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Posted by ブクログ
死んだ先輩を救うために何度もタイムリープを繰り返す青春もの。
と言う作品のあらすじを見た時、作者にしては珍しく流行りの設定に手を出したなあと思ったのだけど、よく考えたら、いつもヘタレな青年がいろんな事に後悔している作者の作品と、これほど合う設定もないなと思った。
そして時間巻き戻しという反則技を手にしてもやっぱり作者の主人公は作者の主人公であって、格好良く全てを解決したりしないのだ。
いやむしろ、それだからこそ絶望的な現実に押し潰されそうになって、それでも最後には僅かな希望が残るーーーまごう事なき作者の刻印が押された物語だった。
実に杉井光らしい。いや、好きですよ。
先輩の死の真相は個人的には一番最初から予想できていたのだけど、どういう決着になるかは最後まで疑心暗鬼だった。
最後まで読んで改めてタイトルが全てを物語っていると思った。
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