椎名誠のレビュー一覧

  • わしらは怪しい探険隊

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    ネタバレ

     数十年ぶりに再読、やっぱり面白い。当時、椎名誠の文体にハマったものです。

     椎名誠と本の雑誌社関係者を中心とした怪しい探検隊「東日本何でもケトばす会」は、日本の離島にキャンプ用品一式持ち込んで、浜辺で大宴会を繰り返す。魚、蛸・・・海産物は現地調達。突然歌い出し、火を吐く。蚊の襲撃と戦い、朝には惚ける。

     70年代〜80年代、怪しい集団が怪しいキャンプするのがまだ許された時代だった。いま、大焚火して、周りで踊って、火を吹くなんてことができる海岸はこの国に残されているんだろうか?

     そこから40年以上経って、探検隊のメンバーには鬼籍に入ってしまったものもいる。思えば遠くへ来たものです。

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    2025年06月27日
  • 新橋烏森口青春篇

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    ゆるいサラリーマン文学 オーディブルにて

    半沢直樹とかのサラリーマン小説とはうって変わって、なんともユルい、でもとてもリアルなサラリーマン小説。でも小説ではなくて椎名誠の自伝らしい。
    ナンセンスな人事やら、同僚とのポーカーや恋愛

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    2025年12月12日
  • 新橋烏森口青春篇(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    久しぶりにシーナさんの本を読みたくなって読んだ。哀愁の街に霧が降るのだの続編らしいけど、それも読んだの何年前かわからない。
    サラリーマン時代の話で、おおらかな時代背景もあり、新橋の風景が目に浮かんで読んでいて楽しい。特徴を掴みながらも、いやらしいところまで踏み込まない人物描写も良い。途中から酒乱になる同僚を面倒に思いながらも一緒につるんで飲みに行ったりしてるのもなんかいい。

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    2025年05月29日
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(下)

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    時代を感じる オーディブルにて

    自分が生まれるもっともっと前の日本の雰囲気を感じられてとても面白い
    あっちへこっちへ話が逸れるけど、それもまたとてもいい

    ながら聞きをするのにとてもちょうどいい

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    2025年12月12日
  • ぼくの旅のあと先

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    久しぶりに椎名さんの本を読んだ。椎名節(昭和軽薄体という言葉はかなりあとに知った)が懐かしい。
    雑誌連載をまとめた15本のエッセイ集。過去の旅行や出来事についてまとめたものであり、このための取材・旅行をしたわけではない。終盤に椎名さんの終活的なものも載っており、あの椎名さんも年を取られたのだなあと感慨深い気持ちになる。
    自分が旅に出られるのもあと20年くらいなのかな。椎名さんほどのことはできないけれど、少しでも人生を楽しみたい。

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    2025年01月07日
  • ゴビ砂漠探検記

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    楼蘭や、さまよえる湖ロプノールの湖底を発見したスヴェン・ヘディンのゴビ砂漠横断記。ラクダに乗ってズンズン進むと思いきや、色々なところで足止めを食うような時間のかかる探検だったのだなと思ったのです。

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    2024年11月08日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    失踪願望の続編です。
    前作はコロナ罹患で生死をさまよった経験が赤裸々につづられており、回復後の後遺症も大変そうでカラダ大丈夫かなあ・・と心配でした。
    今度の本作では本の雑誌創刊からの盟友、目黒考二さんが亡くなられ、その時の衝撃と悲しみの深さが伝わり、今度は心が壊れそうでまたもや心配に・・・
    ただ一方で、彼との思い出や会話をきっかけに、もう一歩踏み込んで執筆しようという強い意志も感じられました。
    それが今回初めて語られたと思われる、奥様との関係悪化のこと、自動車事故のこと、不倫のことなどではないでしょうか。

    私自身は、ワイワイ楽しく旅をして、お酒を飲んで・・・というシーナさんを見ると安心します

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    2024年10月31日
  • 奇食珍食 糞便録

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    本書を読むといかに日本のトイレが安全で綺麗かということがよーーーく分かる。私は海外には行ったことはないが、日本に慣れきった私には海外のトイレの汚さ、恥ずかしさ、臭いには絶対に耐えられない自信がある。まあその環境にいればそのうち慣れるかもしれないけど。そしてなかなか信じられないような食事も次から次へと出てくる。日本にいては絶対に知ることのないトイレ事情、食事を知ることはめちゃくちゃ面白かった。

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    2024年09月24日
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(下)

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    陽当たりの悪い克美荘に住む彼らは、天気の良い日に河原に布団を干しに行く。「異常なカタツムリのキャラバン」のように。この場面を想像すると、かなりおかしい。
    コタツを質流れする前に出して、みんなでこの世の最上の幸せを感じているさまもいい。本気でプロレス大会したりね。
    でも、最初に住んでいた4人が一人抜け一人抜けしてくのはもの悲しかった。司法試験に合格したり、怪しい会社とはいえ就職したり。一人一人の生活が確立するまでの猶予期間、モラトリアムが青春なのかもしれない。特別エッセイを寄稿している角田光代さんがいう「何ものでもない時間」がこの本の魅力なんだろうなあ。そこで仲間と馬鹿やって無駄な?時間過ごした

