椎名誠のレビュー一覧

  • 気分はだぼだぼソース(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    購入済み

    1980年のブログ

    懐かしい、再読も楽しい。昭和軽薄体とも言われた文体の鮮やかなデビューでした。今のブログの走りかもしれません。電子ブックで読める沢野ひとしさんのイラストも良いです。

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    2021年06月13日
  • 遺言未満、

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    椎名誠さんの「死」についての本第二弾。
    今回は漠然とした「死」についてだけでなく、各国・各宗派の死やお葬式に関する事なども書かれていた。
    世界的にみると、火葬を行っている国はすくないというのはうっすら知ってはいたけれども、それを"火葬が出来ない"とは捉えていたかったし、北極圏の国では燃やす事も出来なければ、埋める大地もないというのは、なかなか衝撃だった。考えてみれば当然のことなのに。
    この本を書かれているときに、コロナ禍になり、また改めて思うところも深かったようだ。
    椎名さんと奥様の一枝さんは、散骨という形をどうやら選ばれるらしい。
    このご夫婦はこういう根っこの考え方、価値

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    2021年06月11日
  • アド・バード

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    四半世紀ぶりに再読。やはりこの独特の世界観には強く引き込まれる。この世界の話をもっと読みたいと思うが、未だ他の作品は出ていない。いくらかの重要な謎を残し、いかにも続編がありそうな終わり方なのだが。

     とても映像化向きの作品なのに、そうならないのは作者の意向なのだろうか(アニメ化の話はあったそうだが立ち消えたとの噂でもあるし)。
     椎名さんのSFを読むと、想像上の事物に対するネーミングに強いこだわりを感じる。「名は体を表す」というが、可能な限り「名で体を表そう」とされているようである。中には、名前だけ出されて説明がなされないことすらある(いきなり出てくる「指巻きや腸出しといった重刑」って何だ.

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    2021年05月12日
  • 岳物語

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    2回目かな?大分前に読んで再読。全然内容覚えてなかったな。読みやすくておもしろいけど、切ない、、、またよみます。

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    2021年04月04日
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(下)

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    情報センター出版局の3分冊版。後書きが1982年だから、もう40年近く前に書かれたとは…過去の本ではあるが、当時のエネルギーが伝わってくるし、シーナ氏に傾倒していた自分の20代も思い出す。
    無くなってほしくない名作。

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    2021年03月22日
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(上)

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    実家に戻ったら学生時代に買った情報センター出版局版が出てきて、25年ぶり?に読んだ。ぜんぜん色褪せない!
    改めて、自分の中にこの本をはじめとした氏の本の表現が色濃く残っていることを認識。この表現が染み渡っているんだろう。

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    2021年03月14日
  • 哀愁の町に霧が降るのだ(上)

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    「哀愁の町に霧が降るのだ」上巻 椎名誠(著)
    2014年 8/10 初版発行(株)小学館文庫

    悲しくツラい物語に疲れたぼくのリハビリに
    20代の頃読んだ大好きな椎名誠のこの本を選びました。

    あの頃何度も読み返したのですが
    久しぶり…30年ぶりくらいに今回読んで

    ほぼ内容を覚えていませんでした^^;

    おかげで改めて楽しく読めました。

    あの頃の

    誰の目も気にしないで
    本気でアホな事が出来てた青春の時が
    こそばゆく甦ってくる。

    そんな本は
    下巻に続いていくのだ。

    文庫版の解説は
    あまり好きではない茂木健一郎氏^^;

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    2021年02月14日
  • ぼくの旅のあと先

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    椎名誠『ぼくの旅のあと先』角川文庫。

    シーナ節炸裂の旅エッセイ15編を収録。

    椎名誠と言えば、自分にとって学生時代はヒーローだった。『さらば国分寺書店のおばば』に始まるスーパー・エッセイに『わしらは怪しい探検隊』、テレビなどのメディアにも登場し、仲間と共に本の雑誌を立ち上げるなど、自由人、旅人として、憧れの人物だった。そんな椎名誠も76歳。果たして76歳のシーナは何を語るか……

