杉井光のレビュー一覧

  • 神様のメモ帳4

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    4巻は四代目のお話。
    平坂組の過去が明らかになる。

    友達とは何なのか、人と人の繋がりを四代目と錬次さんの話から語られる。

    アリスの鳴海に対する態度が変わってきて面白かった。
    もう付き合っちゃえばいいのに(笑)

    組員に話をするところの鳴海はかっこよかった。

    いい話でした。

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    2012年11月21日
  • 生徒会探偵キリカ2

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    [個人的に良かった所]
    - 1巻に比べてキャラ立ちがわかってきた
    - 登場人物がかわいい

    [個人的に良くなかった所]
    - 最後読めた

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    2012年11月18日
  • 終わる世界のアルバム

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    不思議な読後感。儚く悲しい世界の中で、ただゆっくりと時間が過ぎて行く感じ。何かが変わる訳でなく、解決する訳でもない。でも何故か最後まで読み進めてしまったが、つまらないと感じる人もいると思う。「神様のカルテ」の読後感と似てたかも。

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    2012年11月17日
  • 神様のメモ帳3

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    彩夏が戻ってきた。
    いろんなものを失くしたまま。

    今巻は園芸部の廃部を巡ってナルミとテツ先輩が対立し合う話。
    1巻のエンジェル・フィックスの話も出てくる。

    ナルミと彩夏の関係からニート探偵団での関係と、人間関係について深く書かれていると思う。

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    2012年11月13日
  • 生徒会探偵キリカ3

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    面白かったです。

    カンニングの事件はなんでもなく面白かったけど、プールの事件は結構違和感があった。
    福原先生の動機がわからないし、現実の社会の象徴である教師(実際そうではないと思うが、学園の中では唯一の一般社会的な存在でしょう)までが探偵に大きくツッコミを入れないので無理のある物語に思えてしまう。

    終盤の終盤話がかなり進んできた感じあって今後が楽しみ。
    杉井光作品に珍しいぐらい主人公の欲求がはっきりでてきた感じ。

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    2012年11月09日
  • 神様のメモ帳3

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    彩夏が戻ってくる。しかし、記憶はなく以前のことは覚えていない・・ けれど、アリスにたいする態度は変わっていないしミンさんや他のメンバーとも良好であるのが嬉しい。これが一気に逆の態度を取るなんて設定になっていたら・・ 少しゾッとしますね。
     何はともあれ、帰ってきて本当に良かった!

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    2012年11月07日
  • 終わる世界のアルバム

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     本屋で見かけたときに、まず表紙に惹かれ、そのあとあらすじに惹かれて買いました。
     原因はわからないが、人が死ぬと皆の記憶から消え、その人がいたという証拠になりうるものも消え、死ななくてもある日突然人が消え忘れ去られてしまう、という状況に世界がなっている話です。そんな中で、主人公は例外的に消えた人の記憶を忘れません。そしてある日、今まではいなかったはずの水島奈月という少女がクラスにいることに気づきます。二人でラジオを聞いたりしているうちに、主人公は奈月の正体にすこしずつ近づいていきます。
     終始儚く切ない雰囲気で緩やかに話が進んでいきます。終わりの方はもうちょっと盛り上がったほうが良かったとも

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    2012年11月06日
  • 神様のメモ帳2

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    メオとその父親の事件の話

    1巻から比べて鳴海が成長していってます。

    お金の話とか難しいところもあった。
    暴力団とかも関わっているので重いと感じる人もいると思う。

    ライトノベルではあるけども、普通の小説でもいける。

    メオと父親の家族愛というのも描かれていて面白かった。

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    2012年10月29日
  • 楽聖少女

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    ネタバレ

    ギターが兵器になったり、右腕が甲冑になったりと能力バトルの物語とは。
    音楽をどのように表現するかが大切なのだなと感じた作品。
    また、1巻目ということで、主人公がどういう風にそれを理解するのかといったもの。
    そして、ラストで名前が出るシーン。
    『ファウスト』かぁというところでなるほどなと。

    シラーがいなくなった部分は、歴史を知らなかったのであれでしたが
    なかなか疑いというフラグが生きていたと思います。
    キャラクターの特徴を出すという意味で、特徴あるキャラが多いですね。
    そうやって、性格というのを押し出すのかとふむふむと勉強。
    情景と心理描写、そして比喩。
    そういうふうにするんだと、勉強。

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    2012年10月13日
  • 生徒会探偵キリカ3

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    生徒会のメンバーが探偵となって事件を解決するという話はちょくちょくあるのだけれど、その中ではこれがいちばん好きかな。巨大学園を舞台にした、日常の謎系ミステリ、ハーレム派。
    主人公は男で、その周囲は才能にあふれた美女・美少女が群れているのだけれど、本人は鈍感技能をフルに発揮してスルーしているのはお約束だけれど、一見して凡人・常識人・イイヒトながら、その実はかなり黒いというところが、周囲の単なる誤解ではなく、狐のような性根がにじみ出ているところがツボ。

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    2012年10月10日
  • 生徒会探偵キリカ2

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    ネタバレ

    生徒会探偵のもとには今日も難事件が舞い込む.
    中古教科書詐欺事件.
    女子中学生盗撮事件.
    文化祭実行委員会の委員長選挙.
    などなど.

