杉井光のレビュー一覧

  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    第1作目程の驚きはなかったが『殺導線の少女』の謎解きは凄く良かった。
    1人の少女を守る為に周囲の大人達が賢明になって作り上げた優しい偽り。そして皆の思いを踏襲しながら作品を完成させた燈真の優しさ。ミステリーでありながら終始、穏やかな空気が流れている作品であった。時間を空けてストーリーにあった方法で再読してみようと思う。
    霧子さんの洞察力は1作目同様冴え渡っており、燈真とも息が合っているので続編にも期待したい

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    2026年01月03日
  • この恋が壊れるまで夏が終わらない(新潮文庫nex)

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    よくある時間が戻る設定かと思いながら読み進め、徐々に明らかになってくることなどもあり、結構後半一気に面白く読んだ。

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    2025年03月02日
  • 神様の本

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    栞子さん目当てでしたがどの作品も面白かった。
    杉井光さん、「透きとおった物語」とはまったく別テイストで驚いた♪

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    2025年02月07日
  • この恋が壊れるまで夏が終わらない(新潮文庫nex)

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    時間を巻き戻すことができるという現実味のない話でサスペンスが好きな人にはいいと思います!
    (表現がたまにリアルでグロいのでそこだけあまり想像しないようにしましたが、笑)

    時間を巻き戻す力を持っているけれど、副作用があるとか巻き戻せる時間が決まっているのが面白い。

    巻き戻せたとしても変えられないこと(変えるのが難しいこと)があるのは、結局はその現実を受け入れて、うまく向き合っていかなければならないということで、それは時間の巻き戻し関係なく私達が生きているこの現実にも言えることだなと感じました。

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    2024年11月13日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今時のネット社会がテーマの短編集。

    七人の若手作家達が書いているのだけど、その中に若手ではないが^^自分の推し作家である杉井さんが入っていたのでそれを目当てに読み出したのだけど他の作家さんのお話も面白かった。

    題材的にはVtuber、tiktok、マッチングアプリ、押し活などいかにもなもので、内容的にはミステリあり青春ものありサスペンス調のお話ありとバラエティがあって、なかなか面白かった。

    個人的にはtiktok絡みの青春ものが読後感が良くて好き。

    杉井さんのお話は「世界でいちばん透き通った物語」の後日談なのだけど改めて霧子さんがホームズで燈真くんがワトソンなのだなと納得した。

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    2024年09月04日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    この現代に潜むゾクゾク感がたまらない!
    SNSはやっぱり恐くて、でもこんなに温かいものだったなんて、今まで知らなかったなぁ。

    特に好きな話は、
    自分の娘がパパ活?をしている可能性があり、それを止めるべく取る父の行動に鳥肌が止まらない、結城真一郎「ヤリモク」。
    YouTubeの配信に熱を注ぐ変人な同級生を裏で支える主人公。果たして彼女たちの行く末はー。佐原ひかり「あなたに見合う神様を」。
    PCを使えない上司の指導係になり、不満を募らせる女性。その女性はその腹いせにその上司の管理下にあるタイムカードの数字をいじり、自分の残業時間をいじるというゲームを行っていた。最後の彼女の言動にに思わず胸を打た

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    2024年08月19日
  • さよならピアノソナタ

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    先に『楽園ノイズ』を読んでいたので音楽の描写がとても上手い作家さんということは分かっていたけど、やっぱり本作も行間から音が聞こえてくるような表現が素晴らしい。
    先輩がいいキャラしてる。

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    2024年08月13日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    SNSが題材なだけあって「ありそう…」と怖さとふむふむが混同した読後感。

    笑ってよいのか怖がった方がよいのか…。
    さまざまな切り口のアンソロジーならではの楽しさもありました。

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    2024年06月17日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    画面の
    向こうに
    隠された

    秘密と嘘
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    仕事帰りの書店で見つけて購入しました。
    「世界でいちばん透きとおった物語」のスピンオフがあるということで。

    7作品中、6作品が平成生まれの作家さん。
    時代感じます。笑
    昭和生まれの私…おののきました。笑

    「かわうそをかぶる/朝倉秋成」
    人気VTuberへ楽曲を提供していた音楽クリエイターが殺された。
    犯人は、VTuberの熱心なファン。
    自分はあてがわれた役を演じてるだけなのか。

    「まぶしさと悪意/大前粟生」
    Tipshotというショート動画SN

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    2024年05月06日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ⚫︎感想
    エンタメの短編集。全体を通して面白かった。
    石田夏穂さんの作品全部読みたい!という動機で読んだため、最初に読んだのは石田さんの「タイムシートを吹かせ」。石田ワールド全開、しかもちょっといい話で終わっていて良かった。レジェンドはレジェンドたる歴史を持っていた。
    「かわうそをかぶる」浅倉秋成さん。「六人の嘘つきな大学生」以来。若者を描くのが上手いんだな〜と思ったし、今作は女の子のVtuberが主人公なので器用さを感じた。本音と建前と本当の自分ってどこ?…怖くて、でも、こんな世界もあるのかなぁと思える、漫画みたいに画像が浮かんでくる作品だった。
    「まぶしさと悪意」大前粟生さん。TikTok

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    2024年05月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    7人の作家のアンソロジー小説。
    VTuber、TikTok、位置情報を利用したアプリ、マッチングアプリ、YouTuber、Teams、故人のSNSアカウント・仮想通貨口座を題材にしており、令和の時代を感じる。

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    2024年04月15日
  • 神様のメモ帳4

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    ニート探偵団有能すぎやしませんか・・
    ナルミくんも只物じゃない感出してきたし
    一般人が仕事なり学校なり行ってる間に動ける以外
    ニートのメリットないような?

