杉井光のレビュー一覧

  • 羊殺しの巫女たち

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    ホラーとしてもミステリとしても中途半端な印象。予想を超える展開は無かった。後で何箇所か見直して思ったけど、伏線の張り方は上手い。

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    2026年05月09日
  • 羊殺しの巫女たち

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    寂れた村で脈々と受け継がれている祭祀。それを止めようとする巫女だった女性たちの物語。

    過去と現在を振り返る形式で綴られていく形式でした。序盤から謎の存在である「おひつじ」の不穏な気配が感じられ、惹きつけられるんですが、中々核心に至らず長く感じてしまいました。
    読み終えて考えてみると、伏線はあちらこちらにありました。けど、二度読みする程は驚かなかったかな。なるほどねと、納得する事はできました。

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    2026年04月04日
  • 羊殺しの巫女たち

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    正体まで長い。年代の行き来がおっくうになってた。最終シーンのイメージもし難くて何がどうなってんのか頭に映像化できんかった。

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    2026年03月31日
  • 羊殺しの巫女たち

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    ネタバレ


    物語の中で「7人」であることを示す伏線が随所に散りばめられており、それに気づきながら読むのが面白かったです。特に、祥子が羊に入れ替わっているという展開が印象的でした。

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    2026年03月22日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    p193叙述トリックの中では常套手段のひとつといってよかった。出来事を起きた順番に画かず、しかし読者に文中の順番通りに起きたことだと錯覚させる。

    p226十八歳は少年法上の«少年»ではあるが、民法上の«成人»であり、改正少年によって«特定少年»と位置づけられて保護処遇が減らされる。十八歳未満との最大のちがいは、起訴後に実名報道が解禁される点である。

    p232もうひとつ勝手に故人の代弁をささてもられえれば、菊谷はこの最終回を大いに気に入ると思う。菊さん、あんたこういうトリック大好物だったよな。では、素敵な締めくくりを用意してくれた藤阪先生と、今まで支えてくれた読者の皆さまに無上の感謝を捧げ、

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    2026年03月20日
  • 神様のメモ帳

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    ネタバレ

    高校に馴染めない主人公藤島ナルミは同級生の篠崎彩夏に連れられて、彼女のバイト先に行く。そこでたむろしているニートたち、そしてNEET探偵を自称する少女アリスに出会う。
    1巻から主要キャラが自殺未遂で植物状態に陥ってしまう重い展開。薬物がメインテーマの事件だったけど、人間の報酬系回路の話は今回は楽に薬物で刺激してしまうという話だったけど、ちょっと深い話だなとは思った。

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    2026年03月08日
  • 羊殺しの巫女たち

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    ネタバレ

    早蕨部村で、未年にのみ行われる祭り。その巫女に任命された未年生まれの6人の少女たち(鶲沼(ヒタキヌマ)伊知華、祥子、千木良(チギラ)美咲、漆原健瑠(タケル)、黒沢梢恵、奈村夏帆)は、祭りの日、慣習に隠された本当の意味を知り、反抗を決意する。その後伊知華は村外に出る。
    それから12年後。6人は、生き残った羊がいるか確認し、いるならば決着をつけるために再び集まる。

    ホラー×ミステリ。
    過去は1人多く、今は1人少ないことがキーになる。
    6人とも強く優しい。なかでも伊知華の優秀さが際立っている。これも美しいシスターフッドものだ。

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    2026年03月07日
  • 羊殺しの巫女たち

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    早蕨部村で12年に1度行われる祭りと、その巫女に選ばれる未年生まれの少女たち。
    12年前にその役目を終えた少女たちが、再び祭りの日に集まることで起こる事件。そして「おひつじ様」とは何者なのか。

    因習の残る閉鎖的な村での少女たちの戦い、そして最後もなんだか切なかった…。

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    2026年02月24日
  • 神様の本

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    面白かった!
    ビブリア古書堂の短編ももちろん面白かったし、
    他のもハズレなし。
    特に聖書を校正する話がめちゃくちゃ自由で日本の発想って感じで走り抜けてて面白かった。
    宮沢賢治、聖書、源氏物語、読みたくなる神様も愛する本がたくさんでてきて読書欲がマシマシになるね。

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    2026年02月14日
  • 羊殺しの巫女たち

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    12年に一度行われる祭りを巡る村ミステリ。好きなジャンルなので楽しみにしていたけれど、「そっち」だったかぁw
    12歳と24歳の時間を行ったり来たりする構成で、何が起きたのかがなかなか明かされなくてちょっともどかしい。嫌な空気感だけは伝えてくるし。
    途中から何度も出てくる思わせぶりなセリフ回し。
    地の文が三人称だから違和感ありまくりで警戒していたけど、オチを見通すことはできなかったのが悔しい。

