杉井光のレビュー一覧

  • さよならピアノソナタ4

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    ネタバレ

    完結。いや素晴らしかった。
    杉井の描く主人公はとことん鈍感で、イライラさせられっぱなしで、もちろん直己もその例に漏れない。それどころか1番ひどいかもしれない。
    今回だって千晶の気持ち察しなさすぎだし。ほんと「デリカシーが1グラムでもあったら」と思った。
    けれども、それゆえに最後真冬に気持ちを打ち明けるところでのカタルシスは大きかった。

    ユーリに啖呵切るところ、テツローが語るところは特に名シーンだったと思う。

    これだけの感情のぶつかり合いを読まされて、沸いた感情を上手く言葉に出来ない自分の語彙力を呪う。
    陳腐な言い方だけど、感動で涙が出そうになった。
    とにかく素晴らしい小説だった。今年読んだ

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    2011年03月06日
  • 火目の巫女 巻ノ三

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    今回はとてもよかったです。
    2巻は少々微妙に感じましたが、3巻はいい感じ。
    作者の方には期待しています。

    しかし火目がほんと役立たずです。
    常和の死は・・・無駄だったのか・・・?

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    2009年10月04日
  • 火目の巫女

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    とても悲しい物語です。
    人のサガとはかくも恐ろしきもの。読み終わった後に降りてくる胸の痛み。こっそりオススメです。

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    2009年10月04日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    1ほどの衝撃はない。
    でもストーリーは2の方が面白い。
    物語の中の物語
    優しい物語の中で語られる本格ミステリーの物語
    この作者の着眼点と話の作り方が好みだなぁと思わされた作品

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    2026年04月11日
  • ミステリが最強の文芸である “世界でいちばん”のトリック技法

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    自分の推し作家によるミステリの技巧に特化した小説の書き方指南書。
    ただし別にミステリを書くための指南書ではなく、どんな分野の物語にもミステリの技巧を用いることによって一段上の驚きや感動をもたらすことが出来ると言う趣旨である。

    確かに作者は青春ものやファンタジーものの作品でもミステリ要素を上手く活かしたお話を書いているので、どんな物語にもミステリの手法を取り入れることが出来ると言う主張はあながち嘘ではない。

    冒頭の一文でこの本は小説を書いているが公募の二次辺りから進めない人に向けて書いている云々とあって趣味のお話書きの自分としては上手く活かせれば良いなあと思うけれど、まあ、そう上手くいかない

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    2026年04月10日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    電子書籍化不可能、紙の本ならではのトリックと聞いてこういう事なのかな?と思ったことが少し当たってて嬉しかった笑
    でも最後で明らかになるこの本の凄さに驚いた、相当大変だっただろうなと思う、最後の「 」も凄く良かった

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    2026年04月02日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    1番ではないけれど、こんなミステリが好き

    ビブリア古書堂の事件手帖が好きな人はビブリオ・ミステリ好きだと思いますが、まさにそんな感じです。作中では新人作家の藤阪がある小説の続きをソウサクする話です。しかも物語を通してミステリ小説が読めるクロスオーバー作品のような構成も面白いです。
    ミステリが好きな人はもちろんですが、ミステリに飽きた人にも刺さると感じています。
    前作の仕掛けが斬新なこともあり、続きが出た時はなんで?って感じですけど、今回はその後に切り離された別話のように感じたのでまた違った面白さがありました。話の内容が前作に引っ張られすぎないため前作を読んでいない人が読んでもいいと思いました

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    2026年03月24日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    1を読んで、まさか続編が出ているとは知らず、1の記憶が新しいうちに読むことができた。物語の中の物語。本編の優しい進み方とは異なり、「殺導線の少女」は荒々しい感じで、全然違うことが面白かった。仕掛けについては何となく分かったけど、こういう結末になるとは思ってなかったので、モヤモヤのまま終わらずスッキリ終わってくれて良かった。

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    2026年03月22日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    前作が凄すぎて期待値を高く持ちすぎた感はありますが、それでもミステリとしては綺麗な終わり方で好みです。

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    2026年03月19日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前作の藤坂燈真が「優しい嘘」が崩れないよう筆を走らせるのがジンときた。
    殺導線の少女に関わる全ての登場人物が優しさに包まれてて良かった。

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    2026年03月15日
  • 神様の本

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    「神×本」をテーマにしたアンソロジー。シリーズものの一編として書かれたものも。
    印象深いのは紅玉いづきの「カミサマは待ちぼうけ」。パパ活少女の物語という紅玉いづきど真ん中を貫いてます。

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    2026年03月15日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    事件めいたものを書いておいて、後にそれが伏線となるようにストーリーを作るなんて、凄い高度な技だなと思った。一作目は強烈なインパクトがあったけど、今作は特に仕掛けは無く普通のミステリーだった。また何かしてくれるのではないかと期待して読んでたので、ちょっと残念。でも内容はおもしろかった!

