杉井光のレビュー一覧
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前作に比べて、質は落ちてもいないがあがってもいない。
だが今回は非常に痛い所がある、キャラクターの魅力が十分に引き出されていないことだ。
それに、これからなのかもしれないが茜の存在がよく分からない。
今回のストーリー、主人公である伊月の成長に絶対に必要かというとそうでもない。
だが、深く描かれている。状線ととってもいいのだが、どうだろうか?
それと主人公である伊月に今回は全く魅力を感じなかった。
一人で突っ走って結局迷惑をかける。それも二度も。
前向きで頑張りやなのは分かるが、一回で学習して欲しい。
しかし、それが彼女の長所でもあるので仕方がないといっては仕方がない。が、特に今回は目立った。
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電撃小説大賞銀賞受賞作。実はこれが本命でした。ネットでの評判が真っ二つだったのでドキドキしながら買ったのですが、私にとっては“当たり”でしたね。まあ、元々時代小説とか日本の文化に興味があったことと、曲がりなりとも弓道部なので弓道の描写に関心したということも要因の一つです。鬱展開万歳です。こういうシリアスのドロドロとした作品は好きですよ。でも魅せるところはしっかりと魅せて綺麗な描写に圧倒されました。ただ、弓道を知らない人に安土とか矢場とか言ってもあまり分からないんじゃないかなあ、と思うのと、やはり渡殿とか分からない人もいるだろうから、その分一つマイナス。鬱展開が嫌いな人も止めた方が良いかも。最後
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ひつじという言葉と不穏な描写、何かをした少女たちが12年後にまた集まると約束をするところから始まるホラー?サスペンス?
現実と、それに呼応するように思い出す過去とが、順々に描かれる形式で、過去編もその時を経過させながら現在編への提示?謎?があるので過去から未来への唐突感がなく読みやすい。
因習村お馴染みの、行き過ぎた父長制やお金による感覚の摩耗、諦念と過去にプライドを置くことで自分を保っている女性たち、女性はその家の持ち物であるかなのような振る舞いなど自然に描かれており、滅ぶことに読者も賛成し、裏切るキャラや諦めたキャラの登場にも納得のできる流れ。
生贄の作り方、方向の逸らしかた、神事として包 -
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十数秒後の未来が視える能力を持つ湊人は、高校を辞め日銭を稼ぐ放浪生活を送っていた。
ある日カツアゲされていたところを警察官の黒谷千景に助けられ、男子高校生を狙う連続殺人事件について話を聞かれる…。
冒頭から少年(被害者)の股間がバットで滅多撃ちされる衝撃シーンに仰天しました。
これは痛い…!男性のみなさんお気をつけ下さい(?)
特殊能力モノですが異能バトルや派手なアクションは無く、王道の警察ミステリーに少し能力が絡んで真相に繋がっていく印象です。
主人公の湊人が未来視の能力を持ち、千景に連れて行かれたシェアハウスの住民も人とは違う能力を秘めています。
連続殺人事件に能力は関わっているのか、動 -
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「世界でいちばん透きとおった物語」続編!
また透きとおっているのかと、最初確認してしまった(笑)
しかし、ストーリ自体は、前回と同様ハートフルな物語でした。
前作同様、担当編集者の霧子と新人作家の燈真が解き明かしていく物語。
コンビ作家の翠川双輔のプロット担当が死去したため、連載途中の「殺導線の少女」が未完になってしまいます。
その解決編を探ってほしいという奇妙な依頼です。
確かに、殺導線の少女の続きが気になる(笑)
ここまで広げた話をどう収束させるつもりだったの?
燈真はプロットを探したり、話を聞きに行ったり..
そして、ライター担当にも話を聞きます..
今回も霧子の謎解きがキレッ -
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ネタバレ私が好きな作家さんばっかり…!
個人的にかなーり豪華なアンソロジーだったので、とても楽しく読むことができた。
「かわうそをかぶる」「あなたに見合う神さまを」が特に好きだったかなぁ。
「かわうそをかぶる」 浅倉秋成
ゆゆはイサナだったってことだよね?
犯人を仕掛けたのはゆゆだったってことだよね?
きゅーきゅー言っててこわ。
「まぶしさと悪意」 大前粟生
悪口コメントのミームってすごい発想。
「霊感インテグレーション」 新名智
ややムズ。シンプルにシステム理解が追いつかないだけっていう。
デマに踊らされた人間が、嘘を信じて人を殺しちゃうの、現代でもありそうで怖いね。
「ヤリモク」 結城真