あらすじ
春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、テンションの高い女の子だった。 失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億円もの大金。 彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」。 ひきこもりパジャマ少女の《ニート探偵》ことアリスとその助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。街の不良を束ねる四代目まで巻き込んで、やがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが――。 情けなくておかしくて、だけどほんの少し勇気がでる、ニートティーン・ストーリー第2弾。
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今回も変わらず面白かった。
ゲストキャラ、メオちゃんが可愛い!そして、4代目!ホントカッコいいよ。
ナルミくん、今回はめちゃめちゃ頑張ったと思う。
1巻は結構よむのが切なくて辛かったけど←いや、面白くないとかそういうわけではなく。
2巻の終わり方は凄く個人的には好きです。
3巻早く買わなきゃ!!
Posted by ブクログ
資金洗浄マネーローダリングを巡る義理の親子の暖かな物語。
生きていれさえすれば…
生きていれさえすれば人はやり直せるかもしれません。
そして結果に呼応するように意識を取り戻した彩夏
キャラ的には
ミオの元気な性格に引かれます
そして純粋さにも
ナルミはなんだかんだいってふつうの高校生ではない…〜
Posted by ブクログ
ニートの物語の2巻。電撃文庫よりは新書で展開するのが似合う物語であるようには思う。ヤで始まる自由業やらマネーロンダリングを主軸に話は展開する。キナ臭い所を舞台に、落伍気味ながら等身大の主人公を中心にしたファンタジー。不可能ではないかな?というギリギリな人物(少佐や四代目、アリス)達の能力の要という時点でそう言って良いと思う。とはいえその能力は限定的でもあり、伏線はしっかりと貼られておりミステリの文法も満たしている良質なサスペンスと言って良いか。2巻まで読んで納得したので、残りの巻は大人買いでも良いかな。
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1巻に比べて話が入り組んでいて、物語を楽しむというニュアンスには遠いものがある。やくざ・税金といった事件に関わり己の非力さを知る主人公鳴海。それでも、足掻いて足掻いて、突破口を見つけようとする姿は、前巻と同様に、現代に生きる若者の悩みそのものが反映されていて、同情できるようにおもう。
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近頃読んだ中ではまずまずの良作。 なるほど売れるわけで、ストーリーキャラ共に秀逸。一巻と比べるとやや構成的に盛り上がらないが、それでも十分の出来。この巻も相変わらず、ヘタレが重い…
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メオとその父親の事件の話
1巻から比べて鳴海が成長していってます。
お金の話とか難しいところもあった。
暴力団とかも関わっているので重いと感じる人もいると思う。
ライトノベルではあるけども、普通の小説でもいける。
メオと父親の家族愛というのも描かれていて面白かった。
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2億円の話.
これを読んでて驚愕の事実を知った.
というか今まで勘違いしてたようだ.
彩夏死んでねぇじゃん.
なんだよちくしょう.
前回のアレは弔い合戦じゃなかったのかよ.
と,勝手に勘違いして勝手にショックを受けたわけですよ.
そうかー,絶命はしてなかったかー.
でもなー,今までずっと一巻で出てきていい感じになったおにゃのこが
自殺するという,なんだかセンセーショナルなイメージを持ってたのが….
ぐぬぬ.
まぁいいや.
そんなわけで今回は2億円の入ったバッグを娘に預けて行方を眩ませた男を探す話.
探偵助手くんが大活躍しますよ.
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前巻から比べると、主人公の精神的な成長(成長って言うか、変容っていうか……)を個人的には感じたり。ギア入れ替わる前と後で大違いですが(笑
結局、どれだけ社会のメインストリームから離れているつもりでも、容赦なく時間は流れるし、いろんなモノが流転していくんだよなぁ……
Posted by ブクログ
メオの話ー。
アニメでは出てこないキャラが沢山出てきましたねー。
助手の鳴海も慣れてきた感じだけど、本当にアリスに必要とされているのか考えてる時期かなと思いました。
Posted by ブクログ
鳴海が相変わらずヘタレすぎて読むのが辛い・・・
鳴海がNEET探偵団に入ってから初めての仕事。
ヤのつく自由業の人や裏金話とか今回もなかなかヘビーな内容の事件になってる。
個性的なニート達が一つの事に向かって頑張っているという矛盾っぽさが逆にいい。
前巻と比べて敵も多くて大人数でドタバタしてる印象が強かった。
相変わらずメル絵は素晴らしい。中の人が少々アレなのが残念過ぎる。
Posted by ブクログ
主人公鳴海がアリスの助手になってからの初めての事件になります。
この巻を一言で表すなら「仁義」になります。
仁義を結ぶ義兄弟の契り
仁義を貫き通す元ヤクザ
など、仁義を感じさせるシーンが印象的でした。