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    2024年09月21日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    椎名誠の最新日記本。大したこと書いていないが、椎名誠が書いているので読んでしまう。相変わらずの椎名節の文体がうれしい。
    親友が亡くなった悲しみの深さが刺さりまくった。
    79歳になって飲みすぎ。
    長生きしてぴんぴんコロリしてほしい。

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    2024年09月20日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    シーナさんの著書には若い頃から随分とワクワクさせてもらったり鼓舞してもらったりしてきた。真っ直ぐで楽天家でいつも溌剌としてガハハと笑っているようなイメージを勝手に持っていたが、そうではないシーナさんがここにはいる。

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    2024年09月16日
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(上)

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    1981年に刊行された『哀愁の町に霧が降るのだ』
    ここにあるのは昭和の青春だ。
    アルバイトしながら演劇学校に通う椎名誠、大学生の沢野ひとし、司法試験を目指す木村晋介、サラリーマンのイサオという個性的な4人の共同生活は、まさに「青春」だ。貧乏しても酒は飲みたい。そんな時、どうしたのか・・・。はちゃめちゃな青春である。
    このスーパーエッセイ?を読もうと思ったのは、井上ゆりさんの本に、姉妹でこの本を読んで爆笑し、二人とも「とんかつ」が食べたくなったと書いてあったから。
    椎名誠さんの文体が面白い。それ以上に椎名誠さんの経験したことが面白い。「受験」という重い重圧の中で青春を過ごしていた自分を思い出した

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    2024年09月03日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    前作、失踪願望。では、コロナ騒動で死を彷徨う体験を知ってビックリした。

    そして、本書、続編は令和4年(2022年)7月から令和5年(2023年)6月末までの
    1年間の失踪日記(WEBにて連載)の内容に『さらば友よ』親友、目黒考二の死について書いた内容。

    日記の内容はWEBでたまにチェックしていたので、知っていたが
    最後の『さらば友よ』は涙が流れるほど、親友、目黒考二氏への愛情が
    心に響く内容になっている。
    本書で始めて知った内容は、大学生の頃の話。
    失踪願望があった事を語るエピソードで、友人と家出をして、
    箱根の芦ノ湖周辺の酒屋に住み込みで働いていた。
    その時、偽名を使い『タカハシ』で1ヶ

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    2024年09月01日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    あやしい探検隊の初期メンバーも何人か亡くなっており、”釜炊きメグロ”の訃報が届く。。シーナさんも御年80、昔のような海外紀行ものは難しいかもしれないけど、長生きしてほしいものです。

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    2024年08月04日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    目黒孝二さんが亡くなってしまった。
    令和になって次々に昭和を彩ってきた人が亡くなっていき、それが世の理だと判っていても、でも目黒さんをまだ連れていかなくてもいいじゃないか、と思わずにはいられない。
    長年の同志を亡くしてしまった椎名さんの喪失感はいかばかりだったのか。
    日常を送りながら、友の影をそこかしこに見出だしながらも、それでも時は過ぎていく。思い出を風化させながら時は流れる。そうして大切な人の死をどうにかやり過ごしていくものなのだ、そうしなければ自分が壊れてしまうから。死を受け入れるとはそういうことなのかもしれないと思った。

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    2024年07月17日
  • サヨナラどーだ!の雑魚釣り隊

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    ネタバレ

    椎名節健在。嬉しくなる。
    『今回狙うのはヤリイカだ。プラヅノというキラキラ光る細長いカラフルな仕掛けを落とすとそれに反応したイカが抱きつく、というキャバクラ構造になっている』

    キャバクラ構造って(笑)

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    2024年06月07日
  • 本日7時居酒屋集合! ナマコのからえばり

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    著者の身辺に起こった由無し事を綴るナマコエッセイ2冊目。行動と交際範囲が広い著者なればこそ、月20本の締切を抱えてもネタが枯渇しない……のだろうが、宮田珠己氏の解説を読むと、作家の苦悩と才能が透けて見えるようで面白い。「それで何がどうなのか」で見知らぬ人から送り付けられる原稿に苦労する話は、筒井康隆氏のエッセイを彷彿させ、どの作家も苦労しているのだなぁと思った。

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    2024年05月31日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    「遺言未満、」「失踪願望。」に続く、79歳シーナ氏の日録等。2022年7月から2023年6月までの記録が此処に。第親友・メグロが逝ってしまった。辛いことの多い一年の物語。

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    2024年05月31日
  • ナマコのからえばり

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    『カツ丼わしづかみ食いの法則』をタイトルに惹かれて購入後、これが「ナマコ」シリーズだと知り、まずはシリーズ第1巻から読むことにした。2007年からのコラムということで、私にとっては比較的最近、著者にとっては還暦後の作品で、文章に程よい落ち着きと面白さがある。21世紀の若者に対する憤り、環境省の役人に対する怒りを読むと、野田知佑を彷彿させて、ああ著者も同じベクトルを持った人なのだなぁと思えた。「赤マント」シリーズも読んでみたくなった。

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    2024年05月20日
  • すばらしい黄金の暗闇世界

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    椎名誠、ナショジオコラボ本。文化、地理、民族博学系さっかなので、抜群の相性。酒飲み話がないのも珍しい。

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    2024年05月13日