佐藤優のレビュー一覧

  • 異端の人間学

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    ロシア好きの二人がロシアについて語る本。歴史が大きく動いた時代に生きていた二人だけあって、生々しい実体験が面白い。

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    2017年04月20日
  • 地球を斬る

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    2006年から2007年にかけて『フジサンケイビジネスアイ』に連載された記事をまとめた本です。

    現代の世界情勢を、元外交官の観点から鋭く読み解くとともに、今後の展望について大胆な見立てが述べられています。また単行本にまとめられるに際して、著者自身がみずから内容についての評価をおこなった「検証」という項が設けられています。

    私自身は著者の分析・考察がどの程度妥当なのか判断することはできないのですが、インテリジェンスの観点から世界情勢を読み解くときにどのような点に注目するのかということが明瞭に示されており、興味深く読むことができました。

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    2017年04月19日
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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    著者が東京拘置所で過ごした512日間に読んだ読書の記録や、各種雑誌に発表された文章を収録した本です。

    著者は「自由主義的保守主義」を標榜します。これは、「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」という立場で、その一つ柱となっているのが伝統的な公共性への信頼だと言えるように思います。他方で著者は、みずからの伝統への信頼が、他者の信念を否定することになってはならないという寛容の精神を強調しています。このことについて著者は「私はキリスト教徒なので神を信じている。……しかし、人間である私が、それが絶対に真実であると他者に強要することは、人間の範疇を超える逸脱行為だと思う」と述べていますが、キリス

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    2017年04月19日
  • トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲

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    ネタバレ

    対談集かと思ったがさにあらず。トッド氏インタビュー、トランプ氏共和党候補氏名受諾演説、佐藤氏論考という作り。トランプ氏大統領就任前の昨年12月の発行。トッド氏曰く、トランプ氏当選は当然のこと。社会の現実を見ようとしないエリートに対する、民主主義の逆襲である。佐藤氏曰く、トランプ以後のアメリカを見極めるの三つのポイントは、①孤立主義への回帰(ニーバー思想からの脱却)、②FBIの政治化(自由の抑圧)、③国内の敵探し(マッカーシズムの再来)。さて、どうなることか。

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    2017年04月08日
  • 嫉妬と自己愛 「負の感情」を制した者だけが生き残れる

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    嫉妬と自己愛、自分ではあまり考えないことだったから、新鮮だった。自分は大丈夫かしら?と思いながら…。例えとして挙げられた本が面白そうだったから、これもまた読んでみたい。2017/3/31完読

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    2017年03月31日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    巷のニュースをそのまま読むのではなく、背景にある深層を探って情報を構築し、近々何が起きるかを予期する・・インテリジェンス・オフィサーとはそういう人である。東京オリンピック、TPP交渉、尖閣問題などのニュースを取り上げ、その後ろでどのような国・指導者の思惑が働いているかを対話する。そのようなニュースの読み方ができれば、世の中の動きも違って見えてくるのだろうが・・・一朝一夕でできるわけはなく難しい。自分の場合はまずは世の中に興味を持つことが最初の一歩だと思う...

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    2021年11月01日
  • 偉くない「私」が一番自由

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    エッセイ集。出色は「金色の目をした銀色の猫」。ロシアで偶然見かけた子猫を日本に持ち帰る話なのだが、チンチラの可愛さ、外国から生き物を迎え入れる際の面倒なドタバタ劇、周囲の手助けの暖かさがビジュアルで「見える」。

    優れたエッセイは、人間の可笑しさ、弱さ、悲しさが、鮮烈な情景と共に立ち上がってくる。そして風景が、登場人物の感情の動きが、一瞬で心に刻まれる。魔法に近いものがある。そういうエッセイのお手本として真っ先に思い浮かぶのが、小林秀雄の「人形」。先のエッセイはこの名作に比肩すると思う。

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    2017年03月07日
  • トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲

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    トランプの共和党候補指名受諾演説の内容を読んで、包み隠さずアメリカの現状を訴えていると思った。
    人として受け入れられない部分は多く、実際に人となりがクローズアップされるような報道が多いが(当たり前といえばそうだが)この本を読むと、住んでる場所や学歴などによっては自分はトランプに投票していたかもしれないと思えた。
    事実投票した人たちによってトランプは当選したわけで。

    分断されたアメリカと盛んに言われているが今に始まったことではないと思う。
    トランプの当選で急に分断されるはずがないかなと。むしろ当選によって明らかになったわけで。
    どっちみち資本主義?グローバリゼーション?で生まれた負の部分という

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    2017年03月05日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

    購入済み

    知識欲かなり高い人向けの本

    池上さんと佐藤優が談話形式でお互いの情報収集法を出し合い、それをどんな人がどのように活用すれば良いかということを一般人向けに提言していくスタイルの本。新聞を一社だけしか読まないと今の時代バイアスの入った情報しか得られず誤った知識を得る可能性があるといったことや、情報を得る手段をとことん突き詰めて電子本にまで言及している。個人的にはいま新聞や読書を継続しているところだが、この本からなるほどと思ったことはあったものの取り入れようという気になるものでもなかった。

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    2017年02月09日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    今月の3冊目。今年の3冊目
    新リーダー論というよりかは、世界のリーダーはどのような人物なのかという点について語っています。そういう意味では、自分でこの本を読んでリーダー論を考えてみてください、といった感じが。

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    2017年01月27日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    レベル高くてついていけない!
    池上さんと佐藤さんの対談をまとめた本

    いつもどおりのわかりやすい解説の池上さんを期待していたのですが、ついていけません。
    いかに自分自身の国際的な基礎知識がないかをこれでもかと思い知らされました(笑)
    これ、理解しようとしたら、真剣にぐぐって調べながらじゃないと、きついです。
    とりわけ、中東問題はギブアップ(涙)

