第五の季節

第五の季節

1,599円 (税込)

7pt

数百年ごとに〈第五の季節〉と呼ばれる天変地異が勃発し、そのつど文明を滅ぼす歴史がくりかえされてきた超大陸スティルネス。この世界には、地殻を操り災害を抑えこむ特別な能力を持つがゆえに激しく差別され、苛酷な人生を運命づけられた“オロジェン”と呼ばれる人々がいた。そしてまた、“石喰い”と呼ばれる人間の姿をした謎の存在も。いま、未曾有の〈季節〉が到来しようとする中、息子を殺し娘を連れ去った夫を追うオロジェン・エッスンの旅がはじまる。前人未踏、3年連続で三部作すべてがヒューゴー賞長編部門受賞の破滅SF開幕編!/解説=渡邊利道

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〈破壊された地球〉三部作 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 第五の季節
    1,599円 (税込)
    数百年ごとに〈第五の季節〉と呼ばれる天変地異が勃発し、そのつど文明を滅ぼす歴史がくりかえされてきた超大陸スティルネス。この世界には、地殻を操り災害を抑えこむ特別な能力を持つがゆえに激しく差別され、苛酷な人生を運命づけられた“オロジェン”と呼ばれる人々がいた。そしてまた、“石喰い”と呼ばれる人間の姿をした謎の存在も。いま、未曾有の〈季節〉が到来しようとする中、息子を殺し娘を連れ去った夫を追うオロジェン・エッスンの旅がはじまる。前人未踏、3年連続で三部作すべてがヒューゴー賞長編部門受賞の破滅SF開幕編!/解説=渡邊利道
  • オベリスクの門
    1,500円 (税込)
    ついに〈第五の季節〉が訪れた。赤道地方を中心に破滅的な地殻変動が襲い、帝国首都ユメネスは壊滅する。父ジージャに連れ去られた娘ナッスンは、ロガを治療できるという南極地方のある地を目指して旅をする。一方、ナッスンを追う母エッスンは地下都市カストリマにたどり着き、再会したアラバスターに〈月〉と呼ばれるものの存在を聞かされる。〈父なる地球〉、失われた〈月〉、石喰いたち、そして人間――彼らが舞台に出そろったいま、物語は大きく動きはじめる。前人未踏、3年連続で三部作すべてがヒューゴー賞長編部門受賞のシリーズ第2弾!/解説=勝山海百合
  • 輝石の空
    1,599円 (税込)
    失われた〈月〉をふたたび取りもどし、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた〈第五の季節〉を永久に終わらせて世界を正そうとする母エッスン。古代絶滅文明が遺した巨大な力を用い、憎しみに満ちた世界を決定的に破壊しようとする娘ナッスン。〈第五の季節〉が容赦なく猛威を振るう中、地球の裏側にある古代絶滅文明の遺跡都市をめざし、苛烈な運命に翻弄された母娘の最後の闘いがはじまる。前人未到、3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞の三部作、『第五の季節』『オベリスクの門』につづく圧巻の完結編! ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞。/解説=池澤春菜

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第五の季節 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは読みごたえがありましたよ・・・。

    三部作の第一部でありながら、細かい文字でびっしりの600ページ越え。

    僕的には、若干でも文字の大きいハヤカワSF文庫で出版してほしかったかったのですが、そうも贅沢はいっていられません。
    はい。
    創元SF文庫さま、日本語版を出版していただきましてありがとうご

    1
    2020年10月11日

    Posted by ブクログ

    すごいすごいすごい!!
    三パターンの視点がひとつに集約していく感じとか興奮してしまった。
    続きがはやく読みたい!!
    来年までいきる目的ができました~☺️

    1
    2020年07月29日

    Posted by ブクログ

    世界観に没入するまで少し時間がかかるが、後半に行くにつれて物語がダイナミックになり読みが止まらない。

    架空の世界ではあるが、身分社会や自然災害といったテーマは卑近な話題として捉えてることできる。あとがきにあるが著者がフェミニストといういうのを知ると、作品の見方が重奏される。

    ファンタジーな描写を

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    物語が進むに連れオロジェンというオロジェニー特殊能力をもつ人種がどのくらいすごい力を持っているのがわかっていきます。そして、第五の季節という文明を滅ぼす災害が起きるのを防いだり遅らせている仕事をさせられているのにもかかわらず、彼らが生まれながら差別され、監視されているのも。オロジェンは多くを語らない

    0
    2023年05月20日

    Posted by ブクログ

    最近もドラマ化された『日本沈没』という傑作SFがあったが、それがちっぽけな作品に思えてしまうほどにケタ違いにスケールが大きいファンタジーな地殻変動もの。まったく不案内な未知の世界であるにもかかわらず、読み始めた途端に引きずり込まれるようにストーリーに没頭してしまう。絡みあっていた三つ編みの髪の毛が解

    0
    2022年01月10日

    Posted by ブクログ

    『ほかの誰もが無条件で受けている敬意を、戦い取らればならない人々に』


    人として与えられるべき当然の敬意を剥奪され、虐げられ、その虐げられていること自体を地の底深くに隠蔽されし者たちの、哀しみと痛み。
    世界に対する憎しみ。

    それゆえ、彼らがおこなう破壊行為はみな、その状況に対する必然の抗議として

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    最初は分かりにくい部分があったが、段々とこの世界が見えてくると読みやすくなった。
    思わずおぉっと声を上げる箇所が何箇所かあり、楽しめた。
    第二部が楽しみである

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    三つの物語が並行して進んでいく。
    最初は少し読みにくいが、統合されてくると主人公がわかる。
    不思議な能力があるのに、差別をされている人たちがいる。その差別に疑問を持たせないために集めて教育するが、その中でも疑問を持つ人たちが現れる。差別や拘束から逃れようとしても、なかなか逃げ切れない。
    第二部が楽し

    0
    2021年08月01日

    Posted by ブクログ

    この卷で世界の仕組みと状況は、ある程度は分かります…。が、この世界が抱える問題は全く解決しません。そして、暗いです。(※ですが、面白いです。色々謎のピースがはまったとき、また、この巻のラストは、えーっ!と声が出てしまいました。)
    続きの翻訳も出るようなので楽しみにしています。

    また、多くの方が書か

    0
    2021年02月21日

    Posted by ブクログ

    ヒューゴー賞受賞のSF長編。出だしはとにかく読みづらい、というか、とっつきにくすぎる。が、1/3くらい読むと、俄然面白くなってきて、半分過ぎると止まらなくなる。その世界はダークで突拍子もないくイカれていて、あらすじや世界観についてちょこっとでも語ることは不可能レベル。とりあえず最初だけ我慢して読んで

    0
    2021年01月08日

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