杉井光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
目的のために全てを捧げる覚悟があるか・・・
未年のみ行われる祭り、「おひつじ様」を12歳を迎える少女6人が巫女として祭りを執り行う。
慣習に隠された本当の意味を知り、その村の習わしを壊すために12年後に再会を約束する。
読み終えた時のゾワゾワ感がなかなか拭えなかったです。
各章ごとに現在と12年前の話が交互に進めていくので、どのような経緯があり、祭りをどう壊すかなど、すっと物語に入れました。
やはり、読んでいるうちに違和感がある中、最後になるほどと納得しながら読めました。
村の慣わしなど昔の風習を知るのは本当にゾッとします。
ホラーは好きではないですが、全然読める内容です。 -
Posted by ブクログ
羊と巫女、タイトルを聞いただけで、おどろおどろしさが感じられるお話。12年に一度の未年に行われる初穂祭り。村に繁栄をもたらすひつじに祈りと貢物を捧げるお祭り。未年に生まれた今年12歳小学校6年生の女の子が巫女となり、ひつじをむかえる。なぜか、未年の学年に男の子はいない。ひつじの正体とは?貢物とは?ひつじを畏れる村の大人たちは何を隠しているのか?そして、恐ろしい事件が起こる。「ひつじに喰われた?」「ひつじの怒り?祟り?」12年前に巫女を務めた少女たちが再び集まり謎に迫る。リングばり、横溝正史ばりに、暗い因習に背筋は凍るが、途中でやめられない。どうなる?真相は?まんまとハマってしまう。結論、大満足
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Posted by ブクログ
ネタバレ★3.5
anotherを先に読んでいなければ気づかなかった伏線と展開。最初期に気づいてしまったので「わたし」語りがもうなんともそっち目線で読めてしまい、恐怖は全く感じない。むしろ、胸が苦しい。
パピコ的なものを二人で分けて食べるのに、律子さんが奇数だと可哀想だからと4つ目を買うところで確信。伏線はとても堂々と張ってあるので、叙述で絡め取られることもなく、見切った、とある種の達成感も味わえた。
穢れについて引っかかるのは純潔守るだけでいいのかということ。生理が始まるのはノーカウントなのか…。12歳の無垢な少女が巫女というのは儚さが滲み出ていて演出上功を奏すが、生理をもって大人の女性になるのでは