椎名誠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大黒屋光太夫のロシア漂流を追う、シベリア横断の旅。
大黒屋光太夫のロシア漂流は、井上靖の「おろしや国粋夢譚」で読んだことがあります。三重から漂流して千島まで流されてロシア人に助けられ、帰国を求めてシベリアを横断してサンクトペテルブルグの女王に会いに行きます。結局帰国が許されて北海道に送り届けられますが、日本では幽囚の身となって余生を送る実話です。この本は20世紀に生きる著者が、その経路を追った旅行記です。
大黒屋光太夫の記録には無い、生のシベリアの姿が伝えられてとても面白い。20世紀であっても、シベリアの過酷さは昔と変わらないのかもしれない。夏場の蚊の来襲に悩まされ続ける一行の記述が、シベリ -
Posted by ブクログ
シーナ流、サケにまつわるヨロズよもやまバナシを集めたエッセイ集。「サケ飲みの、サケ飲みによる、サケ飲みのための」1冊。あ、勝手に考えたキャッチコピーです。以前のいろんな本に載っていたネタがちらほらありますが、新たに書きなおされているのでまた新鮮でおもしろい。それに加えて、挿絵は知る人ぞ知るはた万次郎画伯なのだ!これがまたいい味を加えている!ワタクシ、はた画伯のマンガ好きなので、ヒジョーにうれしい。シーナさんとはたさんのコラボなんて、最高だぁ!しかし、サケ飲みの同士各位が読めば文句なく楽しめる本だと思うのですが、「非サケ飲み(いわゆる下戸のヒト)」が読んだらどうなんだろう?おもろいのだろうか?サ
-
Posted by ブクログ
読んでも役に立たない話です。
そりゃぁそうでしょう。酒を飲むという行為自体、何の役にも立たないものですから。
酒が生み出すのはオシッコとアセトアルデヒドぐらいなものです。
そう考えると、酒を飲むという行為はひたすら哀しくも空しい行為なのです。
しかし、これほどヨロコビに満ちた行為もないのです。(飲まない人にはひらすら迷惑なだけですが・・・)
今日も日本のあちこちで、いや世界のあちこちで酒を飲み、どうでもいいことを考えバカ話をする。
人間は一生のあいだどのくらいビールが飲めるか!?なんてことを考えてもしょうがないけど考える。
そんなシーナさんを私は激しく支持するのだ。
(追記) -
Posted by ブクログ
タイトル通り「辛さ」を求めて駆け回るオジサン一行の食べ歩き旅行記。韓国、チベット、遠野、信州。それにしてもよく食べる、食べる、食べる、食べる。どれも本当に美味しそうに書かれていて、読んでいてお腹が空いてくる(笑)韓国旅行食べ歩きガイドとしてぴったりの一冊かも…今では気軽に食べられるようになった「辛いもの」だが考えてみると、昔は日本にこれだけ「辛い」ものは滅多に存在しなかったような…以前に比べて家庭の食事が国際化して、日本人の味覚も変化しているような気がする。私も以前はキムチだのニンニクだの食べられなかったのに今じゃ大好物だ。また韓国に辛くて美味しいものを食べに行きたいなあ…