杉井光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
メディアワークス文庫創刊後第一弾の作品の中の一つですね。
装丁に惹かれて、ちらっとあらすじ見て、
これは決まった!と思って購入し、
読んでから、やっぱり買って間違いじゃなかった!と思った作品です。
たぶん読む方によってかなり評価が変わってくる作品かと思いますが
私はとても気に入りました。
話の展開はもちろん、最後のネタあかしも良かったし
私自身この作品のテーマはわりと普段考えることに似ているので
うなずかされるところも気づかされることも多く、
とても印象の強い作品だったなあと思います・・・
何度も読み直してみればみるほど味が出てくる作品だと思うので
読まれる方は一度読んで投げてしまわな -
Posted by ブクログ
ネタバレ完結。いや素晴らしかった。
杉井の描く主人公はとことん鈍感で、イライラさせられっぱなしで、もちろん直己もその例に漏れない。それどころか1番ひどいかもしれない。
今回だって千晶の気持ち察しなさすぎだし。ほんと「デリカシーが1グラムでもあったら」と思った。
けれども、それゆえに最後真冬に気持ちを打ち明けるところでのカタルシスは大きかった。
ユーリに啖呵切るところ、テツローが語るところは特に名シーンだったと思う。
これだけの感情のぶつかり合いを読まされて、沸いた感情を上手く言葉に出来ない自分の語彙力を呪う。
陳腐な言い方だけど、感動で涙が出そうになった。
とにかく素晴らしい小説だった。今年読んだ -
Posted by ブクログ
十数秒先の未来を見ることが出来る主人公が、家出をしてトラブルに巻き込まれたところを刑事に助けられる。その刑事に連れられて、能力者の集う一軒家でシェアハウスをすることに。
その刑事は、男子高校生が頭と股間を滅多打ちされて殺害される連続殺人事件を追っていた。
シェアハウスの住人たちが個性的で、みんな能力を持っている。能力ものなので、すぐに能力が明らかにされるのかと思いきや、意外とみんな話さない。なので、事件はもちろん、能力も気になるから一気に読んでしまった。
住人はみんな明るいのに、能力が本当にエグい。住人たちの過去も、事件の真相も、それに繋がるある人の結末も、全てが重い。重すぎる。
でもかなり自