小野田和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上下巻の感想をまとめて
物語は記憶を忘れ宇宙船で目覚めるところから始まり、現在パートと過去パートからなる。
宇宙から見て地球の人類が発見発明してきた歴史はとても先進したもののように感じる。相対性理論を見つけたことや食材に関する文明さまざまなものごとが物語の今に生きていた
専門用語や計算、状況把握がわからず面白いけど頁が進まない…やっぱりSF作品はあまり得意でない
ネタバレ
アストロファージは地球でそんな方法でそんな数の繁殖は理論的に増えるんやろかと疑問があったりなかったり
そして未知との遭遇の展開がまさか起きるなんて、そして会話ができるようになるなんて、宇宙菌の解決方法が見つかるなんてワク -
Posted by ブクログ
ネタバレ理系を勉強しとけばよかったなぁと思わせられるSF。記憶喪失のまま死体と宇宙船で目覚める絶望的状況から、身体に染み付いた科学知識を総動員し、現在地と使命を論理的に導き出す過程はスリリングの一言。科学知識を武器にゼロから状況を打開していく様は、漫画『Dr.STONE』にも似たワクワク。
過去の記憶と現在の宇宙船が交互に語られる構成の妙。平凡な科学教師が国家プロジェクトに巻き込まれていく過去編は、合理的思考の権化とも言える上司の存在も相まって圧倒的なスケール感。未知のエネルギー体「アストロファージ」の謎に迫る緻密な設定は、読者の知的好奇心を強烈に刺激する。
異星言語の解析すら即座にこなす主人公の -
Posted by ブクログ
ネタバレ科学描写が多く、理解しきれない部分もあったが、壮大なミッションの行方を追いながら最後まで引き込まれた。
印象的だったのは、地球とエリドの運命を左右する最重要研究でありながら、彼らが行っていたのは理系の大学生と同じように、観察し、分析し、仮説を立て、検証するという地道な実験の積み重ねだったことだ。小さな結果を積み重ねた先に突破口が現れる。その過程こそが科学の本質だと感じた。大学時代、もし「地球の運命がかかっている」と言われていたら、私ももっと真剣にピペットを握っていたかもしれない。
グレースとロッキーが互いの科学を持ち寄り、新たな発見のたびに心から喜び合う姿に胸を打たれた。生物種も生きてきた -
Posted by ブクログ
読後第一感としては、物凄く映画向きだなぁというもの。
なんか色々思ったことを書くとすれば、
・科学と人間に対する強い信頼と自信が見て取れる。先日読んだ「科学革命の構造」が思い出される。
・反面、政治的な描写は極小化されている。特に中国側の技術者が「外交官では解決しないから技術者同士で話すべき」と発言したのが象徴的。ちょっと現実では想像できない。
・主人公およびクルー陣のメンタルが最強過ぎる。宇宙飛行士だから、と言えば理解できるが、もはやヒーローに近い造形に思える。
といった感じだが、普通にエンタメとして良作だと思うので、これらは野暮な蛇足である。