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    2024年03月27日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    浅倉秋成さん  かわうそをかぶる

    人気音楽クリエイターが殺された。その犯行動機は『VTuberを守るため』だった。主人公の女性に共感できる部分も沢山あり親近感が湧いた。 
    最後の展開に驚き、見返す面白さがあった。

    大前栗生さん  まぶしさと悪魔 
    動画がバズり、カリスマとなった女子高生の海荷は神と呼ばれ学校外からも人気があった。
    しかしそんな海荷がいきなり動画を撮るのをやめてしまった。やめた理由を問うために教師が動いた。動画の中のキャラづくりや誹謗中傷に疲れたためであった。しかしその原因を作った人が意外な人であった。

    新名智さん   霊感インテグレーション
    「幽霊からプッシュ通知が届く」

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    2024年03月23日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    注目作家のアンソロジー作品

    SNS、Vtuber、SNSによるバズり、マッチングアプリ、若手社員と再雇用者のネットリテラシーの差異
    今の自分達にとっては馴染み深いテーマでとても読みやすい作品だった
    もちろんアンソロジー作品なので好き嫌いは多少なりとも出てしまった。

    かわうそをかぶる
     どうしてこれほど心が壊れた少女を描けるのか読んでいて不思議な気持ちになる
     物語の展開がとても綺麗で短編と思えない読み応えがある
     ラストで伏線回収があるのもなんとも秋山先生らしい

    ヤリモク
     40代男性のマッチングアプリ事情
     妻子持ちの彼がやっている理由とは…
     こちらも伏線回収ものだが、一番個人的には

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    2024年03月22日
  • 神様のメモ帳3

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    ハンデがあったとてボクサーに勝つのは無理だろうけど
    そこはフィクションね(笑)
    アリスのツンデレが板についてきた感じ。

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    2024年03月17日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    嘘がテーマのアンソロジーであり、各作品で何が嘘に当たるのか?を考えながら面白く読めた。1つ目の『カワウソをかぶる』がインパクト強すぎる。あーこっちの人やったんかい!ただのASD(解離はあるかも?)かと思わせといて自分が気持ち良くなるためならどんな事でもやっちゃうサイコパス人格の居る解離性障害やったんかい!が痛快で(書き方が上手くてミスリードさせるからズルい!)、思わず最後の数ページを何度も読み返した。途中何度もあれ?って思わせつつ上手く気付かせないようにするのが作者の狙い通りやとすると凄いなと。その次の話がなんか面白くなくて途中やめそうになったけど、『ヤリモク』が途中早めにネタバレしたけど面白

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    2024年03月17日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    初めてのアンソロジー。豪華なメンツですよね!
    石田夏穂さん、佐原ひかりさんの作品が好みだった。
    特に石田夏穂さんの作品は面白くて、くすくす笑いながら読んだ。ベテラン社員のことをレジェンドと密かに呼んでいる時点でツボ。あと、IT介護スタッフとかね笑 やはり石田夏穂さん大好きだ!

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    2024年03月11日
  • この恋が壊れるまで夏が終わらない(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    過去の時間に戻ってやり直しができる能力を持った高校生の少年の青春小説で始まるが、憧れの先輩がなくなったところからストーリーが急展開する。ラストの幼なじみの女の子の活躍があったことが判った時は感動した。

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    2023年10月28日
  • 火目の巫女

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    火目と呼ばれる力を持つ者は若い女性から希に出て、身体に特定の形の痣がある。その力のみが、人を喰らう化生を灼箭で焼き滅ぼせる。伊月は村が赫舐(あかな)という化生に襲われた時、火護衆の豊日に救われ、火目候補である御明かしとなる。火目は当代一人。火目が力を無くすと御明かしから次代の火目が選ばれる。
    特殊能力がないと殺せない人を襲う妖怪(化生)が出てくる。なんとなく呪術廻戦っぽかった。主人公が結構ウジウジしてるので、スカッとしないけど、世界観など結構良かった。杉井光さんのデビュー作ということで読んでみたけれど、まあ、ラノベ読ではない人でも挿絵とか我慢すれば読めるかなー。結構面白かったので、杉井光電撃文

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    2023年09月26日
  • 楽園ノイズ2

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    原作における丁々発止のコメディトークを損なうこと無く、むしろ漫画ではパワーアップしているんじゃないかと思えるテンポ感の良い遣り取りは好印象
    凛子も詩月も別にボケキャラという訳ではないのだけど、傍若無人な二人に対する真琴のツッコミが全編に亘って冴え渡るものだからどこまでも楽しんで読める
    勿論、音楽表現も負けていないのだけど


    今巻前半で主題となるのは詩月のエピソード
    ドラムの才覚はあれど、家の都合により満足に音楽に注力できない。それに釣られて望まれる華道も微妙な出来映えになる

    音楽バカである真琴としては詩月がドラムに関われない点を惜しいと思うが関わる踏ん切りもつかない
    そこで凛子が有無を言わ

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    2023年06月06日