ作戦の完了とともに、そのまま物語も幕を閉じて驚いた。
同僚との再会に感極まるワトニーをみてこちらも気付いたら号泣していたし、きっと皆んなで地球の土を踏めたと思うので、これ以上の描写は野暮なのかも。
ここまで2作とも半端ない面白さなので、『アルテミス』も絶対面白 -
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ネタバレ『プロジェクト・ヘイル・メアリー』がべらぼうに面白かったので、映画原作であるこちらも拝読。
因みに映画は未視聴だが、結末だけはネタバレされて知っている状態で挑んだ。だが、そんなことで面白さは1ミリも損なわれなかった。こんな難題や運次第の局面ばかりで、よくぞあの結末に辿り着いたね⁉︎と驚愕するぐらい、次から次へとトラブルが起きて先の展開が全く読めない。舞台が異星だからこそ、専門家でもない限り行動一つ取っても、何が起こるか予測できない緊張感があって、最高にサバイバルしてる。
また、主人公がいつでもユーモアと相手への思いやりを忘れない人物なので、事態が最悪でも、深刻になりすぎずに読んでいける。彼 -
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火星に1人取り残されるという絶望的な状況のなかで、自分の置かれている状況や次々に起きる事態を客観視して自己憐憫に陥ることなく、何ができるかを考えられる主人公がすごすぎるけど、何より素晴らしいのはずっとユーモアのセンスを忘れないこと。
この作品を手に取るきっかけとなった同じ著者の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の主人公も同じようにユーモアのセンスをもって困難な状況に向き合ってたから、この著者の作品の傾向なのかな?そうだったら他の作品もぜひ読みたい。
そして、この作品を読んでいて気持ちよかった理由のひとつは、登場人物たちに悪い意図を持った人が出てこないこと。意地悪とか嫉妬とか相手を陥れるとか人間 -
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ネタバレあまりにも面白かった!
徹頭徹尾、火星でのサバイバル。
それ以外の政治的要素など、ほぼナシ。あっても、マーク・ワトニーを救うためのやりとり、のみ!
ロマンス、ほとんど、ナシ!添え物くらいだけど、人間味のスパイスで、楽しい!
突き詰め方がすごくて、これが処女作なのかあ…。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んで、ものすごく面白かったのでこちらも読んだんだけど、ワトニーの前向きさというかユーモアセンス凄まじくて、ずっと笑ってしまってた。同じように科学の力で一つ一つ解決してゆく希望の物語なんだけど、笑い事じゃない極限状態を、あまりにも笑い飛ばしていくので、ちょっと…大丈夫?ってくらい笑
ワトニ -
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ネタバレp.387 "人類の全情報を質量とエネルギーの上位メモリにいれられる日がくる。そうなったら、空間をだまして、それが物質やエネルギーだと信じこませることができる。"
アークナイツに通じるものを感じる。
p.409 "マジュムダーは、マザー・シストのこと、そして二十年のあいだにマザーがじつにさまざまな仔を生んでくれたことを熱心に語った。そのうちのクルマムシヒツジやツツムシ、チリイヌなどは実際に外の庭園で育ち、重々しく動いていた。"
オリジムシを思わせる。
活性ナノが機能している時はイースト菌が発酵するような匂いがするという。ナノマシンDTが合成して -
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ネタバレp.124 ”「それも大地が語ってくれるさ」”
ファンタジーに耽溺した日々、『無限コンチェルト』と『蛇の魔術師』はバイブルのひとつだった。グレッグ・ベア作品はそれらを再読するばかりだった。
2011年に『天空の劫火』を読んだが、残念ながら合わないと感じられた。
上巻ではなにを語る物語なのか、まだ充分に明かされていない。構造上の弱点が幾つか見えるが、説明語りではなくちゃんと物語っており、下巻も期待できる。
数あるグレッグ・ベア作品の中からピックアップした理由はタイトル。そのイメージからナデシコと関連があるのかもしれないと思いこんでいた。原著の出版年は先、日本語訳の出版年はナデシコ放映年より