杉井光のレビュー一覧

  • 生徒会探偵キリカ3

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    神メモの杉井光氏が綴る、生徒数8000人の超巨大学園の生徒会が中心で巻き起こる愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリーの第3弾。
    今回は夏休み前後の試験やプールを中心としたトラブルを巡る出来事。

    お気に入りの郁乃さんの出番は少なかったものの、御園さんがいつも以上に大暴走、キリカのツンデレ炸裂ともう楽しくて仕方がない。
    それでいて本質の探偵は見失っていないので読んでいて納得の内容です。
    人間のひかげもこんなに腹黒かったっけというほどに成長し、ツッコミも磨きがかかってるような気もします。
    スゴイ大好きなシリーズになってきましたね!
    今年のこのラノでも上位に入ってき

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    2013年05月18日
  • さよならピアノソナタ encore pieces

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    最高に楽しかった。完結した物語の後日談やら前日譚を一冊丸々楽しめるというのは、極上の贅沢です。
    しかもある意味、この本にはまだ続きがあります。二人の愛の結晶が、何故か近世ヨーロッパで魔術師やってるんだから面白いですよね。

    とにかく、五冊に渉ったこのシリーズを読んでいる間は幸せでした。いつまでも間延びするライトノベルというジャンルに慣れているせいもあって、物語が終わる切なさに引き裂かれそうになります。読まずに積んでおけば良かった、とすら思うほどです。そうすれば、いつまでも完結することはなかったのに。
    それほど、心に深く突き刺さる本だったのだと思います。

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    2013年05月13日
  • さよならピアノソナタ4

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    普通に転がったなら、必ず何処かで致命的な結末を迎えるしかなかったはず。そんな物語に、音楽というこの世で最も強い力が、様々な魔法を起こします。それは時に甘美な奇跡を与え、また時に、悪夢のような悲劇をももたらすのです。
    音楽というエッセンスがこの小説に与えている効果は絶大で、驚くほどに馬鹿で鈍感で純粋な主人公が、艱難を乗り越えて奇跡のようなハッピーエンドを手にするのも、要所要所でクリティカルな役割を果たす音楽の力の存在があるからこそ。そしてそれが杉井さんの圧倒的な描写で描かれた音楽だからこそ、不思議な説得力があるのだと思います。

    終盤は興奮してまともに文章が頭に入ってこなくて、何度も読みなおさな

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    2013年05月11日
  • さよならピアノソナタ3

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    本を読んで幸福感を感じたのは久しぶり。大好きです。
    ナオミはきちんと気持ちを自覚できただけナルミより偉いぞ!ナルミもちゃんとしろ!

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    2013年05月04日
  • 楽聖少女2

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    素晴らしい。「神メモ」より好きだ。ナポレオンを狙う若い音楽家、ルゥのためにピアノを製作する女性、運命に苦悩するナポレオン、ルゥ、そしてユキ……。皆の運命が絡み合い、そして生じた結末は、とにかくたまらなかった。

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    2013年04月28日
  • さよならピアノソナタ

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    主人公がグダグダするのが好きな人(?)にオススメ。
    杉井さんの他の本から移ってきた人ならまったく問題なく楽しめるはず。

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    2013年04月18日
  • 楽聖少女3

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    ルゥの過去に関わるかなり重要な伏線が回収され、全体を通じて重い雰囲気の一冊。いずれ聴覚の話は絡んでくると思ってましたが、ここまで重くなるとは。

    クラシックのように繊細かつ雄大な表現と、ユキのツッコミや散りばめられた小ネタに象徴される現代サブカルチャーの融合。相変わらずのハイクオリティでした。

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    2013年04月07日
  • 神様のメモ帳

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    ネタバレ

    当時、人間関係や家族の事で凄くヤケになっており、お金を本に浪費していた時期に買いました。
    出会って本当によかったと思っています。
    数々の名言に救われました。

    アリスの「知ることは死ぬこと」これは勝手に自分に置き換えた解釈ですが、例えば、友人が毎度嘘の話をしていたとして、その嘘に気づかなければ私は友人に対して嫌な気持ちになることはありません。ですが、その嘘に気づいてしまったとき、疑い、嫌な気持ち=心が死ぬ。という解釈です。

    早く9巻出して欲しいものです。

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    2014年02月16日
  • 生徒会探偵キリカ3

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    夏のさわやかな感じが出てました

    水着シーンなんかは話の流れが面白かったです


    もうキリカが某ニート探偵にしか見えません(笑)

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    2013年02月27日
  • 生徒会探偵キリカ1

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    生徒数8000人って……
    どんな規模の学校なんだよっ!

