小野田和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SF小説を読むことがあまりないので、設定の理解が難しかったので、地図とか施設の仕組みについてほとんどわからないままなんとなくで読んでしまった。
せっかく上巻を読んだので下巻も読み切りたい。
主人公のジャズが、元々警官や周りに目をつけられているうえに、悪事の規模が大きさの割に作戦が力技とその場のひらめきなので、心配でハラハラする。
力もお金も特別な能力もない普通の女の子なら当然そうなるかも。
恐らく警官やギルドの人たちも、それぞれの立場は置いておくとうっすら味方で、読んでいる自分と同じような気持ちだと思う。
翻訳の語り口が独特で、読み進めた後は毎回ジャズの話し方がうつってしまう。────まさか!実際に口に出したりはしません。はい。私、立派なオトナです。
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Posted by ブクログ
ネタバレアンディ・ウィアーの『アルテミス』の下巻です。
ジン・チュウの滞在するホテルで暗殺者シュルツから襲撃を受けたジャズは、持ち前の機転を駆使してギリギリのところで危機を脱出し、身を隠します。
トロンド殺害の裏にいたのは、ブラジルの強力なマフィアでした。彼らの本当の狙いは、単なるアルミニウムの利権ではなく、トロンドが開発した革新的な「ZAFO」と呼ばれる次世代通信用光ファイバーの製造技術でした。もしカルテルがサンチェス鉱業を乗っ取り、アルテミスの通信や経済を握ってしまえば、月面都市全体が犯罪組織の完全な支配下に落ちてしまうことが判明します。
これまで孤立無援で一人で動いていたジャズは、自分一人ではこの巨大な陰謀に対抗できないことを悟ります。そこで彼女は、絶縁状態にあった優秀な溶接工の父親アマル、EVAに乗れるルイスとシャピロ、科学者で友人のスヴォボダらゆを巻き込み、仲間に引きずりこみます。
ジャズたちは、カルテルによる支配を阻止するため、サンチェス鉱業の工場にある「製錬炉」を破壊しようとします。
作戦決行の日、ジャズたちは過酷な月面外作業と緻密な計算を駆使して工場へ侵入し、破壊工作を進めます。しかし途中で予期せぬトラブルが発生し、実際に有毒ガスが都市の空気循環システムに漏れ出してしまう事態に陥ります。ジャズは自分の命を投げ打つ覚悟で過酷な環境に飛び込み、身を挺して予備の酸素を供給し、全市民の命を救うことに成功します。
事件の収束後、カルテルの陰謀は打ち砕かれ、アルテミスに平和が戻ります。巨大な危機から街を救ったジャズでしたが、数々の違法行為や破壊工作の罪自体が消えたわけではありませんでした。
アルテミス統治官のグギは地球への強制送還は免除する代わりに、彼女を文無しにして、非公式の輸入管理者とします。
結局、一獲千金を狙ったジャズの手元には何も残りませんでしたが、幾人かの友人、アルテミスへの愛、そしてZAFOへの投資情報が残ります。
逞しい、ジャズ!
アンディ・ウィアーの『プロジェクトメイルヘアリー』は傑作でしたが、これはそうでもないです。何より、主人公のジャズが破天荒すぎて共感できません。でも、読後感は悪くないかな。
ちょっとこんな緩い規律の街あるか!っていうようなおおらかな感じでした。
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Posted by ブクログ
ネタバレやはり一筋縄にはいかない。大事に育てたハブは吹っ飛ぶし、苦労して手に入れた地球と交信するためのパスファインダーは壊れるし、救助のための宇宙船は打ち上げ失敗するし…
度重なる絶望。だけど諦めない人間の強さ。その強さは1人じゃないってところからきてる。
人の本来持つ温かさ、地球をでたら、国とか関係なく力を合わせることができる。
予想では、マークの回収失敗して、6人で火星サバイバル延長ってのもあるかなと思ったけど、きっちり成功させる結末。悪くない。最後まで苦難続き、だけどなんとか乗り切る。知識と経験と勇気。決断力。そして、人を信じること、人との繋がり。生きていく上で大切なことが全て詰まっていた。
個人的には地球に帰還したその後も気になる。莫大な予算かけて…みたいな批判に晒されて結構人生大変そうとか思ったり。なんにしてもアンディウィアー最高です。 -
購入済み
ネタバレ厳禁に騙された人
大ピンチの部分は続きが気になるし、上巻から続くバディものとしてもうるっとくるところもあった。
映画公開発表時のネタバレ厳禁という話で、勝手にどんでん返しがあるのか!と思ったので、「普通の話だった」という感想になった。
ネタバレ厳禁は上巻の導入部分だけね。
小説を読むのはもう何年ぶりにもなるのだけど、文章は読みやすく、回想をなんども挟んだり、バディものだったり、危機が訪れたり、刻々と変わるストーリーも飽きがこなくて良い。
でも、どんでん返しがなかったので、刺激が足りなく思ってしまう。
何度も読み返すくらい好きな人もいるそうだけど、どういうとこが他の小説と違うんだろうな