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    2026年03月07日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    まさかの続編。前作が衝撃的だったので興味津々で読み始める。コンビ作家のプロット担当が急死し、続編を推理するという設定。"僕"はまだ駆け出しの作家。推理は編集の霧子さん。どこに謎があるのかがポイント。小説中にコンビ作家の遺作連載(片方は存命してるが)があり、見事に書き分けられている。あっという展開。解決には続編が必要だった。さすが。シリーズ続刊希望。

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    2026年03月04日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    1を読んで衝撃を受けて、2を読むことにしました。今回は一体どんな話になるのかと思ったら、1のような手法とはまったく違いますが、楽しめました。こちらの方が一般的なミステリーに近い気がします。
    霧子さんの有能さが、素晴らしいです。

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    2026年03月02日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

    購入済み

    アクロバティックな前作の続きはどうなるのか?…という期待で読んだ。
    面白かったです。
    ミステリとしてはこちらが上だと思う。
    前作は文章がライトノベルっぽくて読みづらいと思った表現もあったが(後から真相というか作者の真意・目的を知って読むと必要だったんでしょうね)、今作はそういう部分もなく(多分…)、作中作もまとまっていて良かった。
    相変わらずの主人公の童貞臭が気になるが、担当編集者とのコンビもいいのでシリーズ化を期待します。

    なお、電子書籍化不可能と言われた前作のレビューです↓
    京極夏彦とか泡坂妻夫とか倉阪鬼一郎とかの、「うわー、細かいなーよくやるなー」的なのが好きな人おすすめです。

    #切ない #深い

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    2026年03月01日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    内容は面白かった。
    ただ大筋のトリックに関しては、ミステリをあまり読まない自分にも読めてしまった。
    名前でミスリードを誘うところもどこかで読んだことがある気がする。
    しかし、他のミステリと違うところは作中作品にトリックがあるというところだったので、そこは楽しめた

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    2026年02月18日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    面白かった!

    前作とは違う驚きとともに物語を読み終えた。

    色んな人が積み上げた優しい嘘の城壁。

    連載の最終回、そうなるんだって驚きとともにそのまえがきにグッときた。

    ミステリに詳しいわけではないので、こういう作品をビブリオミステリと呼ぶことを知る。
    そういうテーマで読む本を選んでいくのも楽しそうだ。

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    2026年02月15日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    全体的に終始面白かった!
    ストーリーが上手くまとまっていて、とても読みやすく、燈真と霧子さんの関係が相変わらず良い!
    そして、うまーくミスリードされてしまっていたので最後は騙されたなぁと言った感じでした。
    私的には前作よりこちらの方が好きかな!
     
    岡島二人さんの作品や井上夢人さんの小説も結構好きで読むので、参考文献になっている作品も一度読んでみたいと思った。

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    2026年02月14日
  • 羊殺しの巫女たち

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    ひつじと呼ばれる不穏な怪異が蔓延る地域、早蕨部村は大人はみなその存在を認めながら知らぬふりをして過ごしている。未年生まれの女子は未年に巫女として12年に一度の神社の祭でひつじさまのために舞い、祝詞を奏上する。なぜか未年生まれは男子がいない。そして、毎回未年生まれは数人しかいない。……というように、ヒタヒタと隠された真実が解っていきます。民俗学風のホラーで、怖さを楽しみながら読めました。ちょっとずつ真相が明かされていき、ん?これはどういうこと?という展開がなかったのも良かったです。
    遠田志帆さんの表紙も素敵でした。頭骨を持たせてる発想力!私なら羊歯の葉っぱとか麻袋とかになってしまいそう。あ、羊歯

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    2026年02月11日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前作のタイトル回収が感嘆すぎて、今回はそのトリックは使えないと分かっていても、何かこの本の構成自体にまたタイトルに関連付けたトリックがあるのではないかと期待してしまった…。
    が、続編がためのタイトル。そりゃ、そうだ…。
    物語自体はミステリーが得意でない私でも、楽しく読め、優しさ溢れる、好きだと思えるミステリー。
    そんなミステリーのカテゴリーもあるのだと、気づかせてくれたお話。
    だけどやっぱり前作の衝撃が強すぎて、一物語に終わってしまった残念感をどうしても感じてしまう。
    それでも、また燈真と霧子の続編があるなら、読みたいと思い、前作の『いちばん大切な場面の中のいちばん大切な一ページ』を確かめてみ

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    2026年01月31日