椎名誠のレビュー一覧
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内容(「BOOK」データベースより)
津田尚介は、県立高校の受験に失敗し、創立2年目の“落ちこぼれ救済”の市立高校に滑り込む。最初は「まあいいやどうだって…」とすべてに醒めていた尚介だったが、親友ができ、打込めるスポーツをみつけ、気になる女学生が現れ、しかも喧嘩相手には事欠かず―と、その高校生活は徐々に熱くなって行く。喧嘩と柔道に明け暮れた高校時代を、パワフル&爽やかに描く、自伝的熱血青春小説。
椎名誠の青春小説はどれもこれも自伝的な本ばかりなので、登場人物に愛があります。本人が郷愁を感じながら書いているのが分かるので、自分も失われた時間を見つめながら読んでしまうので、懐かしい気持ち -
Posted by ブクログ
椎名誠の青春三部作の一つで、僕が一番好きな友人同士で同居していたアパート時代から、彼がサラリーマンとして働き始めた時の話しです。
自由で少しやさぐれた出版業界の端っこで、まだどうなるとも言えなかった、椎名青年の少しひねくれた男っぽい葛藤がとてもいいです。
まだ20代そこそこなのに、酒の飲み方ややる事がすでに荒くれたおっさんのようで、昔の若者ってげんきだったんだなあとしみじみ思います。僕の世代は大分大人しい世代だと思うし。やはり高度経済成長時に青春を送るというのはなんでも面白い時期だったんでしょうね。
やはり好きです椎名誠さん。僕の青春の一部です。 -
Posted by ブクログ
先日読んだ『岳物語』は意外に面白くなかったが、この本には岳本人のあとがきがあると知って読んでみた。
結論。『続岳物語』は素晴らしい。
親子がうまくいっている時より、ギクシャクし出した頃の方が小説の深みが増しているし、椎名誠の筆力も上がっている。
正続つづけて読むと、少年の成長がよくわかる。書き手の父親は変わらないだけに、より印象に残る。
岳本人のあとがきも大変良かった。岳さんは、いい息子である。グレなかった上に、父親を恨んでいない。まっとうに育って、椎名誠も心の荷が降りただろう。
それにしても沢野ひとしの発言には腹が立った。
父親は一日10分子どもの相手すれば充分って、母親はそれ以外の時間はほ