小野田和子のレビュー一覧

  • 創られた心 AIロボットSF傑作選

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    コミック『アトム・ザ・ビギニング』を読んでいたところで本作を偶然手に取ったのだが、ロボットの擬人化という単純な物語など遥かに超越した16篇の来るべきAI世界にまつわる思索小説としても大変興味深い短編が名編者J・ストラーンによって集められている。J・J・アダムズ編による銀河連邦、パワードスーツものなども読みたくなる。

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    2022年05月28日
  • 第五の季節

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    最近もドラマ化された『日本沈没』という傑作SFがあったが、それがちっぽけな作品に思えてしまうほどにケタ違いにスケールが大きいファンタジーな地殻変動もの。まったく不案内な未知の世界であるにもかかわらず、読み始めた途端に引きずり込まれるようにストーリーに没頭してしまう。絡みあっていた三つ編みの髪の毛が解かれて拡がるように物語が展開した先には主人公が追い求める娘の話がくるようである。

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    2022年01月10日
  • アルテミス 上

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    「火星の人」アンディ・ウィアーの長編第二作。今度の舞台は月面都市。女性主人公の軽妙な語り口が読みやすい(あまり共感はできないが)。精密に設定された都市の描写にリアリティがあって面白く、サスペンスミステリーのような展開に説得力をもたせている。科学知識を駆使したり、機転を利かしてピンチを切り抜けていくスリリングさは前作ゆずり。先が気になって一気に読める。

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    2021年11月12日
  • 第五の季節

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    ネタバレ

    『三体』が読みたいけどまだ読めないので代わりにこっちを読んだ。面白かった。

    だらだらと思い付くままの覚え書きのような感想。

    最初は星3くらいで、世界観の飲みこみがうまくいかず、ノレず、だらだら読んでいた。しかし、サイアナイトの話で、能力のあるオロジェンは強制的に子作りをしなければいけないとか、ノード保守要員はロボトミー手術のようなものを受けて廃人のまま生かされ管理されるという事実が明らかになってきて、この世界の闇が見えてきたあたりで面白く感じられるようになった。さらに、そのノード保守要員は、アラバスターの息子というのも匂わされて面白かった。人権どこいったという世界。ほんとディストピア。

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    2020年11月03日
  • 第五の季節

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    これは読みごたえがありましたよ・・・。

    三部作の第一部でありながら、細かい文字でびっしりの600ページ越え。

    僕的には、若干でも文字の大きいハヤカワSF文庫で出版してほしかったかったのですが、そうも贅沢はいっていられません。
    はい。
    創元SF文庫さま、日本語版を出版していただきましてありがとうございました。
    僕が愛用している個別にあつらえたリーディンググラスを駆使して読破しました。
    あ、すみません。カッコつけました。ただの老眼鏡です(笑)。

    馬鹿なことを言ってないで、レビューですね。

    いや、面白かったです。
    3部作の全作品がヒューゴー賞を受賞しているという本作品。しかも3年連続という快

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    2020年10月11日
  • 第五の季節

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    ネタバレ

    はるか未来の地球。不動[スティルネス]と呼ばれる巨大大陸は、数百年ごとにやってくる天変地異〈第五の季節〉と地震の脅威に晒されていた。人びとは〈用役カースト〉という世襲制の役割分担を作って〈季節〉に備えていたが、〈オロジェン〉、あるいは差別的に〈ロガ〉と呼ばれる者たちだけはカーストからもはじき出されている。オロジェンは地震を操る能力を持ち、それゆえに忌み嫌われ、権力者に管理・制御されるべきと考えられている人びとだ。オロジェンでありながら身分を偽り、二人の子どもを奪われた女性エッスンと、〈守護者〉に引き渡されオロジェン育成学校に入学したダマヤ、オロジェン最高峰の能力者アラバスターとバディを組むこと

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    2020年08月19日
  • 第五の季節

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    すごいすごいすごい!!
    三パターンの視点がひとつに集約していく感じとか興奮してしまった。
    続きがはやく読みたい!!
    来年までいきる目的ができました~☺️

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    2020年07月29日
  • 2001:キューブリック、クラーク

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    長年、この映画に関するドキュメントがあれば…
    と思っていたがその願いを十分に叶えてくれただけでも
    十分なのに、見たことのない写真や初めて知ることが
    満載で、映画のファンは読むべき一冊。

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    2019年01月06日
  • 火星転移 下

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    「凍月」より先に書かれているが、「凍月」より後の世界を描いている作品。

