杉井光のレビュー一覧

  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ★3.5 
    1とはまた雰囲気違う

    小説というのは 読者との性交渉なのだと 著者は普通なら絶対に人に見せられないような自分の一部を開いてみせ 読者も同じように心を開いて 受け入れる 秘め事 なのだそうです
    だから 作家は娼婦であり そう考えると 他の作家や アシスタントを仕事の場に立ち入らせたくないのもよくわかります

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    2026年06月14日
  • この恋が壊れるまで夏が終わらない(新潮文庫nex)

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    純香先輩の自殺。
    燈子のタイムリープ。は想像できた。
    違和感がそのまま答えだった感じ。
    なのでミステリー感としてはいまいちという感想になる。

    だが、青春物としてはよかった思う。
    まず、柚木と先輩の関係がいい
    ベタベタしすぎず、片思いの関係性の描写が上手い。
    世界でいちばん透き通った物語でもそうだが、恋愛的距離感がちょうどいい

    燈子との幼馴染としても
    道永先輩との掛け合いも、著者らしいほっこりとした会話が地味に好きだった
    道永先輩との関係性が一番好きかもしれない。

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    2026年05月25日
  • 羊殺しの巫女たち

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    目的のために全てを捧げる覚悟があるか・・・

    未年のみ行われる祭り、「おひつじ様」を12歳を迎える少女6人が巫女として祭りを執り行う。
    慣習に隠された本当の意味を知り、その村の習わしを壊すために12年後に再会を約束する。

    読み終えた時のゾワゾワ感がなかなか拭えなかったです。
    各章ごとに現在と12年前の話が交互に進めていくので、どのような経緯があり、祭りをどう壊すかなど、すっと物語に入れました。
    やはり、読んでいるうちに違和感がある中、最後になるほどと納得しながら読めました。

    村の慣わしなど昔の風習を知るのは本当にゾッとします。
    ホラーは好きではないですが、全然読める内容です。

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    2026年05月24日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    小説の中で小説を読んでいる感じの本
    小説の中には大切な1ページがあるという一文がある
    確かに著者の想いが込められた部分を考えながら読むのは大切なことだと思った

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    2026年05月21日
  • 羊殺しの巫女たち

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    羊と巫女、タイトルを聞いただけで、おどろおどろしさが感じられるお話。12年に一度の未年に行われる初穂祭り。村に繁栄をもたらすひつじに祈りと貢物を捧げるお祭り。未年に生まれた今年12歳小学校6年生の女の子が巫女となり、ひつじをむかえる。なぜか、未年の学年に男の子はいない。ひつじの正体とは?貢物とは?ひつじを畏れる村の大人たちは何を隠しているのか?そして、恐ろしい事件が起こる。「ひつじに喰われた?」「ひつじの怒り?祟り?」12年前に巫女を務めた少女たちが再び集まり謎に迫る。リングばり、横溝正史ばりに、暗い因習に背筋は凍るが、途中でやめられない。どうなる?真相は?まんまとハマってしまう。結論、大満足

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    2026年05月16日
  • 羊殺しの巫女たち

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    衝撃は薄かった印象。
    前半は慣れない言葉に読みづらさは感じたが、後半はそれなりスルスルと読めた

    結末はそうするのが一番綺麗だよなってとこにハマって、うん。想像通りって感じだったけど、最後の終わり方は好きだった

    テンポが悪く結末まで感じてしまった

    ただ、伏線の貼り方は凄く上手いなって印象の本

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    2026年05月10日
  • 羊殺しの巫女たち

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    読み応えあり。anotherを思い出す。祥子の名付けの意味に気づけなかったのが悔しい。杉井さん作品は油断しちゃいけないな。

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    2026年05月10日
  • 羊殺しの巫女たち

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    ホラーとしてもミステリとしても中途半端な印象。予想を超える展開は無かった。後で何箇所か見直して思ったけど、伏線の張り方は上手い。

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    2026年05月09日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    『世界でいちばん透きとおった物語』の続編。
    とはいえ、さすがに前作のような仕掛けはない。
    そのため、全体的によくまとまった作品だと思うが、前作ほどの衝撃はない。

    なんというか、そこまで特筆すべきもののない、普通な作品だったように感じた。悪くはないのだけどね。
    あとこれ、タイトルはどうにかできなかっただろうか。『世界でいちばん透きとおった物語』の続編だけど、だからといって、前作のような仕掛けもなしにそのまんま『2』で出すってのは安直じゃないだろうか。
    少なくとも『2』を冠するのなら何かしら透きとおった要素は欲しかった。

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    2026年05月01日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    主人公の燈真は、物理的だけでなく人の能力も見透かしてしまうのかもしれない。そんな先のことまでを考えて仕掛けたのか、と。
    まさか、小説の中で小説を読むなんて人生で初めての経験でした。ただ、前作は仕掛けがあり驚かされることが多かった分、次作である今月作品は期待値が上がってしまったのもあるかもしれない。

