杉井光のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ杉井光さんの新作が出たと聞いて、すぐに購入しました。
描写が上手いからこそ、殺人シーンは結構グロい。
でも、湊人がシェアハウスの住人に心を開いて行く姿や、千景が能力と目の前の人間に向き合う姿が鮮明に描かれていて本当に面白い作品だった。
ヒューマンドラマとしても、推理小説としても面白い。
というかとにかく、相馬が可哀想すぎる。
出版社で暴れてた時から、湊人の父親が何らかの形で相馬の作品を盗作してるんじゃないかと疑ってたぞ!でもまさか、その湊人の父が犯人とは思わなかった。そこから、父が犯人だと気づけるチャンスがあったのに、、、
湊人も、千景を信頼して、よく言ってくれたなあ。
あと、スヲミがなかなか -
Posted by ブクログ
1作目が天才的で素晴らしく、この続きなんて一体どんな物語になるのか?と惹かれた。また、単純に同じ作者の他の作品を読んでみたくなり手に取った。
1のような構成はすでに種明かしされ面白さに欠けている中で、上がりすぎたハードルをどう超えてくれるのかの期待が大きかった。
読み終わった感想としては、これもまた不思議な感情で、こんな物語今までなかった!と感じると共に、
作品名を改めて振り返ると少し的外れに感じた。ただ、期待を裏切らない面白さであったことは間違いない。
2ではなく、単なる登場人物が同じなだけの全く別作品と思えば、すんなり腑に落ちた。この先の人生を彼らがどう過ごすのか?まだしばらくの間見ていた -
Posted by ブクログ
ネタバレ怪しい風習の残る閉鎖的な村⋯いい雰囲気ですね~。
まずこの手の展開では、全て何かトリックがあるものなのか、人知を超えた何かがアリな世界観なのかの見極めが必要。
今回は前者だろうと読み進めたのだが、終盤でさすがに後者じゃないと成立しないと思い始め、ならば犯人は⋯と当たりはついたが、中身が変わっていたとは。
当然2つの時系列が並行する展開では、同一人物と誤認させるのは定番の叙述トリックだが、語り手で誤認させるパターンを使っていたか⋯。
時折違和感を感じつつ、そこまで考えが至らず悔しい。
読み返すとキレイに伏線は張られていて感動。
Anotherのオマージュかな?というくらい寄せてきてる(美咲ちゃん -
Posted by ブクログ
7つの短編集
新進気鋭の作家たちによる現代のリアルを切り取る7つの物語。
わかってるようでちゃんと理解していなかった
「推し活」「VTuber」についての理解が深まりました
どの作品も味わい深くオススメできるものばかりですが個人的には
『あなたに見合う神さまを(佐原ひかり)』が一番心に刺さりました
人を支配するもの、人の幸福を妨げるものはおしなべて暴力よ
と語る権藤さんのカッコよさと、少しづつ勇気をもって言葉の暴力に立ち向かう主人公。。
初めて著者・佐原ひかりさんを本作品で知りましたが他作品も追いかけてみます
あと石田夏穂さん作品はほぼ全部読んでいますが短編向きなのかも、とも感じ