あらすじ
人類の希望は、遥か11.9光年の彼方――。たったひとりの冴えた相棒と、謎の解明に挑む!2021年アメリカでの発売以来、NYタイムズをはじめ様々なベストセラー・リストに挙がり、ライアン・ゴズリング主演で映画化が進行中の、ファースト・コンタクトSFの新たな金字塔。
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Posted by ブクログ
最高だった!幸せ!幸せ!幸せ!下巻の怒涛のワクワク感!最もツッコミが炸裂した本でもあったなぁ。手に汗握るしもうロッキー愛おしいぜ。
サンドイッチのように挟まる科学パートは正直承知できない!ことがあったがまた何度か読めばわかる気がする()。記憶についての書き方もええやぁん。
Posted by ブクログ
オーディブルで拝聴。
どのレビューでも高評価。最高のSF小説です。
こんなに感動するSFは初めてです。
諦めない心、勇気、友情…終盤の展開がすごかった…
2026.3月の映画が楽しみです。
ロッキーはどんな見た目になるのかな、しつもん!
Posted by ブクログ
マイ・ベストSFです。「三体」超えしてしまった。
終わり方が美し過ぎて、本当に感動。
最後の最後まで手に汗握るストーリーで、映画オデッセイを彷彿とさせる。
科学のリアルとユーモアの両輪をここまで演出できるアンディウィアー凄すぎるだろ。
映画を心待ちにしています。
Posted by ブクログ
挟んだった!年末に話題書を(もう良いって)
実は映画で観ようと決めていたので読まないでいるつもりでした。
ところがTomoyukiさんのレビューを拝見して原作にいたる病にかかってしまい、どうしようもなくなって読んでしまった。
度々ブク友様方に私の本棚は濃い、濃い!とご指摘いただくのですが、実は私だって話題書を読めるんですよ!(新しい文盲のような言い方)
これで万が一、映画の出来が悪くても「違うんです!原作は面白いんです!」と劇場内で駆け回る事が出来るという訳ですよ(やった事ないけど)
でも映画は間違いなく面白いと思います。
原作では主人公のグレースが何故独りで宇宙で目覚めたのか、じっくりと過去の話を描いてくれます。
このじっくりとの部分がしんどい方もいらっしゃるのかなと思うのです。
何故なら科学の話と切っても切れない内容なのでそれはもう専門的な話がバンバン飛び出て来ます。
勿論、私も科学が大得意ではないので、分からない所はアホな顔で軽くスルーしてます(口が開いてたと思う)
それでも大丈夫なように書いて下さっているのです。
何となく分かっていれば十分に楽しめる構成になっています。いや、凄いです。
映像化となればこの小難しい部分もより分かりやすくなるでしょうし、じっくり描かれた過去話もかなりまとまってくると思います。そして後編のアレが映像で見れるとなると、面白くない訳がない!!
(どうしよう、蓋を開けてみたらフィルマークス星3とかだったら…その時は知らんふりしよう)
そう、本作は下巻が異様に面白い!
正直、私は上巻の終盤までは面白いけれど皆さん程の熱量は持てないなあ、と、またもや「話題書が響かない症候群」を発症したか?!と危惧しておったのです。
ところが上巻の終盤から株価高騰、なんじゃこの面白いSFは?!
おどろき!おどろき!おどろき!よい!!
後編で何度か涙腺まで崩壊させて非常に満足な読書体験をさせて頂きました。
映画だけご覧になる予定の方には、出来れば予告編も観ないで行って頂きたいです。
興味を持って貰う為には仕方ないと思うのですが、壮大なネタバレ映像になっています。
私自身の体験から、本作は予備知識無しで触れた方がより楽しめると思います。
話題書、恐るべし!!
