杉井光のレビュー一覧

  • ブックマートの金狼
    同作者の『世界でいちばん透きとおった物語』を読んだので、続けて作品を探して読みました。
    世界で…とは全く違うテイストでしたが、主人公の男の子がどちらもとても魅力的でした。
    ブックマートの方はバトルもので、あまり読まないジャンルでケンカのシーンは痛そうで続けて読めなかったです。臨場感ありすぎて。
    昔の...続きを読む
  • 楽園ノイズ2
    相変わらず、文章から音楽が聴こえてくるような読書体験だった。
    凛子の家庭のことだったり詩月の祖父のことだったり、高校生だけでは解決しようのない出来事は山ほどあって、それでもなんとか足掻いて頑張る姿が眩しいなぁ。
    プロデューサー候補とのやり取りとか真琴の悩み事とか、色々抱えたまま文化祭ライブに集束する...続きを読む
  • 生徒会探偵キリカS1

    続きでないのかなぁ

    キリカは杉井光を知るきっかけになった作品。最近は音楽系で良い感じで好きだけど、キリカの続きも読みたい。
  • 楽園ノイズ6
    2年に進級した真琴たちを描く、3作の連作短編集。
    軽音楽部のプロデュース、ピアノコンクールでの対決に、ダブルブッキング事件。どの話も1巻分に引き延ばして描けそうな話で、それぞれ内容を詰め込んで描き切っているのが凄い!後、相変わらずセリフが所々カッコいい。帯にもあるけど、「失うために、戻ってきたのだ」...続きを読む
  • 楽園ノイズ6
    アリーナの舞台で90分も1人で演奏って、よく考えたらとんでもないな。よく重圧に押しつぶされないなと思う。
    玉村社長は1巻の頃からやらかしていたけど、ここまで酷いとは思わなかった。いつか裁かれてほしい。
  • 楽園ノイズ6
    一言でいうならサイコー!
    これこそ杉井光だ。

    言いたい事はいっぱいある。
    冒頭の新学期が始まって伽耶が加わった女性陣からの怒涛のボケ会話の楽しい事楽しい事。
    ニヤニヤが止まらない。

    中盤、華園先生と凛子さんのピアノ対決の息を呑む緊張感とドキドキ感。
    2人の演奏を紡ぐ言葉の数々、溢れ出すイメージの...続きを読む
  • 楽園ノイズ6

    表紙がすごく綺麗

    表紙がすごく綺麗で引き付けられました
    そして、主人公が先生を心配するあまりにスランプに陥ってしまうのには、
    胸がきゅっとなる感じがありました。
    そして、先生と凛子のコンテスト勝負、ピアニストは戦わなければならないという
    文章と、それを見事に描写して見せた杉井先生にさすがだな~と思ってしまいました。
    ...続きを読む
  • さよならピアノソナタ encore pieces
    本編から何年も経ったエピソードがあり、新鮮だった。あとがきにも書いてあったけど、タイトルの通り別れの要素がたくさん入っていて、切ない部分が多かった。特に響子のエピソードかな。あの後リュウジがどうなったのかがわからないあたり(恐らくは亡くなったのだろうが)、切なさがじわじわと滲み出てくる。
  • 楽園ノイズ5
    いやもう相変わらずサイコー。
    めっちゃ愉しくて切なくて苦しくてその果てに解放される感情が堪らない。
    うん、僕の好きな杉井光だ。

    最初に姉に女装させられて連れ回されるエピソードからニヤニヤ笑いが止まらないんだけど、バンドメンバーそれぞれとのある意味デート的なエピソードにおける真の鈍感ぶりも国宝級で呆...続きを読む
  • 別冊少年マガジン 2021年5月号 [2021年4月9日発売]
  • 楽園ノイズ5
    今回は音楽活動は控えめで、各ヒロインとの関係性を掘り下げる話がメインでした。いやードキドキしますね。あとお姉さんとの話もよかった。
    華園先生の不在に落ち込む真琴に伽耶が詰め寄るシーンはグッときました。ただそれを受けて真琴がどう動いて結果どうなったかというところは、伽耶のあの迫真の言葉の割には無難に終...続きを読む
  • さよならピアノソナタ4
    言葉を魂の底まで届かせるには血を流すか、歌を流すか。響子の台詞はキザなところもあるけど、ところどころで共感できたり、納得ができたりする。

    響子とユーリの会話は噛み合っていて笑った。

    最後の、泥棒市場をキーワードに再会を果たすのはロマンティックだった。
  • 楽園ノイズ5

    最高のラブコメ

    最高のラブコメでした。今回は連作のショート集で楽しく読みました。出番は少ないけど、やはり華園先生の存在は大きかったです。
  • 楽園ノイズ5
    姉のエピソードは面白かった。ヒロインたちが女装していても真琴を一瞬で見抜くのと、当たり前のように「姉妹」と呼ぶのが笑った。
    そしてまさかの大学の先輩が姉ではなく真琴が目当てだったとは…。

    ちょいちょい「バンドの話はしていない」というフレーズが出てくるのも面白かった。

    花園先生が久しぶりに登場。P...続きを読む
  • 楽園ノイズ
    行間から音楽が聞こえてくるような文章!
    真琴くんもヒロインたちも音楽への向き合い方がかっこよくて、登場人物全員好きになっちゃう!
    キャラクター造形は分かりやすくテンプレラブコメラノベ的ではあるっちゃあるんだけど、下手に個性を付け足しすぎてないことでテーマと物語がストレートに伝わってきたような気がする...続きを読む
  • さよならピアノソナタ2
    過去のトラウマから、真冬は自己肯定感がとても低いから、自分がバンドにいていい明確な理由がないと安心できないんだろうな。
    響子先輩のいつもの周りを揶揄う振る舞いは昔の出来事が関係していたのか。ことごとく自分の周りから人がいなくなっていくのは確かに辛いと思う。
  • さよならピアノソナタ
    ギターでクラシックを弾くなんてすごい。しかもギターを始めて半年でそこまで上達するとは…。

    神楽坂先輩の何もかもを見通してるキャラも好き!かっこいい。
  • 楽園ノイズ4
    今回はPNOのバンド活動からは少し離れてのエピソードで、ビジュアル系ユニットとアマオケのお話。
    相変わらず真琴の才能が恐ろしい、そして合奏とオーケストラに至るまでその魅力を存分に描き切ってくれる杉井先生の力に舌を巻く。
    華園先生の存在がどんどん大きくなっていくし、今後の展開も楽しみです。

    そういえ...続きを読む
  • 楽園ノイズ3
    伽耶はいいキャラだったしタクトとの曲も気になる次回作が楽しみ!
    蒔田シュンの実家を訪ねるシーンは叙述トリックを意識されてたのかなと思う、普通に騙された。
    イブのクアドラプルデートは笑ったしホント真琴ちゃん最高だな……。
    華園先生が手術に向かう、ある意味死への覚悟の中で送り出した、Adventすなわち...続きを読む
  • 楽園ノイズ4
    プロではないとはいえ、オーケストラを音楽祭に呼ぶことを決めたり、自分の曲を音楽祭の演奏に使ったり、真琴の周りを動かす力は凄い。バンドメンバーや伽耶のアプローチに気づいていないのも凄いが 笑

    ちなみに、読み終わってから、表紙の真琴の後ろに花園先生がいることに気づいた。花園先生の影響力の大きさが、巻を...続きを読む