椎名誠のレビュー一覧

  • 風景は記憶の順にできていく

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    著者にゆかりのある土地を改めて訪ね歩いた紀行連載の新書化。
    以前、著者の講演を聴いたことがあるが、その時の著者の印象は、「人にも、そしてご自身の行動という意味においても、壁が低い方だなあ」というものであった。
    間口の広さと壁の低さが、人との交流を豊かなものにしていくのだろう。

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    2014年02月02日
  • 続・岳物語

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    岳物語は十代の頃に読んだ覚えがありますけれども、内容の方はちっとも覚えてません…確か小さい頃の岳君と一緒に父親が何かしら遊んだり行動したりする話だった? 気がします…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    この続編ではやや大人になった岳君が登場しますね。子供だけれども、大人の片鱗みたいなものを時に感じさせる岳君にどきまぎさせられる椎名氏が見所ですかね…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まさに私小説! といった感じで突飛な展開はないにせよ、息子を想う椎名氏の気持ちなどが垣間見えたりして自分は楽しめましたね。おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2014年01月17日
  • 絵本たんけん隊

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    椎名誠さんは、昔『岳物語』を読んで「こんなお父さん良いなぁ」と思った方。各章の切り口も、「おかあさん」である私が、意識しないアプローチで、特に我が家は下の子が男の子なので、とても面白いと思いました。我が家もお父さんは良く絵本を読んであげますが、お父さんに関しては即席で作る物語がより面白いようですね・・主人はネタにつまると「続きはまた明日」とうまぁくまとめているようです。

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    2013年11月29日
  • 風景は記憶の順にできていく

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    なんだか椎名さんの本にしてはタイトルもカタイし表紙も明るくない。その予感通りに、割と重苦しい、というか切なくなるような話が続く。記憶というものが割と適当であること。その記憶と現代の風景を照らしあわせてみて、落胆したり、喜んだり。前半はなんだか本当に風景の退化ばかりが目立つような気がして、それが現実なのだろうなあとしんみりするのだけど、だんだん慣れてくると、椎名さんはいつのまにか、酒飲んでガハハっぽい雰囲気になってくる。とはいえ、劣化に落胆することや、懐かしがることはずっと変わらない。
    僕も、近くまで行くと昔住んでいた所を見に行ったりすることがあるが、もうちょっとまじめに記憶と風景を照らしあわせ

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    2013年11月09日
  • かつをぶしの時代なのだ

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    かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。(「BOOK」データベースより)

    久々にシーナさんの本を読みました。
    あーまだ読んでいないのがあった!と嬉しかった~♪

    相変わらず、いろんなくだらない(シーナさん、ごめんなさい)ことを潔く力強く語るシーナ節、いいなあ。
    かつ

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    2013年10月21日
  • 風景は記憶の順にできていく

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    七月の講演会で椎名さんが「今年はこの後、ちょっとどうかしてると思うほど次々本が出ます」とおっしゃっていたが、まったく読むのが追いつかないくらいだ。雑魚釣り隊に続いて探検隊本隊(?)のもあるし、最後の赤マントも出る。とてもにぎやかだけれど、ここのところ椎名さんの本を読むとちょっと切なくなってしまう。これもそんな一冊。

    椎名さんが、思い出深い場所を訪ね歩き、その風景の変わりよう(あるいは変わらない様子)を綴っている。子ども時代を過ごした千葉の海、新橋・銀座は「ストアーズ・レポート」社の頃、武蔵野の家で子育てをし、「ガクの冒険」は四万十川、新宿御苑近くのビルで「本の雑誌社」は始まった…。

    いやま

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    2013年09月27日
  • アド・バード

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    唯一無二の世界観。

    解説で、椎名誠自身が好きというオールディスの『地球の長い午後』をオマージュしたものであることが触れられているが、どちらも非常に独特な未来世界を描き出していて、甲乙はつけられない。

    生物の生存競争と広告戦争が混ざり合った奇妙ながら壮絶な生き物たちの姿は初めて見る光景だった。
    特に巨樹同士の争いは圧巻。樹が動かす枝の動きに合わせて虫たちが踊り、広告の文字を浮かび上がらせ、それを阻止しようと鳥が群がる。そんなマクロなスケールの描写と共に、蠢く小さな虫たちの一匹に焦点を当て、ディティールの見事な闘いも描く。
    この生物のディティールは本当にいいなあ。

    人間たちのパートよりも、こ

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    2013年09月26日
  • 世界どこでもずんがずんが旅

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    世界中を旅した椎名さんの紀行文。なかなか行けない場所での、椎名さん独特の切り口からの文章は読んでいて飽きず、ワクワクする。

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    2013年07月14日
  • 世界どこでもずんがずんが旅

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    2010年1月に角川書店から発行された単行本の文庫化。
    椎名誠のフォトエッセイ。主に1980年代に旅した各地について、写真を見ながら思い出しつつ書き綴ったもののようです。