あ、ひとつ大事な事を言い忘れていました。
どなたか、本書で登場した「OK」の数を数えて私に教えて下さい。気になって夜も眠れません。
(あまりにも目にしすぎて、今日ナチュラルに年上の方にOKと返事してしまった…)
Posted by ブクログ
上巻の後半から増えたメンバーとの掛け合いや、問題解決までの試行錯誤にとても心が踊りました。解決の糸口が見えたあとも、残りのページ数でどうまとめるのか最後までわくわくしながら夢中で読むことができました。
Posted by ブクログ
SF関係の読書経験値Lv.16(MAX Lv.99)ぐらいの自分でもスイスイ読めました。主人公のグレース博士が陽気で、セリフカッコの中の言葉が現代的なのが理解の助けになったかも。フォントがちょこちょこ、装飾的に変えられていたのはアドベンチャー小説っぽくて技巧的でした。
事前知識なしで読んで!とここ数ヶ月色々な方からオンオフ問わず聞いてて、みんなの言う通りだったなと納得。なんなら映画の予告トレーラーも見ない方がいいです。なんであんな予告にしたのか笑
科学には全く興味がなかったけど、この本を読んでから学び直したい欲が溢れてます。しあわせ!
Posted by ブクログ
下巻です!
後半もハラハラドキドキが続きますが、友情を温めてゆくシーンにはほっこりし、記憶喪失の謎も解明され、なおかつハッピーエンドだったので読後感は最高。
とっても面白かったです。
地球のことはチラッとしか出てこなかったけど、その一文で救われましたし。
また、終盤、彼らの星を救うためにとった主人公の行動は、地球にいるままであれば取れなかっただろうと思われ、友情を通して成長した主人公の姿が頼もしく、感動しました。
それにしてもSFって私の想像の上を行くことばかり。
本作の設定もファーストコンタクトもそう来たか!と驚き、感心しながらあっという間に読み終えました。
来年の映画化、楽しみだなあ。
Posted by ブクログ
とんでもない。
おもしろい。
アツすぎる。
ラストの展開が綺麗すぎて素晴らしい。
普通に内容が難しかったのでいつかもう一回読みたい。
映画も見たい。
Posted by ブクログ
よい!よい!よい!!
もう映画が待てません。
そしてここで語れることがありません。
情報ゼロで楽しむことが大切です。
とにかく、プロットが必然的と言うか、問題解決をすることで話が進んでいく。実験をして、その成果を得ていくような楽しさを感じられるし、胸が熱くなります。
私自身、人が生きることに、意味はないと思う派の人間です。それは、生が無意味なのではなくて、何かを成さなければ生きる意味がない、とは思わないと言うことです。
だけど、もし自分に何かができるなら。それによって全く知らない誰かであっても、救うことができて、その人達の希望になれるのならば、それを選択したいと思う。
きみは友だち。
みんな生きる!
フィストバンプだ!
Posted by ブクログ
ちょっと予想外の展開ですごすぎた。
ロッキーとの親交の深め方も興味深かったけど、どこからこんな発想が出てくるのか、宇宙への夢が広がるいいストーリーだった。
ちょっと古いけど、スタートレックとかの世界。異文化の交流ならぬ、異星人との交流でこんなに胸打たれるなんて驚き。さらにラストの展開が私としてはハッピーでよかった。
Posted by ブクログ
とても良き小説でしたネギ。心がポカポカするネギ~♪小心者の私でも読める小説でしたネギ。
いままで読んだ物語の中で一番かもネギ。
今年のナンバーワンコンテンツねぎ。去年はマインクラフトねぎ。マインクラフトのトリさんかわいいネギ。
映画化されるそうですが、かわいいあの子のお姿と時計が気になるネギ。時計欲しいネギな。
プロジェクト・ヘイル・メアリー、二回目読書に入るネギ。今度はわからなかった用語を調べながら読むネギよ。
今度生まれてくるときは、宇宙一のエンジニアになりたいネギ~憧れネギ~♪
Posted by ブクログ
面白かった!!最後までどうなるのかわからず解説にもあったとおり天国と地獄を行ったり来たりで最後までハラハラする。ちょっとずつ思い出す過去に共感できる部分も。でもやっぱりロッキーに出会えたのが楽しかったなあ。