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    2026年01月26日
  • 羊殺しの巫女たち

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    結構面白かった。
    だけど盛り上がりに欠けたかな
    幼少期時代の話でそこを深掘りする必要ある?って思えた所とかあったし、50〜60ページくらい削れて他のこと入れられたんじゃないかと思ってしまった

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    2026年01月17日
  • 羊殺しの巫女たち

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    過去と現在が交互に繰り返されるけど、どちらも流れを損なうことなく読みやすくて、それぞれを補完し合って展開していく物語の構成がとてもよかった。読みやすかったし面白かったな。

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    2026年01月15日
  • 楽園ノイズ7

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    久しぶりに読んだ新刊だからかちょっと文章が感傷的すぎる気がしてくる。それか自分の感性の方が変わってきてるのかも。

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    2025年12月23日
  • 羊殺しの巫女たち

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    ネタバレ

    ★3.5
    anotherを先に読んでいなければ気づかなかった伏線と展開。最初期に気づいてしまったので「わたし」語りがもうなんともそっち目線で読めてしまい、恐怖は全く感じない。むしろ、胸が苦しい。
    パピコ的なものを二人で分けて食べるのに、律子さんが奇数だと可哀想だからと4つ目を買うところで確信。伏線はとても堂々と張ってあるので、叙述で絡め取られることもなく、見切った、とある種の達成感も味わえた。
    穢れについて引っかかるのは純潔守るだけでいいのかということ。生理が始まるのはノーカウントなのか…。12歳の無垢な少女が巫女というのは儚さが滲み出ていて演出上功を奏すが、生理をもって大人の女性になるのでは

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    2025年12月22日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    神様×本のアンソロジー。
    既読のシリーズもあれば、初めましての作家さんもいたりで、それがアンソロジーの良いところですよね。

    『聖書』のビブリア古書堂は安心して読めましたし、本書に登場したシリーズは読んでみたいと思いました。
    「本の神様」に導かれて宮沢賢治の物語の世界に…という話が面白かったです。

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    2025年12月10日
  • 羊殺しの巫女たち

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    因習村の話が好きなのとXでやたらと宣伝されていたので手に取った1冊。

    和製ITと言った感じ。
    6人の少女たちは各々に魅力があり、
    読んでいて楽しかったのだけど
    個人的にはもうひと声おどろおどろしさが欲しかった。

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    2025年12月09日
  • 神様の本

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    アンソロジーだけど、他のシリーズからの出展されていて、ビブリアと深夜0時は読んだこと有、栗丸堂と神様の御用人は読んだことなし。こんな感じなのか!という楽しみ方をしました。それぞれの話しは、短編の良さを生かしきれたのかとタイトル(テーマ)縛りをうまくこなせたかで明らかに優劣あります。

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    2025年11月20日
  • 神様の本

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    「神×本」というテーマ6編。
    「ビブリア古書堂の事件手帖」が読みたくて。
    他にもシリーズ物2つのスピンオフもあり。

    ビブリアは、聖書に纏わるお話。
    娘よりやはり栞子さんの方がお話が広がる気がする。

    「神様の御用人」は、日本の神様がコミカル。

    初めて出会う作家たち、アンソロジーは貴重な文庫本だ。

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    2025年11月12日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    トリを飾る杉井光さんのほかは皆平成生まれの
    若手作家陣によるSNSをテーマにしたアンソロジー。

    石田夏穂さんの「タイムシートを吹かせ」が
    とにかく面白くて、ちょっとほかの内容が記憶から薄らいだ。

    今推しの作家さん、新名智さんの「霊感インテグレーション」は
    同名の単行本も出ていて、
    内容としてもまだまだ膨らみそうな話。

    佐原ひかりさんの作品は
    少し歪んだ人間関係から
    何らかの神髄を引きずり出してくるような物語が読みどころ。
    今回は「あなたに見合う神様を」
    推しと自分の関係値について。

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    2025年11月06日
  • 羊殺しの巫女たち

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    綾辻行人の「Another」を思い起こさせる青春ホラーミステリー。装画も遠田志帆さんと、似た雰囲気を持っている。12年の時を隔てた2つの時代が同時進行し、クライマックスで交錯する構成が面白く「世界でいちばん透きとおった物語」とはまた違った作風を楽しめた。硬派なラノベといった感じの文章も読み易く、これからも注目していきたい作家さん。

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    2025年09月28日