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「おい、シーナ、逃げるなよ」
急逝した親友・目黒考二がシーナに伝えた
最期の“檄(ゲキ)”の真意とは?
老いてゆくこと、喪失を抱えて生きること――
哀しみも淋しさもそのままに(ときにビールとともに)
愛するものたちへの思いを静かに差し出す
79歳の日録は共感必至。
「WEB MAGAZINE集英社学芸の森」で好評連載中の
「失踪願望。」日録に加え、書き下ろし「さらば友よ!」を収録。
若き頃の“失踪”と“ヰタ・セクスアリス”の告白、
青春の別れと悔恨をつづって
新たな人生の世界線をひらく作家・椎名誠の新境地!
2022年7月から2023年6月の1年間の日録は
白内障の手術からスタート。
異常な猛暑にへたりこみながら仲間とのビールで乗り切る日々。
取材や講演で旅することも増えてきた。
そんな矢先、盟友・メグロが短い闘病の末、逝ってしまう――。
深い悲しみと混乱、喪失感に動けなくなってしまうシーナ。
そんな彼を支えたのは、かつてメグロから言われた
「作家・椎名誠への叱咤の言葉」だった……!
『失踪願望。 コロナふらふら格闘編』から2年弱、待望の続編刊行!
(日記の見出しより)
銃撃、休場、個人の感想
下駄ばき、ケトばし、広い空
メロディー、旅人、蛍の光
どぶろく、島酒、アイスバイン
お月見、門出、オフサイド
花巻、断腸、象が来る
初夢、訃報、オムマニペメフム
闇黒、ズタボロ、閉鎖月間
アルバム、ブンガク、高みをゆく者
奔流、フルサト、目黒がいない
アルマジロ、東京観光、伊達眼鏡
芦ノ湖、コロッケ、誕生日
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Posted by ブクログ
失踪願望の続編です。
前作はコロナ罹患で生死をさまよった経験が赤裸々につづられており、回復後の後遺症も大変そうでカラダ大丈夫かなあ・・と心配でした。
今度の本作では本の雑誌創刊からの盟友、目黒考二さんが亡くなられ、その時の衝撃と悲しみの深さが伝わり、今度は心が壊れそうでまたもや心配に・・・
ただ一方で、彼との思い出や会話をきっかけに、もう一歩踏み込んで執筆しようという強い意志も感じられました。
それが今回初めて語られたと思われる、奥様との関係悪化のこと、自動車事故のこと、不倫のことなどではないでしょうか。
私自身は、ワイワイ楽しく旅をして、お酒を飲んで・・・というシーナさんを見ると安心しますが、こういう執筆が彼の心のリハビリになるのなら、どんどん読んで受け止めようと思います。
ずっとお元気でいてください。
Posted by ブクログ
前作、失踪願望。では、コロナ騒動で死を彷徨う体験を知ってビックリした。
そして、本書、続編は令和4年(2022年)7月から令和5年(2023年)6月末までの
1年間の失踪日記(WEBにて連載)の内容に『さらば友よ』親友、目黒考二の死について書いた内容。
日記の内容はWEBでたまにチェックしていたので、知っていたが
最後の『さらば友よ』は涙が流れるほど、親友、目黒考二氏への愛情が
心に響く内容になっている。
本書で始めて知った内容は、大学生の頃の話。
失踪願望があった事を語るエピソードで、友人と家出をして、
箱根の芦ノ湖周辺の酒屋に住み込みで働いていた。
その時、偽名を使い『タカハシ』で1ヶ月位働いていたことは初めて知った。
シーナファンにとって、現在の椎名誠を知る為の1冊になり、
80歳の現在も元気でいることに安心する本書である。
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