椎名誠のレビュー一覧

  • 学校に行きたくない君へ
    いろんな考えがあるなと思いつつ、根底にあるのは「生きていてほしい」ということ。生きづらいと悩んでいる人も生きていれば自分が生きられる場所って必ず見つかるんだと思うの。
  • もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    十何年か前に
    単行本で読んで
    「いゃあ 快感だったなぁ」
    という記憶だけが残っている

    そし この度
    文庫の形で読み返してみましたが

    やはり 面白い

    それと 後半の「雑誌」の章(?)が秀逸、
    ほとんどの雑誌が廃刊になってしまった
    今の時代から俯瞰すれば
    ここで紹介されている有名、無名なものの
    ...続きを読む
  • もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵
    十何年か前に
    単行本で読んで
    「いゃあ 快感だったなぁ」
    という記憶だけが残っている

    そし この度
    文庫の形で読み返してみましたが

    やはり 面白い

    それと 後半の「雑誌」の章(?)が秀逸、
    ほとんどの雑誌が廃刊になってしまった
    今の時代から俯瞰すれば
    ここで紹介されている有名、無名なものの
    ...続きを読む
  • 学校に行きたくない君へ
    学校に行かなくたって大丈夫だよ。そう語りかけてくれる温かい本だった。学校を休むことに引け目を感じている人、苦しい思いを持っている人などにこの本を読んでもらえたら良いなと思った。表紙絵もほっとできる優しい絵だった。
  • あやしい探検隊 北海道乱入
    作家の椎名誠が北海道を旅する話です。本当は何もないところで物乞いをする話を書きたかったらしいのですが、有名人の力で食べ物には事欠かない感じになっていました。いい年したおっさんの珍道中ですが結構楽しく読めました。
  • アド・バード

    行き過ぎは恐ろしい

    椎名誠さんがSFを描いているなんて知らずにいたのですが、先日、新聞で「SF三部作」なるものがあるということを知ったので、読んでみることにしました。このお話は、より良い生活や社会を求めて、様々な試行錯誤がされた後の世界を描いたもののように感じました。ただ、その試行錯誤の結果がまさしく「戦争」のようにな...続きを読む
  • 学校に行きたくない君へ
    教師目指してるけど、学校以外にも子供の居場所ってたくさんあるし、学校以外で好きなこと見つけられたらいいよねって思った。「世の中の普通」に固執するんじゃなくて、一人一人顔とか体が違うように、生き方の違いも認められる人間になりたい、そういう風に生徒達も思えるような教育をしていきたいと感じさせられた。
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(上)
    こういうタイプの小説(?)は初めて読んだ気がする。
    何が書いてあるというわけではないのだが、その当時の日常、過去という風景をありありと描き、読者に臨場感を抱かせる点が文学なのかなと思った。
    さらっと読めた。
  • さらばあやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入
    「あやしい探検隊」が発刊されたのが1980年。
    そこから40年以上が経過しています。

    決してワンパターンでも、計算づくでも、かと
    言ってスケールアップもせずに、大人たちが気
    の向くままに遊ぶのを、非常にうまく楽しく
    文章にしているが素晴らしいです。

    この本で「あやしい探検隊」は幕を下ろすよう
    ...続きを読む
  • ぼくの旅のあと先
    久しぶりのシーナ本。世界中のマズいビールから始まり、かつて社員旅行で行った伊香保温泉での珍騒動、はたまた南の島の回想記等々、全15編を収録。流石、シーナの旅!
  • カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり
    久しぶりに椎名誠を読んだ。
    年を取って昔のようにできなくなったということが書かれていて、あんなに無茶苦茶な生き方をしていた椎名さんも、肉体的、精神的な疲れを感じるんだなということがわかり、励みになった。
    年取っても変わりません、という言葉を聞くよりも、もう昔のようなことはできないししないが、今はこん...続きを読む
  • 孫物語
    久々の椎名誠。やっぱり楽しいわ。
    本人曰くーこの書を日常お茶碗味噌汁タマゴ焼き的な話し。
    そうね昔から読んだ覚えがあるけど
    〜冒険隊みたいなワクワクドキドキの非日常の面白い話し満載。その作者が書く孫物語
    普通であるはずがない。とびっきりだよ。
    はるか昔
    今回の主役の波太郎くん
    小海ちゃん。そして流く...続きを読む
  • 家族のあしあと
    あとがきを読んでいて、「岳物語」に夢中だったころを思い出した。40年くらい前?
    当時、シーナさんのカジュアルな文体に惹かれて、エッセイなどずいぶん読んだ記憶がある。

    数年前、たまたまお孫さんたちんのことを書かれた「三匹のかいじゅう」を読んで、時の流れの速さを実感した。

    こんなふうに自分史が書ける...続きを読む
  • 奇食珍食 糞便録
    椎名誠の本を久しぶりに読んだ。
    懐かしい気分で読んでいたら2015年発行と割に新しい本で少し驚いた。
    「奇食」に関する本は稀によくあるが、「世界のトイレ事情」に関する本ははじめて読んだ。とても興味深く、とても臭そうだった。
  • さらばあやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入
    あやしい探検隊最終章。
    この面々を見ると高校生の頃に聞きに行った
    講演会で直談判すれば怪しい探検隊に参加できたのかもなぁ
    惜しいことをしたなと思った。
  • 家族のあしあと
    2020.09.27~09.30
    シーナ少年、元気だよね。根っこが作られた、時代。ほんわかしていて、のんびりしていて。
    本当は、いろいろと嫌なこともあったはずだけど、そんなことを感じさせず、「あった、あった」とおもいながらわくわくしながら読めた。
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇
    サイトで連載していた時から愛読していたのですが、椎名目黒コンビが椎名誠の全著作を語るとか最高に決まってんだろうという前提で読ませて頂ければ最高としか言いようがない最高の本です。
    そもそも200数十冊著作あるそうですが、自分が50冊しか読んでいない事に衝撃を受けました。まさか四分の一しか読んでいなかっ...続きを読む
  • わが天幕焚き火人生
    かつての冒険譚を回想しながら。日々の出来事を徒然に。過去から現在進行形の「怪探」「怪釣」紀行…。絶妙のミックスで楽しめました。喜寿を迎えようとするシーナがまだまだ放浪する元気があるようでうれしい!
  • 家族のあしあと
    父がいた。母がいた。きょうだいがいた。大家族で過ごしていた我が家には、フクザツな事情が隠されていた?当時の記憶を辿りながら、あたたかくも脆い「家族」の風景を綴ったシーナ的私小説。
  • 風の道 雲の旅
    のんびり旅行がしたくなる
    写真には撮った人の物語があるのは確かに、と思った。写真にいいも悪いもないんやな

    イルクーツクに惹かれた