    戦争論と煽っていますが、実際には戦争論を語っているわけではなく、国際問題・国際紛争について、お二人が対談しながら解説してくれるものとなっています。
    また、その際の情報収集方法についても書かれており、池上さん曰く、スパイの情報源の98-99%は公開情報

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    2017年01月15日
  • お金に強くなる生き方

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    ネタバレ

    インテリジェンスの佐藤優さんがお金系の話をしているので、興味深いと思って読んでみた。

    通常のFPなどの書き口とは違うお金にまつわる話で、それはそれで新鮮だった。
    ただ、まあ平凡な内容かなとも感じた。

    気になる人はまあ手にとってくださいというレベル。

    ▪️目次
    第1章 私たちを衝き動かすお金という幻想
    (「会社員」と「大金持ち」は矛盾する
    分配の場に労働者はいない ほか)
    第2章 大格差時代を生き抜くお金の極意
    (国家体制の違いで貯蓄率が変わる
    低信用社会ほどお金に価値を置く ほか)
    第3章 プロに騙されずにお金を増やすには
    (副業で稼ぐにはいい時代
    意外なものが意外な値段で売れる ほか)

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    2017年01月02日
  • 世界史の極意

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    宗教分野以外の説明は新書だからということもあるのだろうか、浅く、ざっくりしていて、ピンと来ないところが多々。
    しかし、宗教分野、歴史の授業で扱われた覚えのない東欧の歴史は勉強になったし、世界史の事件が現代にもつながっているということを学べた。また、あとがきの筆者の大学の先生がコメントした歴史の学び方、この一言は、これから歴史を学ぶ人には頭に置いておくと重要な意味を持つのではないかと感じた。
    歴史は一つではない、帯に書いてあった通りである。

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    2016年12月29日
  • 世界史の極意

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    国際的な感覚を身に着けるためには、過去に起きたことのアナロジー(類比)によって、現在の出来事を考えるセンスが必要だと説く。歴史は繰り返すともいうし、また現下の国際情勢も、歴史の積み重ねを経て成り立っているからである。この書籍では資本主義・ナショナリズム・宗教問題にフォーカスを当て、実相をどうアナロジカルに把握するか、その分析法を展開する。高校時代の世界史もこういう視点で学んでおけば、もっと面白かったかもしれない。

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    2017年01月09日
  • 組織の掟

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    ・著者の体験談として読む分には興味深かったが、タイトルのまま一般企業で働く場合に置き換えると、どれも当たり前と思える内容であった。

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    2016年12月17日
  • 性と国家

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    ネタバレ

    凶悪なレイプ事件でも暴行だったり、ワイセツな行為とかいたずらとか、なんだよそれ正確に表現しろよと思うことが多すぎるこの国。痴漢にあうだけでもどれだけ怖くて気持ち悪くて傷つくか、飲み会の下ネタがどれだけ不愉快か。なんでそんなに平気なんだろう。平気は兵器だよ。女にとって。ところで北原さんの友達も言ってたらしいけど、佐藤さんっていい人なんだね。

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    2016年12月16日
  • 異端の人間学

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    ネタバレ

    ロシア通の二人が、自らの大変に基づき隣国ロシアに関する人間・歴史・宗教など様々な点を対談する。気になった文面はロシアはソ連が崩壊するまで、驚くべき読書大国であったこと。それは消費的な文化産業が入ってこなかったので、読書は普通の人の娯楽だったから。また国民が詩をものすごく愛する文化であることも興味深い。小学校高学年から高校までの教育の中で読本を暗唱するため、さらさらっと詩を暗唱するらしい。ロシア人の知り合いは少ないが、次の機会にはドストエフスキーとかトルストイを読んで付き合おうと邪に思った。

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    2016年11月26日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    池上彰と佐藤優の3冊目の対談。
    内容は3冊ともに、その時々のホットな国際的な時事問題であるが、タイトルは「新・戦争論」「大世界史」と、今回は「新・リーダー論」と、必ずしも内容全体を著してはいない。
    タイトルのような内容も入ってはいるが、むしろ直近の国際情勢の分析と割り切って読むことをお勧めします。そういう読み方をすれば、いつもホットな国際問題について切り込んだ、深い洞察力を感じさせてくれるシリーズです。

    内容は、「新自由主義」下における格差の拡大や階層の固定化により、それへの大衆の不満と、それに迎合する大衆迎合型のポピュリズムが台頭し、その結果エリートと国民の間の信頼関係が薄れ、民主主義が

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    2016年11月20日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    池上氏と佐藤氏の対談をまとめた本の第3弾。書名は「リーダー論」ですが、内容的にはイギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙、パナマ文書にみられる格差拡大等々の国際時事問題に関する対談をまとめた本で「これからのリーダーはどうあるべき」的な内容は少ない目です。
    プーチン大統領、エルドアン大統領などにみられるちょっと強硬な指導者や、国民投票でEU離脱を招いたキャメロン前首相、異端の大統領候補トランプ氏などの政治家がなぜそれぞれの国でリーダーとして選ばれたのか(トランプ氏は共和党候補という意味で)という視点で対談が進んで行きます。
    かなり幅広いトピックスについて新書1冊にまとめた本なので、それぞれの項目に

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    2016年11月03日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    まず、帯のデザインが佐藤優と池上彰がキスしようとしているみたいでキモい。
    そして、前作『大世界史』と比べておっさんの時事問題談義感が増してる。あんまり勉強になった!って感じがしなかった。

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    2016年10月29日