    22世紀の火星は、地球から半分独立、半分依存している形で存在している。その火星で、政治家を目指すキャシーアが大学を追い出されかけるところから、火星の運命が回り始める。
    大学内でも、反学長派とみなされた学生たちが一斉に退学させられることになる。それに反対した学生たちの反乱は、あっけなく終結するが…。

    キャシーアの回顧録というかたちをとっている作品だが、なぜ「回顧録」なのかというのが最後にわかり、彼女の人生に圧倒されること間違いなし。
    そして第1部で描かれる、キャシーアとリチャードの淡い恋愛話は、その辺の恋愛小説など風で飛

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    2015年07月13日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    読んでよかった!
    映画と終わりのシーンが少し違って、小説版だとちゃんと地球が助かったことを知るシーンがあるんですね

    映画版も傑作なことは間違いないが、小説版完全再現の映像化も見たいなーと思わせるのはアンディ・ウィアーのストーリー力を感じる。

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    2026年05月24日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    映画きっかけで読んだ。

    冒頭読んでから、確かに小説版から読んだ方がいいな!と思った。すこしミステリー的な、「そもそもここはどこなのか?」という推理から始まるんですな

    映画のグレースよりもさらにポジティブでウィットに富んだ人だなと感じた。ビビりにくく、すごく生きる力に溢れている

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    2026年05月24日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    最高峰傑作です。
    感動の物語でした。
    科学にまつわる知識が豊富に盛り込まれており、
    この物語は地球の未来です。
    こんな世界が来るのではないかと思います。

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    2026年05月21日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    SFの最高峰です。
    主人公の心情や引き込まれる内容に感服します。
    科学、物理、数学等に関する知識が盛り込まれ、分からない部分が多いなかでも、引き込まれる魅力があります。

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    2026年05月21日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    映画良かったので読みました。かなり科学系の難しい話が出てきて大変だけど、面白い。メタンの話とかはなかったし。これからどうなるか楽しみ。ストラッドの覚悟が決まりすぎてて怖い。

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    2026年05月19日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    以前SF小説を読み切ることができず苦手意識があったんですが、こちらを友達に勧められ購入してみました。
    章が終わる毎に何かが判明したりして、続きが気になりどんどん読み進められました。下巻もとても楽しみ。

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    2026年05月19日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    謎の空間で目を覚ました主人公は、自分の名前も思い出せないなか、科学的知識が豊富であること、この空間が地球上ではないことに気づく。
    そして徐々に自分は何者なのか、そして太陽で起きた異変について思い出していく。 
    地球を救うミッションを描いたSF作品の下巻。

    ここまで科学的な知識や理論がふんだんに盛り込まれた作品を読むのは初めての経験だった。
    物語のなかで描かれていることを理解するのは難しくついていけなかった部分もあったけれど、発生した問題に対して主人公グレースが知識を駆使して解決していく物語の展開の仕方は、ミッションをクリアしていくという、ゲームのようなとっつきやすさもあった。
    かなり難しいこ

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    2026年05月24日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が面白かったのと、『宙わたる教室』の登場人物の愛読書だったので読んでみましたが、難しかった!
    理解できないどうしよう挫折するかも…と序盤の作業シーンは本当にちんぷんかんぷんで。けれど、地球側の話が出てきてからはぐいぐい引き込まれていきました。
    主人公は常に冗談を言っていて、これくらい前向きでタフでないと、死と隣合わせの火星で一年半もひとりで生き抜けないな、と納得。
    メンタルと技術力最強の主人公。
    そして仲間の宇宙飛行士たちの決断もカッコいい。

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    2026年05月18日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    謎や、展開が気になるのでページは進むんだけど、評判ほど面白いものなのかよくわからない。
    読んだことはないけどラノベぽいというか、読みやすい文章なのがウケているのかも。

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    2026年05月18日
  • アルテミス 下

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    終盤のドタバタ劇は、私の中の物理と科学を総動員して読んだ。

    主人公がアラブ系、アルテミスを立ち上げたのがアフリカ系というのが新鮮でよかった。

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    2026年05月18日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    上下巻を一気にとても楽しく読みました。
    宇宙人との邂逅とやり取りの果ての友情物語。
    SFにしては読みやすいと思ったが、発生する問題に対して科学的、天文学的、または数学的アプローチで解決する様は見る人によっては退屈かもしれない。或いは置いていかれる感があるかも。
    しかしその実現可能制や、数学的正しさをつつくような作品ではない。これはハードSFではなくハートフルコメディなんだくらいの感覚でサクサク読み進めたほうが楽しめると思う。

    そう考えると長編の本を読み慣れていない人や、中学生くらいのお子さんなんかに良いのではと思う。それなりに分量はあるが、くじけないで下巻まで来れたら、きっと最後まで読み進め

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    2026年05月18日