    自分もキャンプや旅行に勤しみ、様々な国に旅行した経験もあってか、非常に面白かった。椎名誠は76歳になっても、シーナだった。しかし、シーナも人の子、最近は痛風や白内障に老眼に悩むという。

    世界のまずいビールは確か

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    2021年01月28日
  • 岳物語

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    父と子の成長や旅物語。
    入試の問題で出て以来、気になっていた作品。
    ついに手に取り読んだが、なかなか読み応えのある素敵な子育て本でした。

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    2020年12月13日
  • 家族のあしあと

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    「岳物語」の流れをくむ、椎名誠さんの私小説。椎名誠さんが岳くんくらいの少年だった頃の物語。今までのエッセイにもちらちらとこの頃の話は出てきていましたが、まとって書かれているのは始めてで、でもご本人もたびたび書いているように、この頃の家庭環境はやっぱり分からないこと多いようです。
    考えてみれば自分も子供の頃に、あれは結局なんだったのかなと思うことの一つや二つはあるもので。
    地球中をどかどか旅してビールをぐいぐい飲んでいた椎名誠さんも気付けば年を取られたのだなぁと、寂しさも感じつつ、過ぎ去った昭和の日本の風景も懐かしく(この頃は生まれてませんけどね!)、思いながら読みました。
    続編待ちます。

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    2020年10月14日
  • 続・岳物語

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    懐かしかった。久しぶりに実家に帰って本棚から持って帰った一冊。
    当時は、社会人になったばかりで岳側の目線で物語を感じてた気がするが、一人息子の父親を20年やった今は、知らずうちにシーナさんの子育てに影響されてたかもと思ってしまった笑
    良書はいつまでも良書なのだ!

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    2020年10月12日
  • 続 学校に行きたくない君へ 大先輩たちが語る生き方のヒント。

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    ネタバレ

    「続」も、前編に劣らず非常によかった。前編と同じ編集方針となっており、全国不登校新聞社に在籍する、不登校・ひきこもりの当事者・経験者である子ども若者編集部員が、「私が話を聞きたい人に話を聞きにいく」という方針で取材を行うことにより作られている。「世のため」「人のため」ではなく、「私」が話を聞きたいというのが大原則となっている。

    そのインタビュアーに答えた17名の著名人がこちら。
    目次には、対談者のキーとなる一言が次のように紹介されている。確かにこれらのセンテンスがキーとなるものであるが、それ以外にも一人の読者として感動した言葉や生き方があった。

    ■中川翔子:ちょっとの「好き」を集めて、積み

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    2020年09月14日
  • わが天幕焚き火人生

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    新書版の出版であるにもかかわらず、内容は
    過去のエッセイなどの集約です。

    テーマなども特になく、散文的なものをこう
    して新書スタイルにするのは、椎名氏の著作
    としては珍しいですね。

    でも著者の近況を知ることは面白いですし、
    図らずもアクティブエイジング的な生き方
    をしている著者の姿勢を学ばせてもらえる
    ことができる一冊です。

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    2020年06月30日
  • メコン・黄金水道をゆく

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    メコン川というのは,昔は遠くの異世界の話だったが,何回かメコン沿いの街に行くようになり,こういう本を読んだときにリアルに浮かんでくる光景がある。ルアンパバーンとかビエンチャンとかは実際に行ったしな
    ということもあって,本に載っている地図はもうちょっと詳細にしてほしいなあ,と思うとともに,写真ももう少し増やしてほしいなと思うところ

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    2020年03月02日
  • 岳物語

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    岳さんと私は歳が近く、実家も近いこと、我が家にも元気な男の子がいましたので、なんとなくその空気がリアルに感じられた。
    ただ、あまりにリアルタイムでの連載だったためご本人はとても嫌だったようですね。
    もう少しフィクションの要素がを強くした小説にしてしまえばよかったのかな。読み手としては大変楽しい父子のエピソードなんですけど。

