杉井光のレビュー一覧
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第1作がとても良かったので、すぐにこの第2作を手に取ったのだけど、あの素晴らしいトリックを用いた作品の第2弾って、普通は期待外れになりがちだし…。と、期待と不安がない交ぜになって、1年ほど積ん読してました。
結論:もっと早く読んでおけば良かった!
第1作のような奇想天外(?)なトリックはありませんが、ひねりのよく利いたミステリー小説として普通に大変素晴らしい作品でした。最後に主人公藤阪燈真の優しさが心に染みます!
第3作はあるのかな?藤阪燈真と編集の霧子コンビの今後の活躍を読んでみたいし、それとは別に、氏の新たなミステリー作品も読んでみたいです。 -
Posted by ブクログ
一作目と登場人物やストーリーは繋がってるので続編ではあるが、前作みたいな「仕掛け」は特にないのでそこは注意です。
月刊雑誌のミステリーが著者の急死により主人公の藤坂がその連載を描くことに。
連載を書くにあたって様々な人と出会うことでただ引き継いで書くのではない、「故人の思い」が見えてきた。
新人作家として本を書くことが進まなかった主人公、藤坂が凄腕編集長の霧子とともに謎に挑む。
個人的にはまだ未熟な藤坂が霧子にアドバイスを受けることで徐々に自分の中に落とし込んでオリジナリティが出る作品になるところが好き。
藤坂の家でのたわいもない会話がもっとみたい。
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Posted by ブクログ
3冊作品。いちおう締めた感じ。
退魔巫女なんですが、重い話し。巫女さんいっぱいで嬉しいけど、とても残酷なので辛い。
メインヒロインの伊月はカッコいい系。巫女服はもちろん可愛いけど、この娘の十二単で恥ずかしがっている姿に恋に落ちる。胸のことでからかわれてるけど、風呂シーンのイラストみると結構なもの。
裏のヒロインの佳乃は黒髪ロング巨乳お淑やか。だけど怖い。好き。
二人の互いに互いの命を預けあっているような触れあい、至高。百合関係じゃないかも知れないけど百合巫女ラノベです。良かった。
他はロリ巫女さん沢山。3巻の、この娘達へのかわいそうな仕打ちに憤る。
作品通して何度も出るある問いかけが、巫女とい -
Posted by ブクログ
自分の推し作家によるミステリの技巧に特化した小説の書き方指南書。
ただし別にミステリを書くための指南書ではなく、どんな分野の物語にもミステリの技巧を用いることによって一段上の驚きや感動をもたらすことが出来ると言う趣旨である。
確かに作者は青春ものやファンタジーものの作品でもミステリ要素を上手く活かしたお話を書いているので、どんな物語にもミステリの手法を取り入れることが出来ると言う主張はあながち嘘ではない。
冒頭の一文でこの本は小説を書いているが公募の二次辺りから進めない人に向けて書いている云々とあって趣味のお話書きの自分としては上手く活かせれば良いなあと思うけれど、まあ、そう上手くいかない -
Posted by ブクログ
1番ではないけれど、こんなミステリが好き
ビブリア古書堂の事件手帖が好きな人はビブリオ・ミステリ好きだと思いますが、まさにそんな感じです。作中では新人作家の藤阪がある小説の続きをソウサクする話です。しかも物語を通してミステリ小説が読めるクロスオーバー作品のような構成も面白いです。
ミステリが好きな人はもちろんですが、ミステリに飽きた人にも刺さると感じています。
前作の仕掛けが斬新なこともあり、続きが出た時はなんで?って感じですけど、今回はその後に切り離された別話のように感じたのでまた違った面白さがありました。話の内容が前作に引っ張られすぎないため前作を読んでいない人が読んでもいいと思いました