椎名誠のレビュー一覧

  • 流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり
    「椎名誠」のエッセイ集『流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり』を読みました。

    「椎名誠」作品は一昨年8月に読んだ『ワニのあくびだなめんなよ』以来なので久しぶりですね。

    -----story-------------
    この難儀な時代にわしらは何を考えるべきなのか。
    旅と食と酒と釣りと映画、放射能...続きを読む
  • シルクロード・楼蘭探検隊
    著者が冒険本を沢山読んでいる中で一番行ってみたい冒険が楼蘭探検だった。
    その夢が叶ったはずのお話なのだが。。。。
    その結果は本書を読んでのお楽しみで。

    気になった点をメモ。
    ・中国のトイレ事情はよく、シーナ本に出てくる。
    今回もすごいトイレ場面を解説している。
    なんと、壁一面にウジムシが蠢く姿を、...続きを読む
  • 続 家族のあしあと
    ベストセラー『岳物語』から始まったシーナ的私小説シリーズ最終章。小学校から中学校へ。椎名少年の楽しくもフクザツな心のうちを鮮やかに描く。
  • 岳物語
    「椎名誠」の私小説『岳物語』を読みました。

    「椎名誠」作品は、昨年の6月に読んだ『飛ぶ男、噛む女』以来なので久しぶりですね。

    -----story-------------
    山登りの好きな両親が山岳から「岳」から名付けた、「シーナ家」の長男「岳」少年。
    坊主頭でプロレス技もスルドクきまり、ケンカ...続きを読む
  • 続・岳物語
    「椎名誠」の私小説『続・岳物語』を読みました。

    『岳物語』に続き「椎名誠」作品です。

    -----story-------------
    「シーナ家」の長男「岳」少年。
    オトコの自立の季節を迎えている。
    父子の濃密でやさしい時代は終わろうとしていた。
    ある日、エキサイティングなプロレスごっこで、つい...続きを読む
  • 学校に行きたくない君へ
    大変温かい空気をまとった本だった。

    「数々の著名人も、昔は不登校だったんだ。まぁそうだよね。学校って息苦しいもんね。友だちは楽しいけど。」
    みたいな安心感をくれる。

    一人一人インタビューコンパクトなのに人柄が出ていてイイ感じだ。


    但し、こんなに自分に自由に生きている方々の紹介の文章が、
    まさ...続きを読む
  • 定本 岳物語
    若い頃は岳君のおもしろエピソードを笑って読んでいたけど、人の親になるとまた違った目線から読むことができて興味深い。
  • われは歌えどもやぶれかぶれ
    シーナさん節全開で時々クスッと笑い、時々フーンと感心し、色々な体験を続けられているのだなぁと羨ましく感じ、でもなかなか出来ないなぁ。
    しかし、何でこの表紙の画像が明智小五郎?
  • あやしい探検隊 北へ
    「椎名誠」の『あやしい探検隊北へ』を読みました。

    「椎名誠」の“あやしい探検隊”シリーズの第二弾作品です。

    『あやしい探検隊焚火発見伝』に続き“あやしい探検隊”シリーズです。

    -----story-------------
    本書は、1980年前後、「椎名誠」隊長の厳しい隊規にのとって、離れ島に...続きを読む
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(下)
    4時起きで河川敷で早朝ハーフ。春爛漫でポッカポカ。
    厚着しすぎて汗ビッショリ。半袖でプレイしてる人も居た。気温の変化に機敏に対応できないタイプ(汗)

    10時前には自宅に戻って、もう何十年も前から読もうと思って未読になっていた、椎名誠の「哀愁の町に霧が降るのだ」を読む。

    これを読んだら誰...続きを読む
  • 熱風大陸 ダーウィンの海をめざして(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    「椎名誠」の『熱風大陸―ダーウィンの海をめざして』を読みました。
    『ギョーザのような月がでた』に続き「椎名誠」作品です。

    -----story-------------
    熱気70℃、死の灼熱以外何もないオーストラリア砂漠。
    アラン・ムーアヘッドの『恐るべき空白』に魅せられたぼくたち、あやしい探険隊...続きを読む
  • あやしい探検隊アフリカ乱入(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    「椎名誠」の『あやしい探検隊アフリカ乱入』を読みました。

    「椎名誠」作品って、アウトドア生活にどっぷり浸かっていた20代の頃には良く読んでいたのですが、、、
    抑えていた放浪したい気持ちが沸き出してくるのが恐くて、最近は読んでなかったんですよね。

    ホントに久しぶりです。

    -----story--...続きを読む
  • あやしい探検隊 アフリカ乱入
    「椎名誠」の『あやしい探検隊アフリカ乱入』を読みました。

    「椎名誠」作品って、アウトドア生活にどっぷり浸かっていた20代の頃には良く読んでいたのですが、、、
    抑えていた放浪したい気持ちが沸き出してくるのが恐くて、最近は読んでなかったんですよね。

    ホントに久しぶりです。

    -----story--...続きを読む
  • 日本細末端真実紀行
    「椎名誠」の『日本細末端真実紀行』を読みました。
    「椎名誠」の旅行記は2ヶ月程前に読んだ『でか足国探検記』以来です。

    -----story-------------
    中央線国分寺駅から極北のシベリア、南米先端のパタゴニア―小さな散歩から大きな冒険まで、世に「シーナさん」ほど「旅」と共に生きる作家は...続きを読む
  • われは歌えどもやぶれかぶれ
    「サンデー毎日」で2016年から連載をはじめたエッセイ。シーナのモノカキ人生も40年を過ぎると、あちこちにガタが出てくる。極悪ピロリ菌や不眠症とどのつまりは熱中症?「もう怖いものはありませんな」シーナの人生。
  • ネコの亡命
    本作は椎名誠さんが週刊誌に連載されたエッセイをまとめたもので、時期的には30年近く前に書かれたものとなります。ただエッセイとは言いましても椎名さんがアクティブに行動されていた頃(今でも十分アクティブではありますが)のものですので、北海道の別荘で大雪と格闘するエピソードや、映画撮影でモンゴルに長期間滞...続きを読む
  • すばらしい黄金の暗闇世界
    面白かった!
    ここではないどこかへ連れ出してくれる。
    非日常を感じたい時に冒険、探検ものが読みたくなる。
  • 南国かつおまぐろ旅(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    椎名さんの数多いエッセイ作品の中でも、本作はかなり上位に位置するのではないでしょうか。中でも巻末での目黒さんとの対談でも取り上げられてます「クソまみれの人生」の回は外すことが出来ないというか、ただタイトルからも察することが出来るように尾籠な話なので詳しくは書きづらいのですが、要は電車での帰りに便意を...続きを読む
  • 遺言未満、
    2020年時点で椎名誠氏も76歳です。「死」
    を意識する年齢になったということでしょ
    う。

    しかし「死」は誰にでも訪れます。それを
    理解した上で自分の死について考えるのだ
    けではなく、世界では死はどう捉えられて
    いるのか、など考える機会を持つべきです。

    特に日本は2030年代から「大量死者」時
    ...続きを読む
  • 学校に行きたくない君へ
    樹木希林さんと内田也哉子さんの「9月1日」の元ネタとも言える『不登校新聞』。その編集部員達によるインタビュー集。

    不登校にまつわる不安や悩みをさまざまな著名人にぶつけてみる、その会話が凄く面白くて、素敵な言葉がたくさん引き出されていた。

    私自身は親だから、もちろん不登校の子の親目線で考えることも...続きを読む