    そして新ヒロインの登場ですよ.
    なんと朱鷺子さんを姉に持ち,生徒会詐欺師のファンだというそうで.
    女の子みたいな男の子ブームはまだ続くのでしょうか.
    やっぱコレはアレじゃないかな.
    Y染色体がどんどん破壊されてってる影響じゃないかな.
    普通は破損しても隣合う染色体同士で補修できるんだけど
    Yは対になってないから壊れるだけだという.
    その影響がラノベ業界にも….
    …それはないか.

    あとは,なんだろう.
    生徒会の皆さんの過去に纏わる話が少々.

    面白かったよ.

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    2012年10月04日
  • 生徒会探偵キリカ3

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    いいね、生徒会探偵、警察でもないし、正義の味方でもないっと。
    絶好調の詐欺師。会長はおとなしめ。美園先輩は相変わらず可愛い。キリカはデレまくり。
    しかしあれだな……なんかみんな詐欺師にデレデレだな……いつの間に……。
    まぁ可愛いから良し。うん。

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    2012年10月04日
  • 楽聖少女2

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    ついにナポレオンが登場しました。肖像画とかあるので同じなのかなと思いきや、全然違う絵でした。相変わらず岸田メル先生の描くイラストは男女ともにイケメンすぎます(笑)

    話の流れとしては、同作者の『神様のメモ帳』に非常に通ずるものが多く、読んでいて「あれ?このキャラ達の性格、神メモのあいつらじゃん」、「この展開前に同じようなもの読んだことあるぞ」など非常によく似た流れでした。同じ作者だから仕方がないのかもしれませんが、個人的希望としてはあまりキャラの性格や話の流れなどはあくまで楽聖少女だけのものを追及していってほしいというものがありました。
    しかしながら、話の構成は悪くはないので、神様のメモ帳を楽

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    2012年09月24日
  • 楽聖少女2

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    『神様のメモ帳』と似ているところもありますが……。どちらかというと、わたしはこっちの方が好きでした。

    みんな、それぞれ自分の作品に魂をかけてるのが伝わってきて、熱いです。
    創作活動とはなんたるかを、これでもかと表現している作品。

    自分もいつか、魂が揺さぶられるほどの感動を、味わってみたいものです。

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    2012年10月30日
  • さよならピアノソナタ

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    すばらしい作品。

    音楽ぜんぜんやったことのない私でも理解しやすい文章で、すんなり読める。

    物語の軸はありがちかな。と思うけど、作者特有(といってもこれが2作品目だけど)のキャラ作りと、キャラ同士の掛け合いの巧さが秀逸。

    キーパーソンはゴミ処理場のオジサン。

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    2012年09月11日
  • 楽聖少女2

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    ネタバレ

    ノリが『神様のメモ帳』と同じだ…
    既視感がすげぇ。かけあいのスピード感とか脱力感とか。

    主人公が新作書く気になったのが、ちょっと新鮮。
    日本の元高校生が『ゲーテ』として文学作品を著すとか、どうよ?w

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    2012年09月08日
  • 楽聖少女

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    ネタバレ

    このメフィストフェレスの性格大好きだ。最近、電撃ではあまり好みの作品が始まらないなーと寂しかったけど、久々に私的ヒット。
    面白かった。次が楽しみ。
    まあ、ツンデレっていいよね。ただ、アリスとイメージがかぶるので、脳内再生はあの声になってしまった。
    個人的には、「はい、どーん!」が一番笑った。

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    2012年08月29日
  • 楽聖少女

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    杉井さんとメルてんてーのコンビということですぐ購入。
    杉井さんの発想力はほんとすごいわぁ…
    世界観とか、人物とか…
    ルゥがアリスと微妙にかぶるのだけど、そういうヒロインが動かしやすいのだろうか。
    なんだかこの1冊で話は一旦落ち着いたように思えるけど、続編が出たら絶対買います!そういう期待を込めて星4つ。

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    2012年08月26日
  • 楽聖少女

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    杉井光の新作。
    とはいえ、あとがきにも書かれているように、杉井光が音楽を題材にとった作品はこれで二作目である(自分の知っている限り。不勉強ですみません)。

    話はかなり重厚なもの。あとがきで「時間を要した」と述べられている通り、19世紀の音楽や情勢について丁寧に、そして大胆なアレンジを加えた物語になっている。
    ただし、その脚本の重厚さが災いしたのか、ライトノベルの体にする際に、話が大幅に切られている。
    くどくどとその時代的な話をされるのもまたつまらないが、これはどう考えても、語られなかった部分が多いように思われる。
    続編に期待……と言いたいところだが、杉井光は色んなレーベルで作品を掛け持ちして

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    2012年08月17日
  • 神様のメモ帳2

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    ネタバレ

    2億円の話.

    これを読んでて驚愕の事実を知った.
    というか今まで勘違いしてたようだ.
    彩夏死んでねぇじゃん.
    なんだよちくしょう.
    前回のアレは弔い合戦じゃなかったのかよ.
    と,勝手に勘違いして勝手にショックを受けたわけですよ.

    そうかー,絶命はしてなかったかー.
    でもなー,今までずっと一巻で出てきていい感じになったおにゃのこが
    自殺するという,なんだかセンセーショナルなイメージを持ってたのが….
    ぐぬぬ.

    まぁいいや.
    そんなわけで今回は2億円の入ったバッグを娘に預けて行方を眩ませた男を探す話.
    探偵助手くんが大活躍しますよ.

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    2012年07月26日