杉井光のレビュー一覧

  • 神様のメモ帳 1巻

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    ネタバレ

    メモ
    絵は上手だと思うが、岸田メル氏の絵があまりにも良すぎるので、何故か微妙だと感じてしまう。アニメ化が決まったが、この作品はコミックより小説向きだと思う。今回はメオと草壁昌也親子のお話。

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    2011年04月09日
  • 花咲けるエリアルフォース

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    2011/02/20:ソメイヨシノをモチーフにした戦争もの。儚くて繊細な雰囲気の話ですが、後味はほろ苦いです。

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    2011年03月09日
  • 神様のメモ帳6

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    結末が読めてしまったのが少し残念ではあったものの、話としてはブレなく書ききっていたように感じた。

    今までの話と同様、メインとなる話があるなかで主人公であるナルミとアリスの関係がより深まっていく流れになっているが、今回は特に互いの意識の仕方が露骨になってきていて面白かった。

    ただ、本筋のエピソードはこちらの想定を上回るものではなかったし、納得感という意味でも少し弱かった。筆者が巻末で述べているように、この話自体はひとつの軸でまとまっていたので、結末に対するコーティングがもう少しできていればより楽しめたなと思う。

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    2011年03月02日
  • 花咲けるエリアルフォース

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    ネタバレ

    1巻にしては物語の展開が早く、思っていたよりあっさりした感じ。
    そのせいかあまり登場人物に感情移入して読めなかった。
    ただ、話そのものは非常に面白くまだまだ細かい設定であきらかになっていないものが多いので、続巻が出るのが楽しみ。

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    2011年02月21日
  • 花咲けるエリアルフォース

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    面白かったが、裏切りや、その後の展開が突飛に感じた。
    繋がっているパイロット達に全くばれないで計画を実行できるものなのだろうか?

    娘をさっくり兵器に組み込んでしまう様な親なんですか!というのもなんかいきなりだったし。

    明らかに日本はアメリカと中国に分割されて戦争しているようなのだが、中国の手先になった日本人が、民主主義万歳!と叫びつつ突撃するのだろうか?
    二重に納得出来ない気が。
    まあ、日本だと書いてあった訳では無いし、他も国名が直接出ている訳では無いのだから、逃げようは幾らでも有るのだろうが、なんせ皇国で靖国だからなぁ。。。

    逆に、個々の人間像は相変わらず巧みに描かれている。
    ヒロイン

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    2011年02月19日
  • さよならピアノソナタ

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    杉井光さんの文章には魅かれるものがある。しかし途中出てくる音楽の話は私には分からなくて、呪文の羅列に感じてしまう。2巻以降はハーレム臭が漂ってしまう面があるので、1巻が一番好きですかね。★3.5くらい。

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    2011年02月18日
  • 神様のメモ帳6

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    ネタバレ

    今回はミンさんの結婚顛末記。ミンさんの父親が花田勝で「はなまる」、だじゃれなのはいいがなんで元力士と同名?いきなり違和感ありではじまり、実は中国マフィアの娘でその次期頭首と結婚させられそうになりニート軍団が妨害するお話なのだが、いくら何でも設定もストーリも無茶すぎて、現実感なし。おとしどころはまずまずだったが、中国マフィアの面子をつぶして、Happy Endは都合良すぎでしょう。おまけのジゴロ談も本編ではナルミは嘘が下手といいながら、詐欺師張りに嘘をつきまくっていた。なんかすっきりしない。そろそろ限界かも。

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    2011年02月15日
  • さよならピアノソナタ2

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    ラノベでお約束のシチュエーション、海で夏合宿。
    水着出したいのかもしれないけど、筋を考えると、この作品にはちょっとミスマッチな感じがする、、せめて高原とかの方が良かったのでは。

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    2011年02月04日
  • 神様のメモ帳2

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    前巻の希望の続きを観たくて読み始めたんだけど……
    お話的にはまったく新たな依頼。
    今度は”ヤ”の付く人が出てくるかなりやばい事件だ。

    文章も、作者の語り口も、物語の展開も、
    違和感なく、かなり達者で、読ませる。のだけど……
    この物語は何かが足りない。

    物語的にはいろいろ追い詰められて、
    どうにもならなくなって、
    そこから、逆転していく展開。
    だから、ラストでは、一種の爽快感があっていいはずなのに、
    この物語にはそれがない。
    ただ、ほっとした安堵感はある。

    たぶん、主人公の性格が問題なんだろうなあ。
    ちょっと後ろ向きすぎるのだ。
    それがこの物語の重苦しさを作っている。

    けれど、それさえも

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    2010年12月02日
  • さよならピアノソナタ2

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    内容 → 結成、合宿(海)、ごたごた、対バン。

    前巻と比べて、メインが音からキャラに移動。
    この巻では真冬を取り立てたが、暗い。
    どうせなら口絵に書かれた「至高のわがまま」をもっと出して欲しい。

