椎名誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
シーナ家に新しい家族が加わった。名前は「風太」。サンフランシスコに住む岳の子供だ。あいかわらず、旅に出て釣りをして写真を撮って酒を飲んで大量の原稿と格闘する日々の中に、涼風のように飛び込んでくる風太くんからの国際電話。スバヤク「じいじい」の声になって対応しながらシーナは思う。人生でいちばん落ちついたいい時代を迎えているのかもしれない、と―。シーナ的私小説、新章突入。
シーナさんもおじいちゃんになり、日々忙しく過ごしながらも穏やかな気持ちでおじいちゃんやっているんだなあとほっこりします。
が、しょっぱなからケンカで殴って人の歯折ってますがな。相変わらず血の -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、イサオの四人は、相変わらず「克美荘」の暗く汚い六畳の部屋で、共同貧乏生活の日々を送っていた。しかし、それぞれが徐々に自分の生活を確立していくにつれ、四人が揃うことは少なくなっていく。そして、共同生活にもついに終わりの時が訪れた。木村は司法試験の勉強のために実家に戻り、沢野が去り、業界新聞社に就職した椎名も、次第に克美荘から足が遠のいていった―。自身のまわりを怪しく徘徊する魅力的な人々を、椎名誠が生き生きと描く傑作長編
いつかは終わる共同生活。皆成長して自分の世界を獲得して行くにつれ、部屋に帰って来なくなります。未来溢れる若者 -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
津田尚介は、県立高校の受験に失敗し、創立2年目の“落ちこぼれ救済”の市立高校に滑り込む。最初は「まあいいやどうだって…」とすべてに醒めていた尚介だったが、親友ができ、打込めるスポーツをみつけ、気になる女学生が現れ、しかも喧嘩相手には事欠かず―と、その高校生活は徐々に熱くなって行く。喧嘩と柔道に明け暮れた高校時代を、パワフル&爽やかに描く、自伝的熱血青春小説。
椎名誠の青春小説はどれもこれも自伝的な本ばかりなので、登場人物に愛があります。本人が郷愁を感じながら書いているのが分かるので、自分も失われた時間を見つめながら読んでしまうので、懐かしい気持ち -
Posted by ブクログ
椎名誠の青春三部作の一つで、僕が一番好きな友人同士で同居していたアパート時代から、彼がサラリーマンとして働き始めた時の話しです。
自由で少しやさぐれた出版業界の端っこで、まだどうなるとも言えなかった、椎名青年の少しひねくれた男っぽい葛藤がとてもいいです。
まだ20代そこそこなのに、酒の飲み方ややる事がすでに荒くれたおっさんのようで、昔の若者ってげんきだったんだなあとしみじみ思います。僕の世代は大分大人しい世代だと思うし。やはり高度経済成長時に青春を送るというのはなんでも面白い時期だったんでしょうね。
やはり好きです椎名誠さん。僕の青春の一部です。