Posted by ブクログ
ロマン!物語の直接的な意味でも人物の心情的な意味でも情熱的で心揺さぶられるストレートな爽快感に満たされた
変にダラダラとした描写がないから頁を捲る指が止まらぬ止まらぬ
映画観たいなぁ
ロッキーの声がちょっと気になる
Posted by ブクログ
ロッキー!!グレース博士とロッキーの2人の友情が最高によい。SFで泣きそうになるってあるんだな。ストラッドの歴史観についてのかたり、そして主人公がなぜ冒頭記憶をなくしていたのかの種明かしにいたる流れが上手い。映画化されたら観に行こう。
Posted by ブクログ
大変面白かった。
後半はどんどん読み進めてしまったし、最後は読み終わるのが勿体無く感じてしまった。
異星人のロッキーとの掛け合いがとても面白い。
主人公にもロッキーにも作者の性格が反映されているんだろうけど、登場人物を好きになれる本って読んでて楽しいですね。
映画化も進んでいるみたいなので、どのように映像にされるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
異星人とのコンタクト、言葉や衣食住に伴う習慣、そして思考や文化の隔たりがあったとしても、"種の保存" よりも "個の生命" を優先する感情を共有する。自己犠牲や判断ミスなどのリスクがあれど、一見非合理な行動に進化や繁栄の芽生えが宿っているのではないか。この広大な宇宙という空間に時間という抗えない制約があっても個の意志は後世に何かしら受け継がれていく。グレースとロッキーにそのロマンを感じる。そして心和む。
Posted by ブクログ
主人公・グレースと異星人バディ・ロッキーを好きにならない読者はいないだろう。
グレースは"良き人"だ。
自ら進んでヘイル・メアリー号に乗ったわけではない。臆病なところも書かれている。それでも人類(もちろん太陽系以外も含む)の利益のため、将来を担う世代である子供たちのため、という動機が根底にあり、ミッションを投げ出したりはしないという確信をストラットに持たせてくれるような道義心のある人物だ。
主人公として納得性のある性格で、飾らない、等身大の人格者。
それは親愛なる隣人・ロッキーも同様であった。
読み進めれば進めるほど、二人に愛着がわいてくる。
二人の間で交わされる異文化コミュニケーションや、たどたどしく訳されるロッキーの口調が、ミッションの複雑さや緊張感の高さとは裏腹に、物語を読みやすくしている。
(物理や科学は全然わからない!宇宙については宇宙兄弟で読んだ!くらいの知識レベルの私でも読めました)
構成もよかった。
序盤は記憶を失った状態から徐々に思い出していく、という構成上、グレースが読者と同じ目線で新たな情報を得たり驚いたりしてくれるので、非常に共感がしやすい。
ロッキーと出会ってからは、掛け合いの楽しさに加え、問題にぶつかっては解決をしていくという実験・科学の醍醐味がたっぷりと詰まっている。
終盤のドラマティックな展開も読みごたえがありました。
ロッキーがエイドリアンと共に過ごせててほっこり。
Posted by ブクログ
泣きたくなるくらい面白くて読み終わってしまうのが惜しかった。生物学の中でも進化の分野は、地球上で悠久の時を経て紡がれてきた種々にすら惹き込まれてやまないのに、異星生物やパンスペルミア説など宇宙規模になると心の底から湧き上がるような高揚感を感じる。たくさんの宇宙工学の専門知識とともに、一人称視点で主人公の考えごとが細かく描写されるため、場面や状況が想像しやすく脳内で映画を上映しながら読んでいるようだった。また、ロッキーの字体の異なる拙い話し方に愛着が湧いて仕方なかった。グレースとロッキーの異生物間の擦り合わせや知識の共有パートが興味深かった。特に思考速度の一致と重力との関係は虚をつかれるような考えだった。
手元に置いて何度も読み返したい作品。「火星の人」と「アルテミス」も読みたいと思う。
ただただ傑作
本作上巻を読んだ人なら迷わず買うだろう。下巻のこのコメントを読んだ人は本作の購入を強く強くおすすめしたい!
