あらすじ
マイナス50℃の世界から灼熱の砂漠まで――地球の端から端までずんがずんがと駆け巡り、見て、食べて、撮って、話してきたそのまんまをつづった30年の軌跡!旅と冒険の達人・シーナが贈る極上フォトエッセイ!
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Posted by ブクログ
2010年1月に角川書店から発行された単行本の文庫化。
椎名誠のフォトエッセイ。主に1980年代に旅した各地について、写真を見ながら思い出しつつ書き綴ったもののようです。
旅した先は観光地とはちょっと違う、例えばタクラマカン砂漠の楼蘭やブラジルのベレンなど。また中国やモスクワも訪れているが、今ほど行きやすい場所ではないし、ミャンマーなどは厳しい軍事政権下だ。
椎名さんの文章は旅先で出会った人々のあたたかさやその土地土地の空気感が感じられて、とても生き生きとしている。行ってみたいなぁと思わせられるけれど、かなり不便なところを訪れているので、やっぱり話を聞くだけで十分かな。
人生が息苦しく感じた時に読みたいエッセイ。