杉井光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
杉井光のニートティーンストーリー第7段。久々の1巻まるごとの長編。とあるアイドルに父親を捜すように依頼を受けたのだがその父親はホームレスであった。そしてその父親は立ち退きをするように要請されながら立ち退くつもりがない。そのときホームレス狩りも話題になっていた……。
今作品でスポットが当たるのは少佐こと向井均。彼の素性が少しだけ明らかになる。ニートの仲間達は相変わらず熱い。素性も詳しくわからない人物は疑って当然であることを改めて実感。それでもニート共の団結力は強い。物語として良くできているし傷つきながらも成長していく物語であることは1巻から一貫している。タイトルにある「神様のメモ帳」というワー -
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どうしてここまで不器用なのか、素直なのか捻くれてるのかよく分からないニートたちの綴る物語。
今回もナルミの不器用さとがむしゃらさと馬鹿さが非常に際立っており、アリス風に言えば愚昧の一言に尽きるのですが、周りに諭されたり、自分で気づいたりして、少しづつ大事なことを確かめてゆく様がとても良いです。
1巻と繋がる内容で、一晩泣き明かした後のような、切ないけど妙にさっぱりした読後感が素晴らしいです。
それにしても、序盤からナルミとアリスがいちゃいちゃしまくりでビックリしました。個人的には2巻ぐらいの距離感が良かったんですが、まあラノベとして正しいような気もします。 -
Posted by ブクログ
全5巻で出逢いから結婚まで。
買ってからずっと積ん読していたんだけど読み始めたら一気に全巻読んでしまった。
もう、すげぇ良かったですよ。積ん読してたのを後悔しました。
ラノベで恋愛っていうとほとんどがラブコメっていうグルグルと終わらない話なんだけど、これはちゃんと終わるとこが良い。
主人公があまりにも鈍すぎてイライラするんだけど、言葉で伝わらない部分は全て音楽で補ってた。
音楽シーンでの感情の表現が読んでてドキドキした。
今まであまりクラシック聴いてこなかったけど聴いてみたくなった。
ビートルズに関しては、ベストを買ってしまった。
主人公たちのバンド名のもとになったブラックバードも一度聴 -
Posted by ブクログ
このシリーズはいつからか順番にレギュラーキャラにスポットライトを当てるように事件が起こってるようだが、今回は少佐の番で、事件の発端となる依頼は売り出し中アイドルからの父親探し。簡単な依頼と思われたがいくつかの事件が絡んできて、父親が退去拒否こだわる行動に隠されて意味が明かされた時にはまたこの作品が好きになった。
それにしても、アリスの軟化ぶり(世間的にはデレという)はひどいものがあるが(笑)、単に好きになったからとかそんな話ではなく、前巻で指摘を受けたように、ナルミの真性ジゴロとしての力によるものが大きいことを今回も強く感じさせられた。固い殻で閉じこもっていても難なく侵入するところは男で