椎名誠のレビュー一覧
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昔、国語の問題集の本文で、岳物語や岳物語2が使われていたのを記憶している。
岳は、自分というものをちゃんと持っていて、自分で考えて、やってみて、どんどん進んでいける強くて楽しい子だ。
岳を取り巻く人たちもみんなユニークで、頭でっかちよりも自分で体験してつかみとっていく実力を大切にして生きている、という印象をもった。
人の魅力とは、その体験の厚みで輝きが磨かれていく。
そんな気がした。
親と子はすれ違って、距離が出来ていくけれど、そういうぶつかる経験があるから、他者の立場に思いをはせることのできる人間となるのだろう、と思う。
いつまでも時間や感情を共有することは難しい。
しかし、無邪気に笑いあ -
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以前に読んだ時の岳物語は息子さんとのこと、 私的なことが描かれていて、なんとなく新鮮に読めた、という記憶がありました。
でも、今読んでみると印象がかなり変わっていることに気づきました。
今、自分の子供が、この中に書かれている岳少年と大体同じ年だし、 どうしても親の視点で読んでしまうのです。
昔は、たはは、とおかしかっただけのところが、
今読んでみると、 ”おとう、椎名誠”と同じようにハラハラドキドキしたり、不安になったり、
息子に捨てられる心配な気持ちが理解できたりして、
以前よりもかなりのめりこんで読んでしまいました。
最後の方で、岳少年が海に落ちた、と報告するところがあって、 -
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「椎名誠」のSF短篇集(超常小説集?)『椎名誠 超常小説ベストセレクション』を読みました。
『孫物語』に続き「椎名誠」作品です。
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「シーナワールド」全開の「超常小説」ベストセレクション!
“お召し送り”に選ばれた妻……三ヵ月も毎日降り続ける雨……とにかく異常に大量発生した蚊……“盆戻り”で家に帰ってきた亡き母との対面……さまざまな専門家たちがなにかの理由で集められた収容所で、太軸二段式十字ドライバーを片手に脱獄をはかろうとする男……。
過去30年にわたって発表された小説の中から著者自らが厳選。
SF、ファンタジーの枠に収まりきらない“不思議世 -
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「椎名誠」の私小説『孫物語』を読みました。
「椎名誠」作品は昨年9月に読んだ私小説『三匹のかいじゅう』以来なので4ヵ月振りですね。
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「子どもより孫(まご)の方がかわいい」と言うけれど、そんなことは……ありました!
あまり大きい声じゃ言えないけれど、こんなに楽しいことはない!
突如、男女男の孫が「シーナ家」のすぐそばに越してきた。
はるか昔に書いた『岳物語』の息子「岳」の子たちは小学生。
本好き、おませさん、活動派の3人は、家の外でも室内でも、今日も何かをやらかしてくれる。
71歳、「イクジイ・シーナ」の奮闘スーパーエッセイ。
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「椎名誠」の私小説『三匹のかいじゅう』を読みました。
『大きな約束』、『続 大きな約束』に続き、「椎名誠」の私小説です。
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父と息子とマゴたちの、「シーナ家」三世代の物語。
『岳物語』から30年。
「じいじい」の大変で幸福な毎日
出産のためアメリカから帰国した息子「岳ファミリー」。
「風太」、「海」、新顔の「琉太」、孫たちとの毎日に「じいじい」は大忙しだ。
そして、3月の大震災。
家族たちの決断は・・・。
「シーナ家」の物語、最新作。
(解説/「沢野ひとし」)
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「椎名誠」が、雑誌『すばる』の -
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「椎名誠」の私小説『大きな約束』を読みました。
『本の夢 本のちから』、『カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり』、『海ちゃん、おはよう』に続き、「椎名誠」作品です。
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『岳物語』から25年。
「シーナ」、「じいじい」になる
忍びよる老いを意識しながらも、相変わらず旅に原稿に忙しい「シーナ」。
だが、アメリカに住む息子に子供が生まれ「じいじい」になるという変化が。
家族の物語、新章スタート。
「シーナ家」に新しい家族が加わった。
名前は「風太」。
サンフランシスコに住む「岳」の子供だ。
あいかわらず、旅に出て釣りをして写真を撮って酒を -
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「椎名誠」のエッセイ集『カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり』を読みました。
『本の夢 本のちから』に続き、「椎名誠」作品です。
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人気エッセイシリーズ文庫化第9弾!
社会問題からカツ丼の食べ方まで、「シーナ」が五感でとらえる森羅万象。
特定秘密保護法に原発汚染水……身の回りの不穏な気配にもスルドク斬り込む。
ヒトの釣った魚を横取りして生ビールでカンパーイ。
尿酸値増加の危機も糖質ゼロのビールで軽くいなし、豪快かつ芸術的なカツ丼の食い方に魅せられる。
駅のトイレでマーフィーの法則に振り回されるも自然破壊などの社会問題にスルドク迫り、 -
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「椎名誠」の私小説『春画』を読みました。
『南洋犬座―100絵100話』、『家族のあしあと』に続き、「椎名誠」作品です。
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母が逝き、「私」宛てに古びた春画が遺された。
旅先の小さな島で、その奇妙な絵を眺めながら、後妻であった母の人生を想う―。
『岳物語』から十数年。
子どもたちはそれぞれの夢を追ってアメリカへ旅立った。
親を見送り、子供たちは巣立ち、再び始まった夫婦二人きりの生活。
家族が共に過ごした、かけがえのない日々をふり返り、流れゆく時のうつろいをつづる静かな私小説。
(解説「池上冬樹」)
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「椎名誠」のエッセイ集『流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり』を読みました。
「椎名誠」作品は一昨年8月に読んだ『ワニのあくびだなめんなよ』以来なので久しぶりですね。
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この難儀な時代にわしらは何を考えるべきなのか。
旅と食と酒と釣りと映画、放射能汚染に自然災害まで、「シーナ」流の野生の思考が語り出す。
家庭で粗大ゴミ化したアワレな男たちを引き連れ、日本各地の海岸へ。
不眠歴30年、新たに花粉症疑惑が浮上した体も、フシギなことに日光に当たるとすばやく快復、夜は焚火を囲んでの大宴会に。
海釣りでカツオ相手に敢然とタタカイを挑み、躍進中国の原動