杉井光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ天才ピアノ少女と呼ばれた真冬が転校してくる.
そしてピアノを弾くわけでもなく
部屋に引きこもってエレキギターの超絶テクを練習している.
その部屋というのが主人公少年が学校の空き教室にこっそり作った音楽鑑賞の部屋.
学校が部屋の使用を許可したんならと,諦めたら
「青春しろ」と音楽教師に言われ
突然現れた先輩にも唆されて
部屋の奪還を目指させられる事に.
音楽教師,先輩,幼なじみのキャラがめんどくせぇ.
仮題はヒロインの名前とテーマであるピアノソナタから「真冬のソナタ」.
絶対こっちの方が売れそうなんだけどな.
そして返品が多そうだ…. -
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Posted by ブクログ
「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる“ニート探偵”アリスはそう言った。高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ“エンジェル・フィックス”――すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す!
ニートでかわいい女の子がメインと聞いて結構軽めのラノベかなーと見当つけてたんですが、思った以上にシリアスな展開でびっくりしました。意外と文体も堅めかな。 -
Posted by ブクログ
「そうだよ。ほんの一ミリグラムの望みは、絶望の千倍つらい」
医者がすれちがうときに残した最後の言葉が、あたしの胸に深々と突き刺さった。あたしは振り向いて、瞬きだけでくしゃりと潰れてしまいそうな白衣の背中を見送る。坂の下に見えなくなってしまうと、もう一度、真っ白な教会に目をやった。
存在証明の失敗は不在証明にならない。
だから、つらい。
(P.109)
「たとえば神がどれほどの屑でも、他に神がいない以上、私たちはその神を愛するのです。神もそうおっしゃっている。我の他に神なしと。愛していいかどうかを決めるのは愛する側です。愛される側ではない。だから信仰が力を持つんです」
(P.167) -
Posted by ブクログ
原作2巻の中盤までと、1巻の内容の半分くらいまで。
絵はあっさりしていて、雰囲気にあっていて良いと思うのだけど(何よりアリスが可愛いし)、構成が微妙。
原作シリーズの中でも、確実に最高傑作で一番感動できる1巻の内容を、淡々とした回想シーンで終わらせていいのだろうか。
読んでいると、原作の中で出てきた数々の素敵な言葉が思い出されてきて感動するのですが、原作を読んでいない人からしたら、このコミック版は展開が速い上に、原作の魅力である心情の細かい描写や切なさが伝わらないのではないでしょうか。
決して悪い出来ではないのですが、原作が本当に好きだったので、どうしても不満点の方が多く出てきてしまいます。し