    ってつっこみたくなりました(笑)

    内容は一巻目から結構シビアな内容でしたが、解決策の大胆さと、会話のテンポの良さが心地よかったです

    メンバーも本当に個性的で面白い

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    2013年02月27日
  • 楽聖少女3

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    読むの疲れる、この作品。
    すごく痛々しいというか、悲壮というか、雰囲気がそんな感じなのに、何でユキのツッコミはここまで面白いんだろうか。
    ずっと悲壮な雰囲気が続く中で、そういうユキのツッコミが、少し息を抜かせてくれる。
    まだ終わるなよ、と思いながら、読みました。

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    2013年02月17日
  • 神様のメモ帳6

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    tai_key6@新ユーザー名考え中

    もう面白さは揺らがない気がする。物語の中には、沈痛な副旋律がなおも健在で、一層楽しめた。萌えに頼らないストーリーあるいは描写重視のライトノベルは思うほど多くはなく、このシリーズとの出会いには感謝している。 この巻に関して言えば、ミステリの部分に今までのような切れ味がなかったように思う。それでも十分面白いのだけれど。

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    2012年12月08日
  • 神様のメモ帳7

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    もはや安定の域。神メモはライトノベルなのにシリアスな、かつ現実味のある話題を扱ってくれる、貴重な存在。何巻でも続いてほしい。 …にしてもいまさらながらだが、ナルミとアリスのキャラがもう大変なことになっている。1巻を読み返すとすさまじい違和感に襲われる気がする…

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    2012年12月08日
  • 楽聖少女

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     高校生の少年が悪魔に19世紀のヨーロッパに連れて行かれて文豪ゲーテとして生きることになってしまう話。そこでルドヴィカという音楽家の少女や現実の教科書にも書かれているような音楽家(ただし変人にアレンジされている)たちに会います。
     こういう、異世界に行く話というのは元の世界での話が長いことがありますが、この本はほんの十数ページで19世紀に連れて行かれます。あくまで19世紀の世界での話が中心というかほぼすべてとなっています。
     19世紀と言いつつ電話とか列車とかが出てきたり、前述した悪魔などの魔術的な存在が出てきたりと、なんでもありな世界を舞台としています。終わりの方ではちょっとだけバトル物っぽ

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    2012年12月01日
  • さよならピアノソナタ

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    神様のメモ帳から杉井光が気になって、これを読んでだめ押しですっかり好きになってしまった。レビューにある、平凡なようで、エッジがきいている主人公と天才的なヒロインの組み合わせが好きなのかもしれない。
    美しい小説でした。

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    2012年11月30日
  • 神様のメモ帳

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    ニートとは何か? その定義を再認識さしてくれる。
    大概の作品ではニート系の登場人物は脇役であるが、この作品はそれが主人公たちなのである。働くことに対して悩む実際のニートやフリーターの人が読むと、登場人物たちに同情できるシーンがあったりして面白いのではないだろうか。
    また、同時にこの作品は推理小説でもあるので、展開を予測する楽しみも兼ね備えている。

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    2013年03月22日
  • 生徒会探偵キリカ3

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    [個人的に良かった所]
    - 主人公に感情移入できた
    - キリカちゃんぶひいいいいいい
    - 次巻に期待させる引き

    [個人的に良くなかった所]
    - もっと水着見たい(ゲス)

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    2012年11月18日
  • 生徒会探偵キリカ1

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    [個人的に良かった所]
    - ヒロインが好み
    - 会話が楽しい

    [個人的に良くなかった所]
    - テンプレ感

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    2012年11月18日
  • 神様のメモ帳

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    一人ひとりのキャラがたっていて面白かった。
    読み応えのある作品。

    今回話(事件)の中心になるのは麻薬ということで
    ラノベではなかなかない題材ではないかと思った。

    展開的にも引き込まれていくので
    どんどん読み進めるし面白かった。

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    2012年10月19日
  • 楽聖少女2

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    恣意的なのではと思うほどに神様のメモ帳とキャラが被る、と書くと欠点にしか聞こえませんが、他作品の優れた要素を再構成した作品として、また別の輝きを持っているとすら感じさせるのですから驚きです。
    四十冊もの作品を書いてきた作者だからこそでしょうね。

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    2012年10月13日