杉井光のレビュー一覧

  • 羊殺しの巫女たち

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    ネタバレ

    早蕨部村で、未年にのみ行われる祭り。その巫女に任命された未年生まれの6人の少女たち(鶲沼(ヒタキヌマ)伊知華、祥子、千木良(チギラ)美咲、漆原健瑠(タケル)、黒沢梢恵、奈村夏帆)は、祭りの日、慣習に隠された本当の意味を知り、反抗を決意する。その後伊知華は村外に出る。
    それから12年後。6人は、生き残った羊がいるか確認し、いるならば決着をつけるために再び集まる。

    ホラー×ミステリ。
    過去は1人多く、今は1人少ないことがキーになる。
    6人とも強く優しい。なかでも伊知華の優秀さが際立っている。これも美しいシスターフッドものだ。

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    2026年03月07日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    コンビ作家の一人が亡くなった為に、途絶えてしまった連載にまつわる物語。

    作中作と現実世界を上手くリンクさせる、その演出が面白いと思います。

    謎の解明と共に、人を想う気持ちが表出するところも効果的で、作者の技量が感じられました。

    語り手である新人作家が、今後どのような物語を紡いでいくのか興味があるので、是非続編を発表して欲しいです。

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    2026年03月04日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    前作に引き続き、ひょっとして何か小説自体に仕掛けがあるのかなという期待もありつつ、読み進めたが今作は純粋なストーリーのみだった。相変わらず霧子さんの推理力が群を抜いていて驚かされると同時に主人公燈真の成長を感じました。

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    2026年03月01日
  • 羊殺しの巫女たち

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    早蕨部村で12年に1度行われる祭りと、その巫女に選ばれる未年生まれの少女たち。
    12年前にその役目を終えた少女たちが、再び祭りの日に集まることで起こる事件。そして「おひつじ様」とは何者なのか。

    因習の残る閉鎖的な村での少女たちの戦い、そして最後もなんだか切なかった…。

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    2026年02月24日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前作「世界でいちばん透きとおった物語」の主人公、藤阪と深町のコンビが再び登場するわけだけど、深町霧子が相変わらず冴えまくってて気持ちがいい。

    この物語の核になる作中作の「殺導線の少女」の、時系列の入れ替えについてはちょっと気が付いたというか、入れ替えても成立するんじゃ?とは思いながら読んだけど、その理由は全くわからなかった。

    宇津木の菊谷に対する思いやりだとか、菊谷の琴莉に対する愛情の深さに感激した。

    とはいえ、やはり前作を読んだ時の衝撃に比べるとどうしても見劣りしてしまうなぁというところ。藤阪は誰かが書いたものを編集してさらによいものに仕上げる才能が凄まじいが、やはり0から1を作り出す

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    2026年02月19日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    1の驚きを知っているからこそ、本の構成に少し期待した部分はあった。違うと分かっていても、読みはじめに、文の構成を確認してしまった。
    今回の作品には作中作が出てくる。3話の中に違和感がたくさん散りばめていたが、ちゃんと騙されてしまった。読み返すと、気持ちがいいくらいに話の内容が変わってる。

    藤阪のような、いつも何かに巻き込まれる主人公が好き。作品の続編を考える理由を知った時に、藤阪の優しさがじーんっと伝わってきた。2の方がちゃんと物語に入り込めた気がする。

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    2026年02月17日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    推理小説として普通に面白いけど、タイトル踏まえて読んでいたので少し混乱したかも。
    でも面白かった、キャラがいいので最初から最後まで楽しく読めた

    人間だけどちょっと残酷な描写あった

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    2026年02月14日
  • 神様の本

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    面白かった!
    ビブリア古書堂の短編ももちろん面白かったし、
    他のもハズレなし。
    特に聖書を校正する話がめちゃくちゃ自由で日本の発想って感じで走り抜けてて面白かった。
    宮沢賢治、聖書、源氏物語、読みたくなる神様も愛する本がたくさんでてきて読書欲がマシマシになるね。

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    2026年02月14日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    話題の作品ということで「セカスキ」を読んだ時、上手に考えられた構成だな、と思いつつ若い男性のデビュー作だけあって、ちょっと独りよがりな文章なのかなと思ってました
    しかし先日、杉井光さんが40代後半のそれなりにキャリアもある作家さんだということを知りました
    それでもなぜか今回も読み終わった後に同じような感想を抱いてしまいました
    んー、、、なんでだろう?
    あと「おかしな二人」を知っている身としてはあれをほぼあのまま使われると混乱を招きます