    旅した先は観光地とはちょっと違う、例えばタクラマカン砂漠の楼蘭やブラジルのベレンなど。また中国やモスクワも訪れているが、今ほど行きやすい場所ではないし、ミャンマーなどは厳しい軍事政権下だ。

    椎名さんの文章は旅先で出会った人々のあたたかさやその土地土地の空気感が感じられて、とても生き生きとしている。行ってみたいなぁと思わせられるけれど、かなり不便なところを訪れているので、やっぱり話を聞くだけで十分かな。

    人生が息苦しく感

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    2013年06月03日
  • かえっていく場所

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    哀愁の街に霧が降っていたころから、随分歳をとった。

    よくよく見ると、特別変わっているというわけでもない日常。面白いことがあったり、鬱になったり。

    何気ない日常を切り取ったスナップ写真が、普段は気づかない、いつもそこにあるちょっと面白いものを教えてくれるように、シーナさんが物語のありかを教えてくれる。そんな本。

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    2013年06月01日
  • 草の記憶

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    小学校時代のシーナ氏の一人称小説。少し不思議な世界の中毎日が楽しく輝いている。はじめは退屈だったが後半になるにつれ昔々の物語に引き込まれて懐かし面白かった。

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    2013年04月20日
  • 絵本たんけん隊

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    いろんな大きさや形や重さ、硬さがある絵本。
    冷たくて角が痛かった絵本。。知っている絵本が出てくるとちょっと嬉しく、知らない絵本も本当にたくさんあるなぁと思いました。

    こわいものの話が面白かった。昔の家は大きくて暗くて、家のどこかにこわいものがいそうだけど、今は家が小さくなり明るくなったから、こわいものがいなさそうというところ。
    本当だ、こんな風に考えられるようになったら面白い。
    がらがらどんが懐かしかった。

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    2013年04月03日
  • わしらは怪しい探険隊

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    中学生の時に初めて読み、あまりの面白さに声を出してゲラゲラ笑いながら読んだ。
    内輪だけで盛り上がっている事柄で読者を釣りこむのは苦労する気がするが、作者は見事に成功している。
    仲間内で行くキャンプという究極の内輪ネタを、
    そのエッセイストとしての腕によって見事なエンターテイメントに仕上げている。

    今でも読み返すとニヤニヤが止まらない。

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    2014年01月08日
  • 続 大きな約束

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    最後まとめてきたなぁ。じいじと孫の風太君との約束かぁ。幸せを感じる。
    巻末の解説がまた素晴らしい。

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    2013年03月08日
  • 大きな約束

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    時が流れてとうとう「じいじ」に。でも、年を取ってもずいぶん忙しそうなのである。あっちこっち移動してばかり。タフだなぁ。

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    2013年02月26日
  • 続・岳物語

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    親離れしていく岳
    息子を持つ親父として、共感しつつ読み終えました。
    子供達に遊んでもらっていた時間は貴重だったなぁ

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    2013年02月17日
  • 絵本たんけん隊

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    あ!懐かしの、怪しい探険隊シリーズかな?と単行本を読んで愕然。十年以上前に出版されてたんだ。なんで見付けなかったんだろう、子供たちは一緒に絵本を読んでくれなくなってる。あの頃、目にした表紙絵を眺めることができたのが救い?だった。

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    2013年02月13日
  • かえっていく場所

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    久しぶりにシーナ作品を読んだ。
    ギラギラしていた若い頃とはうってかわって、なんだか妙に元気のない姿。時の流れを感じるとともに、ほんわかした暖かい気持ちに触れたような気がした。

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    2013年01月28日
  • 時にはうどんのように

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    週刊文春、人気エッセイ新宿赤マントシリーズ。毎回、著書シーナさんが、日々起こった事を題材にとりあげ、面白、可笑しく書いている。また時には赤目で怒り書き殴っている。まちがいなく安心して楽しめる痛快エッセー。

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    2012年12月20日
  • 絵本たんけん隊

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    連続講演会の記録。
    毎回お題(こわいもの、食べる、生きること死ぬこと、乗物・・・)を
    決めて、それに関係した絵本を選んで紹介しつつ
    人生に関わる四方山話というスタイル。
    絵本ガイドはいろいろでているけれど、
    母親とか保育者とはかなり違う「椎名誠」という視点が
    やはりちょっと新しいのかもしれない。
    おりおり語られる日本社会への危機感や絵本への批評は
    共感できるものが多かった。
    なかでも「スーホの白い馬」を映画にするという話題はとても興味深かった。
    古今の名作から椎名さんらしい推薦作、自著まで
    200冊近い絵本が紹介されているが、
    自らの子育て中にであった作品が多く、
    講演そのものも20年くらい前

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    2012年12月12日