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Posted by ブクログ
過去の時間に戻ってやり直しができる能力を持った高校生の少年の青春小説で始まるが、憧れの先輩がなくなったところからストーリーが急展開する。ラストの幼なじみの女の子の活躍があったことが判った時は感動した。
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タイトルがとても好きなので手に取りました。読み終わったあとに気がついたのですが、神様のメモ帳の作者様だったのですね。
ある夏の日、恋をした相手が死体で発見され助けるためにタイムリープを繰り返すおはなしです。私だったらそうそうに心折れて、廃人になる気がします。なので、最後まで粘った主人公を尊敬しますが、後半は「だよね」と言った感じと好きになれなかった…。
それでも序盤から中盤はどんどん引き込まれて、ページをめくる手が止まりませんでした。面白かった〜!
夏って暑くて早く終わって欲しいけれど、終わったら寂しいよねって思う読後感でした( 伝わるかな )
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死んだ先輩を救うために何度もタイムリープを繰り返す青春もの。
と言う作品のあらすじを見た時、作者にしては珍しく流行りの設定に手を出したなあと思ったのだけど、よく考えたら、いつもヘタレな青年がいろんな事に後悔している作者の作品と、これほど合う設定もないなと思った。
そして時間巻き戻しという反則技を手にしてもやっぱり作者の主人公は作者の主人公であって、格好良く全てを解決したりしないのだ。
いやむしろ、それだからこそ絶望的な現実に押し潰されそうになって、それでも最後には僅かな希望が残るーーーまごう事なき作者の刻印が押された物語だった。
実に杉井光らしい。いや、好きですよ。
先輩の死の真相は個人的には一番最初から予想できていたのだけど、どういう決着になるかは最後まで疑心暗鬼だった。
最後まで読んで改めてタイトルが全てを物語っていると思った。
Posted by ブクログ
設定としてはそこそこありそうなループものと推理ものの組み合わせという感じだが、とてもよく組み立てられていて一気に読んでしまった。
ある程度先の展開は読めるところはあったが、最後の仕掛けはそうきたかというところがあり、その直前の先輩との最後のやりとり含めてとても読後感が良かった。
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設定的にはありふれたものではあるが、制約と違和感が面白さを引き立てている。
自分は最後まで謎は解けなかったので、最後の2人の会話がとても良かった。
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同じ作者の新作が話題になっているので、とりあえずと思い、手に取ってみた。とある高校を舞台にした、いわゆるタイムループものである。通勤電車でサクッと読め、オーバーワーク気味の日常の気分転換になった。しかし、なんでこんなにタイムループやトリップものにワクワクするのだろう。やはり藤子F先生の影響か。
Posted by ブクログ
夏の内に夏の作品をと手に取った。
帯にも粗筋にもあるのでバラしてしまうとタイムリープもの。
これにミステリが絡む作品の場合、回数制限があることが多いが、遡る度に体調に負担をかけるが何度でも可能。
そんな状況で、タイムリープのルールの中、想い人の死を回避するための夏の終わりを繰り返す。
よく考えると、変な設定が、もっとよく考えると、なるほどと思い、更に考えるとやっぱりおかしいと思い、もっと考えると成程無くもないかと思う…そんな感想だった。
ミステリとSFと青春。
青春に重心を預けた印象かしら。
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タイトルがアラフォーのおばちゃんにはなかなかこっぱずかしい。
青春のみずみずしさ、若さの危うさを感じる。
タイムリープできるなんて、羨ましい。
主人公のちょっと堕落した考えが好き。笑
最後どうなるんだろう?と思ったけど、
好きな終わり方だった。
Posted by ブクログ
タイムループって誰もが1度は憧れる能力だけど実際には2人みたいに、巻き戻さないといけないという使命感のようなものに縛られてしまって苦しいんだなと思った。結末には少し驚かされた。