    私も子供の自主性を育てる子育てに基本的に賛成です。
    しかしながらこの本の時代から30年ほど進んだ現代ではここまでの自由は親子共にないかもしれません。
    周りのママ友の意見なども聞くととかく揺れ動きますが、この本を読んで、やっぱり子供を一人の人間として信じて付き合っていきたい

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    2019年10月02日
  • 孫物語

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    ネタバレ

    8月22日の読書:孫物語 椎名誠

    カバー裏より
    『世界を飛び回っていたシーナが自宅に落ち着くことが多くなった。その理由は、なんと「孫」。本好きな長男、口が達者な長女、無鉄砲小僧の二男。ドタバタ騒がしい三匹のかいじゅうの成長ぶりを、基本的にダラシナイにやけ顔で見つめるシーナ。ぐんぐん新しいことを吸収する孫たちに対し、どんどんいろんなことを忘れていくじいじいは、ウロタエながらも大奮闘!孫愛にあふれた「じじバカ」エッセイ。』

    まさかシーナ君くんの「じじバカ」ぶりを読む日が来ようとは…。
    ぬけぬけと「子どもより孫は可愛い」というシーナくん。
    しかしシーナくんも早、70歳を過ぎているのだ。
    複雑な気

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    2019年08月31日
  • 岳物語

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    何度読み返しても子どもの成長をあたたかい視点でかいてありほっこりする。こんな親でありたいと思っていたが難しいなぁ

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    2019年03月11日
  • 蚊(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    ネタバレ

    2019.01.07

     小学校の塾で、国語の先生から特別賞としてこの小説を譲ってもらった。思えば、これが私の読書人生の始まりであって、それから今日に至るまで仕事でも余暇でも多くの本を読む最初のきっかけになった本である。

     全体として、当時の椎名さんらしい「面白い」文章に笑いが出てしまう。電車の中で読んでは危ない。
     「真実の焼きうどん」や「蚊」「戸間袋急行」など、日常の何気ない(どうでもいい?)風景をこれほど広げるのは見事。
     突如目の前に現れ消えた鶏と、なくした万年筆との関係に謎が残る「さすらいのデビルクック」、占い一家に焦点をあてた「よろこびの渦巻き」など、面白かった。
     電車に紛れ

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    2019年01月07日
  • 孫物語

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    自分が独身時代、そして結婚後も何度も読んだ「岳物語」の岳少年が大人になり、結婚して生まれた3人の子供たちとジイジイとなった椎名誠さんの私小説。

    岳物語の舞台になった武蔵野の家から新宿の西側に引っ越し、その武蔵野の家を処分しようという話に時間の経過を感じる。そして全く無責任に寂しさを覚える。

    孫の成長を見てしみじみ喜んでいる姿に、やっぱり岳物語で感じた「理想のお父さん」が、年月を経て「理想のおじいちゃん」になったのだと思った。

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    2018年11月20日
  • 定本 岳物語

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    岳物語は続も含めて3回位は読んでいると思います。それなのにこの「定本」を読む理由。それは岳の文章が巻末載っているという事が大きいです。
    椎名誠を父に、そして僕の敬愛する野田知佑を友とする岳少年。年代で言うと恐らく僕と同年代だと思います。
    直情径行だけれども明るく自分の道を進む彼の姿は、弱腰な少年だった僕にはまぶしく、「ああ、やはり生まれた環境で色々ちがうんだな」と大人ながらに振り返っていました。
    しかし考えてみれば大ベストセラーの主人公たる少年に、図らずも抜擢されてしまった彼の心境を慮ると、そんなに単純な事でもないなあと感じています。

    僕自身は父親と遊んだ記憶も、二人で出かけた記憶もありませ

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    2018年10月27日