小野田和子のレビュー一覧
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ネタバレめちゃくちゃ面白かった!
下巻は、まさにグレースとロッキー二人の物語。
異文化の二人が徐々にバディとなって、新しいミッションに挑戦し、困難に直面しながらも、お互いが知恵を出し体を張り成し遂げていく。
ついにつかんだ成果をお互いの星にもたらすために、二人は前向きに永遠に別れた…
はずだったのに。
最後に起きた最大のピンチと、グレースの決断に、ページをめくる指が止まらなかった。
再会のシーンに、涙が出た。
グレースは思いもかけない運命を辿ることになったけれど、ロッキーという最大の友を得て本当に良かったと思う。
王道SFでもあり、ハラハラドキドキのエンターテインメントでもあり、そして科学技術とそれを -
Posted by ブクログ
ネタバレ終盤明かされていく記憶喪失の謎とか、なぜグレースが船に乗ったのかとか。映画を先に見てしまったから展開は分かっていたけど知らずに読んでみたかった〜!!!臆病者のグレースが、自分を犠牲にして地球の何十億人を救うことは最後まで拒否していたのに、異星人の親友とその星を救うために戻ることにする。グレースの心情は常に科学に基づいて描写されてるんだけど、そこだけは「ああロッキー!!」と彼を思う気持ちで動くんだよ、泣けたね…地球では醜い詭弁で(死にたくないのは当然だが)逃げようとしていたグレースを見ているから、そこの心変わりにはグッと心掴まれた。
彼にとって任務はもちろん大きな目的だけど本当に大切なのは地球の -
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ネタバレこれは完全に最高
序盤はグレースが未知なる環境で探究心を爆発させてるのが見てて楽しい。ロッキーに科学を教えるところとか、互いの生態系を語り合うところも読んでてすごーーくわくわく。相対性理論を知らされて絶望しないかなとか勝手に心配しちゃった
映画では物足りなさを感じた地球サイドも詳しくかかれてた。地球温暖化のために大量の核爆弾を爆発させて涙を流すところとか、地球を守るためになんでもしなきゃいけない、倫理観を覆さなきゃいけない状況、つらいよね…とこちらも泣きそうになった
「あなたはしなければならないことをした。わたしたちはみんな、しなければならないことをしているのよ」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結末を知っているからこそ序盤の良さがわかる。ハードカバーを読んで、さらに文庫も買うという体験は初めて。
映画と比較しながら読む。
過去や科学的な説明を精細に説明し、仮説と検証を重ねながら少しずつ真実に迫る小説と、順序を含めて大胆に省略、改変して映像で観せる映画の違いを堪能した。
小説は、アストロファージの秘密を解き明かしていく5章が抜群に面白い。ロッキーも7章で出てきて、あれこんなに早かったっけと。
時計でコミュニケーションをとるシーンでは、小説を読みながら、実際にエリディアン時計を作った映画スタッフに感謝しきりだった。なるほど、エリディアンは3本指だから6進法を使っているのかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった〜〜〜!
ドキドキとハラハラの連続なのは言うまでもなく、とにかく情報の開示のされていき方が上手すぎる。
上巻からずっと、主人公が船に乗ってる理由が明かされてなくて、まあ途中で耐性遺伝子があるとかそういう話はあったものの、その後正副搭乗員が決まってる描写もあり「あれ……?」となり……いやほんと、最後まで読者の読む手を止めさせない本でしたね。
中だるみ一切しなかった。
まさか主人公があんな形で船に乗せられてまんまと思惑通りにプロジェクトにのめり込んで、目的を果たさせてしまうとは……
あと何よりロッキー、主人公とロッキーの絆が本当に良かった。
タウメーバがキセノナイトを通れるようになってし -
Posted by ブクログ
下巻では、異星人ロッキーとの交流が物語の中心となり、二者の関係性の変化が大きな見どころとなっていた。一方で、小説の描写だけではその情景を具体的にイメージするのが難しい部分もあったが、ストーリー自体の面白さがそれを上回っていた。特に、主人公とロッキーの間に生まれる友情は非常に印象的で、星を越えた宇宙規模の物語でありながら、人と人(異星人)とのつながりの温かさを感じられる作品だった。全体として、科学と感情の両面から楽しめる非常に良い作品だと感じた。
映画は勿論観るべきだが、原作→映画の順で観た方が、物語や設定への理解が深まり、より高い解像度で作品を楽しめると思う。原作は映画にはない細かな描写を、映