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Posted by ブクログ
本屋で見かけたときに、まず表紙に惹かれ、そのあとあらすじに惹かれて買いました。
原因はわからないが、人が死ぬと皆の記憶から消え、その人がいたという証拠になりうるものも消え、死ななくてもある日突然人が消え忘れ去られてしまう、という状況に世界がなっている話です。そんな中で、主人公は例外的に消えた人の記憶を忘れません。そしてある日、今まではいなかったはずの水島奈月という少女がクラスにいることに気づきます。二人でラジオを聞いたりしているうちに、主人公は奈月の正体にすこしずつ近づいていきます。
終始儚く切ない雰囲気で緩やかに話が進んでいきます。終わりの方はもうちょっと盛り上がったほうが良かったとも思いましたが、その雰囲気に結構惹きつけられました。
Posted by ブクログ
突如人が消え、その人の存在はすべて消えてしまう。
そんな世界で、自分だけが消えた人を憶えている。
消えてしまっても、何事もなかったかのように
話もつじつまも合っていく。
誰も不審に思わない世界で、自分だけが
消えた人を憶えていられたら…。
何だかこう、叫びたいのに叫べない状態?
そこに一人増えた存在は一体なんなのか。
拒絶されているようで、拒絶されない自分。
不思議な女の子、という存在です。
結局最後には…なのですが、そんな存在よりも
周囲にいた人が消えていく様が、やるせないです。
すべてから消えてしまった方が苦しくないのか
忘れてしまったから苦しいのか。
記憶も思い出も何もないけれど
それでも感情はあるわけで。
もう一度失った時、どうすればいいのでしょうか?
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