杉井光のレビュー一覧
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ネタバレ評価:☆4.5
おかしくて少し切ない、恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガールストーリー、第2弾。
自分がバンドにいる理由がない、いていいのか分からないと悩む真冬。
それは自分が成り行きで誘われた、不純な動機でバンドにいるから。
その不純な動機って言うのは言うまでもなくナオの側にいたいからっていうやつで何その青春ふざけんなこのやろ(ry
杉井さんの書く小説の主人公は鈍感じゃないといけない法則でもあるんですかね?w
あれだけ言われても気づかないとか最早ファンタジーの領域だと思うんだけどw
「そう。わたしは、洗い物もさせてもらえなかった。なんにもできない」
「だから、どうしていいのか、 -
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ネタバレ評価:☆4.5
恋と革命と音楽が織りなす、ボーイ・ミーツ・ガールストーリー!
機械弄りが得意な冴えない聴き専主人公・桧川ナオが、ワケあって今はギターを演奏している元天才ピアニスト・蛯沢真冬と出会い、変わっていく。そんな王道ボーイミーツガール。
ヒロインの真冬は口が悪いツンデレガールなわけですが、自分の非はきちんと認められる良いツンデレですねw
最初のガラクタ山での出会いや神楽坂先輩・千晶との演奏で熱を感じるところ、そしてドア越しの真冬とのセッションと演奏シーンが印象的。やはり音楽ものはいい。
後は夜空の下、二人で語るシーンなんかも雰囲気が伝わってきて好き。
一度は捨てたベースを諦 -
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生徒数8000人の超巨大学園で繰り広げる愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリーの第5弾。
今回は最大規模の文化祭。
準備中に七不思議が盛り上がり、演劇部のへ脅迫状が届き、ミスコンが行われる
学園ものも花形の文化祭イベント。
このシリーズも大掛かりなものになると思ったんだけど、ちょっと弾けきれなかったかな。
今回は薫くんが中心になったからかボケ要員と詐欺師タイムが足りなかったか(笑)
でも、薫くんもここまで黒かったかな?と思うことはあったけどね。
次は選挙かな?
間隔が空いているので気になるが、どうやってまとめるのか楽しみにして待ちたい! -
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ネタバレ評価:☆4.5
色々と真っ盛りのハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第3弾!
生徒会メンバーのハイテンションなやりとりは相変わらずで笑わせてもらったw
美園さんの暴走っぷりと薫くんの崇拝っぷりが特に好きw
天王寺流拳法の奥義「相手の男の下着をフリル付き花柄ブラジャー&ショーツに替えて社会的に殺す」とか最低すぎるw
今回の事件はカンニング問題と水着ソシャゲ。
他の女の子にヤキモキしたり、水着を見られて恥ずかしがったり、ひかげの鈍さにプンプンするキリカが可愛かった(´∀`*)
天王寺政権の黄金期を構成した『伝説の五役』の一人伊吹さんが生徒会を訪れて五人の雰囲気に疎外感を覚える美 -
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ネタバレ評価:☆4
着替え柱の女子中学生を狙った(?)詐欺事件に、陰謀渦巻く文化祭実行委員会の委員長選挙、そして会長と朱鷺子さんとウサギを巡る失踪事件!新ヒロインも登場でますます加速するハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第2弾!
前任書記だった駿さんが問題児過ぎて糞笑ったww
「盗撮じゃないよ、らぶ撮だよ」
「世の中には二種類の人間しかいない」
「ロリとそれ以外だ」
あと朱鷺子さんの弟である薫ちゃんの天然毒舌褒めちぎりがツボったww
他にもヒドラだとかデ部とかIT部長伊藤さんの扱いとか、ハイテンションギャグは健在。
唯一、敵になれる存在として朱鷺子を中央議会にやったというのは本当に会長の -
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ネタバレ評価:☆4.5
愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、堂々開幕!
この感じ懐かしい・・・キャラの配役や会話のやり取りが神メモを彷彿とさせるのは自分だけではないでしょうw
主人公のツッコミとかまんま鳴海だよ。詐欺師というところまでそっくり(笑)
生徒会メンバーを筆頭にみんなハイテンションでまともなキャラがいないので、そんな人達との愉快なやり取りを楽しむ作品になってるかなという印象です。
キリカ父は真面目で厳格な人かもしれないと一瞬でも思った自分がバカだった(笑)
なんだよ生まれる前の受精卵の段階から可愛かったってwwそりゃあんなこと言ってたら嫌われるよw -
Posted by ブクログ
隠したい真実と、守れなかったがための嘘。
相手を思いやう気持ちの大事さがわかる物語です。
お互い忘れていないし、信じていないわけじゃない。それを言ってくれれば良いのにってのはありますが気持ちの大事さが底にある。
心の難しさですね。
アリスがいうように、生きてるんだから、良いじゃない。また、殴ればやり直せる。
お互いがわかりあっているからこそ、それで十分。
でも、そういうのは私にはないなと思いました。
一方的に消えて、誰に謝罪することもなく、自分だけ楽しんでいる。
そんなクソ野郎を殴りつけるなら、間違いなく死ぬ寸前まで殴るでしょうね。
神様のメモ帳 1巻のナルミが近い。
殴るのは自分が痛い -
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なかなか読み応えあった。ゆるめのミステリーものかと思ってたけど内容が意外と重かったんでちょっと面喰らった
ありがちな展開として絢香が最後に意識取り戻しちゃうのかなぁ、て心配してたけどそういうことはなかった。まああれで目覚ましたらそれはちょっと冷めちゃうよね。取り返しのつかないことはやはりあるのだ
少し引っかかってしまうのはアリスはともかく他の登場人物は「ニート」って設定必要あったのだろうか。まあなんというかライトノベルという性質上そういったわかりやすいキャラ設定みたいのが必要なのかもしれないけど、とって付けたみたいな設定のようにも感じる
最後の屋上を守りたかった、っていうのもなんかちょっ