椎名誠のレビュー一覧
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「全国不登校新聞」というメディアがあることを少し前に初めて知った。樹木希林さんの本を読んだ際に、フォローさせて頂いている「夜型さん」に、希林さんがこのメディアへメッセージを寄せられているということをコメントで教えて頂いたからだ。
このメディアは、全国不登校新聞社の発刊ですでに20年以上の歴史があり...続きを読むPosted by ブクログ -
メコン川というのは,昔は遠くの異世界の話だったが,何回かメコン沿いの街に行くようになり,こういう本を読んだときにリアルに浮かんでくる光景がある。ルアンパバーンとかビエンチャンとかは実際に行ったしな
ということもあって,本に載っている地図はもうちょっと詳細にしてほしいなあ,と思うとともに,写真ももう少...続きを読むPosted by ブクログ -
『不登校新聞』に掲載された,著名人へのインタビューを再編集した本。
これらのインタビューアは,不登校・引きこもりの当事者・経験者である子ども・若者編集部たち。代表理事の奥地恵子さんの言葉を借りると「自分が本当に聞きたいことを聞くという真剣さが引き出すのか,二十名の方々の深い人生観に出会えました」...続きを読むPosted by ブクログ -
当事者の視点や思いで当事者参加型を目指して
発行されている不登校新聞の
インタビュー記事がまとめられている。
インタビュアーは当事者、経験者で
本人が話を聞きたいと思った人のところへ赴くという。
当事者同士で話し合い、共感をすることは重要だが
経験者、先達と話をすることで
先が見通せたり、新しい...続きを読むPosted by ブクログ -
読みながら思ったことは、学校に行きたくなくなる前にこういう本を読んでいてもらいたいなあということ。
逃げてもいいんだ、という感覚があって耐えるという選択肢がより現実的になると思うので。Posted by ブクログ -
2019.01.07
小学校の塾で、国語の先生から特別賞としてこの小説を譲ってもらった。思えば、これが私の読書人生の始まりであって、それから今日に至るまで仕事でも余暇でも多くの本を読む最初のきっかけになった本である。
全体として、当時の椎名さんらしい「面白い」文章に笑いが出てしまう。電車の...続きを読むPosted by ブクログ -
不登校というテーマを通じて、インタビューされる側の人生観もすくい上げる一冊。
囲い込まれた環境で、今そして過去に辛い思いをした人に確実に届く力を持っている本だと思う。Posted by ブクログ -
徐々に父親から離れていく岳の姿に、父の立場としての寂しさと、息子としての立場の切なさ、両方を感じた。
中学に入学するまでの残り10年弱、あれもしたいし、これもしたいし。ロードマップでも描いてみようかな。Posted by ブクログ -
著者とはアウトドアを趣味にしている頃に野田知佑氏つながりで出会った作家だ。ただし著作は『わしらは怪しい探検隊』1冊しかもっていなかった。現実世界のどこにもない地理的背景の地名と、同じように有り得ない人名。核戦争と思われる戦後の荒廃した世界というのはステレオタイプだが、飽きることなく読み進めることがで...続きを読むPosted by ブクログ
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行動の豪快さもあるが、観察眼、語り方の鮮やかなこと、鮮やかなこと。センスもきわめて独特。話が行ったり来たりするのにもかかわらず、なぜかスムーズに読めてしまう。Posted by ブクログ
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椎名誠と言えば、『哀愁の街に霧が降るのだ』に衝撃を受けて以来の大ファンで、(多作なのでとても全部とはいかないけれど)エッセイも含めかなり読んで来た。
新聞社主催の講演会の抽選に当たったこともあり、その時サプライズで野田知佑さん沢野ひとしさんとのトーク、木村弁護士の歌まで聞くことができたのはファン冥利...続きを読むPosted by ブクログ