ニート探偵団も大活躍で、仲間同士の掛け合いは読んでいて非常に楽しめました。
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本職のヤーさんがでてきたり、マネーロンダリングやら裏社会やらでてきたりして、どんどん既存のラノベから離れていく……。いいぞもっとやれ。
どんづまりな状況を、最後に頭脳と手八丁口八丁でひっくり返す様はカタルシスがあります。
Posted by ブクログ
1巻よりキャラの掘り下げがあった分、そこそこに楽しめた印象。しかし全体としてのキャラクター描写は相変わらず粗く、そこを設定であったり、展開の中で濁しているかなとも感じた。
話そのものはいい意味で淡々としていて読みやすく、次巻への引きはそれなりに興味は惹かれた。
1巻でも感じたが、読みやすさと全体の雰囲気で楽しめる作品だなとは思う。
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事の発端は二億円の入ったバッグを抱えた少女がラーメン屋「はなまる」に現れたところから。
インパクトとしては1巻ほどではないが、先の読めない展開は相変わらず面白い。
キャラ達もアリスが思考・ナルミが行動・その他のニート群が実働と役割が別れてきちんとした流れの中でキャラ立ちしてるので分かりやすい。
3巻はまだ購入してないのだが、どんな展開になるのやら…
Posted by ブクログ
二巻です。
外国人ホステスとか暴力団とか出てくるラノベってあんまないですよね。
もしかすると「神様のメモ帳」シリーズはラノベが好きって人にはあまり向かないのかもしれない。
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ニート探偵シリーズの第二段。
今回は、謎の二億円と少女の父親を巡る物語。
マネーロンダリングの仕組みなど以外と勉強になったり。
前回程、台詞回しのインパクトはないけど、練り込まれた事件の設定は良いです。(11/24)
Posted by ブクログ
今回はヤクザの資金浄化の為に日本で出稼ぎをしている人達の会社の社長とその義娘の話だった。
主人公がカタギじゃなくなってしまったのには笑った。表紙でイメージしていた話と違いすぎる……笑
彩香が目を覚ましたのにもびっくりした!
結構物騒な世界観だが奇跡はあるのが作風なんだなと思った。
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アリスの探偵事務所に、メオという少女がたずねてきます。父親代わりの草壁昌也(くさかべ・まさや)という男にボストン・バッグを託されたという彼女は、その後すがたを消した父親をさがしてほしいとアリスに依頼します。ボストン・バッグには二億円の現金が詰められており、アリスの調査によって草壁と闇社会とのつながりをうかがわせる事実が次々に発覚します。ボストン・バッグの金は、草壁が会社から横領したものではないかという疑いをいだく鳴海は、真実に近づいていくことによってかかえ込まざるをえない、アリスの苦しみに直面します。
テツ先輩、ヒロさん、少佐のニート軍団によるライトノベルらしいコミカルな掛け合いがおもしろく、たのしんで読むことができました。
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アニメの第2話~第3話に相当する話。アニメ版に比べると、話が全体的に間延びしていて、冗長な印象を受けた。アニメ版の脚本は、原作の良さを殺さないように配慮しつつ、かなり思い切って手を入れているみたいだね。原作つきアニメのあるべき姿だと思う。ちなみに、この回の脚本は伊神貴世の担当。
Posted by ブクログ
ニート探偵・アリスのもとに突如飛び込んできたタイの少女・マオ。彼女の依頼は、行方をくらました父親の捜索。しかし持参したボストンバッグには出処不明の現金2億円、ヤクザの影も見え隠れと、どんどん事態はきな臭い方向へ進んで行きーー。
資料用に読みはじめたけど、なんだかんだでキャラクター小説としては好きかも。少佐が。ああいう情報参謀みたいなキャラに弱いなぁほんと。
デジタル特化が主要キャラに2人いるのは配置として珍しいように思うけど、探偵とミリオタって差別化ができてるからいいのかな。まぁそもそも、ヒロインとレギュラーその2くらいだから問題ないのか。
Posted by ブクログ
前巻の希望の続きを観たくて読み始めたんだけど……
お話的にはまったく新たな依頼。
今度は”ヤ”の付く人が出てくるかなりやばい事件だ。
文章も、作者の語り口も、物語の展開も、
違和感なく、かなり達者で、読ませる。のだけど……
この物語は何かが足りない。
物語的にはいろいろ追い詰められて、
どうにもならなくなって、
そこから、逆転していく展開。
だから、ラストでは、一種の爽快感があっていいはずなのに、
この物語にはそれがない。
ただ、ほっとした安堵感はある。
たぶん、主人公の性格が問題なんだろうなあ。
ちょっと後ろ向きすぎるのだ。
それがこの物語の重苦しさを作っている。
けれど、それさえも作者の計算の内で、
今後、物語の進行と共に、
主人公が成長していく姿が描かれるのかもしれない。
そして、それはアリスにも当てはまるのかも。
とりあえず、いつか、続きを読もうと思う。
Posted by ブクログ
探偵が主人公とは言っても、コナンとかみたいに殺人事件の捜査・解決をしたりするわけではないのね。
まあ、今後そういう話もあるかもしれんけど。
アリスの出番もっと欲しいな。引篭もりで視点が鳴海だから、難しいかもだけど……
Posted by ブクログ
面白かったけど、ちょっと奇抜さが足りないかな。
アリスは可愛いけれど、作品の中で変に浮いてる感じはいなめない。ただ時々言うぐさりと主人公のココロをえぐるような核心をつくような台詞は中々良いものがある。