椎名誠のレビュー一覧

  • 遺言未満、

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    椎名誠『遺言未満、』集英社文庫。

    学生時代、椎名誠のスーパーエッセイ『さらば国分寺書店のオババ』を読んでから一時は椎名誠の作品にハマり、『本の雑誌』も定期購読していた。当時、地方で『本の雑誌』を定期購読することは首都圏とは違い、なかなかの手間であった。

    昭和軽薄体と言われる独特の文体を操り、半径500メートルのルポルタージュを書いていた椎名誠が、まさか世界を股にかけ、時折メディアにも登場するようになるとは思わなかった。

    そんな椎名誠も80歳を迎える。先日、盟友の目黒考二が急逝したこともあり、80歳を迎える椎名誠は死について何を思うのかというタイトルが気になった。


    死ぬということを理解

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    2024年01月30日
  • サヨナラどーだ!の雑魚釣り隊

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    シーナ節炸裂。
    新型コロナ感染・入院以降どうにも勢いというかバカさ加減というか、シーナさんの良さが削がれてしまった感が否めなかったのだが、雑魚釣り隊行状況にいたってはそんなことはなかった。何度も「わはは」と声を出して笑った。
    あやしい探検隊時代からずっとずっとシーナさんのキャンプ旅が好きだ。子供の頃はいつかドレイになれるかしら、と夢見たものだった。性別的に無理なんだけど、憧れた。
    嗚呼雑魚釣り隊よ永遠なれ。唐突に終わってしまって寂しい。

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    2023年10月01日
  • シルクロード・楼蘭探検隊

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    1998年に「砂の海 楼蘭・タクラマカン砂漠
    探検記」を出版しましたが、今回はその旅の後
    で明らかになったことや、今だから書けること
    などを記しています。

    特に楼蘭に到着するまでの、砂漠での進行過程
    にページを割いており、過酷な行程であったこ
    とが伺えます。

    この時代の中国は、国家として外に向けて開か
    れていない状態でした。

    そんな環境下での未開の地を目指す冒険記です。

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    2023年06月25日
  • アド・バード

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    文庫で読むのは初めてでした。(何も変わらないですが)
    何度読んでもおもしろい。
    父親になってから読むと、今まで感じなかった「地ばしり」の気持ちに感情移入しました。ちょっと驚きでした。
    最新のアニメ技術でぜひ映像化してほしい。

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    2023年05月29日
  • この道をどこまでも行くんだ

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    シーナさんの旅のエッセイ
    読みやすい文量で片手間でも読めるが、相変わらず引き込まれて行く。
    南米かと思ったらシベリア、ミャンマーにカナダの北極圏。地域の人の生活、動物たち、椎名誠の体内を通して出てくる言葉によってより興味深いものになるから不思議。

    絶対自分じゃ行かないなって場所や辺境の地での写真とエッセイで空気が変わるよう。
    椎名誠さんが好きな人なら尚更、初めての方でもとても読みやすい本だ。

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    2023年01月04日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    不登校の子、親御さんに勧めたい素晴らしい本だと思う。
    荻上チキさんの、「学校に行かなくても良い、だけでは不十分」という話はすごく納得。日本の教育のシステムを変えるべく、本気で取り組まないと未来はないと思う。
    北斗晶さんは凄い人だなぁと感動した。

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    2022年10月20日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    ☆「死ぬんじゃねーぞ!」中川翔子
    ☆一つの言葉には、決して一つではないたくさんの意味があるし、その意味を自分で作り出すこともできる、過去に何があったかではなく、今の状態とどう向き合うか、せっかく自由に使える一日があるんだからこの時間を何にいかそうか ヨシタケシンスケ
    ☆こんな自分になりたいという理想像 りゅうちぇる
    ☆あなたのために、はあなたのせい、になる、いろんな人に生きていて欲しい、いつか僕と出会うかもしれないから 春名風花
    ☆何もできないと思われているうちに失敗しておく、若いうちはなんでも首を突っ込んでおく あずまきよひこ
    ☆繰り返しはは人間の実存の基本、毎日平凡な日常を繰り返す事を受け

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    2022年05月04日
  • 続・岳物語

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    今日偶然野崎知佑さんが亡くなったというニュースをネットで見た。ちょうどこの本を読んでいたので不思議な感覚だった。岳がその後どうなったのかについて興味を持って少し調べてみた。岳は自分のことを小説にした父親に長く怒っていたそうだ。何をやっても椎名誠の息子であることが知られていてしばらくアメリカで暮らしたのだという。続編では岳の成長とともに次第に父から離れていく様子が書かれていて,親ならば必ず味わう寂しさであると私も知っている。ただ岳が父から離れたのはそれまで愛情深く育てられてきたという証だと思う。私は子供たちに勉強するように仕向けてしまったが,この本を読むとこんなのびのびとした、自由な育て方も素敵

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    2022年03月31日
  • 椎名誠 超常小説ベストセレクション

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    椎名誠の独特な世界観の短編集。
    灰汁と百舌のシリーズを始め、北政府ものが多数収録されているため、シーナワールドを堪能出来る。

