椎名誠のレビュー一覧

  • 続・岳物語
    【本の内容】
    <正>
    山登りの好きな両親が山岳から岳から名付けた、シーナ家の長男・岳少年。

    坊主頭でプロレス技もスルドクきまり、ケンカはめっぽう強い。

    自分の小遣いで道具を揃え、身もココロもすっかり釣りに奪われてる元気な小学生。

    旅から帰って出会う息子の成長に目をみはり、悲喜こもごもの思いでそ...続きを読む
  • わしらは怪しい探険隊
    【本の内容】
    “おれわあいくぞう ドバドバだぞお…”潮騒うずまく伊良湖の沖に、やって来ました「東日本なんでもケトばす会」ご一行。

    ドタバタ、ハチャメチャ、珍騒動の連日連夜。

    男だけのおもしろ世界。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    椎名誠さん率いる「あやしい探検隊」には、その道のプロが揃ってい...続きを読む
  • 南国かつおまぐろ旅(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    赤マントシリーズ第4弾。週刊文春1993年1月14日号~11月25日号掲載分をまとめたもの。バブルが崩壊して浮ついた時代から次第に経済の縮小・停滞期へと向かっていく下り坂な当時の空気感が全体から伝わってくる。そんな中でも、銀座のクラブのママさんのひとこと「銀座のお店はもう半分ほどなくなってしまったの...続きを読む
  • アド・バード
     荒廃した近未来で二人の兄弟が父親を探しに旅に出る話。
     SFなんだけれど、もの凄い郷愁をさそう不思議な世界観がたまらなく好き。想像力をかきたてられるネーミングセンスもとてもよい。そして得体の知れない食べ物がおいしそう。自分馬鹿なんじゃないかと思う程、何度読んでも飽きない。たむらしげるさんの絵もイメ...続きを読む
  • さらば国分寺書店のオババ(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    中学生の頃、ラジオドラマ化されたこのスーパーエッセイを聴き、原作を手に取ったことが読書大好き人間となるきっかけだった。
    人生に本は欠かせない。
  • 地球どこでも不思議旅
    『週間ポスト』連載の旅行記。
    大昔に読んだことがあって、メキシコ旅行の内容はわりと鮮明に覚えていた。
    プロレス(ルチャ・リブレ)ネタだけに、印象に残っていたのだろう。
    当時メキシコへ修行に来ていたのが、ジョージ高野、小林邦昭、斎藤弘幸(ヒロ斉藤)、高杉正彦らの面々だったそうで懐かしい名前に思わずムフ...続きを読む
  • アド・バード
    何回読んだかわからない、名作。
    違う世界に行ける、純粋なエンターテインメント
    表紙のイラストがすごくぴったりです
  • わしらは怪しい探険隊
    昔読んでいた本を発掘したので再読しました。
    椎名誠氏および仲間「怪しい探検隊」
    (もしくは「東日本何でもケトばす会」)の皆様の著書も
    少し読んだことがありました。

    で、この本。
    素晴らしいです…仲間によって仕上げられており、
    挿絵が炊事班長(沢野ひとし氏)、
    解説が釜たきメグロ(目黒孝二氏)とあっ...続きを読む
  • 武装島田倉庫 1
    荒廃した世界で生きる人々って好きなモチーフなんですよね。しかも変質した化け物がぞろぞろ出てくる。うわあ、好きな世界観だ。鈴木カズマサさんが好きで買ってみたんですけど、これは面白い。まだチャラさの感じられる百舌がどう成長していくのか。アサコの秘密は。正体はいとうあさこ……違うわ!
  • アド・バード
    椎名誠独特の世界観と造語や言い回しが随所にあるSF作品。結構好きな世界観だ。あまりSF小説を書かないが、また書いてほしいなぁ
  • かえっていく場所
    なんと池澤夏樹氏との対談が僅かではあるが取り上げられていて、二大好きな作家の共演に読書人生のヨロコビをかみしめた一冊。
  • 雨がやんだら(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    椎名誠を今更ながらに偶然初めて読む。いそしぎで今まで読まなかったことを公開し、雨がやんだらでこの作家ぎ好きだと思い、生還で男の人文学っぷりに、ちょっと首を傾げたがシークがきたでやはり他の作品も読もうと、確信する。
  • おろかな日々(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    旅がしたい、酒が飲みたい、旨いもの食いたい、キャンプがしたい、本が読みたい、酒が飲みたい、ガハガハと笑いたい、旅がしたい、海に行きたい、山に行きたい、川に行きたい、焚き火がしたい、飯を食いたい、綺麗な女性を眺めたい・・・酒が飲みたい。

    読むたびにそう思う椎名さんのエッセイ。

    そういう気分に浸りた...続きを読む
  • あやしい探検隊 北へ
    仲間内のバカな遊びが最高に楽しい、椎名誠の著書の中でも抜群の作品。
    何も考えなくて良いです。
    楽しんで下さい!
  • 続 大きな約束
    「幸せ」を全面に押し出しているわけでもないのに、文章から幸せがにじみでてくる感じがしてとても心地よく読むことができた。お孫さんや息子さんとの心温まるエピソードも好きだが、最近取り組んでいるテーマがとても興味深いと思った。そちらも本になるのが楽しみだ。
  • 続 大きな約束
    あのシーナさんが「じいじ」になった!

    もう恐ろしくデレデレなのだ。扉の著者近影にシーナさんの顔があるのだが、
    「さつえい・風太君」とある。これが見事なまでにシマリのない顔に。。

    あの尖った「おうおう、うりゃうりゃ」な雰囲気はどこへやら。

    一人称が「わたし」に、
    しかも「です、ます」口調で、

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  • 大きな約束
    孫の風太くんとの電話のやりとりは、ほんわか和みます。電話がかかってくるのを楽しみにしつつも緊張している椎名さんもなんだかかわいらしいです。
    岳物語を読んだころを思い出すと、、、自分も年を取ったんだなぁと感じます。
  • 春画
    小説家としてのえげつなさに感動。
    椎名誠の小説はSFを除いてタブーにまみれてたけど、これと「かえっていく場所」はそれらを全部ぶっ壊す。
    10年前に読んでいたら一笑に付しただろうが、どうやら俺らも同じような感じ。
  • 大きな約束
    椎名さんも孫ができてすっかりおじいちゃん風になってきているけれど、アクティブな生き方はすこしも変わっていなくてとても嬉しく思う。文章も相変わらずとても読みやすくて、好き。
  • あやしい探検隊アフリカ乱入(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    10年以上ぶりに読み返しましたぁ。椎名節やっぱり面白い!!
    情報番組の文化人コメンテーター的なマニュアル道徳的発言じゃなくて、共感しまくれる人間的発言&行動がいい!これを読むと、楽しい仲間と、どっかに行きたくなるのだ。