小野田和子のレビュー一覧
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素晴らしいSF作品に出会えた。地球を救うことを目的に宇宙で悪戦苦闘する物語はかなり目にしてきたが、このパターンのエンディングは初めてだ。Posted by ブクログ
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何度も絶望を感じたが、マークの陽気な性格のおかげで暗い気分にはならず寧ろフフっとなった。
映画も見てて結末は知ってるはずなのに、どうなる!?大丈夫?と最後まで目が離せなかった。
暗号メールのくだりは、ミッチようやってくれた!クルーもかっこいい!となり、その後ヘルメスの不調などもきちんと描かれているの...続きを読むPosted by ブクログ -
怒涛の展開でハラハラしつつ、科学的な内容は全くわからないので読むのに苦労しました。最後はスッキリハッピーエンド、多くの口コミは「面白かった!」なのですが、主人公が過ごした過酷な時間とその結末に私は切なさで涙が止まりませんでした。
とても感慨深い作品です。読んで良かった。
Posted by ブクログ -
ものすごい本を読んだ。
イヤー、すごかった。
上巻でロッキーと出会った。
下巻ではロッキーと一緒になってタウセチを探る。タウメーバがアストロファージが食べることがわかった。窒素の中でも生きられるよう世代厳選し、ロッキーがたくさん持っていた(相対性が考慮できなくて過剰な燃料を持っていた)アストロファ...続きを読むPosted by ブクログ -
SFは普段読むことはないんですが最高に面白かった!
主人公の背景がやたらと小出しだな、と思ってたらじわじわと絶望の穴が深くなっているのを感じて、一気に来られるとここまで重く受け止められなかっただろうなと。
困難も多いけど、バディらの鬼強メンタルのおかげで陰鬱にはならなくて、始終少年みたいにわくわく応...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻を読んだ時点で評判通り大変面白い作品であることは頷けた。
ちょっと気になるのは異星人とのコミュニケーショがこんなに簡単に取れてしまうようになるのかと言うところ。しかしながらもしかしたら実際そうなのかもしれないし、習得方法のアイデアもなかなかだし、話しの大筋からするとここは著者としては字数を節約す...続きを読むPosted by ブクログ -
母校の物理科の先生のおすすめの本で、ずーーーっと気になっていた作品でした。
ここ6年ほどほぼ読書週間のない生活をしていたのですが、とても久しぶりにこんな長編を読み切れました...! 話の長さが全く苦痛にならないほど、面白くとてもよかった。私は物理は基礎部分しか学習していないのですがある程度は理解と...続きを読むPosted by ブクログ -
立ちはだかる問題に仮説検証を繰り返し解決していく過程でグッと物語に引き込まれ、主人公と一緒に宇宙を探検している気持ちになりました。
最後の最後までワクワクして楽しめました。
探検や冒険が好きな方にぜひ読んで欲しい一冊です。Posted by ブクログ -
読み終わったあと色んなポジティブな感情になった!
SFが苦手な人も読んで欲しい。それほど面白い。
何の情報もなく読んだから、6章(くらい?)の衝撃は凄くて一回本を閉じた。
そこからは、宇宙人を知るための探究、頼りになるロッキーとのバディもの、未知のアストロファージとタウメーバスへの科学探索の冒険もの...続きを読むPosted by ブクログ -
化学や物理の知識を使って疑問や課題を解決していくワクワク感がたまりません。
これからどうなるんだろう。下巻が楽しみです。Posted by ブクログ -
このようなことは本はぜひ沢山の若い人に読んで欲しい。科学の面白さが満載。
科学者を目指すきっかけになればいいですね。Posted by ブクログ -
この本はとにかく面白い! 進む進む。宇宙人に遭遇だけど、これが本当だったら兄弟のようになれるかな? 目的が二人共同じだから友好的になれる。人類 異星人を救うというミッション。お互いの宇宙の中で二人だけなのだから。お互いのコミュニケーションの作り出し方が面白かった。ニュートリノのことがでてきて、そうだ...続きを読むPosted by ブクログ
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ぼくは悔しい…SF小説を読み慣れていなくて、科学も学生の頃から苦手だったぼくは、この素晴らしい物語を味わい尽くせてないんじゃないか…
それでも、そんなぼくにとっても、思いもしない展開に時に絶望し、希望を抱き、ワクワクし、ハラハラし、頭を悩ませ、笑い、涙したこの読書体験は唯一無二のモノだった、サイコー...続きを読むPosted by ブクログ -
何と幸せな読書時間か。
地球の危機を救え。次第に明かされていく記憶、そして任務とは。
前半部こそ小難しい専門用語が多くて苦労したが、後半に至り、突然ギアが入る。
当方には科学の知識などないが、本作で描かれるSFがとんでもない傑作だというのはよく分かる。空想科学と、娯楽の見事な融合が互いに手を取り合っ...続きを読むPosted by ブクログ -
異星人とコミュケーションを確立するためのやりとりや、
次から次に起こる予想外の展開を、へこたれずに工夫で乗り越える姿に
毎回納得させられて夢中になって読んでしまいました。
最近読んだ宇宙系SFでは最高の面白さです。Posted by ブクログ -
上巻とは雰囲気が打って変わって、どう展開するのか先が読めません。とても感動したし、おもしろかったです。Posted by ブクログ
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科学の専門的な内容が幅広く入っていて、初めの方はどこまで理解できるか試されてるような感覚がした。
途中からは新しい出会いがあり、ハラハラドキドキの展開や、問題の解決もなるほど!と思うところがあり、納得できる面白い物語だった。
終わり方もハッピーエンドだと思う!
Posted by ブクログ -
とても面白かった。
太陽光が減少した原因については珍しい発想だったし、その後の展開も新鮮だった。
ラストのほうは大どんでん返しと言うような衝撃的なものではないが、友情を感じられて非常に感動してよかった。
火星の人と同じ著者と言うことで、文体はよく似ている、非常にくだけた軽いノリのラフな感じ。
私はこ...続きを読むPosted by ブクログ -
トラブルによって火星に一人取り残された植物学者のサバイバルストーリー。とてもおもしろかったです。
下巻では、遠く離れたMAV(火星上昇機)に向かって現在のベースから大移動します。予想はしていたものの、いくつものトラブルが陰に陽に現れて、主人公がその度に創意工夫を持って切り抜けていきます。そして、火星...続きを読むPosted by ブクログ -
トラブルによって火星に一人取り残された植物学者のサバイバルストーリー。とてもおもしろかったです。
詳しい物理などは全くわからない前提ですが、火星の上で生命維持に必要とされる水・食料・酸素等を確保することが重要である点はよく理解できました。絶望の極みのような状況においても、主人公がユーモアを交えつつ創...続きを読むPosted by ブクログ