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    2022年03月17日
  • 岳物語

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    作家と息子との素敵な親子関係を描いている。岳は興味を持ったことはとことん突き詰める子だ。この本では釣りに興味を持ち普段本を読まないのに釣りの本を読みその知識はすごいと思った。学校の勉強とは何かに興味を持ったときにそれに突き進むための基本的な知識や考え方を学ぶところだと思う。またはそれを見つけるための場所であると思う。岳の両親は何かを押しつけることなくのびのびと育てているのだなと思った。とても良い子で父との会話も微笑ましい。

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    2022年03月17日
  • 続・岳物語

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    思春期は自立の季節。岳少年の父母に接する態度はなんだか経験あるなーとしみじみ。うちの親も当時どんな気持ちだったのかななんてちょっと考えてみたけど、やめた。

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    2022年03月14日
  • すばらしい黄金の暗闇世界

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    ナショナルジオグラフィックに掲載された
    エッセイをまとめた単行本です。

    ゆえに、表題以外にも世界中のヘンテコな
    いや奇天烈な生き物や、住居環境や、さら
    に宇宙についてまで怪しくも好奇心に満ち
    たシーナワールドが満載です。

    ナショナルジオグラフィックの写真も当然
    素晴らしく、より世界観を感じ取れる一冊
    です。

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    2022年02月18日
  • 奇食珍食 糞便録

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    タイトルは、奇食珍食糞便録ですが、ほぼ糞便録でした(笑)


    世界各地を旅する著者が体験したトイレ体験記。

    汚くて汚くて、想像すると卒倒しそうになるし、日本に生まれて本当に良かったと思います。

    自然の中での人間の排便・糞便は、今の日本人の私には考えられないことではあるけれど、想像の範囲内です。
    でも、とある国のトイレと糞便、飛行機と糞便、電車と糞便の話もなると、ほんっとに汚らしくて鳥肌ものでした。
    トイレをキレイに使うというお国柄は誇っていいんだなと思います!

    すごく面白くて、時々声が出るほど笑いました。
    ただただ汚く面白い文ですが、動物として切っても切り離せない排泄の話な

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    2022年01月29日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    不登校をワーワー言うのは大人。 虐める側は、自分の中の不快感吐き出してるだけ。だから、加害を自覚できるわけない。そんな加害者側のケアがちゃんと出来る学校であれば、いじめも不登校も随分減りそう。
    学校が加害してるケースもあるから、大人もストレスケア必要だよね。

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    2025年12月02日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    素晴らしい内容だった。
    我が子が不登校のため、なんらかの糸口がないかと読んでみたが、不登校反対論はまるでなく、容認が当たり前の考えに変わった、が、勉強は間違いなく必要という考えは変わらない。
    息子を信じて待とう!

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    2021年12月24日
  • 砲艦銀鼠号

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    シーナワールドでは度々登場する灰汁と可児に、鼻裂を加えた三人組がオンボロ砲艦で海賊稼業に精を出す。
    北政府との戦争の残骸にまみれた海を往く、逞しくも強かな男達の冒険譚。

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    2021年11月30日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    全国不登校新聞の記者たち(元不登校経験者)達が、著名人にインタビューする。

    インタビューする側もされる側も真剣に受け答えしているのがわかる。
    また説教的ではなく、いろいろな考え方を尊重している記事なのが良いところ。

    気になったフレーズ

    ・ヨシタケシンスケ
    一番きつかった時期に考えていたのは、「現実の世界と空想の世界を完全に分けてしまえば、自分は楽になるはずだ」ということ。その思いを達成するために自分の頭の中だけの世界を創造しようとしたんです。だから僕はヒマさえあれば、手の平をじーっと見つめていたんです。何をしていたかというと、手の上に「自分しか見えない小人」が見えるようになるための訓練な

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    2021年10月23日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    不登校新聞からのいくつかの記事の抜粋である。これをもとに不登校新聞を気軽に手に取れるようにすることがいいのかもしれない。不登校になってから、不登校になる前に、大人になり不登校でなくなってから、いつでもどこでも読める新聞になってくれるといいと思う。

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    2021年08月04日
  • アド・バード

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    最初に読んだ時に途中で挫折して、数年後に再チャレンジで挫折したところを頑張って読み進めて最後まで読んだら、あれっなんか分からないけれど凄く良いかもって思って、3回目じっくり読んで何故か透明フィルムで傷まないように表紙コーティングして大切な一冊になりました!
    でもやっぱり途中の樹木のところはしんどい(--;)
    ソコを乗り越えて頑張って最後まで読んでほしいです!
    余談ですが、この本をみると私の頭の中には何故かムーンライダーズの『Y.B.J.(YOUNG BLOOD JACK)』という曲が流れます!

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    2021年07月14日
  • 岳物語

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    父・椎名誠と息子・岳くんの物語。エッセイ的な。とても読みやすくておもしろかった。切なく楽しく。旅に出ることが多く不在も多い椎名家だからこその少し特殊な関係かもしれない。いやでもそこは家族それぞれいろいろあるか。お互い没頭するものがあって同士の匂いもする。親目線だと岳くんがどんどん成長していく姿が逞しく眩しく頼もしく、でも寂しくもあるなあなんて。息子といえどひとりの男として接している距離感も素敵だなあと思った。続も読もう。

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    2021年06月13日