椎名誠のレビュー一覧
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『週刊文春』に連載されていた「新宿赤マント」をまとめたものシリーズ第一弾。1990年1月4日号~12月13日号分が収録されている。なぜ急に椎名誠作品を今さら読みたくなったのか?というと、この週刊文春の連載が終了していたことを最近知ったからだった。「ひるめしのもんだい」が発売された当時、単行本を買って読んだはずなのだが、ほとんどのエピソードを覚えていなかった。。従って、初めて読む本のように新鮮な気持ちで読み進めることができた。改めて思ったことは、椎名誠のモノゴトの考え方に共感できる部分がいっぱいあるなということだった。例えば、杓子定規で融通の効かない役人にコノヤロ化するところとか、コトの本質や背
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1997年4月本の雑誌社から刊行された『むはのむは固め』を改題し文庫化されたもの。『本の雑誌』に「今月の話」として1994年9月~97年2月に掲載されたエッセイがまとめられている。ホネ・フィルム時代の椎名誠が精力的に映画を作り、全国巡業を行っていたころのエピソードが中心。映画制作と並行して多数の連載をかかえ日本だけでなく世界を飛び回っていたわけだから、そのエネルギーの凄まじさに改めて驚かされる。自分の本棚サイトに最近いくつかのSF作品を登録したけれど、いずれもこの本にチラッと紹介されていて気になったものすべてである。いつ読めるかわからないけれど、今後の楽しみとしてメモしておいた。
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なんだか椎名さんの本にしてはタイトルもカタイし表紙も明るくない。その予感通りに、割と重苦しい、というか切なくなるような話が続く。記憶というものが割と適当であること。その記憶と現代の風景を照らしあわせてみて、落胆したり、喜んだり。前半はなんだか本当に風景の退化ばかりが目立つような気がして、それが現実なのだろうなあとしんみりするのだけど、だんだん慣れてくると、椎名さんはいつのまにか、酒飲んでガハハっぽい雰囲気になってくる。とはいえ、劣化に落胆することや、懐かしがることはずっと変わらない。
僕も、近くまで行くと昔住んでいた所を見に行ったりすることがあるが、もうちょっとまじめに記憶と風景を照らしあわせ -
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かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。(「BOOK」データベースより)
久々にシーナさんの本を読みました。
あーまだ読んでいないのがあった!と嬉しかった~♪
相変わらず、いろんなくだらない(シーナさん、ごめんなさい)ことを潔く力強く語るシーナ節、いいなあ。
かつ -
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七月の講演会で椎名さんが「今年はこの後、ちょっとどうかしてると思うほど次々本が出ます」とおっしゃっていたが、まったく読むのが追いつかないくらいだ。雑魚釣り隊に続いて探検隊本隊(?)のもあるし、最後の赤マントも出る。とてもにぎやかだけれど、ここのところ椎名さんの本を読むとちょっと切なくなってしまう。これもそんな一冊。
椎名さんが、思い出深い場所を訪ね歩き、その風景の変わりよう(あるいは変わらない様子)を綴っている。子ども時代を過ごした千葉の海、新橋・銀座は「ストアーズ・レポート」社の頃、武蔵野の家で子育てをし、「ガクの冒険」は四万十川、新宿御苑近くのビルで「本の雑誌社」は始まった…。
いやま -
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唯一無二の世界観。
解説で、椎名誠自身が好きというオールディスの『地球の長い午後』をオマージュしたものであることが触れられているが、どちらも非常に独特な未来世界を描き出していて、甲乙はつけられない。
生物の生存競争と広告戦争が混ざり合った奇妙ながら壮絶な生き物たちの姿は初めて見る光景だった。
特に巨樹同士の争いは圧巻。樹が動かす枝の動きに合わせて虫たちが踊り、広告の文字を浮かび上がらせ、それを阻止しようと鳥が群がる。そんなマクロなスケールの描写と共に、蠢く小さな虫たちの一匹に焦点を当て、ディティールの見事な闘いも描く。
この生物のディティールは本当にいいなあ。
人間たちのパートよりも、こ -
Posted by ブクログ
2010年1月に角川書店から発行された単行本の文庫化。
椎名誠のフォトエッセイ。主に1980年代に旅した各地について、写真を見ながら思い出しつつ書き綴ったもののようです。
旅した先は観光地とはちょっと違う、例えばタクラマカン砂漠の楼蘭やブラジルのベレンなど。また中国やモスクワも訪れているが、今ほど行きやすい場所ではないし、ミャンマーなどは厳しい軍事政権下だ。
椎名さんの文章は旅先で出会った人々のあたたかさやその土地土地の空気感が感じられて、とても生き生きとしている。行ってみたいなぁと思わせられるけれど、かなり不便なところを訪れているので、やっぱり話を聞くだけで十分かな。
人生が息苦しく感