上巻に続くワクワク感
下巻もよいテンポで読み進められて、隙間時間でも少しずつ読めてしまう、すてきな作品です。
偶然にもこの作品に出会えて、ここ数週間はとてもよいSF心地に浸れました。
内容は伏せますが、あとがきにもあるように、ページ数が少なくなっても油断せず読み進めてください。
今までのSFからもう一歩
今までのSFではなかなかなかった展開の小説だと思った。
科学や物理の話も濃いが、そこにファンタジーが混じってきたような感覚で新しかった。
心が震えるヒューマンSF
結構なボリュームだったと思うけど、あっという間に読み終えました。SFでエンターテイメント性抜群のストーリー、なのに心にグッとくるこの感じ。火星の人もそうでした。読み進める程に本当にワクワクさせてくれます。
アンディウィアー氏と翻訳家の小野田和子氏、素晴らしい作品をありがとうございます。
Posted by ブクログ
上巻後半から様子が変わってバディものにシフトチェンジ。ちょっと面白くなってきた。最終盤の主人公の選択など意外性もあったが、全編通して平和だなぁという印象。異種族との友好的な交流を描こうとするのは、やはり人間の願望か。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
普段ミステリーばかりでSF読まないけど、面白かった…!
過去の衝撃の事実にはびっくりしたり、ロッキーとの再会では感動したり。
過去編で自分の命を優先した主人公が、ロッキーのために死ぬ覚悟で戻る決意をしたところもいい。
(オーディブルで詳しい化学の説明を理解せず読み進めちゃったのが、後々の伏線含めて少し後悔)
しあわせ!しあわせ!しあわせ!
というロッキーの拙い語彙力での表現がより良い…
Posted by ブクログ
SFの醍醐味をこれでもかと凝縮した傑作。
物語の収束に向けて畳みかける展開は緻密で、結末はもはや最高の一言に尽きる。
特にロッキーの存在は、単なる異星生命ではなく、私の情緒を根こそぎさらっていくレベルで魅力的。
彼に感情移入してしまう構造が見事で、種を超えた友情がこんなにも胸を打つのかと驚かされた。
科学的リアリティとエンタメ性の均衡も抜群で、
おもしろすぎて頁をめくる手が止まらない。
読み終わったあとの余韻の深さも抜群の一冊。
Posted by ブクログ
映画をやる前に、と思って読みました!
めちゃくちゃ面白かったー!!
改めて映画の予告を観ると、先に読んでおいて良かったなって思った!
どんどん色々分かってくるのが面白かった!
Posted by ブクログ
評価をつけるのがおこがましいとは思うが、科学描写が多すぎて飽きてしまったので星3。SF向いてないのかなぁ、、、。ロッキーのこれまでの話とかもっと知りたかった。
Posted by ブクログ
序盤のひり付くような描写。今と過去のフラッシュバック。一体何が何だかもわからない。読者も一緒に迷子になるのだ。
さて、私は序盤のようなシリアスなテイストを期待していたが、あるポイント以降はユーモア溢れる物語になった点が印象的でもあり個人的には好みのプロットではなかった。
とはいえラストに至る決断には目頭が熱くなり、エピローグの雰囲気は上下巻を読んで良かったと思わせてくれる重厚な物語であった。
Posted by ブクログ
上巻、下巻の印象が結構変わる。自分は何者なのか?何のためにここに居るのか?というのを紐解いていく謎解き的な楽しみは下巻にはなくなるし、ロッキーとの物語にシフトするのは、少し戸惑いはあった。というのも、孤独な船でのミッション。という自問自答な小説かと思いきや、宇宙人が出てくるだけで、私の場合は一瞬は醒めてしまうところはある。(B級映画感がでる)がすぐにそれは払拭され、ロッキーがどんどん好きになる。かわいい。物語の進行としては科学的なトラブルは当然あるけど、基本的には描いているのは友情物語であるのでシンプル。ストーリー構成の引きというより、この二人を見届けたい。という親しみ感情によりページを捲らせる力があるのが、特徴だろうか。最終的には何か幻想的な美しさを感じる着地が気持ちがいい。
Posted by ブクログ
上巻のお気楽な調子に比べて少しずつシリアスな展開に移っていく。この小説はあまり感情の起伏を感じない(文中に やった! とか 幸せ と出てくるが、単なる記号にしか読めない)が、23章はこの本の中でもっとも主人公の感情を感じた。
そう言う本ではないことはわかる。物理化学を駆使して、次から次へと起こる問題に対処し、ユーモア精神で乗り切るところが本書の醍醐味なんだろう。 テンポが早くてどんどん解決していくジェットコースター的展開に食傷してあまり面白いとは感じられなかった。もしかしたら素粒子物理学の知識がもっとあれば感心して読み進められたのかもしれない。