杉井光のレビュー一覧
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シリーズ最終巻。
アリスの実家である紫苑寺家から、彼女の姉と名乗る紫苑寺茉莉(しおんじ・まり)がやってきます。アリスを引き取っていっしょに暮らしたいと申し出る茉莉でしたが、アリスは彼女の申し出をきっぱり断ります。ところが、彼女のいとこである紫苑寺螢一(しおんじ・けいいち)の策により、彼女は鳴海とともに紫苑寺家に連れ出されることになります。そこでは、紫苑寺家の当主である紫苑寺光厳(しおんじ・みつとし)が死の床にあり、アリスも巻き込んで相続争いがくり広げられます。
全体を通して、キャラクターどうしのコミカルな掛け合いと、彼らのかくされた背景を掘り下げるようなストーリーが印象的で、ライトノベルら -
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アイドル歌手の夏月(なつき)ユイが、ニート探偵のもとに父親をさがしてほしいという依頼を持ち込んできます。失踪した彼女の父親が、この付近でホームレスをしているのを目撃したというのです。少佐たちと交流のあるギンジと呼ばれる男が彼女の父親にちがいないと確信した鳴海は、ギンジにユイのことを話しますが、彼はしらを切ります。そんななか、ホームレス襲撃事件が起こり、さらにギンジが悲惨なしかたで命を落とすことになります。アリスは事件の調査をおこないますが、少佐は彼女たちとは別行動をとり、犯人をさがし出そうとします。
主要キャラクターを一人ずつ掘り下げていくというパターンで、今回は少佐の巻となります。ただ、少 -
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ラーメンはなまるの店主であるミンさんをたずねて、彼女のいとこにあたる黄紅雷(ファン・ホンレイ)と黄小鈴(ファン・シャオリン)が、つづけて訪ねてきます。二人は、ミンさんの父親の花田勝(はなだ・まさる)を追っていました。かつてミンさんの店をこっそり訪ねてきたこともある花田勝は放浪の傭兵で、チャイナ・マフィア「黄道盟」のボスの愛娘を殺して逃げたといいます。その婚約相手が紅雷で、ミンさんに婚約披露の代役を務めてほしいと申し込みます。それを知ったジゴロでニートのヒロさんは、ミンさんへの真剣な想いを打ち明け、この婚約披露を壊してほしいと依頼します。
巻末の「ジゴロ先生、最後の授業」は、ヒロさんの師匠でア -
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今回は短編集です。
第一話「はなまるスープ顛末」は、ミンさんの家にストーカーが押し入り、その行方を追う話。第二話「探偵の愛した博士」は、小さな酒屋を経営している岡林友造(おかばやし・ともぞう)が、店の酒に異物を混入されるなどの被害を受け、アリスたちがその犯人をさがす話。第三話「大バカ任侠入門編」は、平坂組の事務所に、大家の娘の陣内(じんない)カオリを誘拐したという脅迫電話がかかってきて、鳴海が事件を解決にみちびく話。第四話「あの夏の二十一球」は、少佐たちの行きつけのゲームセンターがヤクザの「ネモさん」こと根本喜一(ねもと・きいち)強迫を受けており、鳴海たちが店の存続をかけて野球の勝負をする話 -
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四代目の率いる平坂組が、とあるガールズ・バンドのプロモーションにかかわることになります。鳴海も、四代目行きつけのヨシキという青年が経営する手芸店と協力して、プロモーション活動の手伝いをすることになります。ところが、なにものかによる妨害活動がおこなわれ、しかもその背後にいるのは、かつて四代目とともに「平坂組」を設立した平坂錬次(ひらさか・れんじ)であることが判明します。偶然にも錬次と知り合いになっていた鳴海は、四代目と錬次のあいだに起こった過去の事件の謎を追い、二人の仲をつなごうと努めます。
ストーリーは、ライトノベルらしい心温まるヒューマニズムの枠内にすっぽり収まる内容なのですが、学園を舞台 -
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彩夏の意識が回復するものの、彼女の記憶はもどらず、鳴海は彼女とどのように向きあえばよいのか悩むことになります。