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    2026年04月19日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    自分と母を捨てた実父の遺した原稿を仕上げ、新人ミステリ作家としてデビューした燈真のもとに、ミステリ文芸誌からの依頼がくる。内容は実父の時のように亡くなった小説家の未完小説を仕上げてくれないかとのこと。彼はコンビで活動していたふたりのうちのプロット担当であった…
    え、この人まさかオリジナルじゃなくて未完の傑作をリライトする専門の小説家にされようとしてるのでは…?と若干不安になった。しかも今回は縁もゆかりもない他人だし…(仕上げられた最終話は綺麗に伏線回収されていてスッキリまとまってたと思います)

    あとは菊谷さんの又姪の琴莉ちゃん。あんまり本を読まないようなギャルっぽい子ではあるけど、大叔父さん

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    2026年04月15日
  • 羊殺しの巫女たち

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    寂れた村で脈々と受け継がれている祭祀。それを止めようとする巫女だった女性たちの物語。

    過去と現在を振り返る形式で綴られていく形式でした。序盤から謎の存在である「おひつじ」の不穏な気配が感じられ、惹きつけられるんですが、中々核心に至らず長く感じてしまいました。
    読み終えて考えてみると、伏線はあちらこちらにありました。けど、二度読みする程は驚かなかったかな。なるほどねと、納得する事はできました。

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    2026年04月04日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    1作目よりはミステリー要素が強めでした。
    中の物語の謎は予想通りではあったけれど、思いやりや優しさを感じさせる物語でした。
    まだ続くのかなぁ?

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    2026年04月02日
  • 羊殺しの巫女たち

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    正体まで長い。年代の行き来がおっくうになってた。最終シーンのイメージもし難くて何がどうなってんのか頭に映像化できんかった。

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    2026年03月31日
  • 羊殺しの巫女たち

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    物語の中で「7人」であることを示す伏線が随所に散りばめられており、それに気づきながら読むのが面白かったです。特に、祥子が羊に入れ替わっているという展開が印象的でした。

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    2026年03月22日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    p193叙述トリックの中では常套手段のひとつといってよかった。出来事を起きた順番に画かず、しかし読者に文中の順番通りに起きたことだと錯覚させる。

    p226十八歳は少年法上の«少年»ではあるが、民法上の«成人»であり、改正少年によって«特定少年»と位置づけられて保護処遇が減らされる。十八歳未満との最大のちがいは、起訴後に実名報道が解禁される点である。

    p232もうひとつ勝手に故人の代弁をささてもられえれば、菊谷はこの最終回を大いに気に入ると思う。菊さん、あんたこういうトリック大好物だったよな。では、素敵な締めくくりを用意してくれた藤阪先生と、今まで支えてくれた読者の皆さまに無上の感謝を捧げ、

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    2026年03月20日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    皆様の感想通り、前作の仕掛けが斬新過ぎて警戒して読み進めました。
    前作の仕掛けはなかったですが、
    なるほどー、今回はそーゆー意味かー。と思いむした。
    気軽に読めました。

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    2026年03月19日
  • 神様のメモ帳

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    高校に馴染めない主人公藤島ナルミは同級生の篠崎彩夏に連れられて、彼女のバイト先に行く。そこでたむろしているニートたち、そしてNEET探偵を自称する少女アリスに出会う。
    1巻から主要キャラが自殺未遂で植物状態に陥ってしまう重い展開。薬物がメインテーマの事件だったけど、人間の報酬系回路の話は今回は楽に薬物で刺激してしまうという話だったけど、ちょっと深い話だなとは思った。

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    2026年03月08日
  • 羊殺しの巫女たち

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    早蕨部村で、未年にのみ行われる祭り。その巫女に任命された未年生まれの6人の少女たち(鶲沼(ヒタキヌマ)伊知華、祥子、千木良(チギラ)美咲、漆原健瑠(タケル)、黒沢梢恵、奈村夏帆)は、祭りの日、慣習に隠された本当の意味を知り、反抗を決意する。その後伊知華は村外に出る。
    それから12年後。6人は、生き残った羊がいるか確認し、いるならば決着をつけるために再び集まる。

    ホラー×ミステリ。
    過去は1人多く、今は1人少ないことがキーになる。
    6人とも強く優しい。なかでも伊知華の優秀さが際立っている。これも美しいシスターフッドものだ。

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    2026年03月07日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    コンビ作家の一人が亡くなった為に、途絶えてしまった連載にまつわる物語。

    作中作と現実世界を上手くリンクさせる、その演出が面白いと思います。

    謎の解明と共に、人を想う気持ちが表出するところも効果的で、作者の技量が感じられました。

    語り手である新人作家が、今後どのような物語を紡いでいくのか興味があるので、是非続編を発表して欲しいです。

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    2026年03月04日