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    2026年02月13日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    前作がそんなにハマらなかったので、2は読まなくていいかなぁと思ってたんですが、どうやら前作は読み込みが足りなかったことが判明。2を読むことに。こっちも誰かのための物語(ミステリー?!)でした。
    小説内の小説が、上手い感じにまとまって、完結し、色んな謎もスッキリ解決。ミステリーは好きだけど、理不尽に人が殺される推理小説はイヤ(明らかに空想なら良し)な読者にとっては、とても読みすくて良い。
    主人公の藤阪は、まわりにミステリーが存在しないと小説かけないんじゃない?と、心配になりますが、きっと、またなんかに巻き込まれ、続編出そう。

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    2026年02月11日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    前作を読んだついでに、2も読むことにした。
    コンビ作家の一方が亡くなったことで、連載が途中でストップしてしまったミステリの続きを、ひょんなことから主人公が考えることに。明かされるのは、作家の死の真相という予測通りの展開であったが、前作ほどの衝撃はなかった。作中に「ミステリに求められているのは驚きと納得の両立」とあるが、少し驚きに欠けるかなという印象。
    《論理のアクロバット》、なるべく高く、なるべく遠く、読者の想像力を超えたなるか彼方に跳躍しながら、着地して見せるのがミステリの真髄。
    ミステリ好きとして、ミステリを論じる主人公と霧子さんのやり取りが面白かった。

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    2026年02月04日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    純粋に面白かった。色んな人の愛があった。
    殺導線の少女、主人公はよくあんなに面白く書き上げたな〜と。ページをめくる手が止まりませんでした。
    霧子さんの嫉妬が可愛かった。
    私はこれからミステリーをミステリと言いたくなるな!と思いました( ´•ᴗ•ก )

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    2026年02月02日
  • 羊殺しの巫女たち

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    12年に一度行われる祭りを巡る村ミステリ。好きなジャンルなので楽しみにしていたけれど、「そっち」だったかぁw
    12歳と24歳の時間を行ったり来たりする構成で、何が起きたのかがなかなか明かされなくてちょっともどかしい。嫌な空気感だけは伝えてくるし。
    途中から何度も出てくる思わせぶりなセリフ回し。
    地の文が三人称だから違和感ありまくりで警戒していたけど、オチを見通すことはできなかったのが悔しい。

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    2026年01月26日
  • 羊殺しの巫女たち

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    結構面白かった。
    だけど盛り上がりに欠けたかな
    幼少期時代の話でそこを深掘りする必要ある?って思えた所とかあったし、50〜60ページくらい削れて他のこと入れられたんじゃないかと思ってしまった

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    2026年01月17日
  • 羊殺しの巫女たち

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    過去と現在が交互に繰り返されるけど、どちらも流れを損なうことなく読みやすくて、それぞれを補完し合って展開していく物語の構成がとてもよかった。読みやすかったし面白かったな。

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    2026年01月15日
  • 世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)

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    話はすごくよかった。ミステリも好きだし。
    この作品はただストーリーを進めるというよりかは話の中でトリック的なものを扱うのかこの話の主題ならまあ続編ということでいいのかも?
    ただ

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    2026年01月10日
  • 楽園ノイズ7

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    久しぶりに読んだ新刊だからかちょっと文章が感傷的すぎる気がしてくる。それか自分の感性の方が変わってきてるのかも。

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    2025年12月23日
  • 羊殺しの巫女たち

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    ネタバレ

    ★3.5
    anotherを先に読んでいなければ気づかなかった伏線と展開。最初期に気づいてしまったので「わたし」語りがもうなんともそっち目線で読めてしまい、恐怖は全く感じない。むしろ、胸が苦しい。
    パピコ的なものを二人で分けて食べるのに、律子さんが奇数だと可哀想だからと4つ目を買うところで確信。伏線はとても堂々と張ってあるので、叙述で絡め取られることもなく、見切った、とある種の達成感も味わえた。
    穢れについて引っかかるのは純潔守るだけでいいのかということ。生理が始まるのはノーカウントなのか…。12歳の無垢な少女が巫女というのは儚さが滲み出ていて演出上功を奏すが、生理をもって大人の女性になるのでは

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    2025年12月22日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    神様×本のアンソロジー。
    既読のシリーズもあれば、初めましての作家さんもいたりで、それがアンソロジーの良いところですよね。

    『聖書』のビブリア古書堂は安心して読めましたし、本書に登場したシリーズは読んでみたいと思いました。
    「本の神様」に導かれて宮沢賢治の物語の世界に…という話が面白かったです。

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    2025年12月10日
  • 羊殺しの巫女たち

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    因習村の話が好きなのとXでやたらと宣伝されていたので手に取った1冊。

    和製ITと言った感じ。
    6人の少女たちは各々に魅力があり、
    読んでいて楽しかったのだけど
    個人的にはもうひと声おどろおどろしさが欲しかった。

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    2025年12月09日