そんななか、生徒会長の羽矢野薫子(はやの・かおるこ)によって、部員が六人以下の部活は廃部になると告げます。彩夏とのつながりの場所でもある園芸部をうしなうことに戸惑いをおぼえる鳴海に、薫子の友人で生徒会の監査を務める香坂(こうさか)ゆかりから、薫子を止めてほしいと依頼を受けることになります。
じつは園芸部が使っている温室で、鳴海たちが入学する以前に、薫子の兄の羽矢野友彦(はやの・ともひこ)が死亡するという事件がありました。しかも、事件にはテツ先輩がかかわっていたと知らされた鳴海は、 -
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アリスの探偵事務所に、メオという少女がたずねてきます。父親代わりの草壁昌也(くさかべ・まさや)という男にボストン・バッグを託されたという彼女は、その後すがたを消した父親をさがしてほしいとアリスに依頼します。ボストン・バッグには二億円の現金が詰められており、アリスの調査によって草壁と闇社会とのつながりをうかがわせる事実が次々に発覚します。ボストン・バッグの金は、草壁が会社から横領したものではないかという疑いをいだく鳴海は、真実に近づいていくことによってかかえ込まざるをえない、アリスの苦しみに直面します。
テツ先輩、ヒロさん、少佐のニート軍団によるライトノベルらしいコミカルな掛け合いがおもしろく -
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無気力高校生の藤島鳴海(ふじしま・なるみ)は、同級生の彩夏(あやか)に声をかけられ、彼女がアルバイトをしているラーメン屋を訪れます。「ラーメンはなまる」の若き女店主ミンさんと、店にたむろするテツ先輩、ヒロさん、少佐といったニートたちと交流をかさねていきます。
そんななか鳴海は、彩夏の兄のトシさんの背後に不穏な影が見え隠れすることに気づきます。彼が、「エンジェル・フィックス」という、最近になって若者のあいだで広まっている薬物にかかわりをもっているらしいのです。さらに彩夏の身にたいへんな出来事が起こり、その理由を知りたいと願う鳴海は、ミンさんとおなじ建物に暮らす「ニート探偵」を名乗るアリスという -
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周囲の運命を食らって生き延びる烙印を持った主人公。
ある戦場で、ふたつ名を持つ少女と出会った。
こんな烙印が自分にあったら、これは辛すぎますが
死にたくはない、という現実。
そんな自分を必要としてくれるというか
必要かもしれない相手に出会ったのは
幸せなような、違うような…。
今までの生活を考えると、いや、前歴があるからこその
怖さがありますが。
まさかな所と繋がっている少女と、その妹の…婚約者?
妹の性格はどっちだ? と思ったのですが
ごく普通でした。
いや、普通の血筋じゃないですけれど。
これどう収拾つけるのか、と思っていたら
そんな所に落ちがくるとは。
このまま、どうなるのでしょう -
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昔やっていた仕事が、ツテをたどってやってきた。
ストーカー事件のはずが、どんどんと深みに…というか
問題が山積みに、状態?
そもそも本屋の店長、昔何してたんです? と
聞かずにはいられない前職(?)です。
仲間は出てくるのですが、それだけで説明一切なし。
なくてもまったく問題なく読めました。
どういう感じに仕事してたのか、という謎は増えましたが。
いやでもまさかの展開でした。
偽っている、のはともかくとして、まさかふたつも、で。
自分の金ではないので、溺れてしまうと
大変どころじゃない騒ぎになるんだな、と。
子供は親を選べませんが、切り捨てる事はできます。
心情的にできれば、ですけれど。 -
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【あらすじ】
「六月になったら、わたしは消えるから」転校生にしてピアノの天才・真冬は言い放った。彼女は人を寄せ付けずピアノも弾かず、空き教室にこもってエレキギターの超速弾きばかりするようになる。そんな真冬に憤慨する男子が一人。大音量でCDを聴くためにその教室を無断使用していたナオは、ベースで真冬を“ぶっとばす”ことにより、占拠された教室の奪還をめざす。民俗音楽研究部なる部活の創設を目論む自称革命家の先輩・神楽坂響子とナオの幼なじみ・千晶も絡みつつ、ナオと真冬の関係は接近していくが、真冬には隠された秘密があって――。恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
【感想】