    それにしても主人公の異常なまでの鈍感さにくさくさする。

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    2010年11月19日
  • さよならピアノソナタ3

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    主人公のヘタレ具合に終始いらだちを感じつつも、なんとか読み進め最後のライブではまとまりを見せていました。

    主人公像としては正直都合がいいなという部分が多々あって、あまり気持ちのよいものではないのですが、それでも一進一退を繰り返してでもなんとか先に進もうという登場人物たちの気持ちは伝わってきました。

    ジャンル的な部分の表現は、自分が素人だからということもあるのですが、ちょっと分かりづらい部分もありましたね。曲を流れで説明してるところとか。それは仕方がないのですが、もう少しストンと落ちてくる書き口でもよかったかなと。

    やきもちしつつも読み進めてしまうこの感覚は、この作者の特徴なのかもしれませ

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    2010年09月11日
  • 火目の巫女 巻ノ三

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    最終巻。全体的に明るい内容の話ではなかったのですが
    読みやすかったと思います。
    1巻だけが良くて後は尻すぼみ・・・ということもなく、
    最後まで読んで「また読み直してみようかな」と思えるシリーズでした。

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    2010年08月29日
  • 火目の巫女 巻ノ二

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    2巻目。
    1巻目と比べて、ここがどういう世界なのかわかっている分、
    読みやすさも増していました。
    人は何かに挫折しても、環境が変わっても、
    違う道を選んで生きていくのだな・・・と思った1冊です。
    スピード感は、相変わらずで、読みやすかったと思います。

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    2010年08月29日
  • すべての愛がゆるされる島

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    ファンタジー?ミステリ?読み進めることにジャンルがわからなくなる。
    もちろん、全てが両立もするだろう。けれど一番何が適しているかといえば、何がメインテーマかといえばやはり愛なのだろう。

    過去と現在が交わる島。
    わずか200ページ足らずでうまく書ききっている。

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    2010年08月17日
  • 神様のメモ帳5

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    シリーズ初の短編集。

    内容としては特段気をてらったものではなく、非常にスタンダードなエピソードの数々だったかなと。描写の粗さは多少感じるものの、総じて楽しく読ませてもらいました。

    また、ナルミとアリスの変化を1冊で感じられるのもなかなかによかったかもしれません。長編ごとだとそのへんにはあまり意識がまわりませんから。

    むしろこの先どうしていくのかが気になりますね。そろそろアリス自身のことなどが主になっていくのでしょうか。

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    2010年07月30日
  • 神様のメモ帳4

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    今巻は平坂組をめぐる話がメインとなっていました。

    こうやって話のストックを少しずつ消化して、その話に対して前向きな結末を用意するという流れは悪くはないかなとは思うのですが、今回の場合は、少し強引になりすぎたかなと思います。

    あと基本的にナルミの1人称でストーリーが進行していくのに、ナルミのキャラクターがいまいち定まらないかなと。その点はもう少し読者に読みやすいものでもよかったかもしれません。

    エピソードそのものは楽しめましたが、細々とした部分で気になる内容という感じでしたね。

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    2010年07月24日
  • 神様のメモ帳3

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    1巻でバッドトリップにより飛び降りた彩夏が全生活史健忘となりつつも奇跡的に復活した矢先に、いびつな存在だった園芸部を廃部としようとする動きがあり、それをなんとかしようとあれこれ画策する話。

    それぞれが自分の居場所を求める物語で、今回で主人公の鳴海の居場所がストンと収まったので物語としてはこれで終了かな。
    これ以後も話は作れるとは思うけれど、どれも蛇足になっちゃいそうな感じがする;;

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    2010年07月10日
  • 神様のメモ帳5

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    4話目の野球の話が面白かった。
    野球漫画とかの試合より、野球関係ない作品でする、寄せ集めチームの試合の方が個人的に好きなので。

    あと、3話目の平坂組が可愛すぎる。愛すべき馬鹿とは彼らのことだな。
    1話目と2話目は途中でオチが大体読めたのでイマイチ。アリスのナルミに対する態度が懐かしかったです。あの頃はまだ無防備だったんだな~、と。

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    2010年06月12日
  • 神様のメモ帳2

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    探偵が主人公とは言っても、コナンとかみたいに殺人事件の捜査・解決をしたりするわけではないのね。
    まあ、今後そういう話もあるかもしれんけど。

    アリスの出番もっと欲しいな。引篭もりで視点が鳴海だから、難しいかもだけど……

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    2010年05月22日
  • すべての愛がゆるされる島

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    もっとこう…幸せな展開溢れる話かと思っていたので、読み始めからずっと「あれ〜?」という気持ちを引きずってました(笑) 後半で「あ、何でこれ気づかなかったんだろ?」という叙述トリックにはややヤラれましたが、何だか色々とモヤッと感が残る話でした。

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    2010年04月29日